20.
処刑台と化したモニタールーム。
その室内からは、
「んっ…んっ…!や、やめろぉ…くっ、うぅっ…」
と、苦境に立たされた女の声が漏れ聞こえている。
神聖なローブを切り裂かれ、生まれたままの姿にされた平手。
その拘束された裸体に、取り囲む黒マントの男たちが性感マッサージを模してオイルを隅々まで塗り込んでくる。
あっけなく晒された女神の胸、そして股間。
「ほぅ…なかなか可愛らしい胸をしてますなぁ…♪」
「さすがヒラテ様。ここの毛も欠かさず綺麗に処理されているようだ」
と、下世話な囁きを浴びせる男たちに、
「だ、黙れっ…!黙れぇっ!き、貴様ら…私にこんなことをして、どうなるか分かっているだろうな…!」
と抵抗する平手。
だが、既に彼女の頼れる仲間たちを一網打尽にし、手足まで拘束して、怯む要素をなくした男たちは仮面の下でニヤニヤ笑って、
「さぁ…?どうなるんです?」
「まだ、ご自身の状況を理解されていないようですねぇ…♪」
「な、何だと…!」
「フフフ…貴女はもう、その無様な格好のまま動けないんですよ。我々が拘束を解くまでは、いくらもがいてもね…」
「くっ…!」
「仲間の助けでも呼びますか?誰を呼びましょう?選ばせてあげますよ、あの中から」
と目の前のモニターを示す男。
平手に先駆けて執行された仲間たちの処刑は、モニター越しに、なおも続いている。
「あんっ♪あんっ♪」
「や、やめっ…んひぃっ♪」
「あぁっ!イ、イクっ!またイクぅぅッ!」
飛び交う嬌声と絶叫。
中には、
「ヒ、ヒラテ様ッ…!た、助けてぇッ!んはぁぁっ♪」
と、逆に平手に助けを求めて泣き叫ぶ者も…。
(くっ…み、みんな…!)
とても見ていられない。
地獄のモニター群から目を反らす平手だが、その耳元で、
「どうやら我々の完全勝利のようですねぇ。…ご覧なさい。前に一度、ボスに調教されている上村莉菜は早くも二度目の陥落…貴女を売った菅井友香とともに既にメス犬同然の有り様です。さらに、尾関梨香、そして齋藤冬優花も強欲なセックス好きを露呈し、ああやって自ら腰を振っている。さらにさらに、『鬼軍曹』と恐れられた守屋茜ですら抵抗できずにあのザマです。…おっと、左から3つ目のモニター、志田愛佳もとうとう堕ちたようですね。さっきから短いスパンでイキまくってる小池美波、佐藤詩織も時間の問題…」
「い、言うなっ…!言うなぁっ!」
自身の声でかき消す平手だが、絶望の囁きは続き、
「あれで終わりではありませんよ?彼女らが終わっても、まだ五、六人、控えていますからねぇ」
「くっ…」
「名前は何だったかな?確か…松田里奈、森田ひかる、山崎天…それから…」
「よ、よせっ!その娘たちには手を出すな…!」
創立メンバーではない、追加で加入したメンバーたちで、みんな、平手のカリスマ性に感化されて仲間に加わってくれた者ばかり。
せめて、その娘たちだけでも…という思いの平手だが、無情にも男は一言、
「答えはノーです。全員、好きに犯して構わないとボスから承っていますからね」
と一蹴し、
「加わったのが少し遅かろうと、貴女の下で男を捕らえ、男根嬲りをしていたのは事実。その罪は身をもって償ってもらうしかありません」
「こ、この外道ども…!」
「ええ、外道で結構。貴女たちが今までしてきたことなど全て思い上がりに過ぎないということを、立場逆転で犯されながら痛感してください」
と男は言い渡し、隣で別の男が、
「人の心配より自分の心配をしたらどうだ?今、お前さんが全身に塗られているオイル…ただのオイルだとでも思っているのか?」
「なに…!?どういう意味だ…!」
顔色を変える平手に、
「フッ…神というわりに、意外と鈍感なんだな。まぁ、いい。今に分かるさ…♪」
と、不敵に笑った男。
そして、その言葉の通り、ほどなくして身体の異変に気付く平手。
(くっ…あ、熱い…!オイルを塗られたところが…どんどん熱を持って…!)
