05
昼飯を食べ終わった俺は、その後授業を受けていた。
相変わらず莉乃・麻友・亜美の三人から突き刺すような視線に何とか耐え、無事に放課後を迎えた。
俊哉「ふぅ、やっと終わったか。」
由依「俊哉君、ちょっといい?」
俊哉「いいよ、どうした?」
由依「ここじゃあれだから、場所変えない?」
俊哉「いいぜ、じゃあ行こうか?」
由依に誘われた俺は教室を出た。
いったいどこに連れて行かれるのだろうと思いながら俺は付いていった・・・
〜由依の家〜
俊哉「久しぶりに由依の家に来たな、いつぶりだろう。」
由依「そうだね、小学校以来じゃないかな?」
俊哉「そんなに経つんだな・・・で、話って何?」
由依「あのね・・・私見たの」
俊哉「何を?」
由依「男子トイレから莉乃ちゃん達が出てきたのを・・・」
この時俊哉は嫌な予感しかしなかった・・・
俊哉「な、何言ってんだよ・・・何かの見間違いじゃないか?」
由依「見間違いじゃない!!ちゃんと見たの!!」
俊哉(ヤバイ・・・莉乃・麻友・亜美としてしまったのがばれてる・・・)
俊哉はかなり動揺していた、あの時の事をまさか由依にばれているとは知らなかったからであるからだ。
由依「声も聞いちゃった・・・莉乃ちゃん達としたの・・・?」
俊哉「・・・」
由依「黙ってないで何か言ってよ!!」
俊哉「・・・した。」
この時俊哉は「終わったな・・・」と思っていた。
しかし・・・
由依「私もしてほしい・・・莉乃ちゃん達にしたことを・・・」
俊哉「は?」
由依「私もしてほしいの!!」
と由依が言った瞬間、俺は由依に組み敷かれていた・・・
俊哉「お、おい・・・由依、こんなんでしていいのかよ?」
由依「いいの!!私、初めては俊哉君にもらってほしいの・・・」
俊哉(由依が・・・俺と?)
由依の覚悟は相当のものだった、俺はこれに答えなきゃいけないのかと思いながら自問自答していた・・・