SKE48 裏レッスン










































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6幕 白井琴望
04
家族が旅行に出掛けてから6日目の朝

白井琴望は、ほとんど寝られずに深い溜め息をついていた

「はぁ……」

(薬?のせいで私あんなことしちゃった……)

昨夜は、結局山下ともう一人の男に2回ずつ犯され、白井は身も心も疲れ果てていた

しかし、意識が朦朧としながらも、媚薬の影響で犯されながらも快感を得てしまっていたことに、自己嫌悪している

(今夜も来るって言ってた……)

また同じことをされるのかと考え、溜め息をつく

(……取りあえず、学校行ってこよ)


〜〜〜〜〜〜〜

ピンポーン

19時きっかりに玄関のチャイムが鳴る

(来た……)

インターフォンの画面に映る山下の顔を見て、今日何度目か知らない溜め息を漏らした

カチャ、キィ……

「こんばんは」

「あ……今日は1人ですか?」

「ああ、お邪魔させてもらうよ」

山下が上がりこみ、白井の部屋に入っていく

「告知はしたか?」

「あ……はい。今日の8時からインスタliveやるって755に上げました」

「よし。じゃあこっちも準備するか」

「え?準備って……」

山下がバッグから、昨日と同じ媚薬の入った容器を取り出す

「ま、またそれ……おかしくなっちゃうから嫌です……」

「ふふふ。昨日は楽しんでたじゃないか。気持ち良かったんだろ?」

コクッ

白井は小さくうなずく

(でも、昨日のは薬のせい……私はそんなんじゃ……)

山下がパンティを脱がし、媚薬を秘部へ塗っていく

「っっっ」

(冷たいのに熱くなってくる……)

「よし、これでいいか」

(……え?ここだけなの?)

「さて、配信の準備を始めて……下半身は映らないようにな」

しばらくすると、媚薬の効果があらわれてきた

(んっ……またじんじんしてきた……)

たまらず太ももを擦り合わせる

触っていないのに、愛液が滲み出ていた

(もうやだ……)

山下がローターを取り出す

(なに……?卵みたいな形……)

山下がローターを挿入する

「あっっ!」

「ふふ、抵抗なく入っていったな」

「さて、時間だな。配信はじめるか」

山下は画面に映らないように、その場を離れる

(こ、こんな状態で……)

ピッ

『あ、始まった』
『こんばんは!』
『こっちゃん、待ってたよー』

「こんばんはー」

『パンちゃん抱えてるの、かわいい♪』
『今日はSHOWROOMじゃなくてインスタなんだね』

オタク達のコメントが飛んできて返答をするたわいもない配信を続けていた

しばらくして

『あれ?こっちゃん、顔赤くない?』
『本当だ、体調大丈夫?』

一部のオタクが、若干息づかいが荒く、顔を紅潮させている白井の異変に気付いた

「ん、大丈夫!心配かけてごめんね」

(こんな状態でまともに配信なんてできないよ……)

その様子を見ていた山下が、手に持っているリモコンのスイッチを入れた

ヴゥゥゥゥン……

「んあぁ!」

思わず声を上げてしまった

『え?こっちゃん、どうしたの!?』
『体調悪いならムリしなくていいよ』

「んっ……だ、大丈夫……あっ……」

(いや……気持ち良くておかしくなりそう……でも、今はダメ……)

「んっ……んっ……」

ヴゥゥゥゥン

『やっぱ、こっちゃん、様子変じゃね?』
『おいおい、この音ってまさか』
『こっちゃんが変なことする訳ないじゃん』
『本当に無理しないでよ?』

身体を小刻みに震わせ、我慢していても吐息が漏れてしまう

「んん……ごめんね」

それを山下は部屋の隅からニヤニヤして眺めていた

(そろそろ頃合いかな)

ローターの振動レベルをMAXにする

「んんん!」

(あっ、いや!もうダメ!お、おかしくなって……イッちゃう!!)

「んっんんんんんん!!」

胸に抱えているパンダを強く抱きしめイッてしまった

画面には映っていない床には愛液で染みができている

『おいおい、やっぱりこれってヤバいやつなんじゃね?』
『そんなことないだろ。本当に体調悪いだけなんだよ』
『今日のこっちゃん、何か色っぼいな』

「はぁ……はぁ……みんな、ごめんね。今日は終わり……バイバイ」

プツッ

「はぁ……はぁ……」

(あんな状況なのに、気持ち良すぎて……イッちゃった……)

短時間だったので視聴者は200人程度だったが、ネットでは様々な憶測が飛び交い、プチ炎上していた

「ふふ、ご苦労様」

山下は後片付けをして部屋を出ていこうとする

「……帰っちゃうんですか?」

「ああ」

「あ、あの……私まだ……」

顔を真っ赤にして。もじもじと太ももを擦り合わせる

「どうしたいんだ?」

「……今日も、私をめちゃくちゃにしてください……」

「仕方ないヤツだな……相手してやるよ」

白井の顔に笑みがこぼれる

(媚薬の影響もあるだろうが……堕ちたな……)

白井は、ついに快楽の虜になってしまった

「これからは、俺の言うことを何でも聞くんだぞ」

■筆者メッセージ
白井琴望編、ひとまず終わりです。

もしかしたら、続編書くかも知れませんが……

読んでいただいた方、ありがとうございました。
ブラック・キャット ( 2018/07/18(水) 06:36 )