15.
「んっ、んごっ…んごぉっ…」
地下の調教部屋にこだまする呻き声。
中を覗けば、口にボールギャグを噛まされ、四つん這いで歩かされる菅井と、その背中にどっかりと腰を下ろし、足を組む鮫島の姿があった。
決して小柄ではないし、時折トレーニングもしているので筋力もある方なのだが、それでも成人男性を四つん這いの背中に乗せては、さすがの菅井もふらついてしまう。…が、そのたび、
「何をフラフラしている!さっさと歩け、この駄馬め!」
パァァァンっ!
「んひぃっ…!?」
立ち止まった代償に美尻へと見舞われる鞭の代わりの平手打ちは冷徹そのもの。
仕方なく四つん這いで歩みを進める菅井だが、一歩、踏み出すたびに、
「んっ…く、くぅっ…」
と歯を食い縛り、揺れる。
それを、
「チッ…乗り心地の悪い馬だな、まったく…」
と顔をしかめる鮫島。
尻の頬に真っ赤な手形を浮かべながら、奴隷の馬は部屋を練り歩く。
行き先は特に決まっていない。
騎手である鮫島が満足するまで、だ。
「んっ…んっ…!くっ、うぅっ…!」
ぷるぷる震える腕と、今にも折れそうな肘。
奴隷たちを魅了した美脚も、もう過去の話…地面を擦って歩くせいで膝が黒ずんでしまっている。
そして何より、穿かされたTバックを持ち上げて膣に挿入された固定ディルド…。
男根、それも巨根をリアルに再現したものが、四つん這いで歩かされている今もなお、菅井の膣内にずっぽりと奥まで埋まっている。

そこに、
「おい、いつまでチンタラ歩いてるんだ!もっと軽快に走ったり出来んのか、コラ!」
と無茶な怒りとともに、先ほどの尻の少し下、ちょうど出っ張ったディルドの柄を拳でトントン叩いて押し込む鮫島。

その瞬間、
「んごぉぉっ♪」
ボールギャグ越しに嬌声を上げ、ぐしゃっと肘を折って潰れてしまう菅井ホース。
それによって、
「おっとっと…!」
バランスを崩し、何とか無事に飛び降りた鮫島は、
「えーい!何をしているんだ、このバカモノ!」
と、へたりこむ菅井の尻にトーキックを見舞い、そのつま先でさらにディルドを押し込み、折檻を与える。
「んごぉっ♪んごぉぉっ♪おぉっ♪」
極太ディルドがめり込むたび、呻き声を上げる菅井…。
ゲームに敗れたあの日を境に、菅井の人生は大きく変わった。
女王の座を失い、鮫島の支配下に堕ちた彼女を待っていたのは、一旦これまでの人格を全て破壊し、ドМへと作り替える壮絶な性調教だった。
たちまち全身を開発され、犯され、性欲処理玩具と化した菅井。
それとともに彼女の目は輝きを失い、昨日ぐらいからようやく従順に鮫島の玩具として仕えるのが板に付いてきた元・女王。
女の尊厳を完全に失ってしまった今、馬術が得意というステータスを逆手にとられ、鮫島に馬扱いをされて弄ばれる過酷な日々…。
「んごぉっ♪んごぉぉっ♪」
「おらおら、どうした?まだ入るだろ?えぇ?昨日はもっと奥まで咥えていたくせに。膣を緩めろ、おらッ!」
「ぐぉぉッ!」
蹴ってグリグリ押し込まれるディルドに悶える菅井。
そんな彼女の首に掛けられたプレートには『ドエムノチャプテン』というよく分からない名前まで書かれている有り様。
そして、菅井の口に嵌めたボールギャグをサッと取り去る鮫島。
「ほら、鳴けよ。鳴いてみろよ、俺の愛馬ちゃん!」
と言って、さらにディルドを押し込むと、菅井も、
「ひ、ひひ〜ん…!ひひ〜ん…!んぁぁっ…♪」
と馬の鳴きマネをして返すほど、調教は順調な様子。
こうして繰り返し何度も鳴かせては、サディストの笑みが止まらない鮫島。
