SKE48 裏レッスン










































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26幕 テーマパークでの1日
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SKE48が愛知県内のテーマパークのPR大使に任命された。

夏も近付き、テーマパーク内の大型プール施設のPR動画の撮影という企画が進められている。

地方局TVのCMで流れるということもあり、運営側も気合いを入れて準備を進めていた。

出演メンバーも決まり、撮影スタッフとのすり合わせも終わって撮影日を待つのみとなっていた。

山下(へえ・・・この企画面白そうだな)

今回は7期生以降が呼ばれていなかったため、山下に情報が入っていない。

珠理奈や須田、熊崎など、SKE内での人気メンバー6名が選抜されて話しは進められているようだった。

山下(この機会に便乗させてもらうか・・・)

山下は席を立ち、部長のもとへと足を運んでいく。

山下「部長、ご相談があるのですが」

部長「何だ君か。どうした」

山下「ここじゃちょっと・・・」

部長「そうか・・・じゃあそこで」

2人は空いている打ち合わせ室へ入っていく。

部長「・・・また厄介な話しじゃないだろうな」

山下「CM撮影の話しがあると聞いたのですが」

部長「ああ、それなら来週撮影がある。これは君の面倒みてる子達には関係ないだろう?」

山下「メンバーの入替えを提案したいのです」

部長「・・・は?何言ってる。もう相手先とのすり合わせも終わってるんだぞ。今更変えるなんてそんなことできん」

山下「このメンバーとの入替えでどうでしょうか」

部長の前に6人の名前が書かれた紙を差し出す。

浅井裕華
太田彩夏
後藤楽々
杉山愛佳
水野愛理
坂本真凛

部長「・・・おい。何だこれは」

山下「SKEとして若返りのイメージを出せるかなと。選抜に入った浅井もいますし」

部長「こういう時は、うちの看板出さなくちゃ・・・こんなの認められん」

山下(このタヌキじじいが・・・水着撮影なんだろ?20歳越えた貧乳を前面に出してどうすんだよ)

部長「とにかくダメだ。もう変えられん」

山下「・・・あなたに断る権利は無いと思いますが」

部長「何だと?」

山下「あなたをここから引きずり下ろすのは簡単だ。俺にはそれができる・・・さあどうする?」

部長「っ・・・」

部長は拳を握りしめ、苦い表情に変わっていく。

だが、山下に弱みを握られている以上認めざるを得なくなってしまった。

部長「くっ・・・分かった。何をすればいいんだ?」

山下「メンバーの入替えだけしていただければ大丈夫です。後は私がセッティングします」

部長「出来るか分からんがやってみよう・・・後で連絡する」

山下「ありがとうございます」

睨みつけてくる部長の視線も意に介さず、踵を返し打ち合わせ室を出ていった。




翌日、部長からメンバー変更OKの連絡が入った。

そもそもテーマパーク側は、“SKE48”であればメンバーが入れ替わっても問題は無いと捉えていたため、すんなりと提案は通ったらしい。

山下(撮影は来週・・・準備を進めるか)

自分のデスクで、山下は施策を練り始めた。

山下の狙いは2つ。

1つはPRで流れるCMに7期以降のメンバーを出すことで認知度を高め、今後の自身で開催するイベント集客率を高めたいということ。

もう1つは、今回の企画に乗じてメンバーの姦淫ビデオを撮影すること。

山下(予算は少しはるが、撮影はプロを雇うか)

撮影会動画の売り上げも順調で、予算には余裕がある。

ただ、1つの問題もあった。

今回、メンバー1人ひとりの性癖に合わせて男をあてがい、1回の企画で6つの撮影をしようと目論んでいる。

6本あればかなりの収入になりそうだ。

山下(浅井、太田、後藤、杉山、水野は何とかなるな)

浅井裕華、太田彩夏、後藤楽々、杉山愛佳、水野愛理の性癖はそれなりに分かっているので、簡単に男優の注文をつけられそうだった。

山下(問題は坂本・・・どうするかな)

入替えメンバーを決める時は深く考える時間が無かったので、取りあえず水着需要のありそうな若手巨乳メンバーを選んでしまった。

坂本真凛は山下のある思惑で処女のまま調教させられているが、ここで処女喪失させるのか悩んでいた。

山下(うーーーん・・・もう少し考えるか)



レッスン中に出演連絡を受けたメンバーは、CMに出られる!とお互い喜びあっていた。

杉山「私達、CMに出られるんだって!」

浅井「ほんと嬉しいよねー!でも水着撮影って・・・まさかビキニじゃないよね」

水野「えー・・・ビキニだったらやば!しかも来週って」

愛理はお腹回りを擦っている。

坂本「私なんてビキニ着たことないですよ。ずっとスクール水着」

浅井「私だってスクール水着しかないよ。あやめろはスタイルいいし、グラビアやったことあるし、いいなあ・・・」

太田「そんな、私だってお腹ぷよぷよだよ!」

両手を振って否定するが、口はにやけてまんざらではない表情をしている。

楽々「でも、今回変な撮影じゃなさそうだし良かった」

水野「そう?私好きだけどな、ああいうの」

楽々「えー・・・愛理変態」

水野「そんなことないよ。楽々だって楽しんでたじゃん」

愛理と楽々以外の4人は、変な撮影と聞いてもピンときていなかった。

杉山「取りあえずダイエット頑張ろ」(小声)



それぞれの思惑を胸に1週間が経ち、撮影当日を迎えた。

■筆者メッセージ
皆さんからのメッセージを元に6人選ばせていただきました。

タイトルのセンスが・・・(-_-;)
ブラック・キャット ( 2019/07/25(木) 07:12 )