キミだから…
和也「こっちに来て?」
和也は史緒里の顔に付いた精液を優しく拭きとった。
史緒里「へへっ、ありがとう」
史緒里は恥ずかしかったのか、少し照れ臭そうに笑った。
和也「史緒里、いいかな?」
史緒里「うん…。大丈夫だよ?」
返事を聞いた和也は史緒里をゆっくり寝かせる。
ベットの棚に置いてあるゴムを1つ取り、再度大きくなった性器に付けた。
準備が終わり、史緒里の足を史緒里の足を開いた。
史緒里「恥ずかしい…」
史緒里は、まだ足を開くことに抵抗があり、恥ずかしがっていた。
和也は、そんな恥ずかしがる史緒里を見て、純粋で可愛いと思った。
和也「入れるね?痛かったらすぐに言ってね?」
史緒里「うん…。ありがとう…」
そして、和也は正常位の体勢で性器を穴にゆっくりと挿入する。
「痛っ」少し入ると、史緒里が苦悶の表情をする。
和也「ごめん!大丈夫?やめる?」
史緒里「大丈夫だよ…。相手が和也くんだからこの痛みも耐えられるよ?」
史緒里は涙を流しながら、和也の目を見て答えた。
和也「ありがとう。でも、無理はしないでね?」
史緒里が頷いたので、和也は再び性器をゆっくり挿入する。
少しずつ史緒里の中に入っていく性器。
和也は感情を抑えて史緒里を傷つけない様にゆっくり時間をかけて入れていく。
和也「もう少しだから頑張って」
史緒里の目から流れ落ちる涙を指で拭きとる。
(とは言っても締めつけが凄いな…)
今まで処女メンバーと行為をしてきたが、史緒里は1番締めつける力が強かった。
和也「史緒里。よく頑張ったね?」
史緒里「全部入ったの…?」
和也「うん!痛かったよね?」
史緒里「嬉しい…。痛かったけど、和也くんと繋がっていくのが実感出来たから幸せだったよ?」
史緒里は涙を流しながら喜んだ。
和也は史緒里の言葉に抑えていた感情が爆発して、史緒里に抱きついた。
史緒里は和也の首に手を回して、耳元で「大丈夫だから動いてみて?」と囁いた。
史緒里の言葉を聞いた和也はゆっくり腰を動かし始める。
「んっ…あっ…んんっ…」耳元で史緒里の喘ぎ声が聞こえる。
和也は史緒里の髪を耳にかけて、耳たぶを甘噛みする。
すると、『ビクンッ』と史緒里の身体が反応し、膣の中に入っている性器が締めつけられる気がした。
甘噛みを続けた後、更に耳を舐め始める。
史緒里「和也!待って!なんか…んんっ!変…あっ!!だめ!」
史緒里の身体が異常な程反応している。
史緒里「あぁっ!なんで…んんっ!耳が気持ちいい」
この時、史緒里の性感帯が耳だと確信した。
史緒里「んんっ!あっ…あんっ!」
痛みにも慣れてきて、下半身気持ちよさが増していく。
和也「気持ちいい?」
和也が史緒里の耳元で囁く。
史緒里「あんっ!うん…んんっ!気持ち…いい…」
少しずつ乱れていく史緒里。
史緒里が慣れてきたこともあり、和也は史緒里とやりたい体位があったので、体勢を変えることにした。
和也「史緒里、ちょっといいかな?」
一度、腰の動きを止めて、史緒里に話しかける。
史緒里「はぁ…はぁ…どうしたの…?」
和也「バックから入れたいんだけど、四つん這いになれるかな?」
史緒里「四つん這い…?」
史緒里はいまいちピンっときていなかった。
和也は性器を抜いて、史緒里の身体を動かし始める。
両手、両膝を着かせて、少しお尻を突き出させる。
史緒里「えっ…?えっ…?」
史緒里は動物の様な体勢になり、少し戸惑っている。
しかし、和也の動きは止まることなく、突き出した小さなお尻を掴んで、バックから挿入した。
史緒里「あぁ!待って…んんっ!激しい…」
バックから挿入すると、正常位の時よりも激しく腰を動かした。
『パンッ、パンッ、パンッ』
史緒里と和也の身体がぶつかり合う音が響く。
史緒里は気持ちよさからなのか、手に力が入らなくなり、伸び切っていた手が折れて、更にお尻を突き出す体勢になっていく。
史緒里「あんっ、あんっ、あんっ!!また、んんっ、さっきのが…きちゃうよぉ!」
史緒里は絶頂を迎えそうになっていた。
史緒里「んんっ、和也くん!顔、あぁん!和也くんの顔が見たいよ」
史緒里の言葉を聞いて、和也は腰の動きを止めた。
和也「最後は正常位にしよっか?」
性器を抜いて、史緒里を仰向けに寝かせる。
史緒里は初めは恥ずかしがっていた足を開くことも抵抗がなくなったのか、和也が入れやすい様に自ら足を開いた。
そして、今日、2回目の正常位で挿入する。
バックで挿れてたので気づかなかったが、暑いせいなのか、史緒里の顔が少し赤くなっていた。
史緒里「んんっ、あんっ!」
腰を動かしてすぐに史緒里が感じ始める。
史緒里「あっ!和也くん、んっ!ぎゅっ、ギュッてして?」
史緒里が両手を開いて、和也のことを待っている。
和也が抱きつくと力強く抱き寄せた。
史緒里「ダメッ!んんっ、気持ちいい!あぁん!」
史緒里の喘ぎ声のトーンが高くなった。
和也「史緒里、俺、そろそろイキそう…」
史緒里「んんっ!私もさっきのが…あっ!ダメッ!あぁん!」
その瞬間、史緒里の身体が飛び跳ねた。
和也もそれと同時に史緒里の中で絶頂を迎えた。
小刻みに震えている史緒里の身体から性器を抜いた。
夢中になっていて気づかなかったが、ゴムは少しだけ赤く染まっていた。
和也「史緒里、よく頑張ったね?」
行為を終えて、力なく横になっている史緒里の頭を撫でた。
史緒里「はぁ…はぁ…。凄く、凄く幸せだったよ?」
史緒里はそう言って、いつも通りの優しい表情で微笑んだ。
そして翌日になり、史緒里の生まれ育った故郷を観光した。
史緒里が通っていた学校やよく遊んだ公園。
どこも豊かで優しい雰囲気だった。
和也は案内されながら、史緒里が誰よりも優しいのはこの町で育ったからだと思った。
史緒里「ちょっとお手洗い行ってくるね」
電車の時間が近づいたので、駅に着いた2人。
史緒里がトイレに行ったので、その間にスマホを確認しようと鞄から取り出す。
???「あの…落ちましたよ…?」
スマホを鞄から出した時にハンカチが落ちてしまい、それを拾ってもらった。
和也「あっ、ありがとうございます」
その人は微笑みながら和也にハンカチを渡す。
史緒里「和也くん、お待たせ!あれ?どうしたの?」
和也「ハンカチを落として拾ってもらったんだ」
???「可愛い彼女さんですね?それでは私は失礼します」
その人は頭を下げて立ち去っていった。
史緒里「なんだか可愛い子だったね?」
和也「そうだね。あっ、もう時間だから急がなきゃ!」
史緒里「あっ!ヤバい!」
2人は手を繋いで電車に乗り、史緒里の地元を後にしたのだった。