日向高校




























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第8章
日向高体育祭当日の朝
ついに体育祭当日。
和也はいつもより少し早めに目を覚ます。
和也「ふぁー。おはよう。」
母「和也おはよう。体育祭なのに能天気ね。」
鈴花「先輩おはようございます!寝癖ヤバいですよ!」
好花「おはようございます!今日頑張りましょうね!」
何故か富田さんと松田さんがいて和也はびっくりする。
和也「えっ?なんでいるの??」
鈴花「なんでって、ママの朝ごはんを食べに?」
好花「昨日、鈴の家に泊まってたんです!」
和也「話が全く読めない。」
母「鈴ちゃんのお母さんが、引っ越してきて分からないことが多そうだから一緒にいきましょうって言ってくださったのを伝えに来てくれたのよ。」
鈴花「と言うことなんです!」
和也「なるほどね。ありがと。」
「ピンポーン」インターフォンがなる。
母「お母さん朝ごはんの準備するから、和也出てちょうだい。」
「はーい」和也は玄関を開けた。すると、
陽菜「あっ、師匠おはようございます。」
濱岸「おはようございます!」
和也「河田さんと濱岸さんおはよう。どうしたの?」
陽菜「鈴のお家に行ったら、ここにいるって言われたので、来ちゃいました。」
和也「そうなんだね。富田さんと松田さんがいるよ。」
会話をしていると母さんが来た。
母「あらっ、陽菜ちゃんとひよりちゃん!おはよ!そんなとこで話してないで入ってきなさい」
陽菜「師匠のお母さんおはようございます。」
濱岸「お邪魔しまーす。」
鈴花「あっ、ひよたん、陽菜おはよー!」
好花「おはよ〜!!」
和也「顔洗ってくるよ」
鈴花「行ってらっしゃ〜い!」
和也は一回部屋に戻り着替えをした。着替え終わったら、洗面所に行き、顔を洗って歯を磨いた。一通り終わってリビングに戻る。
美玲「ママ〜これここでいい?」
母「いいわよ!これから体育祭なのにごめんね〜!」
史帆「あっ和君おはよ〜!」
菜緒「先輩おはようございます。」
美玖「おはようございます。まだ寝癖直ってませんよ?」
なんか人数が増えている。
和也「あの〜これは一体?」
史帆「なんか緊張しちゃってさ〜。だから、和君と一緒に行こうかな〜って思って。」
美玲「みーぱんも!そしたら、史帆と会って!」
菜緒「私達も初めての体育祭だから緊張しちゃって。」
美玖「菜緒を迎えに行ったら先輩に会いに行こうってなって、向かってたら史帆さん達に会いまして。」
和也「なるほど。それで上村さんは?」
上村さんもニコニコしながら座っていた。
上村「私は歩いていたら、先輩達に会いまして。遠足みたいで楽しいからついてきちゃいました!」
母「ホントみんな可愛いわね〜!朝ごはん出来たから食べましょ!和也も座って食べてね。」
「いただきまーす!」みんなで朝ごはんを食べ始める。
和也「みんな朝ごはん食べてきてなかったの?」
史帆「なんか緊張して食べれなかったんだよね〜!和君の顔を見たらお腹空いてきた!」
美玲「みーぱんは食べたんだけど、和君の家まで歩いたらお腹空いちゃって!」
和也「そっか。ちゃんとご飯食べて今日は頑張ろうね」
好花「先輩達には負けませんからね!」
陽菜「師匠の一番弟子として負けるわけにはいかねぇので!」
濱岸「あははっ!なんか陽菜の口調が変わってる。」
美玖「先輩応援して下さいね!」
和也「うん。頑張ってね!」
史帆「ママ聞いてよ〜!和君はすぐ後輩に贔屓するんだよ〜?」
母「あらあら。ならおばさんが史帆ちゃんと美玲ちゃんの応援するわね。」
菜緒「ふふふっ。ひなのの食べる一口小さい!」
とても賑やかな朝ご飯だった。ご飯も食べ終わり家を出る。
「いってきまーす!!」
母「行ってらっしゃい!怪我には気をつけるのよ!」
和也の家を後にした。学校に向かう途中佐々木さんに会う。
久美「みんなおはよー!てか、なんでこんなにいるの?」
史帆「和君の家で朝ごはん食べてきたの!」
久美「あははっ。朝から大変だったね。」
和也「でも、楽しかったよ。リラックス出来たし、やっぱみんなといるのはいいね」
美玲「和君ったらやだぁ〜!!」
美玲は満更でもなさそうな顔で頬に手を当てて喜ぶ。
学校に着き、後輩達とは集まる場所が違うので別れる。すると、菜緒が近寄ってきた。
菜緒「頑張るから応援しててな?」
和也「うん。怪我しないように気をつけてね」
菜緒「なぁ、頭撫でて?そしたらもっと頑張れる。」
和也は菜緒の頭を撫でる。すると、
「菜緒だけずる〜い!」別れた後輩達が戻ってきた。
美玖「私もして下さい!」
濱岸「私も!」
好花「菜緒だけじゃなくてみんなに!」
和也は1人ずつ頭を撫でるのであった。
そして、体育祭が始まろうとしていた。

しゃもじ ( 2021/05/06(木) 08:43 )