episode-6_1 【ANOTHER】敗れた濱岸ひよりと河田陽菜の末路
「くっ…」
「うぅっ…」
ヒラガーナの侵略船。
その最下層、地下牢に位置づけられる部屋から、絶えず悔しそうな呻き声が漏れ聞こえる。
その声の出処は、ヒナタレンジャーの一員、濱岸ひよりと河田陽菜。
先刻の謎の女たちとの交戦で奮闘むなしく敗れ、捕まった。
そして目が覚めた時には、こうして薄暗い牢の中で両手を吊られていたというワケだ。
「くっ…!くっ…!」
なおも吊られた手を揺すり、脱出を図る濱岸だが、頑強な手枷がなかなか外れない。
たまらず隣の河田に、
「ね、ねぇ…どうにか出来ないの?何とかしてよ、これ」
と声をかけるも、その河田も同じように身体を揺すって、
「む、無理だよ…いくらもがいても外れないッ…」
その後も幾度となく腕に力を込め、手枷を弾き飛ばそうとする二人だが、うまくいかず、代わりにその奮闘する声が虚しく反響するだけ…。
そして、その無駄なあがきをめげずに10分ほど続けていたところでようやく、鉄格子の向こうから足音が聞こえた。
(…!)
もがくのをやめ、緊張した面持ちで鉄格子の先に目をやる二人。
そして現れたのは、まさに二人を打ち負かしたあの女たち…かつての先代レンジャーの一員、二人にとって先輩にあたる佐々木美玲と高本彩花。
鉄格子を開け、ニタニタしながら牢の中に入ってきた二人。
濱岸の前には美玲が、そして河田の前には彩花がそれぞれ立ち、
「どう?気分は?」
「ただただオーソドックスな力負け、そして捕まる…最も屈辱的な敗北でしょ?」
と開口一番、煽ってくる二人に、唇をグッと噛み締めて悔しさいっぱいの目を向ける濱岸と河田。
さらに彩花から、
「別に恥ずかしがることないよぉ?アンタたちの他の仲間も続々と私たちに負けて、みんな捕まったから」
「ウ、ウソだ…!そんな筈は…!」
と言葉だけでは信じない濱岸だが、
「じゃあ、これ、なーんだ…♪」
(…!?)
自分の正面にいる美玲がおもむろに身体の後ろから掲げた手…その手には自分たちのも含め、仲間全員分の変身ブレスレット、ヒナタブレスが束にして握られていた。
「━━━」
ヒナタレンジャー全滅を証明する紛れもない証拠を突きつけられ、言葉を失う濱岸…隣の河田も同じく無念そうな顔…。
そして美玲は、その戦果として奪い取った全員分のヒナタブレスを無造作に放り投げ、
「さぁ…それじゃ、負け犬ちゃん。心の準備はいい?」
「な、何をするつもり…?」
怪訝かつ警戒した目をする濱岸の問いに対し、明確には答えず、その代わりに、
「大丈夫。決して悪いようにはしないから…♪」
と不敵に呟く彩花。
それと同時に、美玲も彩花も、それぞれ吊られた二人に密着するように身を寄せ、スッと伸びた手が二人の胸元へ…。
「くっ…な、何…!?」
「さ、触らないでッ…!」
ともに頬を赤らめ、慌てて声を上げる濱岸と河田。
だが、先輩二人の手は止まらず、まずはスリスリと服の上から撫で、そしてゆっくりと指に力を込めてはその中に潜む膨らみをまさぐる。
「や、やめてってば…!嫌ッ…!」
と恥じらう河田の顔を覗き込み、
「あー、赤くなってるッ!可愛いッ♪」
と楽しげな彩花。
そして、
「や、やめてって言ってるでしょ…!お、女同士でこんなことッ…!」
と突っぱねる濱岸に対し、
「恥ずかしがらないでいいんだよぉ?だんだん良くなるからねぇ…♪」
と妙に優しい口調になってソフトに揉みほぐす美玲。
