日向高校




























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第5章
学校1の人気者?
翌朝学校に向かってると菜緒がいた。
和也「菜緒おはよ。」
菜緒「和くんがおはよ。」
和也「もうすぐテスト期間だね!」
菜緒「そうだね。」
なんか冷たい。
和也「何か悪いことしましたか?」
菜緒「まだしてないよ。まだね。」
学校に着いて下駄箱を開ける。「ばさぁ」下駄箱から大量の紙が落ちる。
和也「この手紙はなんなんだ?」
菜緒「ラブレターじゃないですか?」
和也「いや、急にこんなにこないでしょ?」
菜緒が冷たい目で見てくる。
「佐藤先輩!」「佐藤くん!」来て早々何人かの女子生徒に取り囲まれる。
菜緒「ばーか。」
和也「ちょっと。菜緒待って!助けて!」
菜緒は無視して教室にいってしまった。
和也「疲れた〜」
教室に着くいなや和也はぐったりしていた。
潮「朝から大変だね?」
和也「いったい何なんだ?何があったんだ。」
潮「なにも分かってない佐藤くんが凄いよ。」
和也は疲れ切って話を聞いてなかった。
すると、メッセージが届く。
かとしからアイドル部のグループにメッセージが届く。
史帆「監督。昼休み部室に集合。」
彩花「絶対来てよ。」
菜緒「逃げたら許しません。」
(なんでこんな怒られる雰囲気なんだ?)
和也「ねぇ潮さん。なんかみんな怒ってそうなんだけど。」
潮「佐藤君気をつけてね。」
昼休みになると教室に人が集まったので、逃げてるように部室に向かう。
史帆「遅い!!!!」
和也「すみません!」
あまりの迫力に謝る和也。
和也「あの〜俺は何かしましたか?」
彩花「これだよこれ!全く気づいてない!」
久美「学校の女子から狙われてることも知らずに」
和也「狙う?なんのこと?」
菜緒「今日の朝、下駄箱に大量のラブレターが入っていました。その後、女の子に取り囲まれて、先輩は鼻の下を伸ばしてました。」
メンバーに睨まれる和也。
和也「えぇ?誤解だって!鼻の下なんて伸ばしてないよ!」
美玲「やっぱ監督はみーぱん達が守るしかないね!」
陽菜「今日クラスの子から先輩の連絡先聞かれました。」
史帆「もしかして、かわださん教えたの?」
陽菜「いえ!師匠の一番弟子として、勝手に教えることは出来ません。と断りました。」
「師匠〜!!??」
史帆「なに師匠って?」
美玖「先輩、陽菜に何したんですか?」
和也「いや、河田さんが急に言い出して。」
美玲「この際、身内のことは大目にみよ!」
彩花「そうだね。今は外の敵だね」
和也「敵ってそんな物騒な。」
「和くん(監督)(先輩)は黙ってて(黙ってて下さい)」
和也「はい。」
鈴花「やっぱり大変なことになりましたね〜♪」
和也「何でこんなことになってるの?」
鈴花「なんでってそれ本気で言ってます?球技大会ですよ?」
和也「球技大会??」
鈴花「だめだこりゃ。いいですか?あんな大勢の前で、あんなカッコいい勝ち方したんですよ?学校中の女子が先輩に好意を持つのは必然なんですよ!」
和也「そんだけで?たまたまだよ?」
「監督うるさい!!」
心当たりがないのに怒られる和也。
そして作戦会議は昼休みいっぱいまで続いた。

しゃもじ ( 2021/05/01(土) 21:21 )