SKE48 裏レッスン










































小説トップ
20幕 第1回 裏総選挙 開催
03
『まだ呼ばれてないの誰だっけ』

『あみちゃんが残ってるのヤバくね?』

今回対象メンバーの中で唯一のJCである倉島が全然呼ばれないため、実はランキングから除外されたのでは?と噂が飛び交っていた。


山下「7位・・・深井ねがい」

速報、中間と1位をキープしていたねがいが7位という結果となった。

それを聞いた観客がどよめく。


『ねがいちゃんがここで来るのかよ・・・予想が外れた』

『1位誰が来るんだ』

『油断してたわ・・・踏ん張ってくれて良かった。。。』


続けてランキング発表を行う。


山下「6位・・・倉島杏実」


『うぉぉぉぉぉ!』

観客席から一際大きな歓声が沸き起こる。


『あみちゃん、きたぁぁぁぁ!』

『まさか、こういうイベントで上位くるとは思わなかった!』

『あみちゃんにぶっこんだヤツ、さすがだなあ』


ざわつく観客をよそに、5位の発表へ移る。


山下「5位・・・高畑結希」


『おおお』

倉島の時よりどよめきは小さい。

むしろ、ここで来たか。という反応だった。

若いメンバー中心の7期〜8期で、高畑のような大人な女性を好む人も多いのだろう。


ランキング発表は淡々と続いていく。


山下「4位・・・野々垣美希」

野々垣の名前が発表された瞬間、会場にかすかな笑いが起きた。

『ののちゃん、4位すげーなww』

野々垣は見た目は清楚で美人よりの美少女なのだが、言動が子供っぽく少々ポンコツなため、どうしてもネタキャラ扱いされてしまっている。


山下「この後、4位〜7位のメンバーを対象としたイベントを行う」

4位までの発表が終わった後、山下が観客に向かって言った。


『あれ?3位以降の順位はイベント終わってからか?』

『あと残ってるの、るーちゃんとあやめろとあいあい・・・くぅー気になる!』


"4位〜7位"で当選した者、12名が1階に降りて、運営の指示のもと準備を始めた。


その間に、山下が4人のメンバーを呼びに楽屋へ向かった。

まだランキング発表されていない3名はそのまま待機と指示をする。


パチパチパチパチ

『きたきた!』

『待ってました!おめでとう!!』


深井、倉島、高畑、野々垣の4名が会場に姿を現すと、拍手とおめでとうというお祝いの言葉が飛び交う。

台本を渡されておらず、ロケとしか聞かされていない4人には、何の演出だろうか?と思っていた。

その時、イベント参加の男達が会場内に入ってくる。

12人の男全員が目隠しをされ、下半身が裸の姿で現れた。

倉島「きゃぁぁぁぁ!!」

その姿を目の当たりにして悲鳴を上げる。

高畑「山下さん!!」

パチパチパチパチ

山下「おめでとう」

助けを乞うつもりが拍手しながらおめでとうと言われ、怪訝な顔になる。

山下「お前らは選ばれたんだよ。ここにいる男達に」

深井「え、選ばれたって・・・どういう?」

山下「お前らのエロい姿を見たいんだってさ」

山下がニヤリと笑う。

周りを見渡すと、観客席の男達の視線が4人に集中していた。

山下「これからお前らそれぞれ3人の男を相手してもらう」

山下「3人全員を射精させることが出来れば終わりだ」

高畑「射精って・・・」

驚く高畑を横目に、淡々とルールの説明を続ける。

山下「制限時間は30分。それで3人射精していなかったら罰ゲームだ」

30分で3人抜き・・・ど素人には到底無理な条件を要求された。

山下「手段は問わない。どんな手を使っても射精させればクリアとする」

目隠しをされた男達が、スタッフの誘導でそれぞれのメンバーに3人ずつ割り振られる。

視覚を奪われているので、どのメンバーが相手なのかは分からないが、興奮で呼吸が荒くなっている。

メンバーに拒否権は無い。



罰ゲームありきのイベントが幕を明けた。

ブラック・キャット ( 2019/06/03(月) 19:39 )