太陽戦隊ヒナタレンジャー ―虹色の戦士たち―












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episode-7 『狙われた山ガール!赤い眼差しの恐怖!』
episode-7_1 【ANOTHER】捕らわれた潮紗理菜の末路
※本編からこの世界戦への入口→スネークに敗北後、かとしと一緒に捕らわれ、『他のハイカーたちとは何か違う二人組だと看破されてしまう』


「…うぅっ…」
 気絶している間にやけに負荷が大きい体勢を取らされ、それのせいで自ずとゆっくり目を覚ました紗理菜。



 すると、その身体の揺れで気付くなり、
「ふふっ…♪起きたか…目覚めはどうだい?潮紗理菜」
(…!)
 声のした方に目をやった途端、起きたてで薄目だった目が瞬時に見開く。
「イ、イグチ魔女っ…!」
 ヒラガーナの憎き大幹部、イグチ魔女。
 そして一気に目が覚めると同時に、
「な、何でアンタがここに…!」
 そう聞くと、イグチ魔女は肩をすくめて、
「私が聞きたいわ。部下のスネークが『人類バーサーカー計画』の作戦実行中、生身の人間にもかかわらず自分と対峙した際に逃げずに向かってきた女たちがいる…これは質の良いガーナ兵に転生させれそうな逸材だって言うからどんなヤツかと見に来てみたら、まさかまさかのアンタと加藤史帆…うっかり逃がしてしまった奴隷たちが、まさか自分から戻ってくるとはねぇ…」
「くっ…!」
 憎たらしい言い回しだが、言い返せない紗理菜。
 話を変えるように、
「くっ…は、外しなさいよ。これぇ…!」
 そう言わずにはいられない。
 後ろに回して束ねられた手枷…それに繋がれたチェーンが天井に伸び、あられもない後ろ手での棒立ちを強いられている。
 無論、外せと言って外してもらえる筈もなく、
「フフフ…バカな女…せっかく逃げ出せたんだから、震えて隠れていればいいものを」
「あ、あなたたちに、これ以上、好き勝手させないためよッ…!」
 と気丈に言い返す紗理菜だが、いかんせん、その可愛い系に分類される声色のせいで、威圧感はあまりない。
 それに、
「ふーん…♪やけにデカい口が叩けるようになったものね。ついこないだまで私たちの宇宙船の奴隷船員だったこと、もう忘れたの?」
「うぅ…」
 忘れたい…思い出したくもない地獄のような日々。
 故国・けやき星での戦いに敗れ、ヒラガーナの捕虜として過ごしたこの一年間。
 抵抗すれば鞭を打たれ、出来が悪ければ足蹴にされ…そして、それぞれ、ともに囚われた他の仲間を互い違いに人質にされ、敵対していた憎い一味の雑用を延々とこなす屈辱。

「脱走と企てたら斉藤京子を殺す」
「不満な顔をしたら東村芽依を殺す」

 など、これらを毎日のように言われ、そして、

「この生活に耐えられず自決を図ったら残りの全員を殺し、八つ裂きにしたその亡骸を宇宙空間に放り出す」

 なんて言われた日には、もう、その辛酸を舐めるような新生活を受け入れるしかなかった面々。
 そしてイグチ魔女は、グッと紗理菜の目の前に顔を近づけ、
「ほら、言いなさいよ。『イグチ魔女様。お食事の用意が出来ました。お部屋までお持ちしてもよろしいでしょうか?』って…アンタがいつも私に言ってたセリフでしょ?ねぇ?配膳係の紗理菜ちゃん…♪」
「うぅ…」
 悔しさと絶望に染まる紗理菜の顔…。
 ただ、今のセリフを嫌々ながら言わされていた当時とは、状況が少し違う。
 あの当時は他の仲間たち全員が人質で、何をするにも雁字搦めだったが、今は違う…。
 残念ながら史帆は自分と一緒に再び捕らわれてしまったが、それ以外の仲間は、久美の元に帰った。
(それに…久美と再会して私たちは決めた…もう二度と、あの時の屈辱を味わわないと…!)
 おそらく、別室にいるであろう史帆も同じ気持ちでいる筈…だからこそ、ひと思いに言ってやった。
 これまでの耐えに耐えた鬱憤も含んで、

