日向高校




























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第11章
小さな女の子
テスト期間が終わり、後は結果を待つだけになった。和也は白石先生から、合宿で必要な物の買い出しを頼まれていた。
日向町に大きなショッピングモールがないので、以前かとしと映画を観に行った街に行く。駅を出たら直ぐにショッピングモールがあるので、街を知らない和也でも問題はなかった。ショッピングモールに着き、頼まれた物を探す。
(湿布にコールドスプレーに・・・)
棚を見ながら歩いていると
「うわぁ」「きゃあ」誰かにぶつかってしまった。
和也「すみません。前を見てません出した。」
???「私もすみません。よそ見しながら歩いてて」
和也「ご怪我はしてないですか?」
???「私は大丈夫です。そちらは大丈夫ですか?」
和也「ならよかった。自分も大丈夫です。」
2人はぶつかった衝撃でカゴから落ちた商品を拾い始める。
(目が大きい子だな〜。)と和也は思った。「あっ」和也と女の子は同じものを拾おうとした為、手が触れてしまった。
和也「すみません!」
???「私もすみません!」
女の子は少し顔が赤くなっていた。落ちたものを全て拾い終えた。
和也「すみません。それでは。」
???「私もすみません。落ちたものを一緒に拾ってもらって、ありがとうございました。」
そう言ってお互いその場を離れた。
(ぶつかってしゃがんでたから気づかなかったけど、小さい子だな〜。中学生かな)そう思いながら買い物を進めた。
???「あっ!!和君!!」
後ろの方で声がしたので振り向くと、美玲がいた。
和也「あっ!美玲。偶然だね?」
美玲「うん。合宿で必要なものを買いに来て!和君は?」
和也「俺も同じ。白石先生に合宿で必要な物を頼まれたから。」
???「あなたが和也君??」
美玲「あっ!ママ!和君、みーぱんのママだよ!」
美玲の母親が近くのショップから出てきた。
和也「佐藤和也です。いつも美玲さんにお世話になっています。」
美玲母「こちらこそ。いつもみーぱんをありがとね〜!」
(お母さんにもみーぱんって呼ばれるんだ)
和也「あっ、母との旅行の件ありがとうございました。とても喜んでいました。」
美玲母「こちらこそ!ほんとはもっと早くご挨拶したかったけど、なかなかタイミングがなくて。」
和也「いえ。ちょっと天然な部分もありますが、母のことお願いします。」
美玲母「和也君は本当にいい子ね〜!みーぱんの言う通りだわぁ〜!」
美玲「ちょっとママ!変なこと言わなくていいから〜!」
美玲母「そうだ。今からご飯食べに行くけど、和也君もどう?」
和也「えっ?でも、」
美玲「和君も行こうよ〜!」
美玲母「行きましょ!ねっ?」
和也「はぁ、ならご一緒させてもらいます。」
美玲「やったぁ!ならレッツゴー!」
美玲母「レッツゴー!」
美玲は母親に似たのだと思った。ショッピングモールのフードコーナーに行く。
それぞれ注文して席に着く。
美玲母「みーぱんは和也君に会ったら、凄いニコニコしてるのね!」
美玲「いつもと一緒だよ〜!」
美玲母「和也君、学校でのみーぱんはどう?」
和也「いつも笑顔で可愛いですよ!それに美玲さんのおかげで、自分もみんなと仲良くなれたので感謝しています。」
美玲「可愛いなんて恥ずかしい〜!」
美玲母「そうなのね!みーぱんが最近楽しそうに学校行くのは、和也君のおかげだったのね?」
和也「自分はなにもしてませんよ?」
美玲母「みーぱんが言ってた通り鈍感なのね?」
美玲「そうなの!ほんとに大変なの!」