そして、いい塩梅のところでTバックをズラし、埋め込んだディルドを抜き取って
「ほら!もう一度、私を乗せて散歩をしろ!」
その命令に、ヨタヨタと起き上がり、再び四つん這いになる菅井。
再度、鮫島が背中に腰を下ろし、乗馬タイム再開だ。
「うぅっ…くぅっ…うぅっ…」
ボールギャグを外された今、重みに耐える呻き声がより鮮明に聞こえ、
「動きが遅いッ!」
と、再び尻をぶたれれば、
「は、はいぃぃっ…!ご、ごめんなさいぃっ…!」
と謝意を述べて歩みを早める菅井、もとい、ドエムノチャプテン。
そして、そんな彼女の目の前に、ついさっきまで自分の膣に挿さっていた極太ディルドが揺れながら現れた。
背中に座る鮫島が、まるで馬の目の前に人参を吊るすように、オモチャの釣り竿を使って垂らしているのだ。
「ほーら、大好物があるぞぉ…♪」
と、おどけて笑いながら、菅井の顔の前で揺らす。
反射的に、そのディルドを頬張ろうと首を伸ばす菅井だが、わずかに届かない。
それを何度も、
「はむっ…!はむっ…!」
とチャレンジしては、
「ほらっ!歩け歩け!俺の手を揺すって手繰り寄せないと咥えることは出来んぞ!」
と煽られ、部屋を歩き回る菅井。
(く、ください…オチンチンくださいっ!)
と血走った眼で目の前に揺れるディルドを捉え、振り子の揺れに合わせて口を開く。
そんなくだらない遊びにも乗っかるほど、今の菅井は、恥じらいもプライドも完全に失っていた。
なおも、
「はむっ…!はむっ…!」
時折、カチッ…と歯に当たったり、頬をかすめたりするものの、なかなか口の中に飛び込んできてくれない。
いい角度で来たかと思えば、くるんと反転して、根元の平べったい面だったりもして、もどかしい。
(そ、そっちじゃないの…!私が欲しいのは、ぶっとい方…ぶっとくてカリが大きなオチンチンの方ッ…!)
と、せがむような眼で揺れるディルドを見つめる菅井。
そして、ようやく、
「はむっ…!んぐっ、んぐっ…」
と、見事、吸い込まれるように疑似男根が菅井の口にすっぽり収まった。
すると、この機を逃すまいと、キュッ!と頬をすぼめて捕獲した菅井は、そのままアイスキャンディーのように、ジュポ、ジュポ…と音を立ててねぶる。
「チッ…捕まっちまったか」
と肩をすくめる鮫島だが、その陰で、そっと指を菅井のTバックにあてがい、お尻の割れ目から股間へと滑らせていく。
「はふっ♪はふっ♪」
「ほら、離せよ。離せってんだよ、おい!」
「んごぉっ♪んごぉっ♪」
線のように細い生地の上からのマンズリに思わず声を漏らしそうになる菅井だが、口を開くとせっかく捕まえたディルドが逃げる…それは嫌だと、咥えたまま必死に声を押し殺す姿が何とも滑稽だが、こんな醜態も厭わないぐらい、既に彼女は身も心も鮫島の玩具へと生まれ変わったのだ。
依然、ディルドを咥えて離さない菅井。
「ほぅ…返す気なしか。そうかい…」
と鮫島はニヤリと笑って、
「そんなにそれを咥えていたいなら勝手にしろ。せっかく“本物”をやろうと思ったが、気が変わった」
「ふ、ふぇっ…?」
途端に、それまで頑なに咥えていたディルドを離し、
「ほ、本物…!本物がいいです…!本物ください…♪」
「おいおい、どうした?急に態度を変えやがって」
鮫島は大袈裟に肩をすくめて、
「本当に欲しいのは何か、もっと大きい声で言ってみろよ」
と問うと、菅井はあっさりと、
「オ、オチンチン…!ご主人様のオチンチン…!」
と口にした。が、鮫島はまだ不満げに、
「オチンチン…?違うだろ?ちゃんと“あの言い方”で言ってくれないと、やるワケにはいかんな」