困惑する濱岸と河田に対し、先輩二人の言い分は一致していた。
「毎日毎日、戦ってばかりじゃ溜まるでしょ?」
「アンタたち、なかなか可愛い顔してるし…せっかくだから私たちが癒やしてあげる…♪」
なおも続く服の上からの胸タッチ。
その手つきがやたらと優しいのにはワケがある。
先ほどの戦いにて、相対しながらも濱岸、そして河田の幼い顔立ちが自分的にストライクで、次第に母性に似た感情が芽生えてしまった先輩二人。
「ふふっ…♪可愛い…♪」
「いっぱい可愛がってあげるからね…♪」
美玲は濱岸を娘を見るような目で、そして彩花は河田を妹を見るような目で、それぞれ見ている。
そんな母性が止まらなくなった先輩たちは手を吊られた二人の背後に回り、今度は両手を使って左右同時に、より大胆に揉みしだいてくる。
すると次第に、河田の口から、
「あっ、んっ…んんっ…」
息が乱れ、小さく漏れ始める嬌声。
それに目ざとく気付き、ひょこっと河田の腋の下から顔を出し、
「その声…明らかに感じてきてるよね…♪」
と意地悪に目を見て指摘する彩花。
それを言われて、さらに赤面が増した河田。
つい自然に、
「か、感じてないもんっ…!」
などと言ってしまったばっかりに、
「ねぇ!今の聞いた?『感じてないもんっ…!』だって!マジ可愛すぎるんだけどッ♪」
と何やらテンションが上がって隣の美玲にその興奮を伝える彩花。
すると、それに刺激されたように、美玲も濱岸の顔を眺め、
「いいなぁ…私も可愛いセリフ聞きたいなぁ…♪ほら…ほら…♪」
河田のような萌えるセリフを濱岸の口からも引き出そうと、だんだんねっとりとした揉み方に変わっていく美玲。
それでも濱岸の口からは、
「んっ、くっ…や、やめてって言ってるでしょ…この変態女ッ…!」
「わー、変態女って言われたぁ…ショック…」
と言いつつ、河田とは正反対のそのツンツンした態度の濱岸も、それはそれで気に入った様子の美玲。
まるで罵られるのを期待するように、
「ほらぁ…ほぉら…どう?もっと?もっとしてほしい?大丈夫。たくさんしてあげるってぇ…♪」
と粘着し、しまいには服の裾から手を差し込んできた美玲に、
「ちょっ、ま、待って…んっ、やぁッ…ちょ、直接は…んんッ…♪」
「んー?まだ直接じゃないよぉ?直接触る前に、まずはブラの上からね…♪」
と焦らすように服の中で、ブラの上からモミモミ。
その手付きに合わせてモゾモゾ盛り上がる濱岸の服。
次第に濱岸の口からも、
「んっ…んっ、んっ…♪」
と息の乱れ…。
隣の河田も同じく服の中に手を入れられ始めていて、
「あっ…あっ、んんっ…♪」
と、ここからは甘い吐息のハーモニー。
「わぁ…♪けっこう大きいじゃん…♪しかも柔らかぁい…♪」
と、いちいち口に出して言う意地悪な彩花のせいで河田の頬はずっと真っ赤。
一方、美玲は「大きい」という表現こそないものの、
「こっちも柔らかいよ♪何か…ずっと触っていたくなる胸、って感じ…♪」
とお節介に解説し、これにはさすがにツンツンしていた濱岸も少し赤面…。
そして、とうとう、
「じゃあ、そろそろ…♪」
「直に触っちゃいますかぁ…♪」
と顔を見合わせて笑みを浮かべ合う美玲と彩花。
服の中に潜った二人の手が、いよいよブラの隙間から中へ侵入し、そのままグイッと押し上げるようにしてブラを捲り上げる。
「やぁッ…!」
「や、やだぁッ…!」
揃って身を固くする二人。
そして、ここからは直に乳房を揉まれ、
「あぁんッ♪んんっ…♪」