気付いた時には既に遅し…復讐の集大成、諸悪の根元である女神を完膚なきまで叩きのめし、肉人形へと堕とすための特製強力媚薬入りオイルが、その効果を発揮し始める。
なおも身体を這い回るオイルまみれの手に、
「あっ…んんっ…!くっ…さ、触るなっ…!んあぁっ…!」
それまで不快感しか感じなかった筈が、だんだん、むず痒さを、そして、刺激を感じ始める。
無論、その反応の変化を男たちが気付かない筈がなく、
「あれあれぇ?どうしましたか?ヒラテ様ぁ?」
「身体がピクピクして、顔も真っ赤っ赤ですよぉ?」
「う、うるさいっ…黙れ…あッ!んんッ…!」
「おやおや…どうやら、なかなかの敏感肌をお持ちのようですねぇ♪」
「謎に包まれていた女神様を紐解くのは楽しいなぁ♪」
男たちは口々に煽って馬鹿にしながら、
「さぁ、女神様の性感帯はどこかなぁ?」
「おっと、自白の必要はありませんよ。我々が触って探し当ててみせますから…♪」
と、平手の身体中を撫で回す。
(コ、コイツら…!)
時折、眉をひそめつつも、そのボーイッシュな表情で左右に睨みを利かせる平手。
男たちが、まるで言い合わせたように胸と股間を避けながら身体を触ってるところが、弄ばれてるようで腹立たしい。
「フフフ…そう簡単に堕としては面白くないですからね」
「お楽しみは後に残してとっておくものです」
と癇に触る男たちの談笑。
そして、
「…あっ!んんっ!ふぁぁっ…!?」
ふいに平手の声が大きくなった。
すると、途端に、
「おや?どこだぁ?」
「どこが気持ちよかったのかなぁ?」
と一斉に手を止め、それぞれが触れていた部分を見比べる男たち。
まず二の腕を揉んでいた男が、
「俺かな?」
と、次は単独で二の腕を触る。
…反応なし。
「俺かもしれねぇ」
「いや、俺だ」
「案外、俺のところかも…」
と、次々、確認をしていく男たち。
だが、首筋、脇腹、膝小僧…どれも違う。
「ん〜?どこだぁ?」
と首を傾げつつも楽しそうな男たち。
そして、一人が、
「まさか、俺じゃねぇよなぁ?」
と笑いながら、たった今、自分が触っていたところに指を走らせると…。
「はうぅッ…!」
ピクッ…と身体を跳ね上げ、分娩台を揺すった平手。
その反応を見て、仮面越しに顔を見合わせ、ニヤニヤと笑みが溢れる男たち。
「ほぉ…なるほどねぇ…」
「ヒラテ様は、顔に似合わず、こんなところがお好きだったんですねぇ…」
「まさかまさか…ここが性感帯とはねぇ…」
多方向から囁いて浴びせられる嘲笑に、みるみる顔を染める平手。
そして、そんな平手の耳元に、核心をつく囁きが届く。
「驚きましたよ、ヒラテ様…統治神ともあろう方の性感帯が、まさか“お尻の穴”だったとはね…♪」

「ち、違うッ!」
血相を変え、轟くような声で否定する平手。
だが、男たちは語調よりも、動揺して小さく震える唇にしか関心がない。
「へへへ…」
「フフッ…」
「ぐへへ…」
様々な笑みが平手を囲み、その中の一人が、
「仕方ねぇなぁ。それじゃ、望み通り、ここからは女神様のケツの穴を責めてやろうかねぇ」
「や、やめろっ!ふざけるなっ!うぁぁッ…!」
穴の周囲を引っ掻く男の爪。
ムズムズする感覚が全身に走る。
併せて、再び全身へのオイルマッサージも再開するが、その中でも、ひときわ特殊な刺激を送り続ける尻穴、アナルへの責め…。
「んっ、くっ…!くっ…うぅっ…!」
「おやおや、ヒラテ様ぁ?可愛らしいケツ穴がヒクヒクしてますよぉ?俺の触り方、お気に召していただけましたかぁ?」
「だ、黙れっ!うるさいっ!…んっ、くぅっ…!」
「触り方の指示でも頂ければ、お伺いしましょうかぁ?たとえば、こんな触り方とか…」
「うぁぁっ…!」
「こんな触り方とか…」
「ひ、ひぃっ…!」
「こんな触り方も出来ますがねぇ!」
「んひぃっ…や、やめろっ!その汚い指を退けろっ!」
と顔を真っ赤にして怒鳴りつける平手だが、周りの男たちは大笑いして、
「何を言ってんだ!いくら女神様のでも、さすがに肛門の方が汚ねぇだろ!ハハハ!」
「それにしても、こりゃ、一大ニュースだな。この欅共和国を支配する神様ともあろう者が、実はアナルが性感帯のド変態だったとはな」
「拡散しちまおうか、この国中に」
「や、やめろ!いいかげんにしろ、貴様らっ!そんなことしようものなら命はないぞ!」
せめて昨日までなら絶大に効力のあった脅し文句。
突き刺すような眼差しで男たちを見回す平手だが、
「へへへ。もう、そんな目をされても怖くねぇんだよ!」
「まだ自分の状況が分からねぇようだな、ヒラテ様…いや、平手!」