「━━━」
ポッと顔を赤らめる菅井。
調教されて数日経つが、“あの言い方”だけはまだ少し躊躇がある。…が、
「おらおら、どうしたぁ?言うのか言わねぇのか」
「ひ、ひぃっ!?」
Tバックの生地ごと指の先が、粘液の湧く泉にめり込むと、たまらず、
「い、言いますっ!言いますぅっ!」
と絶叫し、
「オ、オチンポっ♪オチンポ欲しいですっ!ご主人様の…黒光りするカリ太チンポを…わ、私の淫乱オマンコにぶちこんで…た、たっぷり種付けしてくださいぃっ…!」
と、四つん這いのまま絶叫する菅井。
それを聞いて、ようやく満足げな笑みを見せた鮫島は、
「よし…それじゃあ、いつものようにしてもらおうか!」
と言って、ベルトを緩める。
菅井は、外れかけたベルトの先を咥え、器用に口を使ってベルトを抜き取ると、そのまま、ズボン、そしてパンツをも口だけで脱がせた。
そして現れたドス黒い男根…それを菅井は、うっとりした眼で頬擦りをし、舌で湿らせ、ゆっくりと咥えた。
ひざまずき、四つん這いのまま服従のノーハンドフェラで懸命に奉仕。

今となってはこんな有り様だが、これでも、つい先日まで男嬲りをしていた女王。
テクニックに関しては申し分ないし、何より、その当時には見せなかったであろう、乱れた長髪を整えないまま切なそうに見上げる目つきがたまらない。
それにはさすがの鮫島も少しグッときつつ、照れ隠しに、
「どれどれ…」
眼下で咥えさせたまま前屈みになり、尻から秘園へと指を伸ばし、Tバックの生地の下に割り込ませる。
クチュッ…クチュッ…
「んぐっ…!んぐぅっ♪」
「フッ…もうとっくに準備万端か」
鮫島はニヤリと笑うと、菅井の後ろ髪を掴み上げ、その状態でゆっくり一歩ずつ後退を始めた。
すると、髪を捻り上げられたまま、口から出ていきそうなイチモツに必死ですがりつき、四つん這いでついてくる菅井。
そのまま部屋の角まで辿り着いても、まるですっぽんのように決して離さない。…が、それを無理やり引っこ抜き、
「本気さは伝わった。さぁ、ここに手をつけ!ケツを向けろ!」
と命じる鮫島。
期待に頬を染めながら、ゆっくりと立ち上がり、壁に手をついて腫れて真っ赤になった尻を突き出す菅井。
スルスルとTバックを下ろせば糊(のり)のように白い液体の糸が架かり、そして脚を開かせると、とろり…と割れ目から糸を引いて雫が垂れるのが見えた。
それを、
「ククク…日に日にマン汁が濃くなってやがる。一瞬、ザーメンかと思ったぜ」
と笑い、そこに菅井の唾液まみれになった男根をあてがってやると、それだけで早くも、
「んあぁっ♪あ、当たってる…鋭い亀頭が、マンコの入り口に当たってるぅっ♪」
と、もじもじ脚を震わせ、
「お、お願いします…い、一気に…そのまま一気に奥までくださいぃっ…んひぃっ…♪」
と、恍惚の表情でせがむ菅井。
すると鮫島はニヤニヤしながら亀頭を秘肉に擦りつけて、
「奥まで挿れて、どうしてほしいんだ?」
「は、激しく…激しくズポズポ抜き挿しして、わ、私を…」
「私…?」
「あぁ…ご、ごめんなさい…ゆ、友香を…」
「そうだな。名前を言わないと分からんからな」
菅井は仕切り直すように、
「ゆ、友香のオマンコに奥まで突き挿して、そのまま、ズポズポ激しく突いてください…そ、そして最後は…し、子宮に…」
「子宮に…?」
「し、子宮に…たっぷりと…ご、ご主人様の精液をぶっかけて…た、種付けをしてください…!」
「ククク…まったく、なんというスケベな馬だ。こいつめ!」
グジュッ…!
