卑猥な音が響き渡る室内。
今宵の生贄を縛る十字架に絡みつくように立つホノスが、マスクを割られて首から上だけ生身の赤井五郎にされたヲタレッドの唇めがけ、強欲にむしゃぶりついていた。

「んっ、くっ…!」
顔を背けようとすると、すぐに、
「なぁ、何で逃げるん?逃げんといてぇや」
と叱られる。
必死に口を結ぶ五郎に対し、早く口を開けろと促すように唇の二枚貝に唾液を塗りたくっていくホノス。
密着して香るオンナの香りと生温かい舌による愛撫が、五郎の理性を悩ませる。
やがて、苦しくなって、
「んぷっ…!」
と、隙間を開けたが最後、おっとりした顔に似合わず、そのわずかな隙を見逃がさず、勢いよく口内に潜り込み、乱暴に、そして下品に掻き回すホノス。
蹂躙されて口内を逃げ惑う五郎の舌を難なく絡めとり、引っ張り出すと、まるでフェラチオをするようにジュルジュルと音を立てて吸い上げるのだ。
「う、うぉぉッ…!」
されるがままの五郎。
最後は混じりあった唾液を無理やり口移しで流し込まれ、
「ほら、飲みぃや。そのままごっくんして?」
と、飲むように強要される。
そして、そんなホノスの濃厚なキス責めを、ヒカルは少し低い目線から見上げていた。
上背があるホノスに対し、背が低いヒカルは、背伸びをしても五郎の顔に届かない。
「いいなぁ…私もキスしたい…」
と、ぶつぶつ呟いては、つまらなさそうにしているヒカル。
それを見かねたリサが、
「大丈夫。ちゃんとヒカルも出来るようにしてあげるから…♪」
と言って、十字架の拘束を外す。
(しめた!)
そこにチャンスを見出した五郎だが、拘束が外れた瞬間、先読みしたようにホノスの蹴りが飛んできて、それが膨らんだ股間にクリーンヒットして悲鳴を上げる。
「ふふっ…♪逃げれると思ったん?バレバレやで?」
と、してやったりのホノス。
そして、あまりの激痛に股間を押さえて前かがみになった五郎の両手をリサとホノスの二人で、まるで大捕物のように素早く押さえ、組み伏せるようにして中腰を強制する。
「はい。これでちょうどいい高さでしょ?」
と笑うリサ。
それで俄然やる気を出し、ホノスに負けじと五郎の唇にむしゃぶりつくヒカル。

これもまた、可愛らしい顔に似合わず、強引で積極的なキス。
まるで先ほどホノスがつけた唾液を全て上塗りするように、五郎の唇を隅々まで舐め回すヒカル。
「ほら。もっと、舌、べぇーって出しなよ」
と注文をつけられ、従わずにいると、
「ヒカルが出してって言ってるんやから出してあげないよ、ほら!」
と、背後からヒールの先を尻穴のあたりにあてがうリサ。
「あまり聞き分けが悪いと、こっちも開発しちゃうわよぉ?」
「くっ…!」
それは勘弁とばかりに仕方なく舌を出すと、すぐさまヒカルにジュルジュルと音を立て、引き抜かれるような吸引力で舌を吸われる。
「ちょっとぉ!もっとちゃんと立ちぃや!」
とホノスから注意されるほど、小さなヒカルが繰り出す大人のキスに腰砕けにされてしまう五郎。
ようやく吸引から解放された時には、舌の感覚がマヒしていたほどだ。
そして、
「寝なさい」
とリサに冷たく言われて背中を押された五郎は、もはや無抵抗で、よろけるようにして地面に寝転がった。
さらに脇腹をブーツのつま先で小突き、うつ伏せではなく仰向けになるように強いるリサ。
そして、
「口を開けなさい」
と命じられ、言われるがまま目を開けた瞬間、上から降ってきたホノスの唾液の塊が瞼に直撃した。
「あー!外れたぁー!」
と残念そうなホノス。
続いて、間髪いれずに次はヒカルの唾液の塊が降ってきて、これは頬に着弾した。
「あー!惜しいっ…!」
と悔しそうに呟くヒカル。
その後も、二人の唾液の雨が五郎の顔面に降り注ぐ。
ペッ…!ポトッ…♪
ペッ…!ポトッ…♪
愛らしい顔立ちの女たちが次々と繰り返す唾吐き。
次第にその開いた口にナイスインし始める。
一つの塊のように落ちてくる時もあれば、ドロッと糸を引いて落ちてくるものもあり、
「なぁッ!もっと、口、ガバッて大きく開けてってば!何でそんなおちょぼ口なん?男のおちょぼ口とかキショいって!」
とホノスに一喝され、慌てて大口を開ける五郎。
その様子に、
「あらあら、すっかり言いなりになっちゃって…♪」
正義のヒーローが、いまや悪の女王たちの痰壺同然の扱い…リサはその無様な姿を笑って眺めているし、依然としてホノスは五郎の口に唾液を吐きかける。
それが口の穴から外れれば悔しがるし、入れば満足げに微笑む無邪気な二人。
そして、ふと、強化スーツの胸部に、
ピチャッ…♪
と冷たい感触を感じた。
目をやると、いつの間にかそっちに移動していたヒカルが、次は強化スーツの上から乳首めがけて唾液を垂らしていた。
無造作に何発か唾液の塊を落とした後、しゃがんで、
「どれが当たったかなー?」
と言いながら、その塊を一つ一つ、指でグリグリと赤い強化スーツに塗り込んでいく。
一つ目、二つ目…そして三つ目の塊を塗り込んだところで、
「うぅっ…!」
と、吐息が漏れた五郎。
塊を潰すヒカルの指が、右の乳首にドンピシャで触れたのだ。
「あれ?もしかして当たった?」
と微笑みながら押し当てた人差し指を確認のためにさらにクリクリと動かされ、ジタバタ悶える五郎。
「じゃあ、もう片方は…ここかな?」
と、ヒカルは、次は左の乳首の上に落ちた塊も潰して丹念に塗り込む。
「うあぁっ…!」
まるで乳輪を象るように、円形に塗り広げられた唾液のシミ。
そして、
「じゃあ、次はこっちやね…♪」
と、立ち上がったヒカルは股間へと移動し、次は盛り上がる股間めがけて唾液を落とし始める。
すると、
「ええなぁ!ホノも、それ、やりたい♪」
と、ホノスも加わり、口の次は股間の上に次々と着弾する二人の唾液。
最後は、それを二人の手の平で撫でるように塗り込まれ、
「ひ、ひぃッ♪」
と、ビクビク身体を揺すって反応する五郎。
どろっどろにされた強化スーツの中で、すっかり勃起したイチモツが浮き彫り…。
そして二人は目で合図し合い、その膨らみに狙いを定めると、おもむろに、それぞれ五郎の脚を持ち上げ、無防備な股間にスッと脚を置いた。
「な、何をする気だ…!」
戦々恐々とする五郎に対し、ホノスとヒカルの二人は小悪魔な笑顔を見せて、
「今から二人で、ここ、踏みつけてあげる」
「ダブル電気按摩やで。嬉しいやろ?」
「で、電気…按摩…?」
恐怖する五郎をよそに、ゆっくり脚に力を込めていく二人。
強化スーツにめり込むブーツに絶体絶命のヲタレッド。
土砂崩れのような刺激が、まもなく、強度が不安な股間のテントへ襲来する…!

(つづく)














