欅共和国の激動‎ ―咲く櫻、散る櫻―































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【🌸櫻咲く編】大園玲と向井純葉に嬲られる男たち
1.新しい風
(現在、着手している再編統合が滞っているため、まだ上手く物語が繋がっていませんが、この話の一つ手前は『欅共和国外伝 女王陥落物語』の森田ひかる編です。)

〜〜〜


 女王たちの拠点、欅ハウス。
 本来なら国家運営の傍ら、捕らえた国賊をオンナの技でM男に調教して飼い慣らし、その者たちの悦楽混じりの悲鳴が地下室から漏れ聞こえてくる統治要塞だが、この日はとてもそんなムードではなかった。
 重要な会議の時に使われる「第三会議室」が使用され、役職付きの面々が集まった時点でただならぬ空気。
 議長は、この国で唯一、統治神ヒラテと面会できる権限を持つリーダーの菅井友香。
 そこにサブリーダーの守屋茜と、「飛車」「角」に相当する小林由依、渡邉理佐。
 さらに後輩たちとの良きパイプ役を担う齋藤冬優花と、その一つ下の代でまとめ役となっている松田里奈も参加して開かれた首脳会議。
 無論、この重苦しい雰囲気で明るい議題な筈もなく、
「先日のみーちゃんに続いて、森田も蒸発…これは、再びヤツが私たちを狙って動き出したと考えてまず間違いない」
 そう切り出したのは守屋茜。
 彼女が「ヤツ」と呼んだのは、これまでメンバーたちが蹂躙し尽くして野に帰した奴隷たちを中心に「復讐兵団」を結成し、クーデターを起こした首謀者の鮫島という男のこと。
 女性上位というこの国における絶対的ルールの破壊を目論み、統治メンバーたちを陵辱で屈服させて国家転覆を狙うという狡猾な悪党で、目下、発見次第に即射殺が許可される「国内最重要指名手配犯」と位置づけられている。
 現に、この場にいる小林、理佐も一度は彼の罠に嵌まって彼の拷問の餌食にされてしまったし、議長席に座る菅井すら、一時は陥落寸前まで追い詰められた。
 幸い、その時は間一髪、茜たちの救援が間に合い、それと同時に彼らの組織にも半懐級のダメージを負わせた。
 実際に対峙した茜自身は、その場ですぐに射殺して息の根を止めなかったことを今も後悔しているが、その奇襲攻撃の甲斐あって、それ以来しばらく、連中も鳴りを潜めていた。…が、それがここに来て再び動きだした模様で、どうやら止まっていた時計の針がまた動き出した気配だ。
 もちろん、売られた喧嘩は買ってやる…オンナの強さを誇示するためにも受けて立つ所存だが、それはそうとして、
「問題は、連中が、なぜ私たちの目を盗んで、みーちゃんと森田をまんまと拉致することができたのか…」
 情報となる資料が所狭しと掲示された黒板を射抜くような目で見つめる茜。
 確かにそこが不審点。
 消えた二人は、ともに、こちらが出動命令を出したその出先で行方が分からなくなったワケではない。
 この欅ハウスから、いつの間にか忽然と消えてしまったのだ。
「それじゃ…もしかして既に連中はこの欅ハウスの中に侵入済み…?」
 と怪訝そうな顔を見せる冬優花だが、小林がすぐに首を振り
「いや、それはないでしょ。この敷地内には女性しかいない」
 理佐も頷いて、
「もし怪しい男連中が侵入すれば、たとえ女装していたとしてもすぐに分かるよ。私たちの目も、そこまで節穴じゃない」
 確かに彼女らの言う通り…言う通りなのだが…。

「となると…」
「もしかして内部に…」
「私たちの仲間の中に内通者がいるってこと…?」

 ……    

 一方その頃。
 先輩たちに混じって会議に参加という緊張感のある大役は自分たちの代のリーダー格である松田に任せ、ゆっくり地下牢に降りてきた女…大園玲。



 たくさんの牢がある中、一目散に向かったのは昨日と同じ、奥に位置するC8牢獄。
 そこには、ここ数日にわたって玲が拷問にかけている復讐兵団の残党二人が幽閉されていた。
 この地下牢スペースにおいて、男という生き物に人権など存在しない。
 衣服は全て取り上げ、あられもなく男性器を晒した全裸の状態で男同士にもかかわらず生尻と生尻を密着させた背中合わせの形で二人まとめて手を吊り上げている。
 早速、ギィィィ…と格子を開けて中に入ると、揃って玲と目を合わせる二人。
 身体中に多数のミミズ腫れ。
 彼らの表情に、