「そ、そんなふざけたセリフ、二度と口にするワケないでしょッ…!アンタみたいな最低な女、二度と様をつけて呼ぶ筋合いなんて無いわ…!」

 あの当時は口が裂けても言えなかった…言えば見せしめに仲間の誰かが殺されていたであろう禁句…。
 それを浴びたイグチ魔女は、一瞬、ピリッと眉をひそめたが、
「ふーん…面白いじゃない…♪」
 と笑みを見せ、そして、
「今のセリフ、必ず後悔させてあげる…♪そして“もう二度と我々の奴隷船員から抜け出せない身体”にしてあげるから…♪」
 何やら意味深な一言を付け加えたイグチ魔女。
 そして…。

 ……

「くっ…んっ…んんっ…」
 開戦からわずか5分…殊勝な啖呵を切った筈の紗理菜は、早くも恥じらいの声を上げていた。
 あっという間にズタズタに切り裂かれたハイキングルック…残っている防具は上下の下着のみだが、そのかわりにアイマスクだけは追加された。
「フフフ…♪いい格好よ、潮紗理菜…♪」
 色白で、なおかつ意外にムチムチして肉付き抜群なボディー。
 そして、その、半裸に目隠しで吊るされた状態で、イグチ魔女が召喚した三体のガーナ兵に取り囲まれた紗理菜。
 普段、モンスターが従えているガーナ兵とは体色が違い、少し筋肉隆々としているその三体。
 そして一番の差異は、本来、性別という概念が無いとされるガーナ兵だが、その三体には股間に立派な男根が生えていること…。



「普段、私が愛用している者たちよ。今日は特別に、少しの間、お前に貸してあげる…♪」
 と意味深な囁きが耳に入り、
(あ、愛用…?貸すってどういうこと…?)
 言ってる意味は分からなくとも、自然と感じる人の気配で、誰かが近くにいることは分かっていた。…が、その時点ではまだ何を仕掛けてくるかは分からなかった。
 風向きが変な方向を向いたのは、そこから…。
 ふいに、カチャ…と陶器のようなモノを持ってきた音が聞こえ、続いて、そこに、たぷたぷと液体を注ぐような音。
 そして、ふいに、その液体をとろとろと肩からかけられた。
(な、何ッ!?冷たいッ…な、何これ…!何か…ヌルヌルする…!)
 それをまず右肩…続いて左肩と、悪趣味な模様の水差しで注がれるのはそのヌルヌルの液体は、ズバリ、ローション。
 それも、ただのローションではなくイグチ魔女お手製の特別なローション。
 以前、ヒラガーナが侵略し、領地としたとある星の、その星にしか生えない稀少な樹木『ラブホーションツリー』…その樹木から採れる樹液は、オスとメスの性別を持つ生きとし生けるものの全てのメスを発情させるという不思議な効能があることを、悪の科学者・Dr.アモンが解明した。
 たとえば、ハツカネズミ、モルモット、ネコ…ライオンにゴリラ、ゾウ…そしてもちろん人間も、だ。
 そして、その魅惑の樹液をたっぷりと混ぜ込んだのがこのローション。
 イグチ魔女はニタニタ笑って、
「私が悶々とした夜に使う時はせいぜい一滴垂らすのみ…それ以上は危ないとアモンが言ってたからね…だが、今日はそれを特別に、後先考えず目分量で配合しておいてあげたわ。フフフ…どうなるか楽しみねぇ…♪」
「イ、イグチ魔女…!アンタ、さっきから何を言って…!んんッ…!」
 何だか嫌な予感が増してきた矢先、ふいに、正面、右斜め後ろ、左斜め後ろの三方向から一斉に肌を密着させてきたガーナ兵たち。
 筋肉質な三体の身体が、肉感的な紗理菜のマシュマロボディーを包囲。
 そして、既にローションまみれの潮紗理菜の身体の滑りを利用し、それぞれ腰遣いが微妙に違う三者三様のダンスで肉弾摩擦。
 
