乃木坂高校












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第7章
初めてはキミと
飛鳥とキスをして、恥ずかしいのか少し無言になる。

和也「ははっ、やっぱり外に行きます?」
和也は気まずかさらなのか、無理矢理、話題を絞り出す。
飛鳥「いかない。ねぇ、和。あのさ、やまとは…」
和也「美月となんですか?」
飛鳥「…ッチ…した?」
和也「ごめんなさい。聞こえなかったです」
飛鳥「エッチ…した?」
和也「えっ!?」
飛鳥の発言に動揺する和也。
飛鳥「その反応はしたんだな?」
和也「なんというか…その…」
飛鳥「そっか。したんだね」
飛鳥は少し寂しそうな表情をする。

和也「なんかごめんなさい」
飛鳥「ううん、和はみんなのマネージャーだもんね。ねぇ…飛鳥ちゃんも」
飛鳥は小さな声で呟く。
和也「飛鳥さん。それは美月に張り合ってですか?」
飛鳥「違うよ。和がいいから。和じゃないと嫌だからだよ」
和也「わかりました。そう言ってもらえて嬉しいです」

和也は美月に張り合ってそう言ってるなら、飛鳥とは何もしないつもりだった。
それは、飛鳥を傷つけてしまうと思ったから。
しかし、飛鳥の気持ちが伝わり、嬉しいく思えた。

和也「それじゃ、ベットに行きましょうか?」
和也は飛鳥をお姫様抱っこをして、ベットまで運んだ。
ベットに寝かせると、飛鳥は顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。

そして、飛鳥に再びキスをした。
はじめは触れ合うだけのキスだったが、その時間は次第に長くなっていく。

和也「飛鳥さん、少し口開けてもらえます?」
飛鳥「んっ?こう?」
キスをしていたせいなのか、それとも雰囲気のせいなのか、飛鳥の目は少しトロンっといている。

和也は飛鳥が開けた小さな隙間に、舌を入れ込んだ。
突然のことに飛鳥はびっくりして、目を見開いた。
背中に回していた手を叩き、少し抵抗している。
しかし、和也が飛鳥の舌を捕まえて絡ませる。
すると、飛鳥は力が抜けて、和也の背中を叩いていた手も、再び抱きつく様になった。

『グチュ、グチュ』和也が一方的に絡ませにいってただけだったが、飛鳥も慣れたのか、和也のマネをして舌を絡ませにくる。

そして、唇を離すとお互いの絡まった唾液が糸を引く。
和也「大人のキスはどうでしたか?」
飛鳥「びっくりしたけど、幸せ…だったかも」
和也「ふふっ、なら、良かったです」
和也はそう言うと、飛鳥の首筋を舐め始める。
「はぁ…はぁ…」飛鳥の呼吸が少し荒くなる。

和也は飛鳥の着ていたスエットに手をかけ、脱がせようとすると、飛鳥が「待って!」と声を上げる。
和也「嫌でしたか?」
飛鳥「嫌じゃないです。あの…」
和也「どうかしましたか?」
飛鳥「おっぱい…小さいから…」
飛鳥は胸が少し小さいことがコンプレックスだった。

和也「大丈夫です。そう言う所も飛鳥さんは可愛いと思いますよ」
飛鳥「うん、ありがとう…」
和也は再び脱がせようとすると、飛鳥は抵抗しなかった。

服を少しずつ上げていくと、引き締まった細いウエスト。少し浮き彫りになるあばら。そして、黒いブラ。
服を脱がせ、上半身下着姿になる飛鳥。
今まで1番顔を真っ赤にしている。
飛鳥「私だけじゃいや。和も脱いで?」
飛鳥に言われて和也も服を脱ぐ。

和也「ブラも取りますね?」
飛鳥は少し震えていたが、小さく頷いた。
飛鳥の背中に手を回し、ブラのホックを外して、ブラを取る。
飛鳥は恥ずかしいのか、手で胸を隠していた。
和也「恥ずかしいですか?」
飛鳥「うん。見られるの和が初めてだから」
和也「飛鳥さんの初めてが俺で嬉しいです」
和也は飛鳥の手を取って、胸から退けた。

そして、飛鳥の胸が視界に入る。
少し小ぶりな乳房に、小さな豆粒の様なピンク色の乳首。
何人かの胸を見てきたが、初めて可愛いと言う感情になった。
飛鳥「あんまりみないで…恥ずかしい…」
和也「可愛いかったのでつい…触りますね?」

和也は飛鳥の胸を触り始める。
少しだけする柔らかい感触。しかし、これもまた良いと思えた。
飛鳥「んっ…んんっ…」
飛鳥からは吐息が漏れ始める。

次に、小さな乳首を指で摘んだ。
すると、飛鳥の身体が『ビクンッ』と反応する。
和也「大丈夫ですか?」
飛鳥「うん…ちょっとびっくりしただけ」

飛鳥は手で顔を隠していた。
どこまでも純粋な飛鳥を見て、和也は可愛いと思うと同時に、そんな飛鳥を気持ちよくさせたいと思ったのだった。

しゃもじ ( 2021/12/29(水) 12:22 )