4.陥落七変化
手下に嬲り殺しを命じた一時間後…。
優雅にシャワーを浴び、バスローブを羽織って部屋に戻ってきた鮫島は、扉を開けた瞬間、ニヤリと笑った。
まず鼻をつく発情したメスのニオイ…。
部屋に充満したそのムッとした空気は、ツンとくる女の汗の香りを存分に含んでいた。
そして、その部屋の中央、男たちの輪の中で、さっき以上に激しく腰を浮き沈みさせる女体。
「あんっ…♪んんっ、んんっ…♪はうぅッ…♪」
水着の中に仕込まれたバイブとローターの振動音に合わせて漏れる声は、一時間前と比べて格段に女っ気を増していた。
そして、
「おかえりなさいませ、親分」
「うむ…イカせてないだろうな?」
と問うと、男たちは笑って、
「ええ。この通り、ずっと生殺しにしてますよ」
「もうパンパンに膨らんだ風船同然。少し長めにやればすぐにイッちまうほど高まってますぜ」
「その証拠に、親分、見てくださいよ。この涎の量…♪」
と男が指差した莉菜の口は開きっぱなしで、白い頬には我慢の限界を物語る唾液の道筋…その終点は枕元にはおねしょをしたような広がるシミだ。
さらに目線をズラせば、ローターを押し当てられて肥大した乳首…そして汗でへばりついた陰毛の奥からなおも唸りを上げて蠢くバイブの暴れっぷりが見える。
それらの淫具の振動によって声が上ずり、
「んっ、あぁっ…!?イ、イクっ!イクぅぅっ…!」
と叫ぶ莉菜だが、これまで通り、イク寸前に手下たちのリモコン操作によって振動が止まり、また絶頂はお預け…。
「ふぁぁっ…!?うぅっ…お、お願い…も、もう…イカせて…!これ以上、焦らさないでぇっ…!お、おかしくなる…!狂っちゃうからぁッ!」
とベッドを軋ませ、アイマスクを着けたまま腰を揺すって懇願する姿は敗者そのもの。
一時間以上に及ぶ寸止め地獄は、既に莉菜の自我を完全に崩壊させていた。
「イカせてっ…!もうイカせてっ…!」
と繰り返し懇願する莉菜の姿に、
「ククク…よくやった、素晴らしいぞ!それでは、そろそろ俺が直々に相手をしてやろう!」
と嬉しそうに笑みを浮かべた鮫島は、羽織ったバスローブを脱ぎ捨て、莉菜を奈落の底に堕とすとっておきの凶器を隠したパンツをゆっくりと下ろした。
勢いよく飛び出て、その反動で揺れ動く巨根。
そして、これより汗と汁まみれの莉菜の身体を心ゆくまで味わうべく、揺れるイチモツをグッと掴んで静止させ、まず手始めにゆっくりと莉菜の頬に擦りつける。
「きゃっ…!」
ふいの異物感に驚く莉菜に対し、
「これが何か分かるか?」
と聞くと、莉菜はうんうんと頷き、即答で、
「オチンチンっ…!おっきいオチンチンっ…!」
「オチンチン…?そんなガキのような言い方じゃ、つまらんな」
と舌打ちをして遠ざけてやれば、すぐさま、
「あぁっ…チ、チンポっ!固くなったチンポぉぉッ!」
と、その童顔な顔立ちからは想像もつかない下品な絶叫をする莉菜。
そして、
「…これが欲しいか?」
「ほ、欲しい…!挿れてほしい…♪」
「だったら、まずはその口で捕まえてみな…♪」
と鮫島は言って、ペチペチと莉菜の唇に男根を打ちつけた。
「やんっ…♪やんっ…♪」
チンポビンタされて心なしか嬉しそうな莉菜に対し、
「そらっ…そらっ…どうした?欲しいんだろ?捕まえてみろ」
一定のリズムで打ちつけつつも、簡単には捕まらないよう、莉菜の口元からスッと遠ざけてはご満悦の笑みを浮かべる鮫島。
塞がれた視界の中、何とか捕まえて頬張ろうと一生懸命に口を開けて待ち構える姿は、まるで餌を欲する池の『鯉』…。
そして、待ってるだけではラチがあかないと、舌を出し、今度は自らの意思でだらだらと涎を垂らす莉菜。
その姿に、
「フッ…この期に及んで誘ってやがるのか。生意気なヤツめ…♪」