(来やがった…)
(今日も始まるのか…)

 という絶望感が浮かぶと、そんな彼らの心の声を汲み取った上で、
「まだ何も話す気にならない?さっさと洗いざらい喋れば楽になれるんだよ?それをしないから、こうして三日目も四日目も同じ目に遭うってこと」
 おっとりとした口調と柔和な笑みのわりに、言うことはなかなか残酷な玲。
「さぁ、今日も尋問していこうかな。質問は昨日と同じ…鮫島という男の隠れ家はどこ?」
「し、知らんッ…!」
「知らんと言ってるじゃないかッ…!」
 と二人がかりで反抗してくる男たちだが、玲は構わずに今日も愛用の鞭を手に、
「知らないワケないでしょ?アンタたち二人は鮫島の側近だった。当然、いくつかある隠れ家の場所も知っている筈。それを全部教えろって言ってんの」
 そう言いながら、ビュン、ビュン…と鞭の素振りを見せつける玲。



 その空気を切り裂く音にみるみる青ざめながら、
「だ、だから…全部言った…!」
「そ、そうだ…昨日言ったあれで全部だ…!」
「本当にそうかしら?日に日に一個ずつ増えるから信用できないんだよなぁ…♪」
 素振りは終わり…鞭を手に構え、
「まだ隠してるでしょ?万が一に備えて脱出用のダクトまで作っておくぐらい用心深い男の隠れ家がたった4つなんてことはない筈…」
 茜たちがあと一歩のところでまんまと取り逃がしたのも、その脱出用ダクトの中に逃げ込まれたせい。
「もっとあるでしょ?」 
「━━━」
 男たちが黙りこくるのがスイングの合図。

 ピシィィィっ!
 ピシィィィっ!

「ぐあぁッ…!」
 まず往路、片方の男の剥き出しの土手っ腹にクリーンヒットし、続いて復路でもう一人の男にもヒット。
「ほら、教えなさい。早く」
「し、知らんっ…!」
「昨日、教えたので最後だ…!ぐわぁぁッ!」

 ピシィィィっ!
 ピシィィィっ!

 往復ビンタのようにセットで見舞う鞭打ち刑。
「素直に吐きな、ほら。意地張ってると、そのうち皮膚が裂けてきちゃうよ?」
「そ、そんなこと言われても…」
「本当に…本当に知らないんだっ…があぁッ!」

 ピシィィィっ!
 ピシィィィっ!

 悲鳴を上げて顔を歪ませる二人とは対照的に、鞭を打てば打つほど笑みが浮かんでくる玲の表情。
 そしてさらに、
「あーあー…ホント、お前は真性のマゾだよねぇ…鞭を打たれてんのに、その痛みで硬くできるなんてさぁ…」
 と、当初は萎えたフニャチンだったのが半勃起ぐらいになってきている片方の男を嘲笑い、
「これはつまり、次からここに当ててくれってことだよね?はーい、了解…♪」
「ち、違うッ!そういうワケじゃ…あうぅッ!」
 乾いた音とともに半勃ちの竿めがけてクリーンヒット。
 悶絶し、小刻みにかかとが浮いて悶絶する男。
 さらに玲は、もう一人の方に目を移し、
「こっちにしたことはアンタにもしてあげないと不公平よねぇ…♪」
「や、やめろッ…お、俺は…俺はマゾじゃないッ!痛いのは嫌なんだッ!痛いのは…ぎゃあぁッ…!」
 相方と違い、痛みでは一切反応せず、まだフニャチンのままの男性器にも構わずに同じように打ち込む鞭。
 名目上は秘密の隠れ家を聞き出す尋問だが、もはやそれは口実に過ぎない。
 吊るした下僕を鞭で引っ叩く感触と、そのたびに悲鳴を上げる男たちを眺める優越感…玲の表情に、みるみる愉悦の色が浮かんでいるのがその証拠。
 なおも鞭の乱舞を浴び続ける捕虜の二人。
 たちまち片方の男はイチモツがフル勃起に到達し、これに関しては玲の指摘通り、そっち系の癖を持つマゾ気質であると断定しざるをえない。
 そして、もう一人の男は、これも本人の主張通り、痛みでは興奮しないようで特に変化なし…だが、それだと片方だけがやたらと勃起して不公平だというのが玲の思考。
 鞭を下ろすと、今度はニタニタしながら歩み寄り、
「お前は痛いのでは勃たないけど、そのかわり、こういうのが好きなんだよねぇ…♪」
 と、おもむろに男の胸板に指を伸ばし、乳輪に沿って爪で軽くなぞってやれば、
「あっ…う、うぅっ…」
 これまで苦悶の声ばかりだったのと打って変わって好反応…たちまち、
「アハハ…♪周りなぞってるだけで乳首勃ってきた♪上と下を同時に勃起させれるなんて器用だよねぇ…♪」
 嘲笑う玲の指摘通り、乳首も、そして股間のイチモツも硬化、肥大化させていく男。
 さらには、
「ふふっ…♪そんな羨ましそうな顔しないでも、お前にもちゃんとしてあげるって…♪」
 と、既に勃起済みの真性マゾ男の方にも同様に乳輪いじりを施してやると、こちらはもう、
「ひぃぃッ♪あぁっ…あぁっ…♪」
 と、かかとを浮かせて完全に悦んでいる様子。
「もぉ…お前はホントうるさいっ…!口にするのは鮫島の居場所だけでいいんだけど?」
 と呆れつつ、しっかり両者平等に与えていく責め苦。
 やがて、与えた刺激は別物ながら、二人の股間をビンビンにしてやった玲。
 背中合わせに吊られた全裸の男たちが揃ってガチガチに勃起している様は、本人たちにすればさぞかし惨めだろうし、眺める側にとってはいい気味だ。
 そして玲は、ここで、