「今、お前がすべきことは恫喝じゃねぇ。泣いて詫びながら俺たちに命乞いをすることだ!」
「くっ…!」
ガシャガシャと分娩台を揺するも、拘束は解けず。
そして、そんな平手の目の前に、
「…な、何だ。それは…!」
ふいにスッと、これ見よがしに突きつけられた細い棒状の玩具…アナルスティック。

「おいおい、しらじらしいなぁ?」
「知ってるくせによ」
と笑われ、そして、
「さーて…ヒラテ様、いや、“平手ちゃん”よ。お前が澄ました顔して実はアナル好きの変態ということも分かったことだし、そろそろ調教の時間に入っていこうか」
と左手でアナルスティックを突きつけたまま、ゴソゴソとマントの中を探る右手。
取り出したのは軟膏が入っているような小さな容器。
「…な、何よ。それ…」
と、表情が強張りつつも気丈に振る舞って聞く平手に、
「へへへ…コイツはな、ボスが用意してくれた特製の媚薬クリームさ。これを体内に塗り込まれた女は、たちまち気が狂い、女の本性を晒して淫乱と化す。表面に塗りこんだオイルと一緒に、身体の内外から狂わせてやるぜ」
と、笑みを交えて話す男。
さらに続けて、
「本来ならオマンコの中にたらふく塗り込んで豹変していく様子を楽しもうと思っていたが、ちょうどいい。性感帯だってことで特別に、まずはアナルにプレゼントしてやるよ」
「なっ…!」
ニヤニヤしながら、容器の蓋を開け、クリームを指先で掬う男。
それを掲げたアナルスティックにたっぷりと塗り、擦り込んでいく。
光沢が出たスティックの不気味さに、思わず、
(ごくっ…)
と息を飲む平手。
そして男は、指についたクリームの残りを、
「このままティッシュか何かで拭き取るってのも、もったいねぇなぁ…貴重な秘薬らしいし、どうしたものかなぁ…そうだ。ここに塗っちまおうか」
と白々しく言いながら、平手の胸の膨らみに手を伸ばし、先端のピンク色の小さな突起に塗りつけた。
「くっ…!や、やめろよッ…!」
慌てて身をよじる平手だが、分娩台拘束の状態では逃げられない。
ベチョベチョと、乳首、そして乳輪周辺にあっけなくクリームの残りを塗り込まれてしまった平手。
「…よし、キレイになった」
と、クリームのなくなった自分の指を見て満足げな男。
そして、いよいよ、そのクリームまみれのアナルスティックが、平手の尻穴にあてがわれる。
「よ、よせっ!やめろっ…あっ、うぅっ…!」
「言葉遣いが荒いなぁ?もっと女の子らしくしてくれないと俺たちの気は変わらねぇぞ?」
「ほら、可愛らしく言ってみるか?『お願いですからアナルは勘弁してください』ってよぉ」
「だ、黙れっ!黙れ、黙れっ!き、貴様ら…!それ以上は本当に許さんぞ!今すぐやめないと…うぁぁぁっ!?」
簡単に聞き流された神の制止…それとともに、平手の小さな尻の穴に無遠慮にズブズブと押し込まれていくアナルスティック。
「くはぁぁッ…!」
体内への異物感に眉をひそめつつも、塗り込まれたクリームが潤滑油の役目を担うことで、意外とすんなり、スティックの2/3を呑み込んだ平手の尻穴。

「んんっ、くぅっ…」
苦悶の表情…それを見て、
「ハハハ!統治神ヒラテともあろう者がケツの穴にアナルスティックを押し込まれて脂汗ッ!こりゃ傑作だ!」
「ほら、どうだ?大好きなアナルにぶちこまれた感想は?」
「女神様、アナルは貫通済みなんですかぁ?んー?」
「媚薬クリームがたっぷりついたスティックだ!早く括約筋を使って押し出さないと大変なことになるぞぉ!」
「ち、ちくしょう…!ちくしょう…!」
少し潤んだ瞳で嘲笑する男どもを睨みつける平手だが、すぐに、
「んあぁっ!?や、やめろっ!ね、ねじるなぁッ!うぁぁっ…!」
突き挿さったスティックをドリルのようにねじられ、血相を変える平手に対し、
「ケケケ…そんな怖い目をするからだろうが」
「早く粘膜から吸収してくれねぇかなぁ?」
「効き目が見たいんだよ、効き目が…♪」
と嘲笑う男たち。
そして、その中の一人が発したとどめの一言…。
「お前も、あのモニターに映る女どもと同じだよ。あと半時間もすれば、ああやって発情した雌の顔を見せることになる。せいぜい今のうちに強がっておくんだな」
その言葉を示すように、目の前のモニターでは、いつの間にか鈴本美愉、今泉佑唯、米谷奈々未…そして、とうとう守屋茜までもが、自ら男の上に跨がり、夢中で腰を振っては自慢の美巨乳を弾ませ、身体を仰け反らせていた…。
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