 ヌチャッ、ヌチャッ…♪

 と、おしくらまんじゅうで全身をこねくり回される紗理菜。
 目で確認できなくとも、それがヒトの身体であることは明白。
「ひ、ひぃぃッ…き、気持ち悪いッ!や、やめてッ…!やめさせてッ…!」
 と声を上げる紗理菜だが、イグチ魔女は止めさせるどころか、
「そーら…♪滑りが足りてないのはどこかしらぁ…?」
 と、さらに水差しで、肌と肌の密着している上から追いローションを振りかけていく。
 もはや全く無意味と化した上下の下着。
 着けていてもローションが生地を浸透して全身がヌルヌルだ。
 なおも三方向からのハーレム肉弾摩擦を続けるイグチ魔女お気に入りの“性処理用”ガーナ兵たち。
 やがて、
「んっ…くっ…んんっ…♪あっ、んんッ…♪」
「あらぅ?何か甘い声が聞こえてきた…どこからかしらぁ?」
 わざとらしく口にするイグチ魔女。
 もちろん出処は紗理菜の口。
 目が見えなくても身体で次第に理解し始めるさっきのイグチ魔女の言葉…。
(あ、熱い…身体がすごく熱いッ…!ヌルヌルを纏ったところが…や、灼けそう…!)
 効果が出始めた淫樹液ローションと、それを助長させる肉弾摩擦。
 次第にムチムチの白い太ももに、位置や硬さ、形状など、目隠しをしていても明らかに“アレ”と分かるものが計3本、ニュルニュルと
触れ、ひどい時は後ろ手にした手の平の中に向こうから入ってきたりする。
(こ、これって…や、やっぱりオチンチン…だよね…?絶対そう…!)
 この身体の熱さも相まって、ついつい頭に膨らむ淫靡な想像。
 目隠しの下の顔は、全身の火照りと、一挙に掻き立てられた性的な想像によって真っ赤っ赤。
 やがて、
「あっ、あっ、あっ…♪」
 と、その筋肉隆々の身体に三方向から密着されていることそのものが心地よくなってきた。
 すると、そんな中、イグチ魔女の声で、
「あらあら…ブラがズレちゃってる…じっとしないと、おっぱい飛び出ちゃうわよ?」
「やぁッ…んんッ…♪」
 指摘されてようやく、確かにブラが本来のフィット感からだいぶズレていることに気付いた紗理菜だが、
(じ、じっとなんて…じっとなんて出来ないよぉッ…!)
 地団駄を踏み、自らもぴょこぴょこ跳ねながら筋肉の中に埋もれていく紗理菜。
 やがて、イグチ魔女の懸念した通り、

 …ぶるんッ…♪

 身体を揺すりすぎたせいでブラがずり落ち、豊満な乳房を自ら(?)豪快に放り出した紗理菜。
 白い肌に映える先端の桃色の突起はもうビンビン。
 そして、ふいに、その突起を、三体の中の誰かの手が、

 …ぎゅっ…♪

「ひゃぁんッ♪」
 後ろ手のまま、背筋をピンと伸ばす紗理菜。
 しかも、いつの間に、その手の中に置かれた男根を二本、しっかり指を閉じて握っているではないか。
 たちまち、目隠しの下の口は緩んで半開き…後輩にあたるヒナタレンジャーの面々と合流して数日、早くも「聖母」と評されて慕われている紗理菜の、あの、いつでも優しげで柔和な表情はいまや見る影もない。
 そして、
「ひぃぃぃッ♪」
 突然、ひときわ声を張り上げた紗理菜。
 ピチッと閉じていた筈の両脚。…にもかかわらず、ローションの滑りを利用し、一本の男根が真ん前から強引に太ももと太ももの間に入り込み、そのまま、ズリュッ、ズリュッ…と股下の行き来する。
 その抜き挿しの動きに合わせて、
「あんッ、あんッ…♪」
 と声を上げる紗理菜。
「なになに?どうしたのよ?まるでマンコに生でぶちこまれたような声出してるけど…まだパンツは穿いてるわよねぇ?」
 意地悪なイグチ魔女の煽り…さらに、

