日向高校




























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第11章
日向VS櫻坂 卓球対決2
こうして始まった白石先生と松村先生の卓球対決。
白石「行くよ〜!!えいっ!」
松村「おりゃ!」
「えい!」「やるな〜!」2人は必死に球を打ち返している。「・・・」見ているみんなは沈黙している。
史帆「ねぇ和君、打ち返してる球めっちゃ山なりだよ。」
和也「うん。すごいね・・・」
松村「あははっ!まいちゃーん!」
白石「さゆりん面白いね〜!」
和也「でも、2人とも楽しそうだからいいんじゃない?」
友香「2人ともさっきまで言い合いしてたとは思えませんね。」
由依「なんか心配して損した。」
久美「私達もあっちで卓球しませんか?」
松田「いいですね〜!やりましょう!」
美玲「じゃあ和君、後はよろしくね〜!」
和也「えっ!待ってよ!俺がみるの?」
京子「だって元をいえば和が原因だし。」
友香「佐藤君、松村先生をお願いしますね!」
和也「菅井さんまで!」
みんな行ってしまった。すると、横で誰かの笑い声が聞こえた。
ひかる「あははっ!あははっ!」
なぜかひかるがめっちゃ爆笑している。
和也「どうしたの?」
ひかる「あははっ!!」
笑っていて答えてくれない。
保乃「たぶん先生達の卓球をみて笑ってるんだと思いますよ。」
和也「あっ保乃。そうなの?」
保乃「ひーちゃんはツボがおかしいんです。」
和也「そうなんだ。でも、一緒に居てくれるだけありがたいよ。」
保乃「なら保乃も一緒に居ますよ。和也君1人じゃかわいそうですし!」
和也「保乃ありがと!助かるよ!」
すると、後ろから服の袖を引っ張られた。
菜緒「菜緒も一緒におる。」
和也「あれ?菜緒もさっきあっちに行かなかった?」
菜緒「和君がかわいそうやから戻ってきた。」
和也「そっか。菜緒ありがと。」
和也達は座って先生の卓球を見ていた。
菜緒と保乃は同じ大阪出身ということで、いつの間にか意気投合していた。
ひかるはというと笑い疲れたのか寝ている。みんなもいつの間にか卓球を辞めて、部屋に行ってしまった。
和也「あの〜これはいつまで続くのでしょうか?」
白石「いつまでって勝負がつくまでよ?」
和也「でも、かれこれ1時間はやっていますけど、何点取ったら勝ちなんですか?」
松村「まいちゃん!今の点差は何対何?」
白石「えーっ!さゆりんが数えてるんじゃないの??」
松村「まちゅもまいちゃんが数えてると思ってたの!」
(この人達は今までなにをしてたんだろう)
和也「あの〜明日はみんなでご飯を食べればいいのでは?」
『確かに!!』2人は納得してくれた。
白石「あぁ〜楽しかった!後でもう一回お風呂入らなきゃ!」
松村「そうやね〜!何か動いたらお腹空いて来たわ!」
2人は卓球場から出て行った。取り残された和也。
和也「みんなそろそろ部屋に戻ろうか。」
菜緒「はーい!保乃ちゃんありがと!」
保乃「菜緒ちゃんありがと!また明日話そうね〜!」
和也「さて、ひかるをどうしよう。起こすのもかわいそうだし」
和也はひかるの前にしゃがんだ。
和也「ちょっとひかるを背中に乗せてくれない?」
和也はお願いすると、2人はひかるを背中に乗せるのを手伝ってくれた。ひかるをおんぶして櫻坂さんの部屋に行く。流石にいきなり部屋に入るのは気が引けるので、保乃が先に入りみんなに伝えてくれた。
菅井「わざわざすみません。」
和也「大丈夫ですよ。ここでいいですか?」
菅井「はい!ありがとうございます。」
梨名「私もおんぶしてほしい〜!」
和也「あははっ。また今度機会があったらね?」
和也はひかるを布団の上に下ろして、部屋を出る。
和也「それでは失礼します。また明日頑張りましょうね」
菅井「はい!それではお休みなさい。」
菜緒が部屋の外で待っていたので一緒に戻った。
和也「菜緒も今日はゆっくり休みなね?明日は体調次第でどうするか決めようか」
菜緒「明日は大丈夫!明日やらなきゃ合宿きた意味なくなっちゃう。」
和也「でも、無理はしないでね?」
菜緒「うん!和君、今日はありがと!お休みなさい」
和也「おやすみ。また明日ね」
和也は自分の部屋に戻った。こうして合宿1日目が終わった。

■筆者メッセージ
うちわさん、サムさん、マスターさん
コメントありがとうございます!
今後の展開でちょっと必要だったので、今回、櫻坂を出しました!
櫻坂との絡みは合宿のみになるので安心してください!
今後も何か気になる所があれば教えてもらえると助かります!
しゃもじ ( 2021/05/16(日) 23:33 )