乃木坂高校












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第3章
呼び名問題裁判
秋元「お店に入ったことだし、遠藤和也マネージャーの贔屓ついて話したいと思います」
和也「贔屓って…。それより、せっかくの打ち上げなので普通に楽しみましょうよ」
生田「被告人は静粛にして下さい」
和也「被告人って…裁判じゃないんですから…」
秋元「それでは、マネージャーに対して何か意見がある人挙手!」
美月「はい!はーい!!」
秋元「はい、美月!」
美月「今日、和くんが飛鳥さんと生田さんをおんぶしてて、私にはしてくれませんでした!」
祐希「祐希もおんぶして欲しかったです!」
大園「生田さんも飛鳥さんもずるいです〜!」
清宮「レイもして欲しかったなぁ〜!」
生田「てか、元々は飛鳥がおんぶしながら来たのが、原因だと思います!」
飛鳥「えっ!私!?あれはマネージャーがおんぶしたいって言うから…」
高山「てか、なんであすと遠藤くんは一緒だったの?」
秋元「確かに、それはなんでなの?」
遥香「さくちゃん、何か知ってるの?」
さくら「今日の朝、あすぴーさんから連絡が来て、お家に遊びに来てくれましたぁ!うれしかったなぁ〜!」
飛鳥「あっ!こら、えんぴー!」
生田「はい、飛鳥ちゃんは黙っててね〜!」
飛鳥さんは生田さんにほっぺをムギュっとされた。
北野「飛鳥はなんで遠藤くんのお家に行ったの?」
和也「飛鳥さんは俺の身体を心配して来てくれたんです」
史緒里「そうなんだ!飛鳥さん優しい〜!」
秋元「なるほど。飛鳥はツンデレだからね」
みんなに褒められて、みるみる顔が赤くなる飛鳥。

和也「あの〜。これは一体何の話し合いでしょうか?」
秋元「そうだった!遠藤くんが、沙耶香ちゃんをさぁちゃんと呼んでることの話だった!」
和也「それは先ほども言いましたが、そう呼んで欲しいと言われたので」
田村「なら、まゆのことをまゆたんか、まゆって呼んでくれますか?」
早川「聖来のことも名前で呼んでくれますか?」
筒井「私もよかったらあやめがいいです」
和也「みんながいいならいいけど…」
秋元「なら私のことはまなったんで!」
和也「それはちょっと…」
秋元「なんでよ!!」
生田「なら、私のことは絵梨花ちゃんね?」
和也「ちゃんじゃなくて、絵梨花さんでもいいでしょうか?」
生田「うーん、それで手を打ちましょう!」
秋元「なんでまなったんはダメなの!」
和也「真夏さんでお願いします」
飛鳥「もう!この話はこれでお終い!飛鳥ちゃんはお腹空いたぞ!」
秋元「そうね!なら、これからはみんなの事を名前で呼ぶのを条件に閉会しましょう!」
和也「はぁ…わかりました…」
秋元「よーし!いっぱい食べるぞ〜!」
さくら「兄ちゃんお疲れ様!」
和也「あぁ、さくら。本当に疲れたよ…」

謎の裁判が終わり、和也は一息ついた。
すると、遥香が隣に座った。
遥香「和也くん、大変だったね?」
和也「うん…。まさかこんなことになるとは…」
遥香「明日のデートのことがバレたら、もっと大変なことになっちゃうね?」
遥香は耳元で呟いてウインクをした。
和也は楽しみな気持ちが半分で、怯える気持ちが半分になるのであった。

■筆者メッセージ
.さん
コメントありがとうございます!
時間のズレですが、ある程度先行して作ってるので
更新日時は、自分が作り終わった時間かと思われます!
しゃもじ ( 2021/10/02(土) 19:45 )