日向高校




























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第17章
めいは猫?
最近、未来虹がすごい懐いてくれている。関わることでわかったことは、未来虹は京子と同じでゲラと言うことだ。ツボると大きな口を開けてずっと笑っている。
未来虹「和也先輩!この動画見てください!めちゃくちゃ面白いです!」
お昼休みにみんなでご飯を食べていると、未来虹が携帯で動画を見せてくる。
和也「あははっ、本当だ!面白いね」
美玲「ねぇねぇ、いつから和君とそんなに仲良くなったの?」
彩花「うんうん。未来虹と最近仲良いよね」
史帆「最近、としちゃんにかまってくれないよね?もしかして、飽きられちゃったとか?」
和也「そんなことないよ?かとしにハマってるよ?」
史帆「えへへっ、うれしいぃ〜!和君に卵焼きあげるね!はい、あーん!」
和也「あ、ありがとう。いただきます」
慣れというのは怖いもので、メンバーに食べさせてもらうのも昔ほど恥ずかしくなくなっていた。
久美「やっぱりとしちゃんに贔屓してる!」
京子「和!私が作ったエビフライも食べてみてよ!」
京子がエビフライと言う名の、エビを箸で掴んだ。
愛奈「京子待って!そのエビフライ衣がついてないよ?」
優佳「なんかエビの素揚げみたいになってる」
京子「なんでか分からないけど衣がつかなかったんだよね!まぁいいや!あーん!」
京子がエビフライらしきものを口に近づける。和也は断れなくて、恐る恐る口の中に入れた。
久美「和也君大丈夫?」
和也「エビフライではないと思うけど美味しいよ」
美味しいと言ってもらえたので、京子は喜んでいた。
京子「美味しいだって!よかったら誰か食べる?ひよたんどう?」
ひより「ひよたんはお腹いっぱいなんで大丈夫です〜。美玖がエビ好きなので美玖にあげてください!」
美玖「えぇ!私!?私は生のエビが好きなので。あと、私もお腹いっぱいで」
京子「そっか〜!みんなお腹いっぱいならしょうがないね」
そう言って京子は自分で食べていた。その姿を見て他のメンバーはホッとしていた。すると、東村さんが横に来て座った。
芽依「監督〜!めいのいちごあげる〜!」
和也「ありがとう!いつもいちご待ってるね!」
芽依「めい、いちごめっちゃ大好きやねん」
紗理菜「てか、めいめいがいちごあげるの珍しいよね」
美玲「確かに!あげてるの和君しか見たことない」
彩花「私なんてこの前断られたんだよ!」
美穂「先輩はめいめいさんに懐かれてますね〜!」
菜緒「どうやったらそんなに懐いてもらえるの?」
和也「さぁ〜?何かしたかな?」
横で美味しそうにいちごを食べてる東村さんを見ながら、みんなは不思議がっていた。お昼休みの終わる時間が近づいたので教室に戻ることにした。教室に向かっていると後ろから東村さんに声をかけられた。
芽依「なぁなぁ、監督!」
和也「ん?東村さんどうしたの?」
芽依「めいでええよ?」
和也「わかった。それで芽依どうしたの?」
芽依「実はめい猫やねん」
和也は芽依からの突然のカミングアウトに頭の中は?でいっぱいだった。
和也「猫?猫が好きってことかな?」
芽依「ううん。めいが猫やねん」
和也「は、はぁ。芽依は猫だったんだね」
芽依「うん!それでな、監督は今週の日曜日暇かな?」
和也「なにも予定ないから暇だけど」
芽依「なら、猫がいっぱいいる所にいこ!」
和也「猫がいっぱいいる所?どこだろう?」
芽依「えへへ、めっちゃいっぱいおんねんで!めいと行ってくれる?」
和也「うん。俺も猫好きだからいっぱいいるなら行ってみたいな」
芽依「やったぁ〜!ありがとう!また時間は連絡するね!」
芽依は笑顔で教室に向かって歩いていった。(ところで芽依が猫ってどういうことだろう)和也は芽依の不思議な発言で、午後からの授業が全く集中できないのであった。

■筆者メッセージ
やばい!関西弁が全くわからないです!笑
しゃもじ ( 2021/06/26(土) 18:51 )