日向高校




























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第21章
学園祭1日前
白石「よし!ここまで!みんなよく頑張ったね!」
学園祭前の最後の練習が終わる。
美玲「やったぁ〜!間に合ったぁ〜!」
史帆「だから、間に合うって言ったでしょ?」
和也「みんななら大丈夫って信じてたよ。疑ったことなんて一度もないから」
久美「やばい…」
美玖「確かにやばいですね…」
和也「なにがやばいの?」
美穂「そんなこと言われたら、めちゃくちゃテンション上がります!!」
菜緒「うんうん!やばいね!」
愛萌「菜緒がテンション上がってるなんて珍しい!」
ひより「マジあげみざわ〜!」
ひなの「ひよたんさんがテンション上がりすぎて、ギャルになってしまいました!」
白石「明日は最高のパフォーマンスを期待してるわよ!」
『はい!!』みんな気合いが入る。

和也「日向高校の学園祭ってたくさん人からの?」
部室に戻る途中に和也が質問する。
久美「そりゃ、いっぱい来るよ!商店街の人も、他の地域の人たちもね!」
紗理菜「土日にやるからみんなも休日だから!」
日向高校の学園祭は土日に行い、月火が振り替え休日になる。
和也「そっか。それは気合い入れないとね」
京子「気合いって執事の?」
彩花「てか、和也くんの執事業務見てないけど、そこのとこどうなの?」
美玲「それはもう素晴らしいよぉ!」
菜緒「凛とした佇まいで」
美穂「それなのにどこか優しい雰囲気で」
陽菜「困った時には必ず助けてくれる」
史帆「毎日お家にいて欲しいぐらい」
『完璧な執事だよ!(です!)』
5人の勢いに圧倒される彩花。それを見て恥ずかしがる和也がいた。
鈴花「これは頑張らないと、全部持ってかれちゃいそうですね」
好花「先輩のクラスには負けませんからね!」
未来虹「そうとなれば、早く戻って準備しなきゃですね!」
『お疲れさまでした!』1年生メンバーが走り去ってしまった。

美玲「和くん、今から明日の準備するんだよね?」
和也「その予定だよ。そうすれば早くお客様に出せるしね」
優佳「お客様だって!」
愛奈「佐藤くんもだいぶ板についてきましたなぁ〜!」
和也「もう、バカにしなくていいから、俺たちも早く戻るよ!美玲、美穂、カレーお願いね?」
美穂「はーい!みーぱんさん、世界一美味しいカレー作って、先輩をメロメロにしましょう!」
美玲「うん!和くんの胃袋を掴も〜!」
紗理菜「何か趣旨が変わってる様な…」
史帆「かわださん!としちゃん達はメイド姿で和くんをメロメロにしちゃお〜!」
陽菜「はい!恥ずかしいけど頑張ります!」
優佳「こちらもこちらでズレてるな…」
和也「菜緒はたこ焼きよろしくね?」
菜緒「うんっ!菜緒も和くんの為にたこ焼き焼くからね!」
愛奈「いやいや、そこはお客様の為やろ…」

その後、調理室で下準備を行い、遂に学園祭の日が訪れたのであった。
そして、今年の学園祭は、日向高校開校以来の最大で最高の事態になるのであった。

しゃもじ ( 2021/10/02(土) 19:44 )