と言いつつも、誘いに乗るように、そこをめがけて、ペチン、ペチン…と打ちつける肉棒。
最初の数回は舌を出した状態で我慢…やがてリズムが読めてきたところで、静かに狙いすまし、次の接触と同時に器用に舌を巻きつけて絡めとった莉菜。
そのまま首を持ち上げ、口一杯に頬張ると、
「んぐっ…!んぐっ…!」
と、その童顔からは想像し難い『アナコンダ』みたく丸呑みにする莉菜。
「ほぅ…待ち伏せしてやがったか。まんまと捕まっちまった…♪」
と鮫島は笑って、
「おら!捕まえたからにはしっかり奉仕しろよ!この変態女ッ!」
と莉菜の喉奥めがけて腰を突き動かした。
最初は、
「んごッ…!んごぉッ…!」
と呻き声だった莉菜だが、やがてそれを、ジュポ、ジュポ…と唾液混じりの濁音に変えたところで、莉菜は、ガチガチに拘束された手足を捻り始めた。
その動きに気付いて、
「どうした?その体勢じゃ不自由だから外してほしいか?」
「んんっッ!んんッ!」
と、肉棒を頬張ったまま激しく頷く莉菜。
「外したらどうしてくれるんだ?」
と聞くと、一旦、口から吐き出し、
「オ、オチンポの隅々まで舐めますっ…!さ、先っぽも玉も…!そ、それから…て、手で握ってシコシコして…あ、あとは…!」
「分かった、分かった。そう焦るな」
と鮫島はたしなめ、手下に目で合図。
それでようやくロープが緩み、完全な拘束から解放された四肢。
手首、足首には何重にも巻かれたロープの痕がくっきりと残り、白い肌を鬱血させていた。…が、そんなことには構わず、拘束が解けた瞬間、起き上がり、手をついて『犬』のように四つん這いになる莉菜。
そして、
「さぁ!改めてたっぷりと奉仕し、有言実行してもらおうか!」
とアイマスクも取り去れば、莉菜は、着ける前とは別人のうっとりとした目で、四つん這いのまま、鮫島の巨根に飛びついた。

「んっ…んっ…♪」
ソフトクリームを舐めるように根元から先に向けて舌を這わせた後、その小さな手の平で握って扱き、同時に先端の浮世離れした太いカリを頬の裏に引っ掛けてねぶるような、ねっとりした至極のフェラを披露する莉菜。
これには鮫島も、
「ククク…可愛い顔をして、なかなかツボを心得たテクニックを持ってるじゃないか。さすが、捕らえた男を痴女責めしていただけはあるな。だが、しかし…!」
「んッ…!」
鮫島は莉菜のロングヘアーを掴み上げ、喉奥まで巨根を打ち込んで、
「それも今じゃ形勢逆転!所詮、女が男を支配するなんてのは夢物語でしかないんだよ!分かったか、おらっ!」
「んぐッ!」
「貴様も、今までの女と同様、男相手にいきがった罰として、今までコイツらに味わわせてきた数々の仕打ちを、今から身をもって償うのだ!」
「んぐぅぅッ…!があぁっ…!げほっ!げほっ!」
喉奥を犯され、思わずえずいて吐き出す莉菜。
支えていた肘を折って崩れ落ちるも、ここでまた、手下どもの操作によって、止まっていた振動が乳首、膣内へと襲いかかる。
「んあぁっ!?」
水着の中のローターとバイブの再稼働に飛び起きる莉菜に、
「ククク…誰が寝ていいと言ったんだ?おら、さっさと起きて、もっと咥えろよ」
と髪を掴んで捻り上げ、再び莉菜の口にモノを押し込む鮫島。
「んぐッ…!」
「欲しかったんだろ?それとも、やっぱりいらないか?」
「ほ、ほひぃ…ほひぃです…!」
「そうだろ?だったら休まずに、ちゃんとやれよ」
「ふぁ、ふぁい…!」
身体を起こし、性感帯を責める振動に耐えながらフェラを再開する莉菜。
鮫島が前屈みになって伸ばす指が、四つん這いの莉菜の身体の下から乳首を弾くと、
「んっ、んっ…!」
「離すなよ?口を離したら、寸止めをもう一時間プラスするからな?」
「んっ、んんっ…!」
(い、嫌っ…!そ、そんなの無理…!)