「んっ、んんっ…あぁ、ダ、ダメぇっ…♪」
直の乳揉みに移行した途端、急に声も反応も色っぽくなった二人。
迂闊にも、
「…ひゃあッ♪」
と声を上げ、分かりやすく仰け反った河田に対し、
「へぇ…乳首、弱いんだぁ…♪いいこと知っちゃった…♪」
しめしめという顔で、早速、それを攻めの手に追加する彩花。
すると、それに触発されたように、
「アンタはどうなの?乳首…♪」
と、美玲が、濱岸に…というより濱岸の乳房の先の突起に問う。
スッ、スッ…となぞる指に合わせて、
「んっ、んっ…」
声が漏れそうになり、慌てて口を閉じた濱岸に、
「ねーえ!我慢しちゃダメだってばぁッ!ほら、口開けて…♪」
「んっ!んんッ…!」
ぼってりとしたセクシーな唇で建てた即興バリケードを破壊しようと、ふいに口づけを迫る美玲に慌てて顔を背ける濱岸だが、
「ほら、逃げない。逃げないのッ♪」
と、ここでも母性たっぷりな口調で逃げた小顔を捕まえ、無理やりのキス…。
手を吊られたままジタバタもがく濱岸。
一方の河田は、彩花の繰り出す巧みな乳首弄りで、早くも、
「あぁっ、そ、それダメぇ…ひ、ひぃぃッ♪」
と反応を抑えられなくなっていた。
そんな河田に背中にぴったりと密着し、耳元で、
「ねぇ…脚、開いてごらん…♪」
と囁く彩花。
その囁きの間も続く乳首嬲りによって判断力が著しく低下した河田は、ついつい普段の天然が出て言われるがままスッと脚を開き、
(…え?ち、違うじゃんッ!従っちゃダメっ!)
すぐ我に返ったものの時すでに遅し…。
その開いて出来た隙間にすかさず割って入った彩花の美脚…そのスレンダーな太ももを河田の脚の付け根に押しつけ、そのままズリズリとショートパンツの上から前後に摩擦してやれば、
「あぁッ!?ダ、ダメっ…!そ、それダメぇっ…!」
「んー?何がダメなのぉ?ちゃんと言ってくれないと分かんなーい…♪」
フラミンゴのような片足立ちのまま、器用に河田の股ぐらを刺激する彩花。
極めつけは、そっと耳元で、
「あれぇ…?何か、心なしか湿ってきたような気がするんだけど、気のせいかしら…?」
「━━━」
ギクッとした顔を一瞬した後、思わず口をつぐむ河田。
一方、美玲はというと、彩花のように淫靡に脚を差し込むのではなく、むしろ大胆に、直接、手を伸ばし、濱岸の固く閉じる太ももの間に無理やり潜り込もうとする。
「い、嫌ッ…嫌ぁッ…!」
ぎゅっと脚を閉じて必死に抵抗する濱岸だが、美玲の細い指は止められない。
ガードを突破し、土手を這うように潜り込んだ指先でショートパンツ越しにグリグリと股下を指圧され、
「んっ…んっ…!」
意思とは裏腹に声が漏れる口。
思わず手の平で蓋をしようとするも、その手は頭上に吊られて下ろせないことを思い出す。
そして美玲も、彩花と同様、
「あれぇ…?もしかして、アンタも少し濡れてる…?」
「ぬ、濡れてないッ…濡れてないぃッ…!」
と慌てて反論するも、すぐにその「濡れる」という言葉を自ら口にしたこと自体の恥ずかしさに気付く。
美玲もしめたとばかりにその点を突いてきて、
「へぇ…♪可愛い顔して、エッチな気分になるとここが濡れてくるってことは知ってるのね…♪」
「━━━」
まるで濱岸と河田の赤面合戦…その母性をくすぐる外見に目をつけられ、闇堕ち先輩コンビから甘ったるくレズ責めにされる二人。
それぞれ赤面しつつ堪えていたが、そんな矢先、彩花の、
「じゃあ…そろそろ、服、脱がしちゃおっか…♪」
という呟きに、二人とも表情一変。
