日向高校




























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第26章
混浴とハプニング
和也「えーっと…いいのかな…?」
陽菜から一緒にお風呂に入ろうと誘われる。
陽菜の口からそんな言葉が出てきたことに衝撃を受ける。

陽菜「はい…少しでも和くんといたいから…」
赤くなった顔を見られない様にする為か、陽菜は顔を下に向けている。

和也「なら、お願いします」
和也も緊張からか、陽菜に対して敬語になってしまう。

陽菜「なら、一緒にお片付けしましょ?」
陽菜は食器を持って、台所に歩いていった。

陽菜「陽菜、洗い物は得意なんです!」
陽菜は腕まくりをして、食器を洗い始める。
「〜〜♪」鼻歌を歌いながら、楽しそうにしている。

和也「なんか楽しそうだね?」
陽菜「和くんと一緒だから!だから、陽菜は幸せです!」
ニコニコしながらこっちを見ている。
和也「なら、陽菜が幸せなら俺も幸せだね!」
陽菜「えへへっ、一緒だね!」
結局、陽菜が1人で洗い物をしてしまった。

そして、2人はお風呂場に向かった。
陽菜「あ、あの!恥ずかしいからタオル巻いてもいいかな?」
和也「う、うん。なら、俺も」
陽菜「和くん、目を瞑って?」
和也は陽菜の言う通りに目を閉じた。
真っ暗になった視界では聴覚がより一層敏感になる。
『パサッ』恐らく陽菜が服を脱いだのであろう。
床に何かが落ちた音がする。

陽菜「開けてもいいよ…」
陽菜の声が聞こえて目を開けると、バスタオル姿の陽菜が立っていた。

陽菜「そんな見られると恥ずかしい…。先に行ってきます!」
陽菜は恥ずかしさのあまり先に行ってしまった。
和也は少しの間放心状態になり、その場に立ち尽くした。

はっと我に返り、和也も服を脱ぎ始めた。
全裸になって腰にタオルを巻いて、陽菜の元に向かう。

扉を開けると、陽菜がバスチェアに座って待っていた。
和也「ごめん、お待たせ」
陽菜「大丈夫です…」
和也「先に身体洗う?」
陽菜「うん…。和くん、見ないでね?」
和也「わかった」
和也は身体をお湯で流して湯船に浸かり、陽菜とは逆の方を見る。

『シャアーー』シャワーの音が聞こえる。
後ろで陽菜が身体を洗ってると考えると、少し興奮してしまう。
陽菜とは一度行為をしたが、最近の陽菜の身体の成長は誰が見ても分かった。
妹の様な陽菜が大人の女性へと成長していく。
後ろを振り向きたい気持ちをひたすら我慢した。

少しすると、シャワーの音が止まった。
陽菜「終わったよ?」
和也は陽菜の方を向くと、バスタオルを巻いた陽菜が座っている。
和也「なら交代しよっか」
「うん!」陽菜が立ち上がると、『パサッ』締めが緩かったのか、陽菜のバスタオルが床に落ちた。

陽菜の全裸姿が視界に入る。
前回見た時よりも大きくなった胸に、ピンク色の小さな乳首。そして、秘部はまだツルツルだった。

和也「……。」
陽菜「……。」
2人は目が合う。そして、「見ちゃダメ〜!!」と陽菜が大きな声を出して、慌てて湯船に入り、和也に抱きついた。

和也「ちょ、陽菜!!」
陽菜は和也の身体にくっつくことにより、全身を隠した。
陽菜の柔らかい身体の感触が全身に感じる。

陽菜「うぅー。恥ずかしいです〜」
和也の胸で顔を隠して恥ずかしがっている。
和也は理性を保つのに必死だった。

和也「陽菜?ゆっくりしゃがもうか?」
陽菜の身体を下ろしていく。
白の入浴剤で身体が隠れると、陽菜は和也から離れた。

和也から離れた陽菜の顔は真っ赤になっているのであった。

しゃもじ ( 2022/04/22(金) 21:10 )