欅共和国の激動‎ ―咲く櫻、散る櫻―































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<番外編>リキャスト・リバイバル
「櫻散る編🌸‎」関有美子→石森璃花B
 施術台の上。
 手足を拘束され、オイルで光る身体をくねらせて身悶える璃花。
 身体の昂りを何度も焦らされ、もはや、つつけば破裂する水風船のような状態にある。
「ククク…さっさと負けを認めればいいものを」
 と、首謀者の笑みが聞こえ、ここでようやく目の上をぐるぐる巻きにしていたテープが、ゆっくりと剥がされてゆく。
「うっ…!」
 久々の光が眩しい。
 そして、その光の中に次々と浮かび上がる男たちの影に、
「お、お前たちは…!」
‎ 少し頬を赤らめ、キッとした目をする璃花だが、それもその筈。
 周囲に何人もの男がいることは分かっていたが、いざ、その目で確認すると、璃花を取り囲んでいたのは、過去に散々、弄んでやった男たち…。
「へへへ。久しぶりですねぇ?」
「その節はお世話になりました。立場逆転ですよ」
「よく私をニコイチでイジメていた的野さんは元気してますか?」
「まだまだ、たっぷりとお礼をして差し上げますからね」
「くっ…!」
 復讐に燃える男たちの好戦的な笑みに対し、身動きが取れない状況ゆえに焦りを感じずにはいられない璃花。
 そして、そんな璃花の眼前にスッと突きつけられる小瓶。
‎ それに目をやった瞬間、
「い、嫌ッ…!」
 思わず顔を背ける璃花。
 その小瓶の中に不気味に蠢く虫の姿が見えたからだ。
「ほぅ…虫が苦手と見える。欅共和国を治めるメンバーでありながら、そういう女っぽい一面も持ち合わせているとは、さすが瑠花お嬢様…♪」
 と笑ったのは、その輪の中で唯一、璃花が見覚えのない男。
(コ、コイツが…首謀者…?)
 女の第六感が、その男からは他とは違う危険なニオイを感じ取り、自然と璃花の顔にも緊張が走る。
 一方、その危険な男…鮫島は、意にも介さず、ニヤニヤしながら一本指を突き立て、璃花の股間をゆっくりとなぞり始めた。
「んっ…!あぁっ…!さ、触らないで…!んんッ…♪」
 度重なる寸止めで既にとろけきっている璃花の割れ目。
 そこから湧き出る粘液をたっぷりと掬いとった鮫島の指は、次に、その、ほんのり白く濁ったラブジュースを、散々いたぶられて硬く尖る乳首に塗り始めた。
「あんッ…♪」
 寸止めの余韻で過敏になっている乳首に、まず右、そして左と、自らの愛液を入念に塗り込まれたところで、鮫島は、
「さぁ、準備完了だ」
 と満足げに頷き、配下の男たちに、
「よく見ておけよ。お前たちを散々いたぶった女がみるみる発狂し、泣きながら許しを乞うところを」
「へいっ!」
 嬉しそうに返事をする男たち。
 一方、璃花は、
(か、勝手なこと言わないで…!私は負けない…お、お前たちなんかに許しなど乞うものか…!まして涙なんて…!)
 と、眺める男たちを睨み返していく璃花。…だが、その気丈な表情はすぐに引き攣った。
 鮫島が、ピンセットを手に、小瓶の中の虫を摘まみ上げ、璃花の身体へ近づけたのだ。
 その瞬間、
「い、嫌っ…!嫌ぁッ!やめてぇッ!」
 苦手な虫の接近に、ヒステリックな叫びを上げる璃花。だが、当の鮫島は、
「ククク…」
 と楽しそうに笑うだけで、淡々と、有美子のお腹の上に、一匹…二匹…と奇妙な虫を置いていく。
 放たれた虫は計4匹。
 カサカサと身体の上を這う感触が気持ち悪い。
「嫌ぁッ!取って…!早く取ってぇッ!」
 絶叫し、拘束されて限られた可動域の中で跳び跳ねる璃花。
 だが、その虫は、まるで吸盤でもついているかのように、璃花が起こす抵抗の大地震にもびくともせず、それぞれ大好物の“蜜”をめざして、素早く、左右の乳首、そして股間の茂みへと移動する。
「ひぃッ…!」
 たちまち、愛液まみれにされた乳首…そして、その愛液の源泉ともいえる秘部に群がると、それまでの活発さが一転、精巧な作り物が置かれているかと見紛うほど、微動だにしなくなった淫蟲。
‎ そのまま少し放置し、そして、
「…よし、もう充分だろう。ご苦労さん」
 鮫島の不穏な一言とともに、再びピンセットで淡々と回収されていく4匹の虫。
 自身の裸体の上に虫を放たれるという屈辱、嫌悪感に思わず目が潤む璃花だが、まだ、その虫の習性や恐ろしさなど知る由もない…。

 
 淫蟲。
 それは、かつて中国軍が女性兵士の拷問用に品種改良と遺伝子操作を重ね、人工的に生み出した一種の軍事兵器である。
 女体から分泌される体液に反応を示し、それを吸うことで媚薬成分を含んだ毒を体内で精製して、その毒を足先の棘から獲物に注入する。
 その棘は顕微鏡でようやく分かる程度のもので肉眼では見えず、刺された痛みも感じない。
 即効性のその毒を打ち込まれたことも分からないまま、やがて女は狂ったように悶え、耐えきれずに自ら刺激を懇願する。
 同じく被験者にしてやった向井純葉、遠藤理子、村井優らのように…。


