03
ちゅ……
浅井は上村にキスをする
上村は、驚きで目を見開いたまま、抵抗はできないでいた
「ん……服も脱ごうか」
「い、いや!ゆうかたん、どうしちゃったの!?」
上村は、服を脱がしにかかった淺井の手を叩き、振り払った
「……っ」
「変だよ?ねえ……こんなことやめて一緒に帰ろうよ」
「……抵抗しないで!!」
突然、浅井が大声を上げる
その声に上村は、ただならぬ雰囲気を感じた
「お願い……お願いだから、言うこと聞いて……」
「…………」
(ゆうかたん、本当にどうしちゃったの……?)
「じゃ、脱がせるね……」
上村のTシャツとズボン、そして色気のないスポーツブラを脱がしていった
すると、発展途上中のかわいい胸があらわになる
「かわいい……」
上村の胸を揉み、乳首に口をつけて赤ちゃんのように吸った
「ん……もうやめてよぉ……」
いつも男達にやられている行為を思い出しながら上村を責める
荒々しくはないが、今まで感じたことのない感覚に、上村の肌が徐々に紅潮していく
さわ……
「ん、ひゃうっ!」
突然パンティの上から触られ、すっとんきょうな声を上げてしまった
「ゆうかたん……そこ触っちゃだめだよぉ……」
「大丈夫……あなたは私が守るから……」
「え?」
(ゆうかたん、何言ってるの……?)
器用にパンティを脱がしていく
(や……恥ずかしい!)
上村は思わず両手で顔を隠してしまう
男達の目に晒されてるのもあるが、親友の淺井に見られていることが一番恥ずかしいと感じていた
(可愛い……)
浅井は、上村の股に顔を入れ、割れ目に口付けをした
「んあ……き、汚いよぉ……」
「あゆかに汚いところなんてないよ……」
いつもやられているようなや、舌で舐めまわしていく
「ん……んん……」
恥ずかしさとくすぐったさと何とも言えない感覚に、小さく喘ぎ声を上げてしまった
「あゆか……可愛い」
舐め続けていくと、自分の唾液以外の密が出てくるのが分かった
「あっ……もうやめ……」
(気持ちいいのかな……)
ずぶっ
「あっ……あぁぁ……!」
その時、そっと背後から近付いてきた男が、浅井の腰を掴みバックからペニスを挿入してきた
「お前達の行為を見てたら興奮してきたよ」
パン!パン!パン!
「ん、んあああっ!あっ!ああっ!!」
「そのまま舐めてろよ」
激しく突かれながら、上村のまんこを舐め続ける
パン!パン!パン!
「んぅ!んっ!んんんっ!」
(ゆうかたん、気持ち良さそう……)
パン!パン!パン!
「あっ!ふあぁぁ!イクぅぅぅ!!」
男がペニスを抜くと、盛大に潮を吹いてしまい、イッてしまった
「あ、あうぅ……はぁぁ……はぁ……」
浅井は、そのまま床にへたりこんでしまう
こんな状況下でも快楽に負けてしまう自分の身体を呪った
「さてと、それじゃあゆかちゃんもやろうか」
「はぁ……はぁ……え?」
気がつくと、上村の周りには先程浅井を犯していた男と、端で見ていた男二人がきていた
「ちょっ……私が受けとめる代わりに、あゆかには手を出さないって約束……!」
「は?約束?何のことだか」
浅井は、男の相手は全部自分が受け止め、上村の相手は自分がやるということで、上村には手を出さないという約束をしていた
しかし、獣同然のこの男達にとっては約束なんて守るつもりは無かった
そのことを知った浅井は、激しく後悔した
(ごめん……)