太陽戦隊ヒナタレンジャー ―虹色の戦士たち―

















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episode-14 『死闘!女王蜂クイーンビー!』
episode-14-2 【ANOTHER】敗れて生け捕りにされた好花と美玖の末路
「…うぅ…」
 完膚なきまで叩きのめされた敗戦の後、生け捕りにされて数時間。
 ようやく目が覚めた松田好花は、自身が手足を「✕」の字に拘束され、壁に磔にされていることに気がついた。
 隣に目をやると、全く同じ構図で磔にされた状態でまだ眠っている金村美玖。
 その美玖を、
「美玖ッ!起きて、美玖ッ!」
 と呼びかけ、起こす好花。
 他の三人…同じく敗れた小坂菜緒、渡邉美穂、宮田愛萌は見当たらなかった。
 どこか別の部屋に連れていかれたのか、それとも、もしや…。
 そんな不安のある中、
「うぅ…こ、ここは…?」
 起き抜け早々、キョトンとしている美玖に対し、
「分からん…とりあえず、ヒナタベースではなさそうや…」
 と、あられもない磔の姿のまま、言葉を返す好花。
 その部屋は、見たことのない妙なコンピューターや計器類がズラリと並ぶ異質な光景…察するに、どこかの研究室といったところか。
 そして、磔から脱しようと留められた四肢を懸命に揺すっていたところで、ふと、
「…ストップ!誰か来た…!」
 遠くからかすかに聞こえた足音にいち早く気付き、声を上げた美玖。
 それで好花も動きを止めると、なるほど、確かに足音がする。
 そして、その足音はみるみる近づいてきて、やがて、

 ウィィン…

 部屋の自動ドアが開いた瞬間、二人して、
「お、お前は…!」
「アモン…!」
 キッとした目を向ける二人に対し、
「なんじゃ。もう起きとったのか」
 ニッと不敵に笑ったアモン。
 そして、その背後には、何やら不気味な、ヒト型のエイリアンのような姿をした物体も一緒だった。



 当然、二人の視線がそちらに向いたのに気付き、
「フォフォフォ…こやつが何者か気になるかね?では、教えてやろう。彼の名はオヒサマ。…といっても、私がただ呼びやすいようにそう名付けたに過ぎんがね」
「オ、オヒサマ…?」
「あぁ。私が開発した“拷問用アンドロイド”だよ。まぁ、能力にについては、追々、分かるさ」
 と、それ以上は説明してくれず、思わせぶりなアモン。
 そんなアモンに、
「くっ…こ、これはいったい何のマネ?」
「私たちをどうするつもり…?」
 抗議するように再び繋がれた手足を揺する二人だが、
「フォフォフォ…悪あがきはよすんだな。その四肢を留める拘束具は特殊金属で作られたもの。いくら君たちが鍛え上げた肉体を持っていようと、このカギ無しでは絶対に外れんよ」
 と、ポケットから取り出した解錠用のカギを見せびらかすアモン。
「じゃ、じゃあ…そのカギを使ってさっさとこれを外しなさいッ!」
 と訴える美玖に、
「フッ…バカを言うな。せっかく生け捕りにして磔にした獲物を、わざわざ放すバカがいるかね?」
 それは確かにそう…そして改めて、
「こんな事して…私たちをどうするつもり?」
 と聞き直した好花には、
「そう慌てるでない。ちゃんと説明してやるから」
 そう言って、不敵な笑みで二人に近寄るアモン。
 その眼鏡に室内灯の光がキラリと反射する中、
「我々ヒラガーナは、今、ある星に目をつけていてね。その星には鉱山があり、そこの民族はその鉱山で採れる稀少な鉱石を蓄えているという。そして調べたところ、その鉱石は、我々が侵略に必要とする星間波動砲のエネルギーになることが分かったのだ」
「せ、星間…波動砲…?」
「あぁ。これさえあれば、もう、わざわざ上陸してチマチマ侵攻しなくとも、宇宙空間からスイッチ一つでその星を民を消し去ることが出来る革新的な兵器だよ。これが手に入れば、ますます我々の銀河制圧という夢が実現に近づく」
「そ、そんな兵器…!」
「お前たちに持たせてたまるものかッ!」
 当然の声を上げる二人だが、
「ほほぅ…負け犬のくせに、まだ威勢だけは良いんだな。で、今の君たちに何が出来る?」
「…くっ…」
 確かにアモンの言う通り。
 四肢を拘束されて身動きすら取れない二人には、文字通り、手も足も出ない…。
 そして好花が、
「そ、それで…次はその星を侵攻すると…?」
 と聞くと、アモンは好花に目を向け、
「それが出来れば話は早いんだが、この鉱山というのが少し厄介でね。坑道内に成分不明の有毒ガスが充満しているんだ。よって、我々も含め、その星の住民以外は鉱山に入れない。入れるのは、生まれながらにしてそのガスに耐性を持つその星の住民たちだけなのだよ」
「な、なるほど…つまり、侵攻して根絶やしにしては、その鉱山に入れる者がいなくなり、お目当ての鉱石が手に入らない…本音は侵攻して根こそぎ手に入れたいけど、したくても出来ないということね…!」
 と美玖が口にすると、
「フフフ…松田好花と金村美玖だったかな?君たちはなかなか頭も冴えているようだね」
 と一目置くように口にしたアモンは、
「そこで、だ。我々が次に提示したのは同盟を結ぶこと。その星の坑夫たちに見返りを用意することで、採れた鉱石を譲ってもらおうというワケだ」
「み、見返りとは…?」
 仮に、何らかの転機でこの窮状を脱することが出来た場合、当然、ヒラガーナがその星間波動砲とやらを造るのを阻止することが最優先の使命となる。
 その時が来ると信じ、今のうちに聞き出せることは何でも聞き出しておこうという好花。
 そして、そんな好花の態度が熱心な生徒のように見えたのか、アモンも饒舌になり、
「その坑夫たちだがね。なかなか性欲旺盛で、女性との性行為に目がない種族なのだ。そこで、いわゆる娼婦のような女をあてがい、それと引き換えに鉱石を頂くという算段なのだよ」
「───」
 何か嫌な予感がして二人が黙ってしまうと、アモンは笑って、
「フフフ…やはり君たちは察しが良い。…そう、その通り。君たちには鉱石を手に入れるために坑夫たちに上納する娼婦になってもらう」
「バ、バカなこと言わないでッ!」
「何で私たちが、お前らなんかのために身体を…!」
 と、当然、猛抗議する二人。…だが、それでもアモンは不敵な笑みを変えず、
「まぁ、聞け。君たちにはその適性があるのだよ」
「適性…?」
「事後報告となるが、実は、生け捕りにした君たちのことを、気絶している間に少しばかり分析させてもらった。君たち二人だけじゃないぞ。他の、小坂菜緒、渡邉美穂、宮田愛萌も一緒にだ」
「ぶ、分析…?」
「何を分析したの?」
 怪訝そうな表情で聞き返す二人を、興味津々と解釈したアモン。