「パンツ穿いたままでその反応なら、そのパンツ脱がして同じことしたらどんな反応するのかしら…♪」

 その発言の瞬間、取り囲む三体のうちの誰かの手がパンティのゴムに掛かり、そのままゆっくり下へとずり下ろす力が加えられた。
 既に意識朦朧としつつも、気付いて慌てて、
「ダ、ダメっ…!やぁッ…!」

 ぷりんッ…♪

 ローションの滑りでいとも簡単に下ろせたパンティ。
 そして、その瞬間、次は迫力満点の尻肉が飛び出ると、今度は、
「ひゃぁぁッ…♪」
 同じように正面から股下、そしてさらに真後ろからも尻の割れ目に沿って男根があてがわれ、紗理菜の身体を挟んで綱引きをするように男根二本が「オーエス!オーエス!」と押して引いてを繰り返す。
「ダ、ダメぇぇ…そこ擦っちゃダメぇ…!」
 と、つま先立ちになりながら絶叫する紗理菜だが、その後ろ手の手の中には、まだ今もしっかり男根を握っている。
 股下ダブル素股、さらにはビンビンの乳首も左右とも摘ままれ、とうとう、
(あっ、あっ…ダ、ダメっ…イクっ…イッちゃうッ…無理ッ!我慢できないッ!)
 脳と理性と全身の感覚を全部まとめて焼き尽くすような淫樹液の凄まじい効能。
 とても堪えられる気がせず、とうとう口にも出して、
「あぁッ…イ、イクっ!イクぅぅッ…!」
 と絶叫してしまう理菜。…だが、しかし。

「はい、おしまーい…♪」

(…え…?)
 あと一歩…何なら、あとひと擦り、ふた擦りで絶頂というところで、示し合わせたよう三方向全てから解かれる密着。
 同時に乳首を摘まんでいた指も、アンダーヘアごと股下をズリズリ摩擦してきていた前方からの肉棒も、尻の割れ目に挟まっていた後方からの肉棒も、そして後ろ手の手の中に握っていた肉棒も、何もかもが遠ざかっていった。
 なくならないのは激烈な火照りだけ…特に、両乳首と女性器の疼きは拠り所を取り上げられて初めて再確認できたぐらい猛烈に熱い。
 たまらず、
「んッ…んんッ…」
 まるで尿意を我慢しているかのように、内股、そして前のめりになって苦悶する紗理菜。
 なおもしらじらしく、
「…何?どうしたの?やけに辛そうねぇ…♪」
 と声をかけてくるイグチ魔女。
 それに対し、
「な、何も…!別に何も辛いことなんて…うぅッ…!」
 果たしてそうだろうか…?
 もう一度さっきみたいに摘まんでくれと言わんばかりにビンビンのまま主張する両乳首…。
 何かを求めるように揺れ動く腰と骨盤…。
 そして、明らかにローションとは別の妙に白濁とした粘液が滴る内もも…。



 傍から見ても、身体が疼いているのが丸分かりだ。
 そして、
「そう。ならいいけど…♪
 イグチ魔女の微笑を合図に、再度、男根持ちガーナ兵が三方向から密着再開。
「ふひぃぃッ…♪」
 再び肉弾摩擦に揉まれ、その荒波の中で絶叫して仰け反る紗理菜。
 それを見て、
「あ、辛そうじゃなくなった…♪そうやって密着して身体全体でズリズリされてる時は嬉しそうにするのね」
 と嘲笑うイグチ魔女。
 しかも今度は、前に二人、後ろに一人のフォーメーション。
 背後から尻の割れ目に沿って潜り込む男根によって脚を開かされ、そこに次は左右のデリケートゾーンに沿うようにして男根が擦りつけられる。
「あっ、あっ…♪」
 そのわがままボディーの股下にひしめく三本の男根。
 さらには、

