02
水野(えっと・・・C組の△△君?どんな人だっけ・・・)
同学年だが別クラスなため、名前を見ても顔が思い出せないでいた。
水野(まあ、会えば分かるかな)
水野(最近お仕事でもプライベートでもエッチなことしてなくてご無沙汰だったから・・・二週間ぶり?すごく楽しみだな〜♪)
そして授業が終わって放課後を迎える。
愛理は指定された体育館の用具室裏へと足を運んだ。
水野(こんな所に呼び出すなんて漫画みたい。でもまだかなあ・・・)
予定時間を過ぎても現れないのをスマホの時計をちらちら見ながら待っていた。
男A「あっ、ごめんなさい・・・遅くなっちゃいました」
水野「あっ!」
小走りでやってきた男子を見て思わず声を上げた。
水野(この子見たことある!見た目なよなよして草食系な感じで、前から気になってたんだ〜)
水野「△△君!こうやってお話しするの初めてだね♪」
男A「いつも遠くから可愛いなあって見てたから・・・。でも恥ずかしくて声掛けられなくて・・・」
水野(おどおどしてて、可愛いなあ♪)
水野「ねえ△△君。『愛理ちゃんに僕の初めてを捧げたい』って書いてあったけど・・・本当に愛理でいいの?」
男A「あ、うん・・・。愛理ちゃんになら僕・・・」
水野「ふふ、嬉しいなあ・・・。ね、キスしたことある?」
男A「え?い、いや、キスなんて・・・」
唐突に聞かれた男子がしどろもどろしながら答えた。
水野(やっぱりキスしたことも無いんだ・・・♪)
水野「じゃあ愛理が初めて貰っちゃうね♪・・・目閉じて」
男A「うん・・・」
愛理が背の高い男子の後頭部に片手を回す。
頭を下を向けさせた後、少し背伸びする感じで男子と唇を重ねた。
水野「んっ・・・」
キスをしてから数秒後、男子が愛理の腰に腕を回して舌を口腔にねじこんできた。
水野「んん・・・んぁ・・・」
水野(何この子・・・キス上手い・・・エッチなビデオとかで覚えたのかな・・・)
くちゅ、くちゅ・・・
水野(や、やだ・・・初めての子にキスだけで気持ちよくさせられちゃう・・・)
お互いに舌を絡めてディープキスを続けていく。
愛理は蕩けてきそうな気分になりながら、男子の下半身にもう片手を伸ばしてズボンの上からペニスを擦った。
水野(うそ・・・なにこのおっきいの・・・)
水野(これが私の中に・・・♡)
ズボン越しでも分かる巨根の感触に身体が疼いてきた。
水野「ん・・・ぷはあ・・・」
長いキスを終えて離れると、お互いの唇から唾液が糸を引いていた。
水野「△△君、凄い上手だったよ・・・♡どこで覚えたの?」
愛理は顔が赤くなっているのを感じながら、キスの感想を伝えた。
水野「ねえ、場所変えよ?ここじゃ誰かに見られちゃうかもしれないし・・・ホテル代は愛理が出すから♡」
グイッ
男子はニヤリと唇の端を歪め、ホテルへ行こうと提案する愛理の手首を掴んだ。
男A「いや・・・場所を変える必要は無いよ」
水野「えっ・・・?」
ガチャッ!
すると用具室裏口の扉が勢いよく開き、二人の男が飛び出してきた。
水野「え・・・きゃ・・・んんむぐぅぅぅ・・・!!」
叫び声を上げられないように手で口を塞がれ、三人の男の力には抵抗も虚しくあっという間に用具室へと連れ込まれてしまった。
ドサッ
男A「ここなら誰も来ないから安心しな」
用具室の床に放り出され、突然豹変した男子の態度に怯える愛理。
男B「いやー、計画通りだな!」
男A「全く、童貞演じるのは疲れるぜ」
水野「ひ・・・な、なにするの・・・?怖い・・・」
男A「何するって・・・この状況で何するか分かるだろ?」
男C「うちの学校に童貞食いのドスケベアイドルがいるって噂は聞いてたけど、まさか愛理がこんなことしちゃってるとはね〜」
男子はスマホの画面を愛理に見せた。
水野「う、うそ・・・何で・・・・・・」
それは先日、童貞の男子と教室でセックスしているシーンを撮られたものだった。
水野(まじ・・・見られてたの・・・!?)
男C「これSNSに流しちゃったらどうなるんだろうなあ〜?間違いなくアイドルは続けられないよね〜」
ヘラヘラと笑いながら言われる言葉に、愛理の顔が青ざめていく。
水野「い・・・いや・・・!助けて・・・!」
男A「この倉庫壁厚いから、外には聞こえねえよ」
男B「とっととヤッちまおうぜ」
ブチブチッ!
水野「いやっ!いやあぁぁぁ!!」
愛理の胸元に手をかけて一気に引き下ろす。
半袖ワイシャツの前ボタンが引きちぎれて、ブラジャーに包まれたふくよかな胸が男子の前にさらけ出された。
男A「こんなむっちりしたデカパイしてよ。スカートの丈もこんな短くして童貞のガキを惑わして楽しんでるんだろ?何本のちんぽ食ってきたんだ?」
水野(や・・・怖い・・・)
愛理の脳裏に初めて参加した撮影会で襲われて、無理やり処女を奪われた記憶が甦ってきた。
男A「俺達ずっと愛理をこうやって犯したくてたまらなかったんだ。そんな怖がらずに楽しくやろうぜ」
愛理にとってまた忘れられない一日がはじまる。