SKE48 裏レッスン










































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37幕 罪と罰 〜相川暖花〜
03
キッ・・・ウィィィィィ

事務所前で待つ相川の横にバンが止まり、助手席の窓が開いた。

男C「相川暖花さん・・・ですか?」

相川「・・・はい。そうですけど・・・」

相川はいきなり声を掛けてきた初めて見る男に、いぶかしげな表情を向ける。

男C「マネージャーの山下さんから相川さんを現場に移動するように頼まれたんだ。さ、乗って」

相川「え・・・あ、はい」

ガチャッ・・・バタン!

山下の名前が出たことで関係者だと信じてしまい、疑いを持たずに助手席に乗り込んだ。

ブォォォォ・・・

相川(そう言えば、今日どこで仕事するかまだ聞いてなかった)

男C「・・・・・・・・・」

相川(まあ着けば分かるかあ・・・)

人見知りの性格で話しかけられず、お互い無言のまま車は目的地に向かって走っていった。

キキィ

相川(ここ・・・?)

車が止まったのは、住宅街から少し離れたところに建つ古いマンション。

男C「さ、着いたよ」

運転していた男が車から降りたので、相川も助手席から降りた。

相川「あの・・・ここですか・・・?」

男C「うん、そうだよ。こっちに」

相川(こんなとこ、初めて・・・)

相川「え、えっと・・・マネージャーは・・・?」

キィィ・・・

男C「山下さんはこの中だよ。さ、入って」

相川は戸惑いながらも、部屋に入っていった。

パタン・・・ガチャ

相川が部屋に入った後、男は後ろ手にドアを施錠する。

相川(なに・・・?)

相川「あの、マネージ・・・」

男A「ほのかちゃん!待ってたよ」

奥の部屋から男が二人出てくる。

相川(?・・・だれ ?)

男B「写真で見るよりずっと可愛い子じゃん」

男達はニヤけた顔で、相川のことをジロジロと見ていた。

相川はまとわりつく視線に気付く。

相川(き、気持ちわる・・・何?この人達・・・)

相川「えっと・・・マネージャーは・・・?」

男A「まあ、こっちに来なよ」

相川「えっと・・・あ、はい・・・」

男に挟まれ、訳が分からないまま靴を脱いで部屋に入っていく。

相川(あれ?この人達どこかで見た・・・?)

どこか男達を見たような気がしたが、どこで見たのか思い出せずにいた。

男A「さ、入って」

相川「え、えっと・・・」

案内された部屋には机も何も置いていない。

ただ、三脚に固定されたビデオカメラが一台あるだけだった。

怪しい雰囲気に相川の表情が強ばっていく。

相川「・・・・・・あ!!」

相川(思い出した・・・!)

相川が何かを思い出して声を上げた。

そんな中、三人の男が相川の方にじり寄ってくる。

相川(この人達、彼のスマホで見た・・・)

男A「へへへ」

相川(ゆうかたんとあゆかにひどい事してた人達・・・!)

ポンッ

相川「い!いや!離して!!」

肩を掴まれた相川が大声を上げた。

相川「な、なにをするの!?ほの・・・あなた達のこと知ってる!!」

男B「へえー。俺達有名人じゃん」

男達がケラケラ笑いあう。

相川「マネージャー・・・マネージャーはどこですか!?」

男A「あれ?聞いてない?今日の仕事のこと」

相川「仕事って・・・んんむっ!?」

肩を掴んだ男が相川の顎を掴み、強引に唇を重ねた。

相川「ん、んむむむ!」

突然の出来事に相川は目を見開き、身体を硬直させる。

相川「い、いや!!助けて!!」

男が唇を離した瞬間、相川が助けを求める。

男A「大声出しても無駄だよ。このマンション俺達しかいないから」

相川「そんな・・・」

男A「それに、君のマネージャーさんからたのまれてんだよ・・・いよっと!」

ビリビリ!