 スリスリ…スリスリ…

 と左右のガーナ兵が大胸筋の先に浮き出た突起、いわゆる人間でいう乳首に相当するポッチを紗理菜の左右の乳首にそれぞれ擦りつけてくると、
「あんっ、あんっ…そ、それダメぇ…♪」
 しこり勃った乳首に淫靡な摩擦を与えられ、悶絶する紗理菜に、
「何がダメなの?どこがダメなの?」
「ひ、ひぃッ…♪言えないッ…そんなの言えないぃぃッ…!」
「そう…じゃあ、言えるようになるまで、この子たちにずっとこれを続けさせるわね…♪」
 と囁くイグチ魔女。…だが、そのくせ、
「あっ、あっ…ダ、ダメっ…ダメだってばぁッ…んんっ、あっ…イ、イクっ…イクぅぅッ…♪」
 と紗理菜が声を上げると、すかさずスッと手を挙げ、その瞬間、密着していたガーナ兵たちが紗理菜の身体から離れていく。
「はぁ…はぁ…」
 アイマスクの周囲が汗だく…また寸止めされたのにもかかわらず、イッた時のようなピクピク痙攣を起こす身体。
 そんな紗理菜に、
「フフフ…いい気味よ、潮紗理菜。途中でやめずに続けてほしいって、口にしなくても身体全体が主張してるわ」
「くっ‥そ、そんなこと…はうぅッ…」
 もはやそのテカテカの身体に触れる外気すらも性的な刺激となる始末。
 そして、

「そんな貴女に朗報よ。さっきの聞き捨てならない発言を今すぐ訂正し、もう一度…今度は自らの意思で我々の奴隷船員に戻ると誓えば、次は少し長めにしてあげる…♪」

(…!)
 少し長めに…そこを第一に考えてしまうぐらい、既に身体は刺激を欲している。…が、やはり、

「そ、そんなこと誓ってたまるものですかッ…はぁ、はぁ…も、もう二度と…んっ、んんっ…アンタたちのところになんて戻らない…!」

 言い切る紗理菜。…だが、その息を乱しながらもどうにか絞り出した言葉数に対し、イグチ魔女の返事はたったの五文字。

「…そうかしら?」

 そして掲げていた手をスッと下ろせば、再び、ガーナ兵たちが抱きつくように紗理菜に密着。
「ほぉぉッ♪おぉっ、おぉっ♪」
「フフフ…さっき、そんな獣みたいな声、出してたっけ?」
 嘲笑い、そしてさらに次は、

 むぎゅっ、むぎゅっ…♪

「はうぅッ♪」
 そのたぷたぷ揺れる白い乳房の鷲掴みと、さらに、

 レロレロ…レロレロ…♪

「ひ、ひぃぃッ…♪」
 左右からの耳舐めが、ここからの追加オプション。
 それでいて、
「ほら、もっとシャキっとしなさいよ。悦んでるようにしか見えないわよ?」
「あっ、あっ…、悦んでなんか…ひ、ひぃぃッ♪」
 依然、股の下に蠢いて入り交じる三本の男根。
 彼らは既に元の人間としての感情を失っており、男性なら本来は躊躇してしまう“男根同士の接触”に何のためらいもないだけに、遠慮なくガシガシと当ててくる。
 そしてまた、紗理菜がイキそうになると、スッと手を挙げ、彼らを離れさせるイグチ魔女。
 しかも今回は、
「アンタ、今、『イクっ♪』って言うの我慢したでしょ?言わなければそのままイカせてもらえるとでも思ったの?セコい女…その顔で、意外にそういうズルをするタイプなのね」
「うぅっ…」
 聖母の精一杯のズルもあっさり看破され、
「黙っててもその身体の震え方でバレバレだから意味ないわよ?今のズルは、この後に影響するかもね…♪
 そしてまた手を下ろすイグチ魔女。
「んほぉぉぉッ♪
「さぁ、誓いなさい。奴隷船員に戻ると誓えば、このまま止めずにイカせてあげる。それでなくても、もうイキたくてたまらないことは分かってるんだから」
「ひ、ひぃぃッ…嫌ッ…嫌ぁぁッ…!」
 ガーナ兵の密着トライアングルに埋もれながら絶叫する紗理菜。
 すると、ここで突然、

