日向高校




























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第18章
寂しがりなメンバー
かとしと美玲が部屋から出ていき、スマホを確認すると、メンバーから沢山のメッセージが来ていた。
菜緒「和君〜。早く会いたい〜」
陽菜「和君、北海道にはパンダいますか?」
ひより「先輩元気にしてますか〜?」
未来虹「和也先輩!お昼ご飯、オムライスかハンバーグどっちにしましょう?」
他にも沢山のメッセージが来ていた。和也はみんなに返事をしようとすると、またもや部屋のチャイムが鳴った。和也は部屋の扉を開けると、「うわぁ」扉を開けた瞬間菜緒が抱きついてきた。
和也「菜緒、急にどうした?」
菜緒「どうした?じゃないよ。メッセージ全然くれへんかったから、心配だったじゃんかぁ〜」
和也「ごめん。スマホの充電切れててさ。さっき返事したところ」
菜緒「うん。さっき紗理菜さんから聞いた。寂しかったんだからね」
和也「ごめんね。まだご飯時間あるし部屋に入る?」
菜緒は頷いて部屋に案内した。和也はベットに座ると菜緒も横に座る。
菜緒「そういえば和君、浮気したんだって?」
和也「えっ!?浮気はしてないけど、なんでそれを?」
菜緒「さっき先輩が話してたから」
和也「まじか。菜緒、怒ってないの?」
菜緒「史帆さんとみーぱんさんが大丈夫だったって言ってたから。ちょっとだけヤキモチ妬いちゃったけど、それよりも寂しい気持ちの方が勝ったから怒ってないよ」
菜緒はそう言って和也にキスをして抱きついた。
和也「菜緒は本当に寂しがり屋だね。会いに来てくれてありがとう」
そして、少しするとまた部屋のチャイムが鳴る。扉を開けると1年生メンバーがいた。
鈴花「先輩!なんでメッセージ返してくれないんですか!?」
好花「先輩〜ご飯の時間まで話しましょ〜!」
明里「先輩見てください!こんなの買っちゃいました!」
陽菜「師匠!パンダはいましたか?」
愛萌「せんぱ〜い!寒いので暖めてください〜」
美玖「先輩、寂しかったです。今日は何してましたか?」
美穂「先輩は1人部屋なんですか?なら、後から来ちゃお〜!」
ひなの「先輩!アイスについて調べたんですが、牧場に行くと美味しいアイスが食べれるみたいです!」
未来虹「お昼ご飯オムライスにしました〜!」
森本「私もきちゃいました!」
山口「私もおじゃします!」
みんなが一斉に話し出して騒がしくなる。
和也「みんな落ち着いて。とりあえず、廊下だと迷惑かけちゃうから中に入って」
和也はみんなを部屋の中に入れた。
美玖「あれ?菜緒、いないと思ったら先輩の所にいたの?」
愛萌「急にいなくなったからびっくりしたよ〜」
菜緒「菜緒もさっき来た所だよ」
和也「みんな入れたことはいいけど座れないね」
美穂「まぁなんとかなりますよ!」
みんなはベットの上などに座って、なんとか全員座ることができた。
和也「それで、なんで陽菜はここに座ってるの?」
陽菜はベットに座っている和也の膝の上に座っている。
陽菜「ここに座りたかったからです!あっ、向きを間違えてしまいました。ごめんなさい」
陽菜は対面の向きに座り直した。
鈴花「こ、こらぁ〜陽菜!そんな座り方したらだめ〜!」
ひより「陽菜だけずるい〜!次はひよたんも〜!」
好花「陽菜〜!先輩から離れろ〜!」
陽菜「嫌です、嫌です!師匠!陽菜を守ってください!」
陽菜は和也の顔を自分の胸に抱き寄せてくる。服を着ているので、あまり感触はないが、顔が陽菜の胸についていた。
菜緒「あっ!今、和君ニヤってした!」
美穂「先輩、こういうのが嬉しいんですね!」
美穂は和也の後ろに回って抱きついた。
鈴花「あぁ〜!みーたんまで!!」
森本「みなさん大胆ですね」
山口「なんか楽しそうだなぁ〜」
ひより「次はひよたんの番だってばぁ〜!」
愛萌「順番制なら次は私〜!」
明里「なら次は明里〜!」
和也「ちょっと待って!苦しいから〜!」
こうして、夜ご飯の時間までみんなは和也を取り合っているのであった。

■筆者メッセージ
サムさん
コメントありがとうございます!これからも期待に応えれるように頑張ります!

ゆうさん
アドバイスありがとうございます!改善できる様に努力します!
しゃもじ ( 2021/07/09(金) 06:50 )