03 プロローグB
杉山「ふぅぅ・・・」
愛佳は部長室の前で呼吸を整える。
杉山(大丈夫、私なら出来る・・・大輔さんのためだもん)
コンコンコン
杉山「・・・失礼します」
愛佳が部長室へと入っていく。
部長「ん・・・ああ、君が杉山くんか。まあ座りたまえ」
杉山「はい」
愛佳がソファに腰を掛けて部長と対面する。
愛佳のメガネの奥の瞳は、既に潤んでいた。
部長「山下くんから、君が私と二人で相談したいことがあると聞いたのだが・・・どうしたのかね?」
杉山「はい・・・それが私・・・私・・・」
部長「お、おい、どうした!?」
部長は、突然泣き声を出し始める愛佳に戸惑った。
杉山「ぐす・・・ごめんなさい・・・私・・・マネージャーからセクハラされて・・・」
部長「マネージャー・・・?山下くんか?」
杉山「はい・・・誰にも相談できなくて・・・どうしたらいいのか分からなくて・・・」
頬に涙(事前にさしておいた目薬)が伝っていく。
部長「お、おい・・・そんな酷いことされたのかね!?」
杉山「はい・・・」
スッ・・・
愛佳が立ち上がり、メガネを外してデスクの上に乗せる。
杉山「こういうことを・・・」
愛佳がソファーに座っている部長のスラックスのチャックを開けてパンツをずらし、手でペニスを引きずり出した。
部長「な、なにを・・・!?」
突然の思いもよらない展開に動揺する部長。
杉山(ええ!何このおちんちん・・・!?)
部長のペニスはまだ萎えているものの、今まで経験した中で大きいと感じたそれより長さ、太さともに更に一回り大きいのではないかと感じた。
はむ・・・
杉山「んむ・・・ほうやってむりやり・・・むぐぅ・・・」
口に収まり切らない巨大なペニスを頬張る愛佳。
じゅぷ、じゅぷ・・・
唾液で滑りを良くしながら顔を動かしていくと、みるみる勃起してきた。
部長「ち・・・ちょっと待て!誰か来たらどうする!?」
杉山「ん・・・ふぐ・・・ちゅぷ・・・」
愛佳は部長の言葉を無視してフェラを続けていく。
部長(ぐっ・・・小娘のくせに上手いじゃないか・・・わしも溜まってるから・・・)
愛佳は一際固くなってきたペニスに射精が近くなったことを感じ、一気に喉奥に当たるように顔を押し付ける。
杉山「う・・・ぐえ・・・んむむ・・・」
愛佳は苦しさを我慢してセルフイラマを続けていく。
部長「や、やめ・・・く・・・!」
ドピュッ!ドピュッ!
しばらく性行為をしていなかった部長は、愛佳の頭を手で抑えつけて口内にザーメンを吐き出した。
杉山「んぐぅ・・・む・・・ごく・・・ごく・・・んく・・・」
杉山(す、すごい量・・・こんなの飲み切れない・・・)
その巨大なペニスに見合う大量のザーメンを飲み切れず、床に吐き出してしまう。
杉山「ふぐ・・・げ、げほっ・・・ご、ごめんなさい・・・」
部長「・・・あ?あ、ああ・・・構わんよ」
絨毯をザーメンで汚してしまったことを謝る愛佳に、数ヶ月ぶりの射精で呆けていた部長が答えた。
杉山「ふふ、優しいんですね・・・」
愛佳が近くにあったティッシュでペニスと絨毯を拭いていく。
杉山「それで、これから・・・」
部長「す、すまん・・・悪いがこの後来客があるんだ・・・」
部長の肩に手をかけようとした愛佳の手を、慌てて払いのける。
杉山(大輔さんから聞いたスケジュール通りね)
杉山「まだ聞いてもらいたいことあるから・・・」
愛佳が一枚の紙切れを渡す。
そこにはホテルの名前と時間が書いてあった。
杉山「ここで待ってます・・・」
部長「え、お、おい!」
愛佳はメガネを手に取り、そのままを出ていった。
部長(なんだ、あの小娘は・・・しかし、これは山下くんを糾弾できるネタが手に入るチャンスか)
部長(今夜は会食の予定も無いし、行ってやるか)
夜、とあるビジネスホテル
杉山「・・・あ!来てくれたんですね!」
先に到着していた愛佳がロビーで部長を待っていた。
昼間と同じ黒縁メガネを掛けて、マスクに帽子・・・声を掛けられなければ、恐らく気付かなかったであろう変装をして。
二人はチェックインして、客室へと入っていく。
部長「よっこらせ・・・っと」
部長はジャケットを脱ぎ、ネクタイを外しながらベッドに腰を下ろした。
杉山「周りに聞かれたく無かったから・・・」
