04
「え!?や、山下さん!!」
「マネージャーは外に出てるから聞こえないよ。まあ、あの人が持ち込んでくれた話しだから、聞こえてても意味無いけどな」
「ど……ういうことですか?」
「まあ、いいだろ。望月ー、カメラ回してるか?」
望月が親指を立てオッケーサインを出す。
「よし、じゃあまず脱いでもらおうかな」
「いやっ!何これ、帰る!」
真凛が立ち上がった時、急にめまいがしてきた。
「え……あれ……?」
「やっと効いてきたみたいだね。大丈夫、ちょっと朦朧とするくらいで、意識が無くなることはないからさ」
(ちょっと……何なのこれ……)
「さてと、香ちゃん、脱がせちゃおっか」
「はいはい。ごめんねー。すぐ済むからね」
ぬぎぬぎ……
「ふふ、肌もきれい……若いってやっぱいいわあ」
「やっ、やめて!誰か助けて!誰かっ!!」
「諦めな。ここは撮影スタジオでしっかり防音されてるから、誰にも聞こえないよ」
「あう……そんな……」
ぷるんっ
真っ白なブラジャーが剥ぎ取られ胸がさらけ出された。
「おうおう、可愛い顔していいもん持ってんじゃねーか」
「やめて……見ないで……!」
(やだ、何でこんなことに……)
「真凛ちゃんだっけ。こんなに大きな乳して、何人の男に揉まれたんだ?」
「わ、私、男の子とお付き合いしたことありません……」
真凛が顔を真っ赤にしながら答える
「ふふ、可愛い子」
ちゅっ
「んん!?」
香が、突然キスしてきた。
(え、な、何?)
「おいおい、初めてだっつーから俺がファーストキスをもらおうとしたのによ」
「…………ぷはぁ!」
「いいじゃない。こんな可愛い子、私の好みだし♪」
「ちっ、まあいい。よし、はじめるぞ」
(な……何されるの私……怖いよ……)