第3章【新天地編】
35話
修二放出後レアルは日本人選手の久保選手を獲得し注目されている。
移籍市場は大きく動くがシティは1年のCL出場権が無い上に補強にも制限を掛けられ修二以外の選手の獲得はなかったようだ。

「修二!最近調子上げてきたな!」

「監督お疲れ様です!みんな俺をフィニッシュに置いてくれるから必死に決めてるだけですよ!」

「フィニッシュに置くほど信頼してるって事だよ。なんせ得点ランキングではシーズン半分終わってケインと並んで得点王。国内カップはアグエロと仲良く2位だもんな!」

「監督がウィングとトップをローテーションで使ってくれるから出場時間も増えてるおかげです!」

「ザネ、スターリング、修二の爆速トリオはどんな相手でも嫌だろうな。オマケにみんな足下も上手い」

「そう言ってくれてありがたいです!次の試合も頑張りますね!」

「おう!よーし!練習再開だ!」

シティの練習はなんと言うか、密度が濃い。多彩な戦術を頭に入れながらその時何がベストかを考えながら動く。午前だけだがすげー疲れる。

「はぁはぁ。疲れたー。」

「ラストにフリーキック!決めた者からダウンに入れ!」

「「「おっす!」」」

デブライネ含む試合でフリーキックを任される選手は難なく決めていき修二がまた1人だけ残された。

「修二〜早く決めないとミーティング出来ないぞ〜」

「試合で任せるのに何年掛かるかな〜」

と冷やかされたが修二には聞こえてない。
体の力を極限まで抜き、ゆっくり踏み込み左足を振り抜くとゴールの外から完璧な弧を描いてゴールに吸い込まれた

「「うぉー!!!!」」

「すげーぞ修二!」

「コノヤロー、シカトしやがって!」

ダウン中の選手が修二をもみくちゃにするために走って来て修二もそれを受け入れていた。

監督もそれを見ながら笑っていたが軽く注意するとその場で明日の試合でフリーキックを修二に蹴らせるとだけ伝えミーティング室へ入っていった

「お、俺が。」

「まー、明日はチャンピオンシップから上がってきたアストン・ヴィラだから点沢山取って気軽な気持ちで蹴らせてやるから安心しろ!」

「アグエロ…あざっす!」



そして次の日、彼女達が黙って来ていた

「まさかフランスのチームにななみんが来るなんてな!」

「私もオファー来てびっくりしてるよ。昨日引越し終わって1週間アウェイ試合でデビュー戦はホームだからって監督が言うからチームの帰ってくる1週間オフになったし。なぁちゃん誘って修二の頑張りを見てやろうと思ったのよね。
どうせあんたら会わずにいるんでしょ?」

「ちゃんとテレビで活躍見てるよ!修二凄い頑張ってるから私も負けてられない!」

「テレビで見て満足なの?」

「ほ、本当は会いたい…」

「もー!可愛いんだから!」

2人はスタジアムのVIPルームへ案内された

「またVIPルーム?」

「ふっふっふっ。修二の身内ですって電話しといた!」

「流石ななみん!」


そんなこんなで試合が始まる。

東魁 ( 2020/08/11(火) 21:30 )