日向高校




























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第11章
偶然の再会
史帆「ほんとよかったぁ〜」
彩花「監督のおかげで助かったよぉ〜」
和也「みんなが頑張ったからだよ!みんな赤点無しで良かったよ。」
テストが返ってきて、誰一人赤点者がいなかった。和也もクラス上位3人に入っていた。
美玲「これでみんなで合宿できる〜!」
美穂「旅館って言ってましたよね?温泉入らなきゃ!」
和也「明日から夏休みだけど、明日から合宿だからね!集合時間に遅れないようにね!」
『はーい!』みんなは返事をして帰宅する。ありがたいことに旅館からバスが出るので、学校に集合することになった。
菜緒「和君一緒に帰ろ?」
菜緒が和也の元に来る。
和也「いいよ。じゃあ帰ろっか。」
菜緒「うん!ありがと!」
菜緒と一緒に下校する。
菜緒「合宿楽しみだなぁ〜!」
和也「でも、1日中練習だから体調気をつけてね」
菜緒「ありがと。もし、体調悪くなったら和君が看病してね?」
和也「わかった。体調が良くなるまでずっと看病するからね」
菜緒「やった〜!あっ、櫻坂の子に浮気したら許さへんから!」
和也「しないなら大丈夫だよ。」
菜緒「でも、もし何かあったらちゃんと助けてあげてね?」
和也「うん。菜緒は優しいね?」
菜緒「和君と一緒にいるから、優しいのが似てきたのかも〜!」
和也「なんだそれ!なら似た者同士だね。」
和也と菜緒は笑いあった。そして、菜緒の家に着いた。
菜緒「和君。合宿も夏祭りのライブも頑張るから、ちゃんと菜緒を見ててね?」
和也「うん。ずっとそばで見てるよ。」
菜緒「ありがと。じゃあまた明日ね!」
菜緒は和也にそっとキスをして、家の中に入っていった。和也も帰宅して、明日の準備をして眠りについた。
次の日。集合時間より早めに学校に行き、荷物をまとめていた。
???「手伝いますよ?」
後ろから声がしたので振り向くと美玖がいた。
和也「おはよう。早いね?」
美玖「なんか早く起きちゃって!これ運べばいいですか?」
和也「うん!ありがと。助かるよ」
美玖が手伝ってくれたおかげで準備も早く終わった。集合時間になりみんな集まった。旅館のバスも到着して、バスに乗り込んだ。
史帆「としちゃんここ〜!」
東村「めいはここ〜!」
みんなそれぞれ好きな所に座って行く。
美穂「先輩!一緒に座りましょ!」
和也「いいよ。ならここに座ろうか。」
鈴花「あっ!みーたんずるい!」
好花「私も先輩と座りたかったのに!」
上村「私もです!」
和也「朝からもめないの!休憩ごとに交代しよ?それでいい?」
『はーい!』みんなは納得して席に着いた。バスが出発する。
美穂「ねぇ先輩!いつデートしてくれますか?」
和也「いつにしよう?夏休みだからどこか行きたいね?」
美穂「私ここの花火大会行きたいです!」
美穂はそう言うとスマホを見せてくれた。
和也「いいね〜!でも、ちょっと遠いから日帰りだと厳しいよ?」
美穂「泊まりで行きたいです。ダメですか?」
和也「うん。いいよ。観に行くならゆっくりしたいし」
美穂「やったぁ〜!なら近くのホテル予約しときます!」
美穂はスマホで予約をし始めた。
東村「監督!めいの苺あげる〜!」
東村さんが前の席から顔を出して苺をくれた。
和也「ありがと。東村さんはいつも苺食べてるね?」
東村「えへへっ。苺が1番好きなの〜!」
彩花「監督。めいめいに懐かれてるね!」
横に座っていた高本さんも前から顔を出す?
和也「そうなの?なんで?」
彩花「めいめいはなかなか人に苺をあげないんだよ〜?」
和也「そうなんだ。なんかありがと」
東村「えへへ。食べたい時いつでも言ってな〜!」
みんなと喋っていたらあっという間に旅館に着いた。
バスを降りると、女将さんや中居さんが出迎えてくれた。
白石「今日から2泊3日お世話になる、日向高校です。よろしくお願いします。」
『よろしくお願いします。』
女将「ようこそいらっしゃいました。早速お部屋に案内させていただきます。」
女将さんに部屋の案内をしてもらう。
女将「こちらの大広間と他2部屋のご予約になっております。」
彩花「えぇー先生と監督は別の部屋なの〜?」
史帆「先生と監督と寝たかったのに〜!」
白石「もうみんな可愛いわね!ご飯を食べるときは、みんなで食べるから我慢してね?」
『は〜い!』みんなは大広間に荷物を置く。
白石「それじゃ着替えたら外に集合してね!」
和也も自分の部屋に行き、荷物を持って外に出た。しばらくして、着替え終わったみんなが外にきた。
久美「先生?櫻坂高校の方はいつ来るんですか?」
白石「もう来ると思うけどな〜!あっ!きた!!」
もう一台のバスが到着した。
???「まいやーん!!!」
白石「さゆりーん!!!」
白石先生が大声を出して、バスから降りてきた女性と抱き合った。
和也「あの〜先生?」
白石「あっ!ごめんね!こちらが私の友達の松村沙友理先生。」
松村「まいやんの友達の松村沙友理です!まっつん先生って呼んでな?あっ!君が佐藤君?」
和也「は、はぁ、そうですけど」
松村「まいやんから聞いてるで!頼りにしてるからね」
和也「が、頑張ります。それで松村先生・・・」
松村「まっつん先生なっ?」
和也「まっつん先生。後ろの生徒さんが困ってますよ?」
松村「あっいけなーい!この子達が私の教え子で〜す!」
和也「あっ!」
???「あっあの時の!」
偶然にもショッピングモールでぶつかった子と再会したのだった。

■筆者メッセージ
たかしさん!日向坂後援会さん!ルウさん!
コメントありがとうございます!リクエストに応えれるように頑張るので、これからもよろしくお願いします!
しゃもじ ( 2021/05/15(土) 20:31 )