 ぐじゅっ…♪

「うおぁぁぁッ♪」
 これまでで一番の仰け反りを見せ、咆哮ともいえる絶叫を上げた紗理菜。
(は、入ってるッ…!オチンチン入ってるぅぅッ…!)
 と、とうとうガーナ兵の男根の一本が、液状化してトロトロになっている紗理菜の膣の中に押し込まれた。
 そのまま、ひと突き、ふた突き…突き挿されるのに合わせて、
「あんッ♪あんッ♪」
 と鳴いた紗理菜だが、そこに、

「ちょっと…何やってるの?あなた。まだ挿れろなんて私は一言も言ってないでしょ?」

 とイグチ魔女の大根芝居が炸裂。
 それと同時に慌てて膣から抜き取られる男根に、その際も、
「あんッ…♪」
 と声を漏らし、内心、
(え…も、もう終わり…?今の二回だけ…?)
 とピストンの数までしっかり数えていた紗理菜に対し、
「挿れるのはこの娘が奴隷船員に戻ると口にした後でしょ?こんなトロっトロのマンコがあれば挿れたくなる気持ちも分からなくもないけど、先走っちゃダメよ」
 と、しらじらしいお説教をあえて聞かせ、そして、

「ごめんごめん。今のはナシ…今のは、貴女が奴隷船員に戻ると言った時のご褒美にあげようとしてたヤツだから…♪」

 こうして、意地悪な“見せピストン”で餌まで撒いて堕とそうとする性悪幹部、イグチ魔女。
 無論、今の紗理菜にとってその餌は残り僅かな理性に対するとどめのようなもので、これまで相当に悶えていた三本の男根によるひしめき素股も、あのふた突きに比べてば、全く物足りなくなってしまった。
「ひぃぃッ♪ひぃぃッ♪」
 と鳴き、そしてとうとう、
「足りないッ‥こんなのじゃ足りないよぉぉッ…!」
 とまで言ってしまう紗理菜。
 しかも、また、いいところで焦らし…。
 その瞬間、
「む、無理ッ…ねぇ!もう無理ッ…!イキたい‥イカせてッ!お願いだからイカせてぇぇッ…!」
 と理性をかなぐり捨てて絶叫したのも、もはや必然といっていいだろう。
「じゃあ、誓いなさい?これはもう仲間を人質にした脅迫でもなく、洗脳でもない…貴女が自分の意思で、自分で言葉を紡いで奴隷船員として私たちに残りの人生を捧げることを誓うの」
「━━━」
 そうやって改めて言われると、また少しよぎる躊躇。‥だが、あの餌を撒かれる前と撒かれた後では、その躊躇の度合いが全く違う。
 もはや迷いもなく、即断で、

「わ、私…潮紗理菜を、もう一度、ヒラガーナの奴隷船員にしてください…い、一生…一生仕えます…一生、奴隷でいいから…イ、イカせてください…」

(…♪)
 それを聞き、ニヤリと笑みを浮かべたイグチ魔女。
 そして、もうどうでもよくなったことの反動か、それを言い終えた瞬間、紗理菜の身体に限界級の疼きが来た。
「お、お願いッ‥は、早くッ…早くぅぅッ…」
 開いて閉じて、開いて閉じて…そのムチムチの内ももをバンバン打ちつけて懇願する紗理菜に、
「じゃあ、指でいい?もうそんな状態なら指でちょちょっと弄れば一瞬でイケるでしょ?」
 とイグチ魔女が問うと、紗理菜はとんでもないという様子で激しく髪を振り乱し、
「ゆ、指なんて嫌ッ…!さっきの…オチンチン…!オチンチンでしてッ!」
 と喚くように絶叫。
 それを、
「まぁ、奴隷のくせになんてワガママなのかしら…♪」
 と嘲笑い、そして、
「仕方ないわねぇ…じゃあ、そこまで言うならオチンチンにしてあげるわよ。しかも特別に選ばせてあげる。どれがいいか決めなさい」
 イグチ魔女がそう言った瞬間、さっき餌として少しだけ挿れてきたガーナ兵が再び挿入。

