05
「さて、おーちゃんもさっき一度いったけど、準備はどうかな?」
加藤が末永の秘部を擦る。
「い、ひゃんっ!」
(やだ……敏感になってる)
「濡れてるね……でももうちょっとほぐしておこうね」
擦っていた指を折り曲げ、秘部の中に一本挿入した。
「ひゃ、そ、そこ汚いです……」
「大丈夫、汚くないよ」
秘部に入れた指を二本に増やし、入口を刺激していく。
「いぅっ、気持ちいいです!ま、またきちゃう!」
「いいよ、いっちゃいなよ」
加藤が乳首を甘噛みした。
「ぁぁぁああ!きちゃう!だめ!でちゃうぅぅぅ……!」
ぷしゃぁぁぁ……
「へへ……これがいくって感覚なんだよ。分かってきた?」
(い……いく……?……これがいくってことなの……?気持ちいい……)
「よし、準備はオッケーだね。おーちゃん……いい?」
「……!あ、ちょっと待って……わ、私初めてだから……その……」
「ふふ、大丈夫、優しくするから」
「は、はい……」
「じゃあ、いくよ!」
すぶっ!
「はぁぁぁぁ!い、いた……っっっ!」
一番奥までそうところで、一旦動きを止めた。
秘部を伝う赤い鮮血が、純潔を失ったことをあらわしていた。
「……大丈夫か?」
「う、うん……ねえ、キス……してください」
「ああ」
お互いに舌を絡ませる濃厚なキスを交わす。
(うおーーー!おーちゃんの処女は俺がもらったぜ!気持ち良すぎて、動かなくても出ちまいそうだ……へへ、他のヲタクどもが知ったら大騒ぎだな)
キスをしながら、暫くの時間が過ぎていった。
「あ、あの……もう大丈夫そうです……」
「そうか。動くけど、ムリそうなら言ってよ」
「はい……あ、あああ!」
パンっパンっパンっ
「あぐぅぅ、ぁぁぁ!!」
「大丈夫?」
「だ、大丈夫です、気持ち良すぎて……ああ!」
「じゃあ、続けるよ」
パンっパンっパンっ
「ああ、……き、気持ちよくて……ねえ、いっていい?いって……あっ、いっていいですか?……」
「いいよ、我慢しなくて!」
「ぁ!いくっ!は、初めてなのに……わたしいっちゃう!やだ!怖い!」
パンっパンっパンっ
「い、いく……ぅぅぅ!!」
身体が跳び跳ねるように絶頂を向かえた。
(うぉぅ……し、締まる……)
パンっパンっパンっ
「……い、いやっ!いったのに、また……またいっちゃうよぉ!」
「うう、俺もいきそうだ……」
「うぐ……もう……だめ!いぐいぐいぐ!いぐーーー!!」
「お、俺もいくぞ!」
末永の絶頂とほぼ同時に加藤も果てた。
ゴムを装着していなかったので、もちろん中出しだ。
「あ゛あ゛……何か入ってくるぅ……ぁ……」
「ふう……おーちゃん、最高だったよ」
末永の股間を中出ししか精液がつたってきた。
「こ、これ……精液……」
(おーちゃんとSEXできて!中にも出して!俺、今日信でも構わない!!)
「ねえ……キス……してください」
「ああ、落ち着くまでずっとしてあげるよ」
数分が経過したころ……
ゴン、ゴン
ドアがノックされ、扉が開いた。
「あ……マネージャー……」
「もうすぐお時間ですので、後片付けしてください。後5分したら、また来ます」
「もう終わりだってさ、おーちゃん、今日はありがとう」
「加藤さん、私のほうこそありがとうございました」
「あ、そうだ。これ俺の電話番号とLINEのアドレス。良かったら、またエッチしたいな」
「あ、でも、外で会ったりすると、色々問題があるので……今回限りにしません?別に加藤さんが嫌いという訳じゃないですけど……」
「…………は?お前、自分の立場分かってんの?」
加藤の目付きが急に変わった。
「ひ……な、怖いです……」
「こっちは、撮影したのがあるから、これを流せばアイドル人生なんて一瞬で終わるんだぜ?」
「え……加藤さん……何……言ってるの……?」
「これを流されたくなかったら、渡した俺の連絡先に今すぐ着信入れろ。そして、俺が呼び出したら、絶対に逆らうんじゃねえぞ。まだアイドル続けてたいだろ?」
「い、いや……さっきまであんなに優しかったのに……」
がちゃ
「あ、ま、マネージャー!助けてください!」
「ああ、末永、逆らわないで言うこと聞いておけ」
「え……え……?」
「動画流されたら、アイドルとしての価値が落ちてしまうからな。いいじゃないか、性欲を発散できる場所ができて」
「そんな……わたし……」
「どう?俺の言うこと聞く気になった?」
「…………はい……」
今は涙しか出てこなかった。
失ったものはもう戻らない、残ったのは後悔だけ。
「早く服を着ろ……帰るぞ」
(さて、末永もこれでよし……っと。……次の準備に取りかかるか)