04
末永は未知の絶頂を経験し、肩で息をしていた。
「はぁ……はぁ……」
(ふひひ、大分素直になってきたな……)
「…………加藤さん、ちょっと聞いていいですか?」
「ん?どうしたの?」
「私……ファンの人を裏切ってしまったのでしょうか……?でも、加藤さんも大事なファンの1人で……そう考えると……何だか頭の中がぐちゃぐちゃになってて……」
泣きそうな声で、加藤に問いかける。
「…………」
ちゅっ
加藤が優しくキスをする。
「裏切ってなんか無いよ……おーちゃんは、応援してくれるファンのことをいつも大事にしてくれてるし、ファンの期待に応えようと頑張ってくれている。それに……こんなに魅力的なキミのことを、ファンだって見捨てるわけないさ。何があっても、おーちゃんの味方だよ」
「本当に……?私、汚れてないですか?」
「何言ってるの。こんなに素敵なのに汚れてなんかいないよ。大丈夫……僕が保証する。それとも、僕みたいなファンの意見は参考にもならないかな?」
「う、ううん。そんなことない……嬉しい」
「今日のことだって、おーちゃんにとって不利益になることはないと思うんだ。経験するのが早いか遅いかだけで、誰でも一度は通る道なんだし、経験することで魅せ方の幅も広がると思うんだ。僕を信じて……」
「……はい、ありがとうごさいます。何かすっきりしました。」
(この子、根がマジメすぎるから、悪い男に引っ掛かるタイプだな……あ、俺のことか、ふへへへ)
「おっと時間もないから、次行くよ。まずコイツを準備してもらわないとな」
「え?コイツ……て、ぃ!」
まだ戦闘体制にはなっていないが、加藤の一物を見せられ声を上げた。
「ふふ……ちょっと触ってみな?」
「触るって……こ、こうですか?」
末永が、加藤の一物に恐る恐る指を這わせる。
「んっと、マイクを握る感じで」
「マイク……こうですか?」
「そうそう、そしたら上下に動かして……」
末永の指がぎこちなく動く。
あまりに拙い動きだが、末永桜花というアイドルに行為をさせていることが、加藤にとっては最高の興奮材料だった。
「くぅ〜、おーちゃんの指気持ちいい」
「気持ちいいですか……?」
末永は、自分のしていることでファンの人が喜んでいるのが嬉しくて微笑んだ。
「もっと激しく動かして……」
加藤の一物が、徐々に反り上がってきた。
「う……何か固くなってきて……大丈夫ですか?」
(何これ……お、おっきい……)
「大丈夫、男は気持ちよくなると、こうなるんだ」
「へ、へぇ……知らなかった」
「じゃあ、他にも教えてあげる。手を離して口を開けてみて」
「口ですか……アー」
ずぽっ
「うぐ!?」
(はあ……夢にまで見たおーちゃんの口……気持ち良すぎる)
「これも、男の人を喜ばせる方法で、フェラチオっていうんだよ。聞いたことは無い?」
末永は、咥えながら首を横にふる。
「生粋のお嬢様だな……でも、それもおーちゃんの魅力か!ちょっと顔を前後に動かせる」
「ふ、ふぁい」
じゅぽ、じゅぽ
「うぉぉぉ、おーちゃんの口……気持ち良すぎる……くっ、いきそうだ」
「?」
「おーちゃん、ごめん!いくよ!全部出すからね!!」
末永の頭を掴み、加藤が口中へ射精した。
「うぐっ、ぐふぉぅ……げほげほ!」
末永の口から、大量の精液が溢れた。
「ふぅぅ……気持ち良かった。あ、周りに付いてるのを舌で舐めてきれいにして」
「あ……はい」
これもまだまだ拙い動きではあるが、精一杯舌を伸ばして舐めとっていた。
一度射精をした加藤の一物だが、まだ固さを保ったままだった。
「ま、まだ熱くて……大きい……」
「おーちゃんに会えるのが嬉しくて、二週間前からオナニーしなかったんだよ!おーちゃんに喜んで貰いたくてさ!」
「え、本当に?ありがとうごさいます!」
「さて、本番にいこうかな」
(加藤さん、こんなに喜んでる……幸せ……)