第2章【クラブワールドカップU-18編】
23話
試合後、昨日のメンツにプラスで生田家、松村家、ジダン、アザールも誘いこの前にもまして贅沢なメンツでご飯へ向かった。店には会場の近くと言うのもありサッカーファンが多かったためファン対応を済ませてから店に入った。

「あー。負けたもーた」

「負けたものは仕方ないよ、僕もキングに手も足も出なかったし。」

「落ち込むな翔太!敵討ちは任せろ!」

能天気な修二に冷静にアザールが口を開く

「対峙したらわかるがあれは本物の怪物だ、ここまで差があるとは思わなかったな」

「キープ力が強みなのにたくさん取られてたもんな〜」

「煽るなノアン、勝つのは難しいと思っていたが流石にここまで差がつくとは思ってなかったな」

ジダンがアザールのフォローをしながらも予想外のことに正直に発言すると翔太も口を開く

「明日の試合キングやハルクだけではなくあののDFにも気をつけなきゃね。」

「そんな凄い奴いるのか?」

「いや、修二に言っても意味ないやろ。どーせこいつやること変わらへんねんから」

「悠人、バカにしてんのか?そのやること変わらへん奴からの失点で負けたんだぜ?」

「2人ともやめろよ。」

2人の年齢より低いレベルの口喧嘩を翔太が止めた

「まー、頑張りや。負けたら代表戦で1試合丸々パス出さへんから」

「おう、勝ってくる。ってか素直に言えよ!」

そんなこんなで大人数の食事会は終わり修二とノアンは遠回しにエールを貰った。




その頃ユベントスの泊まっているホテルでは

「キングまたレアルのビデオ見てるのか」

「あぁ。なぁハルク、橋本修二についてどう思う。」

キングが同世代の選手に興味を持った事がとても珍しかった為ハルクはいつものように冗談で答えるのを辞めまじめに答えた

「スピードと決定力は一級品だがパワーと足もとのテクニックはヨーロッパでプレーするなら物足りないと思うな。試合ビデオ見た感じだと結局ノアンのパス頼みのイメージだな。そのどちらかを極めればキングにも匹敵する選手になるかもな」

「フッ。それは冗談か?まー、やはりキーマンはノアンだな。明日ノアンのマークは俺。橋本修二にはアイツをつけよう。」

ニヤッとキングが笑うとハルクも「あぁ、あいつか」と言いながら笑った



東魁 ( 2020/07/21(火) 07:08 )