日向高校




























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第24章
幸せな誕生日の始まり
少ししてみんなが落ち着きを取り戻した。
美玲「バレちゃしょうがない。明日の話をしましょう!」
愛奈「バレたって言うより、みーぱんがバラしたんやけどな!」
美玲「明日の誕生日は、デートする1人が和くんのお家に迎えに行くね!」
史帆「その1人が最高の誕生日にするの!」
和也「そうなんだね。それは楽しみだよ。それで、その1人は誰かな?」
菜緒「それは今から決めるの!」
和也「今からなんだ?」
久美「うん!だから、和也くんは先に帰宅して下さーい!」
和也「えっ、なんで?」
彩花「誰が来るか内緒の方が楽しみでしょ?」
和也「まぁそうだけど」
美玖「だから、ねっ?」
和也「うん、わかった」
美玲「それじゃ、最後に和くんが締めてください!」
和也「また、無茶振りだな…」
美玲「いいからいいから!はい、どうぞ!」
美玲に背中を押されて、みんなの前に立たされる。

和也「えーっと、今日は色々準備してくれてありがと。誕生日もお祝いしてくれて嬉しかったよ!1日早いけど、今までで1番の誕生日でした!これからもずっとよろしくね?」

和也が挨拶をすると、『監督〜!』とみんなが抱きついてきた。
和也「ははっ、久しぶりに監督と呼ばれた気がするよ!てか、苦しい…」
みんなに押しつぶされて、苦しいはずの和也だったが、その顔は笑顔だった。

こうして和也の挨拶と共に、クリスマスパーティーは終わりを告げた。

和也は部室でみんなと別れて、家に帰った。
家に着いて、お風呂や寝る準備をして、ベットに横になる。
目を瞑ると、今日のパーティーの事を思い出す。
思い出すと自然に笑みが溢れ、同時に少し寂しくなる。

和也「みんなに会いたいな…」
和也が呟くと同時に、『〜〜♪』とスマホが鳴る。
それは一回だけでは無く、何回もなり続ける。
和也「な、なんだ!?」
和也はスマホを確認する。
すると、そこにはメンバーからメッセージが届いた。

紗理菜「和也くん!お誕生日おめでとう!今度、お祝いにインドネシア料理作ってあげるね!幸せな1年にしてね?」

優佳「和也くん、お誕生日おめでとう!和也くんのおかげで、留学から帰ってきても色々楽しめたよ!これからも一緒に楽しもうね!」

史帆「和くーん!お誕生日おめでとう!和くんに出会えてとしちゃんは、すごくすごーく幸せです!これからもよろしくね!大好き!」

京子「和、お誕生日おめでとう!和に出会えて、みんなと一緒にアイドルを目指せて私は幸せだよ?また、今度ラーメン食べ歩こうね?」

久美「和也くんお誕生日おめでとう!中々、言う機会がなかったけど、本当に感謝しています!これからもキャプテンと監督としてがんばってこうね!」

美玲「お誕生日おめでとう。和くん、出会ってくれて、一緒にアイドル部を作ってくれてありがとう。今のみーぱん達がいるのは和くんのおかげです。これからもみーぱん達の夢を応援してください。和くん、大好きだよ!」

愛奈「お誕生日おめでと〜!一緒のクラスになれて、いっぱい思い出が出来て、すごく楽しくて幸せやったで?これからもっと仲良くなりたいからよろしくな?」

彩花「和也くん!お誕生日おめでとう!私はいっぱい和也くんに迷惑かけちゃったけど、いつも優しく許してくれる和也くんに感謝してるよ!これからは、私が和也くんを助けてあげるからね!」

芽依「お誕生日おめでとうニャー!和くんのおかげで毎日楽しいで?また今度猫カフェいこうね?いつもかまってくれてありがとう」

美玖「和くんお誕生日おめでとう。体育祭の時、和くんが助けてくれて、守ってくれて嬉しかったよ!いつもありがとうございます」

陽菜「和くん、お誕生日おめでとうございます!和くんがくれたパンダのぬいぐるみ、陽菜の宝物です!これからもずっとカッコいい師匠でいて下さい!またパンダ見に行こうね!」

菜緒「和くん、お誕生日おめでとう。それと、あの日、菜緒を見つけてくれてありがと。あの時からあの場所は菜緒にとって大切は場所です。これからもいっぱいワガママいってヤキモチ妬いちゃうけど、菜緒のことよろしくお願いします」

鈴花「先輩!お誕生日おめでとうです!先輩のおかげで毎日がパリピです!だから、これからも楽しませて下さい!先輩は私が楽しませてみせます!」

明里「せーんぱい!お誕生日おめでとうございます!今度、明里とデートしてください!こんにゃく工場に行きたいんです!もっと先輩と仲良くなれたらいいな…」

ひより「先輩、先輩!お誕生日ですね!おめでとうございます!今日は素晴らしい日ですね!ひよたん、先輩のおかげで毎日楽しいです!先輩、今度デートしましょうね?」

好花「お誕生日おめでとうですね!いつも優しい先輩。最近、泣いてばかりで迷惑かけてます。でも、先輩が慰めてくれるので泣いてるのに嬉しいです!これからもよろしくお願いします!」

愛萌「せんぱ〜い!お誕生日おめでとうございます!あとで、サンタ愛萌の写メ送ってあげますね?これからもよろしくお願いします!」

美穂「お誕生日おめでと〜!先輩。先輩のおかげで私は強くなれた気がします!また夏休みに同じ花火見に行きましょうね?」

ひなの「先輩。お誕生日おめでとうございます。あの夏の日。先輩に会えて、メンバーに会えて、私はとても幸せです。先輩から貰ったプレゼント、家宝にします!」

未来虹「和也先輩!おめでたいですね!先輩は鈴花さんと同じぐらい尊敬しています!私をアイドル部に選んでくれてありがとうございました!」

茉莉「先輩、おめでとうございます!あの日、先輩がアイドル部に誘ってくれて、今の私がいます!これから先輩に沢山の恩返しをしますね!」

陽世「先輩!お誕生日おめでとうですね!1人でいたハルを見つけてくれてありがとうございます!またキャッチボールしましょうね?絶対ですよ?」

メンバーから誕生日のお祝いメッセージが届いた。
そのメッセージを読んでいると、自然に涙が溢れた。

和也「ははっ、今日は泣いてばかりだな」
それは、和也にとって幸せな誕生日の始まりだった。

しゃもじ ( 2021/12/30(木) 20:11 )