日向高校




























小説トップ
サイドストーリー
海で大騒ぎ
美玲「わぁ〜!!海だぁ〜!」
彩花「全然人もいないから貸し切りみたい!」
芽依「あははっ、あはは〜!」
翌日、朝から海に来て盛り上がるメンバー。
和也「あそこでパラソルとか借りれるみたいだね。ちょっと行ってくる」
紗理菜「あっ!私も行くよ!」
紗理菜と一緒にパラソルや敷物を借りに行った。
久美「なら、水着に着替えてくるね〜!」
みんなは近くにある更衣室に行った。
『おーい』しばらくしてみんなが戻ってきた。
好花「お待たせしましたぁ〜!」
鈴花「あれ?今、先輩がっかりしました?」
愛奈「なんや、佐藤君もえっちやなぁ〜」
みんなは水着の上にシャツのショートパンツを着ていた。
和也「そんなことありません」
彩花「あれれ〜?監督が見たいなら見せてあげるよぉ〜?」
高本さんがシャツを脱ごうとする。
和也「いやいや、いいから。それより早く行こっ!」
和也は海に向かって走り出した。
史帆「あぁ〜!和君待てぇ〜!!」
陽菜「師匠〜!待って下さーい!」
ひより「あははっ!わーい!」
すると、先に海に入った和也が何故か反転する。
美玲「んっ?和君、どうしたの?」
明里「あっ!監督、水鉄砲持ってる!」
和也「いいでしょ!昨日、買ったんだ!」
美穂「いつの間に!先輩、ずるーい!」
京子「冷たーい!逃げろ〜!」
みんなは逃げ始めたので、和也はそれを追いかけた。
好花「うわぁっ!」
好花が砂浜に足を取られたのか転んでしまう。
和也「好花、大丈夫!?」
好花「えへっ!ひっかかりましたね!水鉄砲は貰いました!」
好花はわざと転んだふりをして、油断した和也から水鉄砲を取った。
鈴花「このちゃんナイス!先輩を追いかけろ〜!」
和也「うわぁ、冷たい!」
次は和也が追いかけられている。
しばらく浅瀬で水の掛け合いをしていると、ひなのがいない事に気づく。
和也「あれ?ひなのどこいった!?」
菜緒「本当だ。なのちゃんがいない」
和也「あっ、あそこにいた!」
ひなのが砂浜で砂遊びをしている。
和也「ひなのもこっちに来て遊ぼうよ」
菜緒「なのちゃん何作ってるの?」
ひなの「お城を作りたかったんですけど、なかなか上手に出来ません」
菜緒「お城か〜!菜緒も一緒に作って良い?」
ひなの「はい!よろしくお願いします!」
菜緒「ほらっ、和君も作るよ!」
和也「うん!大きいの作ろう!」
3人で砂浜でお城を作り始める。
菜緒「なぁ〜和君。もっと可愛く作ってや〜」
和也「いや、お城って可愛いんじゃなくて、カッコいいものでしょ?」
菜緒「可愛いのがいいの〜!なのちゃんも可愛いのがいいよね?」
和也「いや、ひなのはかっこいいのがいいよね?」
ひなの「うーん。シャチホコはどう作ったらいいですかね?」
和也・菜緒「シャ、シャチホコ!?」
菜緒「和君、シャチホコってあのシャチホコかな?」
和也「たぶん。名古屋城にあるのだと思う」
菜緒「なのちゃんは名古屋城を作ろうとしてたの?」
ひなの「はい?名古屋城ってなんですか?」
和也「どうやら違うみたい」
ひなの「ふふっ、お砂遊び面白いです」
どこまでもマイペースなひなのであった。

彩花「監督〜!かき氷食べたい〜!」
芽依「めいも〜!ちょっとお腹すいたぁ」
和也「なら、あそこの海の家で食べに行こ」
海の家に向かい、かき氷を注文した。
史帆「うーん。どれにしよう」
かとしがいつも通り悩んでいる。
和也「どれとどれで悩んでるの?」
史帆「メロンとイチゴで。どっちも美味しそうなんだよなぁ〜」
和也「なら、俺がメロン頼むから、かとしはイチゴにしな?一緒に食べよ」
史帆「えっ!いいの?」
和也「うん。メロン食べたかったから」
史帆「わーい!嬉しい〜!」
久美「またとしちゃん贔屓だ!」
美穂「もぉ〜としさんばっかりずるいです!」
和也「いや、たまたま食べたいのが同じで」
鈴花「苦しい言い訳ですね!」
和也は苦笑いをするしか出来なかった。
そして、みんなで椅子に座りかき氷を食べ始める。
ひより「あははっ、陽菜の舌、真っ青だ!」
陽菜「えっ!どうしよう!師匠〜、陽菜お化けだったのかもしれません!」
和也「そうなの?俺もお化けになってる?」
陽菜「わぁ〜!師匠もお化けになっちゃいました!お化け仲間ですね!」
京子「シロップが付いただけなのにね!陽菜ちゃんは可愛いなぁ〜!」
美玖「先輩、かき氷食べたらビーチバレーしましょ!」
和也「いいね!楽しそう!」
こうして、次はビーチバレーで遊ぶ事になったのだった。

しゃもじ ( 2021/08/15(日) 00:29 )