日向高校




























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第3章
真夜中のガールズトーク
就寝時間になり、メンバーと和也は特別室に向かった。
和也「じゃあ明日もあるから早く寝るんだよ!」
史帆「監督はどこで寝るの?」
和也「白石先生が仮眠室を使っていいって言ったからそこで寝るよ。」
史帆「としちゃんと寝る〜?」
彩花「私の横でもいいよ?」
鈴花「なんなら順番に添い寝しましょうか?」
和也「寝ません。」
「あぁー監督顔が赤くなってる〜」
和也「ふざけてないで早く寝て下さい。何かあったら仮眠室に居るから来てね!おやすみ」
『はーい!お休みなさい。』
和也は電気を消して部屋を出た。

     〜メンバーside〜
久美「ねぇねぇ、なんで監督はあんなに鈍感なんだろう。」
彩花「そうだよね〜。顔を性格も良いのに自分じゃ気付いてないよね。めいめいどう思う?」
東村「めいにはわからへん。」
鈴花「監督は彼女いるんですかね?」
高瀬「どうなんだろう?でも、ほとんど私たちといるから時間無さそう。」
潮「前の学校には居たのかな?」
好花「なんか気になりますね。」
史帆「よし!じゃんけんに負けた人が聞きに行こう!」
「いいよ!(いいですね〜)」

コンコン。ドアが鳴ったので開けると
松田さんが立っていた。
和也「どうしたの?」
好花「監督って彼女いるんですか?」
急な質問に戸惑う和也。
和也「いないけど、、、。」
好花「なら付き合ったことはありますか?」
和也「いや、ないけど、、。」
好花「ありがとうございました。」
行ってしまった。なんだったんだ?
首を傾げる和也であった。

    〜再びメンバーside〜
好花「監督、彼女もいたこともないそうです。」
史帆「いないんだぁ〜」
久美「絶対鈍感なのが原因だよね?」
美玲「そうかもね。こっちから言わないと気づいてくれないし。」
「うんうん」みんな頷く。
鈴花「鈍感のせいか、普通に頭撫でてくれますよね?あれをされたら女の子がキュンとしちゃうのに」
愛萌「そういえば菜緒は監督と友達なんだよね?」
菜緒「うん。ちょっと強引だったけど。」
史帆「こしゃは監督に頭撫でられたことあるの?」
菜緒は黙って顔を赤くする。
彩花「えぇーあるの??」
菜緒「前にちょっと悩みを聞いてもらった時に」
美穂「監督ってみんなが悩んでる時すぐ気付きますよね。前も私と丹生ちゃんが、合宿のことで悩んでた時にすぐ来てくれました。」
丹生「あの時嬉しかったよね〜」
京子「私を誘いに来た時もそうだったけど、メンバーのこと本当に想ってくれてるよね。」
久美「さすがみーぱんが選んだ監督だけあるね!ってみーぱんいない。」
陽菜「みーぱんさんなら、さっきトイレに行くって行って出で行きましたよ。」
濱岸「ひよたん眠たくなってきました。」
久美「明日も早いし寝よっか。」
みんなは眠りについた。

コンコン。またドアが鳴る。開けたら美玲が立っていた。
「うわぁ」ドアを開けた途端、美玲が抱きついてきた。
和也「どうしたの?」
美玲「今日あんまり話せなかったから、元気もらいに来た。」
和也「そっか。元気でた?」
美玲「うん。ありがとう。寝るね。」
和也「あっ美玲。料理食べてくれてありがと。嬉しかった」
美玲「ううん。美味しかったよ。作ってね!」
そういうと美玲の顔が近づいてきた。唇に柔らかい感触が。
美玲「料理のお礼!じゃあお休み!」
美玲は部屋を出て行った。
和也も布団に入り眠りについた。

しゃもじ ( 2021/04/28(水) 16:04 )