「んはぁぁっ!?あぁっ、き、来たぁっ♪んほぉぉっ♪」
「ほら、望み通りにぶちこんでやったぞ。嬉しさを表現して鳴けよ、おいっ!」
「んひぃっ!?あぁっ、んんっ…ひ、ひひ〜ん♪ひひ〜ん♪」
めり込むように埋まっていった鮫島のイチモツ。
そのまま「受け入れたら最後」と言わんばかりの激ピストンが始まり、牝馬の鳴き声を上げながら快楽に沈む菅井。
肉弾戦で揺れる乳房と太ももの肉が艶かしい。
たちまち、
「んあぁっ♪き、気持ちいいっ!さ、最高ぉっ♪んんっ、あぁっ、ダ、ダメっ、イクっ!イクぅっ!」
と嬌声を上げ、壁に手をついたまま痙攣する菅井。
口の横から垂れた唾液が糸を引いて床に落ちるも、種付けはまだ途中。
パンっ!パンっ!パンっ!
「んおぉぉぉッ♪」
イッてる最中も容赦なく突き上げる無慈悲なピストンにも、菅井は、
「んひぃっ♪んひぃっ♪」
と悦び、そして、
「あぁっ、も、もっと…もっと激しいのくださぁいっ♪」
「あぁ、望みところだ!おらおら、おらぁっ!」
「んひゃぁぁっ♪き、気持ちひいぃっ♪激しい種付け、大好きぃぃッ♪」
仰け反って感じる菅井の後ろ髪を二分して手綱のようにして持ちながら激しく犯す鮫島。
強制ツインテールのまま、
「イ、イグぅっ!イグぅっ!んほぉぉっ♪」
調教済みの身体は感度も高く、ひとたび始めれば何回でもイッてしまう。
三回、四回とオーガズムが続き、とうとう五回目。
「んひぃっ♪ひゃぁっ♪あぁっ♪」
と、すっかりとろけた嬌声とともに、
「ぐっ…だ、出すぞ…!出すぞぉっ!」
とフィニッシュを知らせる声を上げる鮫島。
それを合図に、グッと腹筋に力を入れ、
「く、くださいっ!精液くださいぃぃっ!ご主人様の精液、友香の子宮に流し込んでぇっ♪」
と卑猥に懇願する菅井。
後先を考えていないその言葉に迷いすらないが、それもその筈。
調教に次ぐ調教で、生で中出しされた時の、あの体内を焼かれるような感触…熱い滾りを膣壁のいたるところに撃たれ、奥に注がれる心地よさを脳に植えつけられた菅井は、もはや生中出し中毒状態。
繋がりながら二人して痙攣すると同時に、
「んはぁっ、あ、熱いぃっ♪な、中で…私の中でご主人様のチンポがドクドクいってるぅッ♪」
と、ご満悦の菅井。
いきんで膣を締め、一滴残らず搾り取ることを忘れない。
そして、ゆっくり、
ニュポッ…!
と抜き取られた鮫島のイチモツ。
射精してもなお衰えぬサイズと、何より、愛液が激しい抜き挿しの摩擦で泡立ち、半ばメレンゲ状になってまとわりついているのが生々しい。
そして、その栓が抜けたと同時に、溢れ出すように出てくるおびただしい量の白濁汁。
それを自らの指で掬い、指ごと再び膣へ押し込んでは、
「んはぁっ…♪あぁっ…♪き、気持ちいいっ…!精液まみれの指、ヌルヌルしてるぅ♪」
と艶かしい声を上げ、自発的にザーメンオナニーまで始める菅井。
以前の面影など一切ないその醜態…。
女王とは…欅共和国とはいったい何だったのか?
少なくとも、この空間には存在しない。
今ここにいるのは悪魔と、そして発情した一頭の牝馬だけだ…。
(おわり)