第一章
転入初日
4月7日 新学期


母「海斗ー!遅刻するわよ!」
海斗「zzz…」
母「海斗!早く起きなさい!転校初日でしょ!」
海斗「ん…?うわ!やばいもうこんな時間!」

俺は小林海斗。高校2年生
親父の仕事の都合で、神奈川県の櫻坂学園に引っ越してきた。
もともと神奈川県に住んでたのだが、小学生の頃千葉県に引っ越し、また戻ってきた。
今日から櫻坂学園に転入するのだが、、昨日夜遅くまでゲームをしていて、案の定起きれなく遅刻寸前。

海斗「なんでもっと早く起こしてくれなかったんだよ!」
母「何回も呼んだわよ!そもそも夜遅くまで起きてたから悪いんじゃない!」
海斗「うっ…それより早く準備しないと!」

俺は急いで準備した。やっぱり遅くまで起きてるとよくない。

海斗「行ってきます!」
母「海斗!ご飯!!おにぎり作ったから、食べながら行きなさい!」
海斗「さんきゅ!いたってきます!」
母「行ってきますといただきますが混ざってるわよ…」

母からもらったおにぎりを片手に、学校に向かった。
海斗「やっばい急がないと!」

学校に向かって走っていると、途中の坂に大きな木を見つけた。

海斗「ここの桜は全然変わらないなぁ。」

心地よい春の陽気の中、桜が春風に吹かれていた。
その桜の木の下に、座っている人がいた。

海斗「ん?誰だろう…」

少し近づいてみると、女性の姿が見えた。
その瞬間女性が俺に気づいて目が合った。

海斗「あっ…」
???「ん…?」

いきなり目が合って、動揺してしまった。

海斗「あの…」
『キーンコーンカーンコーン』

喋ろうとした時、学校のチャイムが聞こえた。

海斗「あっやべ!!」

俺は全力ダッシュで学校に向かった。
途中後ろを振り返ると、女性がこっちを不思議な顔で見ていた。

海斗「ごめん!なんでもない!さよなら!」
???「あっ…これ…」

俺は自分がやらかしたことに気づかず、学校に向かった。


ようやく学校に着いた俺は、職員室に向かった。

海斗「失礼します…今日転校してきた小林海斗です。遅刻してすいません…」
「初日から遅刻とは度胸あるねえ。」

綺麗な先生がこっちに向かってきた。

「今日から小林くんの担任になります。齋藤飛鳥です。」
海斗「あっよろしくお願いします。」
飛鳥「なんで遅刻したの?」
海斗「夜遅くまでゲームしてました…すいません。」
飛鳥「はあ…まあいいや。じゃあこれから教室に向かうよ。」
海斗「はい…」

齋藤先生に連れられて教室に向かった。

飛鳥「ここが君の教室。2−2組ね。」
海斗「はい。わかりました。」
飛鳥「それじゃ、私が呼んだら入ってきてね。じゃ、よろしく。」
海斗「えっ、齋藤先生、ちょっと…」

齋藤先生はそそくさと、教室に入ってしまった。
海斗「淡々としすぎじゃないか…?」

飛鳥「はいみんなおはよう。新学期始まって2日目だけど、さっそく転入生を紹介しまーす。」
???「えっ、転入生!?」

教室がザワザワし始める。転入生ってこんな気持ちなのか、、すごく緊張する。

飛鳥「それじゃ入ってきてー。」
ガラガラ…
飛鳥「じゃ、自己紹介お願い。」
海斗「千葉県から引っ越してきました。小林海斗です。よろしくお願いします。」

教室のみんなが拍手する。雰囲気が良さそうで安心した。

飛鳥「じゃあ、小林くんは一番後ろの窓際の席に座って。」

そう言われて席に座ると、隣の子から話しかけられた。

???「私、田村保乃。よろしくね小林くん!」
海斗「田村さん。よろしくお願いします。」
保乃「同い年なんだし敬語じゃなくていいよ!」

田村さんは笑顔がとても綺麗な人だった。

海斗「ああごめん。じゃあよろしく!」
保乃「うん!よろしくね!」

すると前の子も、後ろ向いて話しかけてきた。

???「大園玲です。よろしくね。」
海斗「大園さん。こちらこそよろしく。」
玲「小林くんは、ずっと千葉県にいたの?」
海斗「いや、もともと神奈川に住んでたんだけど、親父の仕事の都合で、千葉県に引っ越して、また戻ってきたんだ。」
保乃「へえ!そうなんだ!」
玲「じゃあもしかしたら、知り合いいるんじゃない?」
海斗「どうだろう?小学生までだから、流石にいないと思うよ。」
保乃「いやぁわからないよ??」

3人で話していると

飛鳥「ほらそこうるさいよ!今は私の話なんだから静かに!」
3人「すいません…」

さっそく怒られてしまった…

■筆者メッセージ
初めましてさかまるです。
これから頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
さかまる ( 2025/07/18(金) 17:18 )