和也「なんか急に責められてる・・・」
ご飯を食べ終わった。
和也「すみません。ご馳走になってしまって。」
美玲母「いいのよ。いつものお礼したかったから。和也君は電車で来たの?」
和也「はい。そうです。」
美玲母「なら家まで送ってくわ。」
和也「いえ!そんなにお世話になるわけには」
美玲「和君一緒に帰ろうよ〜!」
美玲母「みーぱんもそう言ってるからね?」
和也「ならお願いします。」
こうして、美玲の家の車で送ってもらうことになった。和也の家まで着いた。
和也「ありがとうございます。今、母を呼んでくるので、少し待ってて下さい。」
和也は車を降りて、家の中に入る。そして、直ぐに母親と家から出てきた。
母「送っていただいてすみません。ありがとうございます。」
美玲母「こちらこそ、先日はありがとうございました。」
初めて会った2人は少しぎこちなかった。
和也「母さん。美玲のお母さんにお礼がしたいから、家に上がってもらお」
母「そうね!お茶を出すのでよかったらどうですか?」
美玲母「でも、急にお邪魔したらご迷惑じゃ・・・」
母「うちは大丈夫ですよ?美玲ちゃんもねっ?」
美玲「うん!ねぇ?ママ行こうよ〜!」
美玲母「ならお言葉に甘えて」
美玲親子は和也の家に入った。母さんがお茶を淹れる。しばらくすると2人は意気投合し始めた。
美玲母「そういえば旅行のことなんですけど詳しい話が出来ていなかったので!」
母「そうですね〜!本当に楽しみなんです!」
和也「なんか2人で大丈夫そうだから、部屋に行く?」
美玲「うん!ママ帰る時になったら教えて!」
美玲母「はーい!行ってらっしゃい!」
2人は和也の部屋に行き、ベットに座る。
美玲「和君のママとみーぱんのママが仲良くなってくれて良かったぁ〜!」
和也「凄い意気投合し始めたね。」
美玲「やっぱ子ども同士も仲良いからかな〜?」
和也「そうかもね!」
美玲「えへへっ。嬉しい!えいっ!」
美玲は和也に抱きついた。
和也「いきなりどうしたの?」
美玲「和君にくっつきたくなった。だめ?」
和也「いいよ。」
美玲「やったぁ〜!」
美玲は抱きつく力をさらに強くする。そして、2人は自然にキスをする。どちらからともなく自然に。「んっ、ん、んっ」舌を絡めはじめる。美玲はトロンとした目で和也を見つめた。でも、流石に下に親が居るのでこの先はできない。
和也「今日はここまでにしようね?」
美玲「うん。また今度してくれる?」
和也「うん。美玲がいいなら。」
そう言って頭を撫でた。「うんっ!」美玲は頷き、またキスをする。和也は我慢が出来なくなり、美玲の胸を揉み始める。
美玲「あっ!んっ。和君。」
美玲は突然のことにびっくりしていた。
和也「ちょっとだけ。だめ?」
美玲は横に首を振り受け入れた。「んっ、んっ、んっ」キスをしながら胸を揉む。キスの最中に美玲の吐息が漏れる。すると美玲が和也の下半身に手を伸ばす。
和也「美玲!?」
美玲「最後までは出来ないけど、みーぱんが和君にする!」
そう言って美玲はズボンの上から擦り始める。
和也「んっ。美玲。」
美玲は何が言いたいのか理解して、和也のズボンを下げた。そして、咥えて上下に動きだした。「んっ、んっ、んっ」美玲の口の中は暖かく、とても気持ちが良かった?「ジュル、ジュル、ジュル」美玲の唾液がいやらしい音を出している。
和也「美玲そろそろ」
和也がそう言うと美玲の動きも速くなる。「んっ」美玲の口の中でイってしまった。「ごくんっ」美玲は和也の精液の飲んでくれた。
和也「美玲ありがとう。」
美玲「うん!今度はみーぱんにしてね?」
2人は親に呼ばれるまで抱き合って横になった。

しゃもじ ( 2021/05/15(土) 08:43 )