 そして、淫蟲が回収されてからほどなくして…。
「…んっ…くっ…くぅぅッ…ふぁぁッ…!?」
 突然、苦悶の息を漏らし、ジタバタと身体を震わせ始めた璃花。
 先ほどの虫が留まっていたところが灼けるように熱を持つ。
 その身体の異変に困惑の色を浮かべつつ、火照る身体は自然と持ち上がり、施術台の上で自然とエビ反りに…。
「おやおや、どうしましたか?瑠花お嬢様?」
 鮫島は白々しく口を開き、
「我々にマンコを見せびらかすように身体を起こして…まったく、はしたない!そんなにこの卑猥な二枚貝を見てほしいのですか?」
「くっ…!あぁっ…!」
「フッ…見せびらかしてくるなら仕方ないから見てあげましょう。どれどれ…おぉ、もう大洪水じゃありませんか。それを自ら高く掲げてアピールですか?要するに、早く愛撫を始めろ、ということですかねぇ?」
 と、馬鹿にしたような丁寧語でチクチクといたぶり、焦らす鮫島。
 だが、もはや璃花には、そんな嘲笑など耳に入らない。
(あ、熱い…!身体が…たまらなく熱いぃッ…!)
 璃花のおしとやかな顔からは想像もつかない大股開きによる豪胆なエビ反り。
 バスケで鍛えた引き締まったふくらはぎ、太ももがぷるぷると震え、妖しく黒光りする陰毛と、とろけた割れ目を恥ずかしげもなく男たちに晒す。
 そして、決してそんなつもりはないのに、自然と身体が刺激をねだり、誘うように腰がゆっくりと揺れ動く始末。
(か、痒い…アソコが痒いぃッ!掻きたいっ…掻きたい、掻きたいぃぃっ!)
 声には出さずとも、そんな願望が頭を占領するとともに、溢れ出た愛液が糸を引いて施術台に垂れ落ちる。
 目に見えて粘っこい精液にも似た白濁汁…俗にいう“本気汁”というものだ。
 その様子に、璃花を眺める男たちの顔にも揃って笑みが浮かぶ。
「ククク…もう限界ですか?璃花お嬢様?」
 と、問いかける鮫島は、
「でもね、そう簡単にこの苦しみから解放してあげるワケにはいかないんですよ。というのも…」
 鮫島は、唇を噛みしめて耐える璃花の乱れた髪の間から覗く耳元にぐっと顔を寄せ、

「何やら、捕らえた男を延々と寸止めし、その悶える顔をじっと眺めて楽しむのが大好きな方だと、ここにいる者たちからお聞きしたものですからねぇ…それがどれほど辛いことか、この機会に自分も同じ目に遭ってみては?」

「───」
「貴女には、彼らがこれまでされてきたことと同じ苦しみをとくと味わい、自らの愚行を懺悔していただかないとねぇ?」
 鮫島が、ひょいと手を挙げると同時に、周りの男たちが“ある武器”を手に、有美子を取り囲んだ。
 彼らが手に持つ武器…それは先端に綿毛のついた猫じゃらし…。
 それを見てゾッと青ざめる璃花に対し、鮫島は、
「ククク…さぁ、それでは再開しましょうか。ブーメランの如く我が身に降りかかる、イキたくてもイカせてもらえない寸止め地獄をね!」
「そ、そんな…!んあぁっ…!」
 男たちが一斉に猫じゃらしで璃花の身体を責める。
 先刻の寸止めと淫蟲の毒でピンコ立ちになった乳首、そして包皮がめくれて剥き出しのクリトリスをそれぞれ掠めてゆく毛の球。
 さらに、指紋採取を行う鑑識のように、丁寧な手つきで割れ目の周囲をはたく者もいる。
「ひぃっ♪んひゃぁぁっ!?」
 くすぐったい。
 そして、それすら今の璃花にとってはたまらなく気持ちいい。…が、足りない。
 もはや璃花は、その程度の微弱な刺激では、到底、満足できない。
(も、もっと…!もっと押しつけてッ…!もっと乱暴に、グリグリ押しつけてくれないと…そんなソフトタッチじゃ、…イ、イケない…!)
 だが、残念ながら男たちにそのつもりは毛頭ない。
「んあぁっ…!」
「ククク…さぁ、璃花お嬢様!もう逃げられませんよ!耐えきるか、狂ってしまうかの二択です!」
 そして鮫島は、その丁寧な口調とは対照的に、悶える璃花の髪を乱暴に鷲掴みにして引っ張り上げ、
「虫の毒を打ち消すには快楽を受け入れ、失神するまでイキ続けるしかありません!つまり、懺悔をして我々に屈し、奴隷に成り下がる他ないんですよ!さぁ、そこでもう一度、耳を貸してあげましょう!璃花お嬢様!我々に何か言いたいことがあるのでは!?」
 と、引導を渡すように告げ、掴んだその手をぶんぶんと振り上げた。
「んあぁっ!あぁぁっ…!だ、誰か…!誰か助けてぇ…!し、しー…!美青ちゃん…!ゆ、ゆーづぅぅぅッ…!んひゃあぁっ…!」
 出さないと意気込んでいた筈の涙をうるうると目に浮かべ、次々と仲間の名を挙げながら、絶叫する瑠花。
 高貴なる令嬢の失墜と奴隷堕ち。
 その瞬間(とき)が、刻一刻と迫る…!


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2025/12/07(日) 16:48 )