「や、やぁッ…!」
「やめてッ…い、嫌ッ…!」
必死に抵抗する二人だが、やはり両手が封じられているのは致命的…。
まず強制ストリップさせられたのは河田。
濱岸を責めていた美玲も加勢し、二人がかりでみるみる丸裸にされていく。
「い、嫌ッ…見ないで…」
まるで吊り輪にぶら下がるチンパンジーのように反転し、そして空気椅子をするように脚を組んで胸と股を隠す河田。
その結果、真っ白な美尻が丸見えになるのは致し方ないという判断だが、それでは先輩たちは納得しない。
「ほらぁ、前向きなよ…♪」
「恥ずかしがらずにさぁ…♪」
と反転した河田の身体を再び二人がかりで無理やり元に戻す。
「い、嫌ッ…ホントにやだぁッ…!」
早くも半泣きの声で必死に抵抗するも、全くの無力…。
あっさり正面に戻され、さらに、
「これさぁ、なまじっか動けるから隠そうとするんだよね」
「じゃあ、脚も固定しちゃおう♪」
と両足首の間に鉄パイプを固定され、あられもない全裸強制開脚状態に。
男ならむしゃぶりつきたくなるような白くて細い脚が大きく開き、その付け根にはファサファサと靡く控えめな陰毛が大公開。
「うぅ…うぅ…」
と、顔を背け、耐え難い恥辱にとうとうすすり泣く河田だが、そんな彼女に対し、彩花は容赦なく、
「キレイな身体…私が今からたっぷり可愛がってあげる…♪」
と、さらなる責めを予告…。
そして次は、隣の河田が裸にされる一部始終を見届け、顔が強張ったままの濱岸。
同じように二人かがりで組みつかれ、
「い、嫌ッ…やめてッ…嫌ぁぁッ!」
絶叫する濱岸を無視し、まるで追い剥ぎのごとく着ている服を剥いでいく美玲と彩花。
その中で、
「この娘…身体、軟らかくない…?」
「ね。思った。脚、どこまで上がるんだろ?」
と、突然、濱岸の右脚を担ぎ、持ち上げる二人。
「やぁッ…や、やめてッ…嫌ッ…!」
嫌がる濱岸をよそに、
「このへんで留めちゃおっか」
「オッケー♪」
と、結果、肩の横ぐらいまで上がった軟体の濱岸。
その右足首に足枷を取りつけられ、
「やぁッ…お、下ろしてッ…こ、こんなの…こんなのやだぁッ!」
全裸強制開脚の河田に対し、こちらは全裸強制Y字バランス…。
太ももの締まりと、スラリとした健康的な脚のラインが強調され、さらに股間の具が丸見え…。
そんな状態で再び先輩二人はそれぞれ自分の獲物の元に戻り、責めを再開。
「ほーら、さっきの続き…♪しかも、今度は直だよぉ?」
と大開脚の河田の股に再び太ももを差し込み、ズリズリと太ももズリを行う彩花。
「あぁんッ♪んんっ♪んあぁッ♪」
スベスベした彩花の太ももが、防具を失って剥き出しになった河田の秘部を、直接、摩擦。
しかも、
「ほらぁ、やっぱり濡れてるじゃんッ♪しかも、めっちゃとろとろして熱持ってるよぉ…?」
と大きな声で口にされては、もう言い返す言葉も浮かばない。…とはいえ、これでもまだ濱岸に比べたらマシ。
隣の濱岸にいたっては、身を屈めた美玲に、おおっぴらに晒した秘部を至近距離でまじまじと観察されている始末。
「あっ…ヒクヒクしてる…♪すごい…キレイなピンク色…♪」
と感心されるたび、死にたくなるほどの羞恥で顔が熱くなる。
そして極めつけは、濱岸の顔をじっと見上げ、
「何だか…こんな近くで見てたら舐めてあげたくなっちゃった…ねぇ、舐めてもいい?」
「は、はぁ?ダ、ダメに決まって…!あぁ…♪ちょ、ちょっと…あぁっ、んんッ…♪い、嫌ッ…ウ、ウソでしょ…ホ、ホントに舐めてる…や、やめてよぉッ…あぁんッ♪」
