03
翌日、友月は公演リハーサル前に事務所へ立ち寄った。
部屋の中を見回し、知った顔の女性衣装スタッフがいたので声をかける。
友月「あの・・・相談があって・・・」
女「あら、ゆづちゃん。どうしたの?」
友月「ここじゃ・・・」
ここには男性スタッフも大勢いる。
女性スタッフは何かを感じ、空いていた打ち合わせルームへと案内した。
女「ここなら誰も来ないわ、どうしたの?」
友月「実は・・・」
友月は昨晩体験したことを話した。
女「え・・・それ本当なの?」
友月がうなずく。
女性スタッフは少し思案してから、こう話した。
女「ね、もしかしたら何か変な傷がついてたり、おかしくなってるかもしれないから見せてもらえるかな?」
友月「・・・え?」
友月は驚いたが、この部屋なら誰も入ってくることはないし、女性しかいないから問題ないと思いTシャツとスカートを脱ぐ。
女「下着着けてたら分からないじゃない」
友月「え、これもですか・・・?」
一瞬戸惑ったが、ブラとパンティも脱ぎ全裸になった。
女「ふふ・・・可愛いおっぱいね」
友月「ひゃ!」
友月の乳首を摘まんでこねくりまわす。
女「どう?痛くない?」
友月「はい・・・くすぐったいです」
女「くすぐったいの?それだけ?」
友月「え、は、はい」
執拗に、でも優しく乳首だけを弄ってくる。
女「起ってきちゃったね」
友月「ん・・・」
責められている内、徐々に乳首が固く隆起してきた。
友月は変化してくる刺激に戸惑い、目を閉じて神経を集中しはじめる。
固くなった乳首を転がされると、たまに身体がピクッと反応してしまった。
女(ふふ、ほんと可愛い子ね)
友月「・・・え?」
乳首から指を離すと、肩の力が抜け何か物足りなさそうな声を漏らす。
女「ここは大丈夫みたいね。じゃ次は下の方・・・立ったままだと見えないから、ここ座って」
促されるまま椅子に座るが、両足をピッタリと閉じてもじもじしている。
女「もぅ、それじゃ見えないでしょ」
軽く手を添え、友月の両足を開かせる。
女「綺麗なピンク色ね・・・」
マジマジと見られていることが恥ずかしすぎて、顔を真っ赤にして目を瞑りうつむいてしまった。
女「ここに入れられたの?」
こくっ
友月が小さくうなずく。
女「そう・・・見た感じは大丈夫そうだけど」
そう言って、友月の割れ目を指を擦る。
昨日の男とは違う優しい動き。
女はクリトリスを見つけ、乳首と同じように指で転がして刺激を与えていく。
触られるたび電気が走るような初めての感覚に、どうしたらいいのか分からず眉を潜めた。
友月「んんっ・・・」
変な声が出そうになるのを必死に堪える。
女(このうぶな反応、かわいすぎるわ・・・)
今度は、指を少し折り曲げて割れ目の入口あたりを刺激する。
ねちょ
女「あら、湿ってるわね」
友月は、乳首とクリトリスを責められて、まんこを少し濡らしてしまっていた。
友月「え?な、何かおかしいですか?」
女「ふふ、大丈夫よ。何とも無いわ」
友月「良かった・・・」
友月は昨夜の行為で何か異常があったのかと不安になったが、大丈夫とのことでほっと溜め息をついた。
女「さて、これで終わり。服着ていいわよ」
友月が服を着ていく。
女「でも、さっきの話し何とかしなくちゃね」
友月「すみません、変な相談しちゃって・・・」
女「いいのよ。ストーカーなんて女の敵。上の人にも相談してみるから、ゆづちゃんは心配しないで公演やってきて」
友月「あ、ありがとうございます!」
友月は満面の笑みでお礼を言った。
女性スタッフが、マネージャーの山下に先程聞いた話を持っていく。
そもそも、この女性スタッフは山下と繋がりがあった。
山下「面倒な話だな・・・」
警察に持っていくには証拠が無い。
話を聞いた山下は考えを巡らせ、そのストーカー男を捕獲することを決める。
闇の組織とのつながりが多少あるため、それを使えばそう難しくないと考えた。
今日も劇場公演が無事終わり、メンバーがそれぞれ帰宅の途につく。
友月には単独行動をさせず、先程の女性スタッフを同行させて帰宅するようにした。
友月と女性スタッフが電車に揺られている時、山下に1つの報告が入る。
ストーカー男の捕獲完了。
友月の自宅最寄り駅に潜んでいたところを捕まえたという報告だった。
すぐに警察へ突き出しても良かったが、1度自分で話がしたいと思い、事務所まで連行させた。
夜も遅いので事務所には山下だけが残っている。
そこにストーカー男が連れ込まれた。
動揺し混乱している男をなだめて話をはじめる。
男「だってさ、ゆづがいけないんだぜ?俺はあいつのこといつも想ってるのに、俺のことなんか覚えてもくれてないんだ」
山下(ガチ恋を拗らせたタイプか・・・こういつヤツ多いんだよな)
男「でもさ、昨日やっとゆづと結ばれたんだ!もう最高の初夜だったよ!」
険しい表情から一転し、満面の笑みで語りはじめた。
山下(こいつ・・・野放しにしたら危険だな)
山下(でも利用価値はありそうだ・・・)
山下(ただ・・・厄介なこともあるから、それは対処しなくちゃな)
山下は、男に1つの提案を持ち掛ける。
男はそれを聞いて、ふたつ返事で受け入れた。
山下「その時はこの薬を使うといい。何回でも衰え知らずになる薬みたいだ」
山下は机から薬を取り出し、男に手渡した。
男「は?こんなの無くても一晩で5回はいける自信はあるけどな」
山下「俺も聞いた話だが、そんなもんじゃなくもっと凄いらしいぞ」
男「オッケー。まあ貰えるものは貰っとくよ」
今夜、友月は何事もなく、無事に自宅へたどり着いた。
女「明日も公演なんでしょ?お疲れさま。ゆっくり休んでね」
友月「はい。今日はありがとうございました!明日もよろしくお願いします」
同行してくれた女性スタッフにお礼を言って家に入っていった。