「フフフ…知りたいか?では教えてやろう。分析し、比較したのは、ズバリ、『性欲の強さ』だ」

(な、何ですって…?)
 何だか思っていた答えと違い、目が点になる二人に対し、アモンは話を続け、
「娼婦というのは、性行為に積極的な娘…いわゆる好色でないと成立しない。その点でいうと、あいにく、小坂菜緒は絵に描いたような堅物だったし、渡邉美穂も人並み。個人的には最有力候補だと思っていた宮田愛萌も蓋を開けてみればイマイチ期待ハズレだったワケだが、そんな中、君たち二人がなかなかの逸材と分かったのでね…♪」
 ニヤリと不敵に笑ったアモンに対し、
「な、何を根拠にッ…!」
「デタラメを言うなッ!」
 まるで自分たちが仲間内での好色トップ2だと言われているような気がして、すかさず反論する二人。…だが、アモンの笑みは消えず、
「まぁ、落ち着け。その分析結果を実際にお前たちにも見せてやる。これを見ても、今みたいになことが言えるかな?」
 そう言うと、ここでようやく、背後に従えていた不気味なヒト型エイリアンに、
「ヘイ、オヒサマ。先ほどの分析結果を、もう一度、こやつらに示してやれ」
 その声に反応に「心得た」というように目が点灯した、そのオヒサマとやら…。
 アモンが壁のスイッチを操作すると、室内の照明が薄暗くなり、磔にされている二人の傍らに巨大なプロジェクタースクリーンが下りてきた。
 そして、そのスクリーンに目から放った光を投影するオヒサマ。
 すると、そこには、

<小坂菜緒 0.6>
<渡邉美穂 2.2>
<宮田愛萌 4.7>
<松田好花 13.7>
<金村美玖 22.3>

「フォフォフォ…この数字が何を意味するか分かるかね?」
 と笑うアモンに対し、
(な、なに?この数字…)
(この中だと私と美玖だけが高め…菜緒にいたっては1以下の小数点…これはいったい…?)
 これだという答えが閃かず、困惑した表情を浮かべる二人。
 そして、そんな二人を見かねたアモンが、

「フフフ…では、教えてやろう。この数値は、『ここ三ヶ月の、ひと月あたりの自慰行為に及んだ回数』の分析結果だ。たとえば結果が4.7と出た宮田愛萌なら、一ヶ月が四週強と換算して、だいたい週1回ぐらい頻度でしていたということ…まぁ、これぐらいが普通だろう。一方、2.2の渡邉美穂は、その約半分だから半月に1回ペースということだな。それでいうと、小坂菜緒に関しては、0.6…せいぜい月に1回あるかないかという数値だ。これでは好色とは言えん。…が、その反面、下の方をよく見たまえ。たとえば松田好花。お前さんは13.7という結果が出ている。これはつまり、週に3回程度、一人で慰めているということになる。なかなか見かけによらないものだ。そして何より、特筆すべきは金村美玖、君だよ。君にいたっては、松田好花のさらに倍近くの22.3…これは週でいうと約5回、しない日の方が少ないではないか」