愛佳はメガネを外してデスクの上に置きにいく。
杉山(えっと・・・この角度で大丈夫かな・・・)
部長「で、山下くんの件だが・・・」
その時愛佳が手持ちのバッグから瓶を取り出して、何やら口に含んでいた。
ぼふっ
その後いきなり部長に抱きつき、強引に唇を重ねて唾液と一緒に口に含んだ何かを流し込んでいく。
杉山「んむ・・・ぷはぁ・・・」
杉山「部長さん・・・私・・・私・・・」
唇を離した愛佳が部長に抱きついたまま、泣き声で訴えはじめた。
部長「ま、まあ落ち着きたまえ・・・そうだ、紅茶でも淹れようか。飲めるか?」
そう聞かれた愛佳はコクンと頷いた。
部長が愛佳を剥がして部屋に備えついている電気ケトルでお湯を沸かし、ティーバッグの紅茶を淹れた。
杉山「ありがとうございます・・・ずず・・・あったかい・・・」
部長「まずは落ち着いて・・・ゆっくり話しを聞くから」
それから数十分間、対した会話も無くお互い無言の時間が過ぎていく。
部長(何だ・・・?急に熱くなってきた・・・)
額に汗をかきはじめた部長がハンカチを取り出して拭っていく。
杉山「部長さん・・・私も熱くなってきました・・・」
その様子を見た愛佳が、急に立ち上がり身に纏っている服を脱ぎだした。
部長「お、おい、一体何を・・・!?」
目の前で全裸になった愛佳を見て動揺してしまう。
部長(おかしい・・・何だこの熱さは・・・)
全身熱を帯びたように熱くなってきて鼓動も早くなっていくのを感じる。
特にペニスへ血が集まってきて、ビクビクと脈打ちはじめていた。
杉山(ふふ・・・効いてきた)
杉山「ねえ、部長さんも脱ぎましょ・・・♡」
部長「あ、ああ・・・」
部長は全身から汗が吹き出してきて、意識も朦朧としだしてきた。
カチャカチャ
部長のベルトを外してスラックスを脱がす愛佳。
そのまま荒い息をついている部長をベッドに寝かせ、シックスナインの体勢を取る。
杉山(す・・・すごい・・・やっぱりこのおちんちん大きすぎる・・・)
まだ何もしていないのに猛々しく勃起しているペニスの大きさに、改めて驚かされる愛佳。
杉山「はむ・・・んく・・・」
大きく口を開けてペニスを頬張る愛佳。
杉山「むぐ・・・ひゃっ・・・♡んああ・・・♡」
その時、意識が朦朧としてる部長は目の前にある愛佳のまんこを舐めてきた。
杉山(やだ・・・私も媚薬少し飲んじゃったから、敏感になってるよぉ・・・)
先ほど部長に飲ませたのは強力な媚薬だった。
杉山「んん・・・んちゅ・・・むぐ・・・あっ・・・あああっ!♡」
あまりの気持ち良さにペニスから口を離してしまう。
杉山「やっ・・・だめっ・・・♡イクッ・・・イッちゃうっっ・・・!♡」
と全身に力を込めてアクメを迎える愛佳。
まんこから溢れ出す愛液が、部長の口の周りを汚していく。
杉山「んあぁ・・・♡わたしも身体熱いぃ・・・♡」
部長「むぉ・・・うおおお!!」
杉山「えっ・・・?きゃぁぁ!」
絶頂の余韻に浸る愛佳を突然大声を出した部長が自分の上から強引に下ろし、上に覆いかぶさってきた。
部長「ふぅぅ・・・ふぅぅ・・・」
どうやら理性の糸が切れてしまったらしく、充血した目を見開いて愛佳を見下ろしてくる。
杉山「ふむぐっ・・・んむむ・・・」
強引にお互いの唇を重ね、愛佳の口腔を舌でねぶるように掻き回してきた。
部長「ふぅぅぅぅ・・・」
杉山(ひっ・・・そ、そんなの入らない・・・!)
ズブっ!
杉山「ひぐっっ!あっ・・・ああああああ!!」
がっしりと腰を掴まれ、ペニスを奥まで一気に挿入してきた。
杉山(さっ、裂けちゃうっ・・・おまんこおかしくなるっ・・・!)
愛佳が呻き声を上げるが、我を失っている部長はそんなことお構いなしにまんこをガン突きしてくる。
パンッ!パンッ!パンッ!
杉山「ひうぅぅ・・・おぐっ・・・当たって・・・!」
全部入り切らないペニスを、子宮口をこじあけるような勢いで突いてくる。
杉山「あぐぅ・・・あっ・・・ああ・・・くぅぅぅ・・・♡」
まるで年を感じさせないパワフルな腰使いに、苦しさよりも快感のほうが勝ってきた愛佳。
杉山「んああ・・・♡あっつい・・・♡おまんこあついぃぃ・・・♡」
愛佳が飲んだのは少量だったが、媚薬の影響で全身熱くなってきていた。
パンッ!パンッ!パンッ!
