第3章【新天地編】
30話
「みんな!今日からプレーオフの間我らシティの選手としてテスト参加する橋本修二だ!プレーオフで契約切られないよう頑張ってくれ。」

「お、おっす!皆さんよろしくお願いします!」

「キャプテンのシルバだ、よろしくな。分からないことは俺に聞いてくれ」

「はい!ありがとうございます!」

「ジェズス!修二のアップに付き合ってやれ!ポジションも年も近いだろ!」

「了解です!修二やるか!」

「おっす!」

アップを済ませると8対8の25分ゲームをする事になり監督がチーム分けをしてそれぞれ作戦会議を済ませ開始した。

チームA
FWアグエロ、修二
MFシルバ、デブライネ
DFストーンズ、オタメンディ、カンセロ
GKブラボ

チームB
FWスターリング、ジェズス
MFロドリ、フェルナンジーニョ
DFウォーカー、ラポルト、メンディ
GKエデルソン

「修二、キャプテン命令だ。自由にやれ!」

「おっす!」

イタズラな笑顔で元気よく返事するとゲームが始まった。

スターリングとジェズスのスピードに掻き回されるAチームだったが、ストーンズがボールを奪いデブライネが自陣中央で貰うとサイドに居た修二に向けてフライスルーパスを放つが。

「あ、やべ。修二すまん!強すぎた!」

そう叫ぶが修二はボールに追い付き一気にチャンス。中に切り込みそのまま左足を振り上げシュートモーションに入るとウォーカーがスライディングで止めに来るが修二は振り抜かず足の裏でボールをコントロールしウォーカーをやり過ごすと、エデルソンと1対1。攻撃的GKのエデルソンはすぐさま出てくるがシャペウでエデルソンの頭をボールは悠々と越えて行き頭で優しくゴールまで運んだ。

「あ、足はえー。」

「自分で出しといて何言ってんだ」

「いや、ザネに出す力で蹴ったから間に合わないと思ったんだが、スゲーなアイツ」

「自由にやれとは言ったがホントに自由過ぎるくらいのプレーだな。」


アグエロ、デブライネ、シルバは修二のスキルやポテンシャル関心するとニヤッと笑いながら戻ってくる修二を笑顔で迎え入れた

「よし、修二!次も裏抜けのパス出すが、みんなが上がるまでキープしてくれ。」

「了解です!」

次はシルバのスルーパスに追い付くとただキープするだけでなくストリートフットボールの魅せる技などでウォーカーを翻弄しみんなが上がるのを確認すると立ち止まりノーモーションからトップスピードへの急加速で縦に逃げウォーカーを置き去りにすると中へセンタリング、大きく曲がりながら沈んだボールの先にはタイミング良く走り込んだシルバが勢いそのままのボレーシュートで応えた。

「修二!お前最高だ!」

「次俺にくれよ!」

「お、おっす!」

シルバとアグエロに褒められこのチームでのサッカーが懐かしくとても楽しく感じた。

「よーし!みんなお疲れ!」

(あれ?もう終わりか。楽しかったのにな。)

グアルディオラの声で練習を終えるとまだ正午過ぎだと言うのに選手みんな帰り支度をしていた

「シルバさん!もう練習終わりですか?」

「あぁ、なんだ?まだボール蹴りたいか?」

「修二!飯行くぞ!」

シルバに練習終わりの確認をしているとグアルディオラから飯に誘われた。それも2人で。そして近くの高そうな料亭に入った。

「ん?緊張してるのか?」

「あ、いえ!そういう訳では。」(当たり前だろ!いきなり監督と2人っきりだぞ!)

「どうだった?シティは」

「とても楽しかったです!みんないい人だしこんな俺を受け入れてくれて。」

「そうか、それは良かった。では契約の話をしよう。230万ポンドでどうだ?」

「へ?いや、プレーオフだけじゃ」

「何言ってる。契約期間は5年でどうだ?」

「それって」

「君をシティに迎え入れたい。リバプールのリーグ独走を追い抜くには君の神速が必要だ。年俸が不満か?欲張りだな〜」

「いや、ポンドの単位が分からないです。230万ポンドって日本円ではどのくらいです?」

「約3億だ。」

「えー!?3億!?」

「おいおい、驚き過ぎだろ。だがこの金額に見合う働きが出来なければ容赦なく減俸もしくは放出するぞ。ここはそう言う世界だ。」

契約書を修二の前に置きながら真っ直ぐ曇りのない目でそう言う。修二は悩むまもなく笑顔で答えた

「監督…よろしくお願いします!」

契約書を書き終え監督に渡すと丁度注文していたものが来た

「おう!よろしくな!移籍金は君の場合ほぼ無いからクラブとしてもお得な選手だったよ!試合は明後日、期待してるぞ。」

「YES!BOSS!」


■筆者メッセージ
忙しくて更新遅れてます。
待っている方が居ると思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
頑張って更新しますので応援よろしくお願い致します。
東魁 ( 2020/08/04(火) 17:01 )