日向高校




























小説トップ
第2章
アイドル部始動
部活申請が無事に終わり、ようやくアイドル部の活動が始まる。
白石「まず体づくりをメインに行います。体力がないとパフォーマンスの質が落ちるからね!体力を付けて何曲も歌って踊れる体力を作りましょう!」
『はい!!』
体力作りのために10キロランニングを行う。
ランニングをして体力がついたら筋トレ。
部活が始まる前に白石先生と考えたメニューだ。
ランニングが始まる前に加藤さんが不安そうな顔をしている。
和也「加藤さん大丈夫?」
史帆「大丈夫じゃない。私短距離は得意なんだけど長距離はだめなんだ〜。」
今にも泣きそうな顔をしている。
このままじゃだめだ。ふっと和也はあることを思い出す。
和也「加藤さん土曜日暇かな?もし暇だったら遊びにいかない?」
史帆「それってデート??」
和也「そーゆうことになるかな?加藤さんがマラソンをゴール出来たらだけど。」
史帆「頑張る!!としちゃん頑張るぞ〜!」
ようやく笑顔になってくれた。
マラソンが始まった。
俺は最後尾から自転車で遅れている人を励ます係だ。
3キロをすぎた時点で河田さんが遅れ始めた。
和也「河田さん大丈夫?」
陽菜「大丈夫です。頑張ります」
和也「ゆっくりでいいから頑張ろ?
もし辛かったらいつでも言ってね?」
河田さんは頷く!
次に高本さんが遅れ始めた。
和也「高本さん大丈夫?」
彩花「大丈夫じゃなーい!死んじゃうよ〜」
和也「ゆっくりでもいいから最後まで頑張ろう」
彩花「はーい!」
ほとんどの人がゴールした。
和也はゴールした人のケアで早めに学校に戻った。
久美「あれ?としちゃんがいない!」
和也「加藤さん大丈夫かな?」
遅れること10分加藤さんがゴールした。
久美「としちゃん!よく頑張ったね!」
美玲「史帆大丈夫?」
史帆「大丈夫だよ!ちょっと足が痛いけど!笑」
和也「よく頑張ったね!」
和也はそういうと加藤さんの頭を撫でた。
『あーずるいー!!』
和也はまたみんなに詰め寄られた!
史帆は顔を赤くしながらそれを見て笑っていた。
白石「なんだかんだでいいグループになりそうね」
そう呟いた。
この光景を遠くから見ている女の子がいたのだった。

■筆者メッセージ
閲覧1000人超えました!
ありがとうございます!
今週は夜勤の仕事なんで更新出来ないと思うので、今あるストックを全部載せときます!
しゃもじ ( 2021/04/25(日) 23:25 )