部長「ふぉぉ・・・おおおお・・・!!」
杉山「え・・・ちょ、待って・・・んあ・・・ああぁぁぁ!」
ドピュッ!ビュルルッ!!
大量のザーメンを奥に吐き出されて、同時にイッてしまう愛佳。
まんこに収まりきらないザーメンが、ペニスとの結合部から溢れ出していた。
杉山(あついぃぃ・・・大輔さんのじゃない精子中に出されたのに・・・きもちいいぃ・・・♡)
部長「ふぅ・・・ふぅ・・・」
パンッ!パンッ!パンッ!
射精を終えてもまだ固く勃起したままのペニスを、抜かずに再び愛佳に叩きつけていく。
杉山「えっ・・・イ・・・イッたばっか・・・んあ・・・あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
部長の荒々しい動きに身を任せる愛佳。
杉山(あああ・・・もうこわれちゃう・・・♡)
その後部長の体力が尽きるまで、抜かずのセックスを続けていった。
部長「ん・・・あ・・・?」
翌朝、眠りから目が覚めた部長の横には誰もいなかった。
愛佳は行為が終わっだあと疲れ果てた身体をおしてシャワーを浴び、先にホテルから出ていた。
部長「あれ・・・?杉山くんは・・・」
愛佳にキスをされ紅茶を飲んでいたあたりまでは覚えているのだが、その後の記憶がどうにも抜けていた。
ただ剥き出しな下半身と愛液とザーメンでびしょびしょになったシーツを見て、自分が我を失って何をしてしまったのかを後悔した。
一方愛佳は、ホテルを出たその足で山下のマンションに行っていた。
山下「おう、お疲れさま」
杉山「大輔さん・・・はい、これ」
愛佳は着用していた黒縁メガネを山下に渡した。
山下「大変なことお願いしちゃって・・・ありがとうな、愛佳」
愛佳の額にキスをして、メガネに仕込まれていたSDカードを抜き取った。
杉山「えへへ・・・♪」
愛佳の掛けていたメガネは隠しカメラ付きのスパイカメラで、部長室でのフェラ抜き、そしてホテルでのセックスの一部始終が記録されていた。
山下(よし・・・これならいけるな・・・)
杉山「ねえ、大輔さん・・・」
山下「ん?どうした?」
山下がパソコンのモニターから振り返ると愛佳がもじもじとしていた。
まだ媚薬の効果が残っているのか顔を赤く染めて。
杉山「大輔さん・・・ご褒美ください・・・♡」
山下「ふっ・・・部長の巨チンに散々やられたのに、まだ足りないのか?」
杉山「そっ、そんなこと・・・。でも、大輔さんに抱かれたいんです・・・」
山下(ほんとに可愛いヤツだ・・・)
山下「分かった。こっちへ来な、愛佳。タヌキ親父のこと忘れさせるくらい激しく抱いてやるよ」
杉山「・・・はい♡」
愛佳はその言葉を聞いて、喜々として服を脱いでいくのだった。
そして、翌日部長に呼び出された山下。
部長は愛佳に聞いたセクハラ行為で山下を糾弾しようとしたが、撮影されていた愛佳との破廉恥な行為を見せられて撃退されてしまった。
そして部長経由で、予算の増額、更に脚本や演出なども山下に一任するということを上層部に決めさせることができた。
山下(ふふふ・・・これで好きなようにやれるな・・・)
山下は自分の思い通りに事が進んでいる喜びを感じながら、プランを練っていった。
そして迎えた特典映像の撮影日。
プリマステラのメンバーが早朝から現場入りしていた。
水野「やっぱこの衣装、ちょーかわいいよねー」
末永「ほんとだよ。こんな可愛い作ってくれた衣装さんには感謝だね!」
メンバーはMV撮影以来にプリマステラの衣装を着用していた。
山下「よーし。じゃあみんな、段取り説明するから集合してくれ」
山下の呼び掛けに全員が集合する。
メンバーには『特典映像の撮影』とだけ伝えていて、詳細なスケジュールについては何も伝えられていない。
山下「まず、インタビューの撮影を行う。二人ワンセットでやるから、指定されたスタジオへ向かってくれ。その後のスケジュールは随時説明する」
インタビューと称して、二人ワンセットでの撮影をすることが告げられた。
6位 岡本彩夏 × 5位 水野愛理
4位 上村亜柚香 × 3位 浅井裕華
2位 末永桜花 × 1位 坂本真凛
この組み合わせで、それぞれ別々のスタジオへと向かっていく。
山下(ふふふ・・・)
山下(さて、次の仕込みを進めるか・・・)
山下はメンバーの背中を見送りながら、この後に起こる展開を想像してニヤリと口を歪ませていた。