05
山下とひなのがシャワーを浴び終えて戻っていく。
『あれ?遅かったですね。楽しめましたか?』
男達がニヤニヤしながら山下に話しかける。
山下「・・・まあな」
山下はそっけなく返事をして、撮影中のビデオカメラの録画残時間を確認する。
山下(まだ大丈夫だな)
長い休憩をして焦れた男達が、ひなのに群がっていく。
青海(ああ・・・こんなにたくさんのおちんちんに犯されちゃうの・・・?)
山下「まだまだ夜は長いんだ・・・お前ら飛ばしすぎるなよ」
青海「そんなに乳首、コリコリしちゃっ・・・あっくぅぅぅ・・・」
敏感になっている乳首を捻られて喘ぎ声を漏らす。
青海(はぁぅ・・・からだがあついよぉ・・・)
それから数十分後・・・
山下に呼び出されたメンバーが現場に到着した。
赤堀(えっと・・・この部屋ね)
コンコン
ドアをノックするが反応がない。
赤堀「あれ?合ってるよね?」
コンコン
もう一度ルームナンバーを確認して、ノックするがまた反応がなかった。
赤堀(もしかして聞き間違ってたかな・・・あ、でも鍵開いてそう)
ノブを回すと、ドアに鍵がかかっていないようだった。
キィ・・・
中の様子を伺おうと、ドアを少し開けた。
青海「ああ・・・ああ・・・ああっ!きも・・・ちいい・・・お゙お゙・・・あっ、ああああ!」
パンッ!パンッ!パンッ!
『ひなのちゃんすっかり堕ちちまって、腰を動かすたびにイってるね』
『中に欲しいの?』
青海「あふっ・・・あっ、あんっ!中!中ほしいの・・・お願い・・・!」
パンッ!パンッ!パンッ!
青海「中に・・・中に出してくだしゃい・・・・・・あああぃっっ!」
ドピュッ!ビュルッ!
『く・・・ふぅ・・・』
青海「あっ・・・はぁぅ・・・中に入ってきたぁ・・・♡」
赤堀(え?え???)
君江の目に飛び込んできたのは、大勢の男に囲まれて正常位でセックスをしているひなのの姿。
光悦とした表情で両手でペニスを掴み、中出しをせがむその光景は無理やり犯されている感じでは無かった。
赤堀(何あれ!?・・・あ、やば!)
ひなのを囲んでいる男の1人と目が合った気がして、慌ててドアを閉じ
赤堀(びっくりした・・・何なの今の)
君江は自分の目で見た光景が信じられないといった表情で、ドアに背を向けへたりこんでしまう。
赤堀(まだドキドキしてる・・・ウソだよね・・・きっと見違え・・・)
ガチャ
唐突にドアが開いた。
部屋の中からは、ひなのの喘ぎ声が聞こえてくる。
山下「どうした?入れよ」
赤堀「ひ・・・い、いや・・・」
全裸の山下を見て顔を引きつらせた。
山下「ったく、しょうがないな・・・」
君江の手を引いて室内に連れ込む。
『きみちゃん!!』
『ひなのちゃんときみちゃんって、今日は当たりだったな!』
パンッ!パンッ!パンッ!
青海「いい・・・いいっ・・・いぐいぐっ・・・!・・・あ゙・・・はぁっ・・・」
『ほら、お友達によがってるの見られるのは』
青海「んひぃっ!んあああぁぁぁ・・・きたぁ・・・ねえ、気持ちいいのぉぉぉ・・・」
赤堀(見・・・見違えじゃなかった・・・そんな・・・)
『・・・イクぞ!』
ドピュッ!ピュルッ!
青海「んほぉぉっ♡奥にザーメン当たってるぅぅ・・・」
ひなののまんこから抜かれたペニスは、ザーメンと愛液が糸を引いていた。
赤堀(あ・・・あ・・・)
君江は壁に手をついて膝を震わせている。
山下「どうした?ほら、お前も服脱いで」
赤堀「や、やだ・・・何言ってるの・・・」
山下「子供じゃないんだから、これがどういう状況だか分からないことはないだろ」
君江は相変わらず表情を強ばらせている。
山下「まさか・・・お前初めてなのか?」
赤堀「は・・・初めてって・・・?」
山下「こういうことするのがさ」
チュッ
赤堀「んんん!!?」
山下が君江の頭を掴んで、キスをしてきた。
君江は目を見開いて身体を硬直させてしまう。
赤堀(え・・・え・・・?)
キスが終わった後も何が起こっているのか頭の整理が追い付かず、混乱したまま山下の顔を凝視したまま固まっていた。
山下「その反応だとまだ処女か」
山下「てっきり遊んでるもんだと思ってたんだが・・・人は見かけによらないもんだな」
『おお!処女だってよ!』
『俺、最初でいい?』
『抜け駆けはダメだろー。じゃんけんで決めようぜ』
男達は君江の処女争奪を決めるじゃんけんを始める。
だが人数が多いので中々勝敗がつかず、長引いていた。
そんな中、少し時間だけ解放されたひなのは仰向けで寝そべったまま荒い息をついていた。
赤堀「こ、こんなの犯罪だよ!警察に行ってくる!」
君江が状況を理解し始め、ひなのが無理矢理レイプされていると思い部屋から逃げ出そうとする。
どさっ!
赤堀「い・・・痛いっっ!」
山下「大人しくしてなって・・・」
君江は山下に腕を掴まれて引き倒され、床に尻餅をついた。
山下「青海は自分から望んで男に抱かれてるんだぞ?あの幸せそうな顔を見てみろよ」
赤堀「う、うそだ・・・」
その言葉の通り、ひなのは虚ろな目線で半開きの口から涎とザーメンが垂れていた。
山下「・・・それに、青海がお前を指名したんだ」
赤堀「そんな・・・」
『っしゃぁぁ!勝ったぁぁぁ!』
そんな会話を交わしている時に、じゃんけんの勝者が決まったようだ。
赤堀「あ・・・あう・・・」
『ちぇっ・・・じゃ、俺もう一回ひなのちゃん抱くわ』
君江も友人から聞いたりネットの情報で、多少の性知識は持っている。
これから何をされるのか想像し、恐怖と絶望で尻餅をついたまま身動きが取れない君江は、迫ってくる男をただ見詰めることしかできなかった。