日向高校




























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第11章
ガールズトーク
菜緒は和也と別れて部屋に入った。
愛萌「菜緒おかえり〜!」
史帆「こしゃ〜先生達どうなった?」
菜緒「なんか、お互いの点数が分からなくなって辞めました。」
京子「何それ!なんのためにやってたの?」
久美「そういえばとしちゃん、監督が明日の夜ご飯の時に、あっちに行っちゃうかもしれなかったのに静かだったね?」
史帆「和君は浮気しないって言ってたからね〜!だから、あっちに行っても大丈夫だと思って!」
美穂「なんか急にいい女に見えてきました!」
美玲「史帆なんで急にそんなに大人になったの?」
史帆「えへへっ、としちゃんも大人になったのよ!」
潮「でも、佐藤君、櫻坂の子を下の名前で呼んでたよね?」
史帆「なぬ?どういうこと?」
彩花「あっ!くいついた!」
美玖「菜緒、今日、先輩櫻坂さんの小さい子と仲良くしてたけどその子かな?」
菜緒「その子とあと2人はいるかな!」
史帆「何〜!!浮気だぁ〜!!ちょっと行ってくる!」
鈴花「あっ!怒って行っちゃいましたね!」
美玲「どこが大人になったんだろう?」
美穂「私も前言撤回します。」
(和君浮気しないって言ったのに〜!)
和君の部屋の前に着き、ノックをした。
(早く来なさい!許さないんだから!)
そして、部屋のドアが開いた。
和也「あっ。かとしどうしたの?」
史帆「和君に話があります。」
和也「ん?とりあえず中に入る?」
私は和君の部屋に入った。
和也「それで話って?てか、かとしのパジャマ可愛いね?」
(今日のとしちゃんは、そんなことじゃ許さないんだから!)
和也「なんかかとしのパジャマ好きだな」
史帆「ほんとに?嬉しい〜!」
和也「それで話って?」
史帆「ありゃ?なんだっけ?」
私は好きと言われて、嬉しさのあまり怒ってたことをを忘れてしまった。
和也「忘れちゃったの?」
和君は笑っていた。私も釣られて笑う。
史帆「忘れちゃったぁ!何かわかんないから、和君にくっついていい?」
和也「なにそれ?別にいいけど。」
「えいっ!」私は和君に抱きついた。
史帆「これで明日も頑張れる〜!」
和也「それは良かった。明日も頑張ろうね!」
和君は私の頭を撫でてくれた。
史帆「それじゃ部屋に戻るね!お休みなさい!」
私はルンルンで部屋に戻った。
久美「あっ!戻ってきた!」
高瀬「なんかテンション高くない?」
好花「あれはまんまと丸め込まれましたね〜!」
京子「史帆?監督なんだって?」
史帆「なんだって?ってなんのこと?としちゃん気分がいいからもう寝るね〜!」
東村「史帆寝ちゃったよ。」
美穂「私が先輩に聞いてきます!」
次に美穂が和也に話を聞きに行った。
先輩の部屋の前に着き、ノックをした。
部屋のドアが開き、先輩が顔を出した。
和也「次は美穂なんだ?どうした?」
美穂「先輩に話があります!」
和也「ちょうど良かった!俺も美穂に話したいことがあったんだ!ちょっと中に入って!」
私は先輩に言われるがまま、中に入った。
和也「今度行く花火大会の時にさ、夜まで時間があるから観光できるところ探してたんだけど、こことかどうかな?」
美穂「えっ?先輩探してくれていたんですか?」
和也「うん!だって楽しみだから!」
私は笑顔になった。先輩も私と同じで楽しみにしてくれたことに、嬉しくなったからだ。
美穂「いいですね!そこ行きましょう!」
和也「うん。花火も詳しく調べたけど凄そうだね!楽しみ!それで、美穂はなんの用事だったの?」
美穂「あっ!先輩と話したかっただけです!」
私は嬉しい気持ちが強すぎて怒る気になれなかった。
美穂「なら先輩と話せたし、そろそろ寝ます!お休みなさい!」
和也「うん。おやすみ!」
私は部屋に戻って行った。
丹生「あっ美穂が帰ってきました。」
美穂「私も気分がいいからもう寝まーす!」
彩花「寝ちゃったよ。」
久美「なんか、どうでもよくなってきちゃったね。」
京子「うん。明日もあるしそろそろ寝ようか。」
美玖「みんなもう寝るって、って、菜緒もう寝てるし」
久美「明日も早いので寝るよ〜お休みなさい!」
そして、日向高校の合宿1日目は終わった。

しゃもじ ( 2021/05/17(月) 14:50 )