5.その夜…(※分岐点あり)
その夜。
小林のオナホ手コキと今泉のパイズリで、二度にわたって精巣をカラッポにされ、精魂尽き果てた四郎は、地下牢に幽閉された。
奇しくも裏切って自分を罠に嵌めた今泉が幽閉されていたところと同じ牢である。
衣服を返してもらえず、依然、全裸のまま…。
すっかり萎んだ男性器を晒し、一糸まとわぬ姿で壁に「Y」字で固定された様は、インターポールと名乗ることも憚られるほど屈辱的だ。
頑丈にロックされた鉄格子と外れそうにない拘束具、中は小さな電球一つのみ。
地下なので陽も射さない殺風景な牢で、いつまでもこんなところにいても仕方ないのだが、脱走しようにもアクションを起こす気力もない。
(終わったな…)
絶望が重くのしかかる。
近いうちに処刑されてしまうだろう。
明日か、それとも明後日か…三日、生きられたら運が良い方だ。
そして、ふいに廊下の方から、コツ…コツ…と、ヒールの音がした。
明らかにこの牢を目指していた。
足音が近づいてくる。
やがて、鉄格子の向こうに現れた足音の主。
不敵な笑みを浮かべるその女は…?
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(※)
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