相川「ひっ・・・いやぁっ!!」

男が顎に掛けていた手を一気に引き下ろすと、相川の着ていたワイシャツのボタンがひきちぎれてブラが露わになった。

男A「そんなにのんびりしてる時間は無いんでね・・・へへへ」

他の二人の男は怯える相川を、相変わらずニヤけ顔で見ている。

相川「ゆ、ゆうかたんと亜柚香にも、こうやって乱暴してるんでしょ!?知ってるんだから・・・!!」

男A「へえー、ゆうかちゃんとあゆかちゃんのこと知ってるんだ」

相川「あ・・・あの二人にもこうやって酷いこと!!」

男A「いやいや、ゆうかちゃんもあゆかちゃんも自分達から望んで俺達に抱かれてるんだぜ。なあ?」

男B「そうそう、あの子達は俺達のチンポ大好きだからなあ〜」

相川「う・・・うそ言わないで!」

男C「嘘なんかじゃないって。えっと・・・あ、こんな感じ」

浅井『あふぅぅ・・・んんっ、んんんんぅぅ・・・はぁぁっ!』

上村『あああああうううううっ・・・らめぇ・・・もれちゃうよぅ・・・!らめっ、らめぇっ!』

男が出したスマホに映し出されたのは、この部屋で男達とセックスに興じている浅井と上村の姿だった。

騎乗位でペニスを挿入して一心不乱に腰を動かす浅井と、バイブでまんこを激しくかき回されている上村。

その声、その表情からはとても脅されているようには見えず、むしろ自ら快楽を求めているように相川には見えた。

相川「う・・・うそだよ・・・」

男A「嘘じゃないって。ほのかちゃんだって彼氏といつもヤッてるだろ?」

相川「・・・え?」

スマホで別の映像を見せる。

それは山下に送られてきていた、相川がキスしながら手コキをしている映像だった。

相川「あ・・・あ・・・」

相川はその動画を見て急に血の気が引いた。

浅井の兄と交際していることは周囲には秘密で、浅井と上村以外には知られていないと思っていたからだ。

男A「これ、ゆうかちゃんの兄貴でしょ?」

相川「な、何でそれ・・・」

男A「駄目だよ、“恋愛禁止”のルール破っちゃあ」

男A「マネージャーさん怒っちゃってね。君に教育して欲しいって頼まれたんだよ」

相川「うそ・・・マネージャーにもバレて・・・」

男A「だから大人しくしてもらえると助かるなあ・・・って」

相川「ひっ・・・いっ、いやっ!!」

男が手を伸ばすと、相川は反射的に身体を竦めて反抗した。

男A「ったく、しょうがねえなあ・・・腕抑えろ」

二人の男が相川の両腕を拘束して、胸を開かせた。

そして、もう一人の男が小型のナイフを手に持つ。

相川「ひぃ・・・」

男A「怪我させたくないんでさ、大人しくしてくれよ」

ビッ

ナイフを相川の胸元に持っていき、ブラジャーを切り裂いた。

すると、小柄な割にふくよかな乳房が男達の前に晒された。

相川(は・・・恥ずかしい・・・!)

男A「おおー、いいもん持ってんじゃん」

男達の目線が恥ずかしくなり、目をギュッと瞑った。

相川(こんな・・・彼以外に見せたこと無いのに・・・)

男A「乳首もちっちゃくてピンクで可愛いな」

相川「ひゃぅう!」

デコピンで左乳首を弾かれた相川は、ビクンと反応してしまった。

男B「お、敏感だねえ」

男A「へへ、じゃあこっち触ったらどうなるかなあ・・・」

男がジーパンとパンティの中にいきなり手を潜りこませて割れ目を摩った。

相川「んく・・・や、やだ!」

男A「んー?嫌なの?自分でここ触ったことあるでしょ?」

相川「・・・それは・・・」

相川は図星をつかれて目を伏せた。

男A(オナニーも経験済みか。ふふ、分かりやすいヤツだ)

男A「さ、前置きはこの位にして本番はじめるぞ」

その言葉を聞いた二人の男は、相川の腕を拘束したまま強引に床へ座らせた。

相川「いたっ・・・!」

男A「もうこっちは準備万端なんだ」

男がズボンとパンツを脱ぐと、前もって飲んでいた精力剤の効果でギンギンに勃起したペニスが飛び出す。

相川「そ、そんなの無理・・・」

相川(彼のと全然違う・・・こんな大きいのなんて・・・)

男A「暴れるなよ・・・」

相川のジーパンを脱がそうと男の手が伸びてくる。

相川(誰か・・・誰か助けて・・・お願い・・・!)

ブラック・キャット ( 2021/03/01(月) 22:38 )