 ぐじゅっ…♪

「あんッ♪す、すごいッ…んんッ♪」
 と、すっかり蕩けてしまう紗理菜だが、またピストン二回ほどであっさり抜かれ、続いて別のガーナ兵が挿入。

 ぐじゅっ…♪

「んぉぉッ♪」
 仰け反ると同時に、
(違うッ…さっきのと違って…め、めっちゃ太い…!)
 これだけ液状化しててもまだ少しキツいぐらいのえげつない太チンだったが、これも同様に、ピストン二回で味見終了。
 そしてラスト。

 ぐじゅっ…♪

「ふあぁぁっ!?」
 これもまた張り上げるような大きな絶叫で、それと同時に、
(こ、このオチンチン、ヤバいッ…!す、すごい反ってて…一番いいところに当たるッ!き、気持ちいい…♪)
 よほど相性抜群なのか、わずかふた突きの味見で既にでメロメロな紗理菜。
 そして一旦、抜き取られ、
「さぁ、選びなさい。どのオチンチンでイカされたい?」
 とイグチ魔女に聞かれるが、当然、もう決まっている。

「さ、最後の…最後の、三番目に挿れられたオチンチンで…イカされたい…です…」

 もはや待ち遠しさを含んだような言い方で懇願する紗理菜だが、イグチ魔女は、
「あ、ダメダメ。アンタは奴隷なんだから『オチンチン』じゃなくて『チンポ』って言わないとダメよ。はい、やり直し♪」
 初耳のルールだが、そんなのはどうでもいい。
 言われるがまま、

「三番目の…三番目のめっちゃ反ってたチンポ…あのチンポの“反り”でイカされたいです…」

 それを聞き届けたと同時に、最後に挿れた紗理菜ご指名のガーナ兵に目配せ。
 それと同時に惜しくも選ばれなかった二体が紗理菜の両脚を抱え上げ、後ろ手拘束の宙吊りM字開脚の状態にして、その剥き出しになったローション&本気汁コーティングが施された紗理菜の膣口にイチモツをスタンバイし、いざ挿入。

 ぐじゅっ…♪

「はうぅッ♪あぁっ、あぁっ‥♪す、すごいッ…激しいッ…んぁぁッ‥♪」
 入ってきた瞬間に見舞われる激しいピストン。
 中で暴れる竿をしっかり締めつけて離さない聖母の熱々の膣肉。
 そして、拍子抜けするほどあっけなく、挿れてわずか数秒で、
「あぁっ、イ、イクっ…イクっ!イクっ!ひぃぃぃッ♪」

 抱えられたままビクビク大痙攣を起こす紗理菜。
 その姿に、

「アハハハっ♪いいじゃない。なかなかいいイキっぷりよ、潮紗理菜!さぁ、もっとしてもらいなさい!そのピストンが、今日から、奴隷として良い働きをした時の貴女のご褒美♪それをしっかり身体に刻んで、これを毎日もらえるように、今日からしっかり精進するのよ?アーッハッハッ♪」

 イグチ魔女の高笑いが響き渡る調教部屋。
 そして、
「あぁっ、き、気持ちいいッ♪そこ好きッ…そこ抉られるの大好きぃぃッ♪もっと…もっと抉ってッ!オチンポで私の気持ちいいところ深く抉ってぇぇッ♪あぁっ、イクっ…またイクっ…!あぁっ、イッちゃうっ…!んひゃぁぁッ♪」

 こうして聖母が性母と化した今、潮紗理菜…彼女がヒナタベースに帰還することは二度となかった…。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2024/01/04(木) 02:45 )