「今日はね…お友達を誘ってきたの。私がこれから可愛がっていきたいと思ってる子なんだけど…♪」

 と不敵な笑みを浮かべ、格子の外に向かって、

「いとぴ〜♪おいで〜♪」

 と呼べば、ひょこっと顔を出し、新たに女が牢獄の中に入ってきた。
 その歩みの時点で既に
「…いひひ♪」
 と笑みが堪えきれていないその女の名前は向井純葉(いとは)。



 最近、新たに統治メンバーとして加わった総勢11人の中の一人で、玲にとっては可愛い後輩にあたる。
 そんな後輩を呼び込み、横に立たせた玲は、
「じゃあ、いとぴ。今日は私と一緒に捕まえてきた男たちから隠し事を聞き出す練習しよっか…♪」
「はぁい…♪よろしくお願いしまぁす♪」
 と無邪気な笑みを浮かべている純葉。
 これが飲食店か何かのアルバイトでの先輩後輩のやりとりなら微笑ましいが、残念ながらそんなほのぼのするようなシチュエーションではない。
「男をいたぶるの、初めて…じゃないよね…?」
 そんな異次元な問いをいたって普通に問う玲に対し、問われた純葉も普通に頷いて、
「こないだ武元さんと一緒にしました♪」
「へぇ。唯ちゃんとしたんだぁ。どうだった?」
「え、もう…めっっっちゃ楽しかったですッ♪その時、中嶋も一緒だったんですけど、それ以来ずっと二人で『楽しかったね』って言い合っててぇ…♪」
 と天真爛漫に話す純葉。
 さらに、二人の異次元な会話は続き、
「いとぴもヌイた?」
「はい、ヌキました♪しかも二発っ♪連続でっ♪」
 と満面の笑みで「二発」という意味のピースサインを示す純葉に、
「そっか。じゃあ、今さら私が教えることは特になさそうだね」
 と安心した様子の玲。
 そして、

「じゃあ、やろっか…♪」
「はい…♪楽しみ…♪」

 そんな不穏な意気投合とともに、分かれてそれぞれ男の前に立つ玲と純葉…遊びが始まるようだ…。


(つづく)

■筆者メッセージ
再編統合が(読み直したら思ったより手直ししたくなるところ多すぎて)想定より遥かに時間がかかるっぽいので、キチンと統合し終えてから上げようとしてたリスタート一発目、もう出します←

一応、区切りのライン作っといたんで、以後、新章は区切りより下で普段の気まぐれペースで、再編統合は区切りより上でなるべく早めに、同時進行でしていきます。

もし更新通知とか取られてる人には紛らわしくなって申し訳ないですがご了承ください。
鰹のたたき(塩) ( 2024/03/02(土) 19:20 )