と、感じながら揺れるイチモツに必死に食らいつく莉菜。
その痴態に、
「ククク…見ろよ、お前ら。口をキュッと締めてなかなか離してくれねぇよ。『スッポン』か?コイツは」
と手下に笑いかける鮫島と、それに呼応して、
「ねぇ、親分!早く俺たちにもヤラせてくださいよ!」
「俺たちもそのスッポンフェラ、早く味わいてぇっスよ!」
「分かった、分かった。もう少し待ってろ。まず俺が遊んだ後は、お前らの好きにさせてやるさ」
と言った鮫島は、そこから器用に体勢を入れ替え、フェラを続ける莉菜を自分の上に跨がらせてシックスナインの形になると、
「おい、スッポン女。分かってるな?さっきも言った通り、絶対に離すなよ?」
と、再度、念を押し、莉菜の股間に挿さったバイブをゆっくり引き抜いた。
ニュルンっ…と押し出されるように出てくると同時に、モノを咥えたまま、
「あんっ…♪」
と声を上げる莉菜。
寸止め一時間ぶんの愛液をまとったバイブの艶かしい光沢。
鮫島は、そのバイブを放り捨てると、まだ穴を開けたままヒクヒクし、愛液を垂らす秘部めがけて下からむしゃぶりついた。
ジュルジュル…!
「んはぁッ!?んんっ、んんっ…♪」
「ククク…これはすごい。もう完全にとろけて、とんでもない熱さだ。舌を火傷しそうだよ」
いやらしい音を立てて愛液を一掃するクンニに悶絶する莉菜は、またも肘を折り、イチモツを咥えたまま鮫島の身体の上に崩れ落ちた。が、それでも、
「んぐっ…!んぐっ…!」
焦らされ続けて感度がバカになった身体の疼きを収めてもらおうと、言いつけを守って頑なに口から離さない莉菜。
その執念によって、割れ目の周辺の愛液を全て唾液に塗り変える作業が終わる頃には、
「ハァ…ハァ…!」
と、酸欠寸前…。
そこで、ようやく、
「よし。もういいぞ」
と許しが出て、ジュポ…と口を離した莉菜。
目を虚ろにするも、すかさず、
「さぁ、仕上げにコイツをどこに欲しいんだ?自分で示してみろ」
と言われた莉菜は、そのままゴロンと寝返りをうって仰向けになり、裏返った『カエル』のようにムチムチした脚を折り曲げ、水着をズラし、おっぴろげた股の間の秘貝を自らの指でゆっくりと開いた。
ぬちゃぁ…と音を立てて晒した秘肉。
呼吸をするようにヒクヒクと震える性器を晒して、
「こ、ここに…オマンコに挿れてください…」
それが合図…。
莉菜がそれを口にした瞬間、鮫島は返事もせず、瞬く間に野獣と化して莉菜の身体に覆い被さると、自慢のどす黒い凶器を奥まで一気に打ち込んだ。
ぐじゅっ…!
「んひぃぃッ!?」
ビラビラを広げていた指が弾け飛び、鮫島の腕の中で大きく仰け反った莉菜は、
「ひぃぃっ♪す、すごぉッ…!お、奥まで一気に…!んっ、はぁぁっ!?」
「さぁ、とくと味わうがいい!残りわずかな理性を跡形もなく溶かし、肉奴隷へと仕上げる底無しの快楽をなぁッ!」
そんな引導を渡す一言とともに、一気にトップギアに入る快楽調教の鬼ピストン。
「んひぃっ♪ひゃぁっ♪あぁっ♪は、早すぎ…!ダ、ダメぇっ!そ、そんな早くしたら、し、死ぬ…!死んじゃうぅッ!」
「何を言ってやがる!これが貴様の待ち望んでいたものだろうッ!」
「んひゃあぁぁっ…♪」
仲間内で「妖精」と称され、数々の男を魅了してきた童顔が快楽に歪み、結合部を震源地にした大地震によって、ぶるんぶるんと弾む白い乳肉。
そして、
ビリビリビリっ…!
鮫島は指が水着を谷間から引き裂き、汗まみれの乳房を露出させると、むぎゅっ!と鷲掴みにし、そしておもむろに先端の硬化肥大した乳首に吸いつく。
「はうぅッ…!」
「ククク…長らく勃ちっぱなしのこの乳首…こういうエロい乳首は歯を立てて甘噛みしてやると喜ぶ女は多いが…どれどれ…♪」
カリッ…!