拒否権などないと言わんばかりに強制スタートのレズクンニ。
Y字バランス状態だから脚を押さえる手間もなく、やりやすい。
丹念な美玲の舌の動きに合わせて、ピクッ…ピクッ…と震える濱岸の身体。
片足立ちのふくらはぎに筋が浮き、ぷるぷる震えるのも艶めかしい。
そして、そんな真横で展開される痴態を見て触発されないワケがない彩花。
「するいよ。私も舐めるッ♪」
と対抗意識で勝手に意気込み、河田の開いた脚の間に座って、顔の上にある粘液まみれの秘貝に舌先タッチ。
それで、
「あぁんッ♪」
と好反応を得たことで気を良くして加速する舌遣い。
「あっ、あっ…ダ、ダメっ…そこダメぇ…♪そこ弱いからッ…ひ、ひぃぃッ♪」
と、つい口が滑ってまんまと墓穴を掘る河田を逃さず、
「へぇ…乳首だけじゃなく、クリちゃんも弱いんだぁ?じゃあ、してあげる…♪自分から弱いってカミングアウトするのは、つまり、してほしいってことだよね?」
と笑みを浮かべ、クリの吸引に移行する彩花。
「あぁッ♪んんっ、や、やめッ…ひぃぃッ♪」
「ダ、ダメぇッ…あぁっ、ヤ、ヤバいッ…それ以上されたらヤバいぃッ…♪」
いつの間にかすっかり無抵抗になり、ただただ上ずった声で鳴くだけの二人。
そして、とうとう、
「あぁっ…ダ、ダメっ…イ、イクっ…あぁっ、イッちゃうぅぅッ…♪ひぃぃぃッ♪」
と先に絶頂を予告して音を上げたのは意外にも濱岸の方だった。
Y字バランスのまま、美玲の舌技で押し上げられ、
「ふぁぁッ♪イ、イクぅぅッ♪あうッ…あうッ…♪」
とても画になる片足立ちイキ…唯一の支えの脚がピクピク震え、ぶるぶると震える長身。
乱れた髪に、とろんとした目…放心状態で半開きの唇がすごくセクシーだ。
そして、それからほどなくして河田も、
「あぁっ、い、嫌ッ…嫌ぁぁッ…!」
「ほら、そっちの娘はちゃんと口に出して言ってたでしょ?ほら、イクって言いなよ!ねぇ、イクって言うのッ!言いなさい、ほらぁッ!」
と高速ベロで河田の秘貝を蹂躙しながら、自己申告を促す彩花。
それに折れる形で、河田も、とうとう、
「んっ、ああっ、イ、イクっ…!イクぅッ♪ひぃぃッ…あ…あ…♪」
最後は腰を大きく前に突き出して果てた。
そして隣の濱岸の後を追う形で放心状態…その間も余韻で、時折、ピクピクと腰が震える河田。
そんな二人を満足げな目で見つめる先輩たち…。
薄目を開けた中でスッと背中を向けるのが見え、
(お、終わり…?終わった…?)
と安堵しかけた河田だが、敗れて捕らわれた負け犬の末路がそんな甘い筈はない。
パチッ…パチッ…
と、ふいに耳に聞こえた音に、思わず、
(な、何の音…?)
と濱岸も目を開ける。
何やら金具を留める音…そして、準備完了とばかりに再び振り返った美玲と彩花。
この背を向けていた間に二人の腰に装着された黒いバンド…そして前を向いた二人の股間には、なんと…。
出番が来たとばかりにそびえ立つペニスバンド…しかも極太サイズ。
それが見えた途端、そこに視点が定まり、だんだんフォーカスが合うにつれて、みるみる顔が強張っていく二人に、
「さぁ、次はこれで遊びましょ…♪」
「これでしっかりしつけて、今日から私たちのペットにしてあげるからね…♪」
その股に生えた疑似男根を握って、ひと擦り、ふた擦り…不敵な笑みで迫る美玲と彩花。
こうして二人の暴走した母性に、濱岸と河田は一晩という長い時間をかけながらズブズブと呑み込まれていった…。
(おわり)