日向高校




























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第2章
新たな贔屓疑惑!?
お昼になり、購買にご飯を買いに行こうと教室を出ると
美玲「和くんお昼一緒に食べよ?」
和也「いいよ!でも、購買に買いに行ってもいいかな?」
美玲「あっ、和くんの分もお弁当作ってきたんだぁ〜だから買わなくても大丈夫だよ?」
美玲がお弁当を作ってきてくれたらしい。
和也「ありがとう!前食べた時美味しかったから嬉しい!」
そう言うと美玲も笑顔になった。
2人で屋上に行きお弁当を食べる。
和也「美味しかった〜。ありがとうごちそうさま!」
美玲「いえいえ!また今度作ってくるね?」
和也「ありがとう。でも部活で大変だから無理はしないでね?」
美玲「うん!いつも心配してくれてありがとう。それでお願いがあるんだぁ〜!」
上目遣いで見てくる美玲。それに対して可愛いと思う和也。
和也「どうしたの?」
美玲「またデートしてくれる?」
和也「俺で良かったらぜひ。」
美玲「やったぁー!楽しみ!それじゃ教室に戻ろう」
昼休みが終わり放課後になる。
部室に向かっていると小坂さんがいた。
和也「こんにちわ。」
菜緒「あっ先輩こんにちわ。あの、、私にもアイドル出来ますかね?」
と自信なさそうに言う菜緒。
和也「もちろん!小坂さんがアイドルになれるように俺も出来る限りサポートするよ!」
小坂さんは笑顔になる。
あっ。この子の笑顔もみんなと似てる。
和也はそう思った。
小坂さんと一緒に部室に入りみんなに紹介する。
和也「今日からメンバーに入る小坂菜緒さん。よろしくね。」
みんな暖かく迎えてくれた。
久美「小坂菜緒、こさかなお、こさかな!うん。小坂さん今日からこさかなって呼ぶね!」
佐々木さんが言うと小坂さんは頷いた。
佐々木さんのこーゆうとこは本当にありがたい。
史帆「こしゃ〜監督に変なことされなかった〜?」
加藤さんが変なことを聞く。
菜緒「なにもされてませんよ。優しかったです。それと、この学校で初めてのお友達になってくれました。」
それを聞くと加藤さんがこっちを見た。
史帆「怪しい。監督もしかしてみーぱんの次にこしゃを贔屓するんじゃないでしょうね?」
和也「そんなことないよ。みんな同じだって!」
史帆「なーんか初めから怪しかったんだよね〜。やけに気にしてたし。」
またいつものように言い寄られている。
その姿を見て小坂さんは笑っていた。
他のメンバーもそれを見て笑っている。
いいグループだなと思いつつ、加藤さんをなだめるのに必死だった。
白石「はーい!部活始まるよ〜!」
いいタイミングで白石先生が入ってきた。
『はーい!』
白石「あっ!あなたが小坂さんね?佐藤くんから聞いてたよ?佐藤君が言う通り可愛い子ね!」
おい!先生!またとんでもないことを。
周りのメンバーの顔が見えなかった。
ただ背後からすごい視線を感じた。
白石「とりあえず今日は見学にしようか。佐藤君色々教えてあげてね!
それと、グループとしてやっていく上で引っ張っていく人が大事になります。
キャプテンを決めたいので佐藤君考えておいてね?」
和也「はい!わかりました。」
和也の中ではもう決まっていた。
みんなが筋トレをしているのを小坂さんと見ていた。
菜緒「みんないい人ですね。暖かい。」
和也「うん。みんな太陽みたいなんだ。
でも、小坂さんも今日からメンバーの一員だからね?」
菜緒「はい!頑張ります。」
そして、今後アイドル部にとって、とっても重要になる小坂さんがメンバーになったのだ。

■筆者メッセージ
あと残りは齊藤京子さんと、上村ひなのさんと新3期生ですね。
全員出すのは難しい!笑
しゃもじ ( 2021/04/26(月) 08:31 )