「んあぁっ!?」
例に漏れず、硬くなった乳首に歯を立てられるたび、鮫島の首に手を回し、肉感的な太ももをキュッと締めてホールドする莉菜。
それに対し、
「何だ、それは?乳首だけでは飽きたらず、そのまま休まずに突いてくれということか?えぇ?」
「う、うんッ…もっと…もっと欲しいぃ…!」
そして望み通り、激しく打ち込まれると、
「ひゃあぁっ♪あぁっ♪す、すごぉぉっ…♪」
「フッ…強欲なヤツめ!とうとう本性を見せたな!もっと暴いてやるよ。貴様のその童顔の裏に隠してある素顔をなぁッ!」
ズドン、ズドン…と最深部まで打ち込まれる杭に感嘆に似た声を上げる莉菜。
抵抗することなどとっくに忘れ、
(あっ、あっ…♪気持ちよすぎッ…♪た、たまんないっ…い、今までしたどんな男よりも…き、気持ちいいッ…!あぁっ、ダメっ…!イキそう…!イキたい…!もっとイキたいぃぃッ♪)
そんな思いから、自らの身体を犯し、我が物にせんと調教してくる悪魔に自分からも抱きつくという醜態…。
だが、今の莉菜には、もはや、そこにおける葛藤などない。
とにかく目の前の逞しい身体に抱きつき、この全身を突き抜ける快感をただひたすら堪能するのみ、だ。
「どうだ?気持ちいいか?」
「んんっ、あんっ…♪き、気持ちいいっ♪はぁぁっ!?」
さらに一段階、ペースの上がったピストン。
「ククク…寸止めは終わりだ!このまま心置きなくイクがいい!さぁ、俺のチンポに屈して、溜まりに溜まった欲を解放してみせろ!」
促されるままに、
「んあぁっ…♪イ、イクっ!イクっ!ダメぇぇっ!んひゃあぁぁっ…♪」
悪魔の腕の中でビクビク痙攣して果てる莉菜。
焦らされ続けた性感の待ちに待った爆発は、莉菜の体力を一気に奪い、自力で起き上がる力すらも消耗した。…が、そんなことは悪魔にとって関係ない。
「ククク…俺様の調教が、こんなもので済むと思っているのか?」
と、起き上がることも出来ない莉菜を抱え、そのまま立ち上がって駅弁ファックで二回戦に強制突入。

「んんっ♪あっ、あっ♪こ、これヤバいっ!お、奥まで届いちゃうぅッ…♪ひぃぃっ…♪」
重力に逆らえず、されるがままの莉菜。
鮫島の身体に『コアラ』のようにしがみついたまま、二度目の絶頂で気をやり、そして最後は、
「おら!そこの壁に手をつけ!後ろから突いて、肉奴隷の烙印を押してやる!」
と命じられ、立ちバックでのエンドレス絶頂ファックで完膚なきまでに叩きのめされる地獄のプログラム。
無理やり立たされ、むっちりとした尻に平手を打たれながら犯され続ける莉菜。
生まれたての『仔鹿』のようにぷるぷると震える脚で何とか身体を支えるも、全身をつんざく快楽には太刀打ちできない。
最後は髪を掴まれ、失神寸前の意識朦朧とした中で、
「さぁ、とどめだ!上村莉菜!これが今日からお前の主人となる俺様からの、陥落記念のプレゼントだ!」
という言葉とともに繰り出されるマシンガンピストン。

その怒濤のスパートに、
(ダ、ダメ…!こ、このままじゃ…な、中に出されるッ…!生で中はさすがに…!)
朦朧としながらも本能で危険を察した莉菜だが、もはや振りほどく力など残っていない。
それに、莉菜自身、頭ではもちろんダメだと分かっていながらも、その意思に身体が背いてしまう。
熱を帯びた身体は、その膣の奥に、もっと熱いものを浴びたくてウズウズしてしまっていた。
(ダ、ダメ…!中はダメっ…!)
と思いつつ、口では、
「く、くださいッ…!とびきり熱いの、私の中にかけてくださいぃぃッ…!」
と懇願してしまう絶体絶命の天の邪鬼。
それとともに、
「くっ…だ、出すぞぉぉっ!とびきり濃ゆい、一発で孕むようなのをくれてやる!一滴残らず受け取れぇぇッ!」
と野獣の咆哮。
快楽に侵食され尽くした身体…そして脳…。
その証拠に、莉菜の視界がみるみる白く染まっていく。
まるで全身を白煙に巻かれるように…!
(つづく)