日向高校




























小説トップ
第1章
日向高校アイドル部結成
放課後になり、白石先生の元に向かった。
美玲「白石先生。お願いがあるんです。」
白石「お願い事?どうしたの?」
美玲「アイドル部を作りたいんです。
顧問になってくれませんか?」
「お願いします」みんなで頭下げる。
白石先生は何も言わずに考え込んでいる。
無言に耐えきれず頭を上げると
白石「アイドルってそんな簡単なことじゃないよ?いっぱい練習して、いっぱい悔しい想いをしなくちゃいけない。
もしかしたらバッシングに合うことも。
その覚悟がみんなにある?」
普段優しい白石先生から冷静な口調で言われてみんなが黙ってしまった。
みんな自ずと白石先生は優しいから承諾してくれると思い込んでいたのだろう。
どうしたらいいかわからず黙っていると、
和也「アイドルになるのがみんなの夢なんです。僕は昨日転校したばかりで、まだみんなのことを知りません。
でも、みんなと関わってるとお日さまにあっているようなポカポカした気持ちになるんです。
だから僕は監督として、ファンとして彼女達を支えたいです。だからお願いします。」
白石先生は黙り込みそして
白石「わかったわ。顧問になります。
生徒の夢を先生が壊しちゃいけないもの」
和也「ほんとですか!?」
みんな笑顔になる。
白石「ただし条件があります。やるからには諦めないこと。それを絶対に守ってね?」
「はい!宜しくお願いします!」
白石「じゃあこの紙にクラスと名前書いてね?書いたら校長先生に出してくるから。」
申請届けを書き終え職員室から出ようとした時
白石「佐藤君。ちょっと。」
和也「なんでしょう?」
白石「さっき言った言葉信じてるからね?どんな時も彼女達を支えてね?」
和也「はい。僕が一番の味方でいます。」
白石「よろしい!あと、あの子達可愛いからわるい虫が取り付かないようにしてね?笑」
和也「はぁ、、。」
和也は何のことかいまいちわからなかったがとりあえず返事をした。
「失礼しました。」
職員室から出たその時「佐藤君〜」
振り向いた瞬間4人がものすごい勢いで抱きついてきた。
美玲「ありがとう〜嬉しかった。泣きそうになっちゃったよ。涙」
彩花「みーぱん泣いてるじゃん!笑」
史帆「あんなこと言われたらキュンとしちゃうよ〜」
久美「確かにかっこよかった!さすが監督」
和也「わかったから!苦しい!一回離れて」
そういうとみんなが離れた。
和也「でも、まだまだやる事はいっぱいあるよ?メンバーも増やさなきゃいけないし。これからだよ」
美玲「みんなで頑張ろ!」
『うん!!』
こうして無事にアイドル部は結成された。
そして、これを機に和也とメンバー達の関係も変化していくのであった。

■筆者メッセージ
次からは高校生らしく恋愛?の部分も出していけたらなと思います。
官能場面も出したいですが展開が難しい!泣
しゃもじ ( 2021/04/25(日) 04:18 )