「───」
 一瞬、アモンがあまりにスラスラと口にすることの意味が分からず、キョトンとしてしまった二人だが、だんだん意味が分かると同時に顔を赤くして、
「な、何を言ってるの…!」
「デタラメを言わないでッ!」
 喚くように声を上げる二人だが、アモンは一笑に付し、
「これは別に、私が気まぐれに並べた数字じゃない。結果として、ちゃんと出ているのだよ。このオヒサマが君たちの脳波を全てデータにして取り込み、各々の記憶から割り出した数値だから間違いはない」
「ウ、ウソよッ!」
「信じられないわッ!」
 頑として認めない二人に、
「分かった、分かった。では、この結果の信憑性も併せて示してやるから、よく見ているがいい」
 投影されていた分析結果がスクリーンから消えたのも束の間、すかさずアモンが、

「ヘイ、オヒサマ。まずはこっちの、松田好花が『一番、直近でした自慰行為』の俯瞰映像を生成して見せてくれ」

 その指示に対し、処理する時間が少しかかるのか、さっきほどすぐに目は光らなかった。…が、それも1分ほどしてようやく目が光り、
「…処理完了。では、遡ること、三日前のワンシーンを投影します…」
 と、機械音声のような声を出し、新たにスクリーンに投影された映像…。
 それを見て、
(なッ…!)
 好花はギョッとした。
 お気に入りのテーブル…こだわりのベッド…さらに棚には趣味である蕎麦打ち用の道具一式…映しだされたのは、紛れもなく好花の自室。
 まるで、気づかぬうちに室内に隠しカメラが仕掛けられていたかのような映像…そして、ドアを開けてそこに入ってきたのも間違いなく好花本人…。
 Tシャツにショートパンツという出で立ち…髪型もお団子にして、完全にプライベートモードのその姿。
 好花の顔が強張ったのは、そのTシャツの柄が、普段、自身が愛用しているシャツの柄を完全に再現していたこと。
(ま、間違いない…!三日前の私や…そ、そんなことが…)
 確かに三日前、鈴花と丹生がクイーンビーとの戦いで重傷を負う前夜、その格好で夜を過ごした…絶句する実物の好花を尻目に、スクリーンの中の好花は、やや疲れた様子でソファーに腰掛け、深く身体を沈めて一息つくようにリラックス。…したところまではよかった。
 ふと、投げ出していた手を持ち上げると、それを胸元へ持っていき、シャツの上から自らの胸をモミモミと揉み始めたではないか。
 それを、
「おやおや…?何か始めたぞ?何を始めたのだ?」
 と白々しく実況を入れてくるアモン。
 そして、オヒサマの口から、

「んっ…んんっ…♪」

(…!?)
 発せられる女の声は完全に好花の嬌声…。
 どうやら、その時の映像はスクリーンに映され、その時の音声はオヒサマの口から流れるらしい。
「んんッ…♪んんッ…♪」
 乳房を強く揉みしだいた時の心地よさに酔いしれたように甘い声が乱発し、それに併せて、だらしなく開き始める脚…そして、空いていたもう一方の手が、すかさず、自室ゆえに大胆に開いた股ぐらを陣取り、ショートパンツの上からスリスリと摩擦開始。
「あッ、あッ…♪」
 と、だんだんボリュームも上がっていく声に、たまらず、
「け、消してッ!今すぐ消してッ!」
 と顔を真っ赤にして声を上げる好花だが、アモンは笑って、
「まぁまぁ…もう少し見てみようではないか」
 要望は却下。
 やがて、スクリーンの中の好花は、服の上からでは物足りなくなり、シャツとブラを捲り上げ、ショートパンツとパンティを下ろし、裸を曝して行為を続行。
 体躯のわりには意外に大きい美乳と生え際がキレイに整えられたアンダーヘアを見せびらかしながら、より見やすくなった卑猥な手つきを余すことなく披露…。
 そして、とうとう、ソファーにごろんと横になって、より行為に没頭できる体勢をとった好花。
 当然、自らに刺激を与える手つきも激化し、
「あッ、あッ…♪気持ちいい…♪昨日、忙しくて出来んかったから…溜まっててん…♪」
 などと、恥ずかしい独り言を口にするのも自室という無防備な空間だから。
 さらに、このまま指だけで続けるのかと思いきや、ふいにムクッと起き上がり、ソファー脇の小物入れに手を伸ばし、何やら中をガサゴソ…。
 中から掴み出したのは、なんと、My電マ。
 再びゴロンと寝転がり、嬉々としてスイッチを入れると、

 ブィィィン…♪

 と振動音が響き渡り、次はそれで股ぐらを、スリスリ、スリスリ…。



「んんッ♪あッ…あんッ…♪んんッ…♪」
 お気に入りの震度なのか、無意識にギュッと締めた太ももでその電マごとサンドイッチ。
 なおも股間に当て続け、そのまま、
「あぁっ…♪イ、イクっ…イクぅっ…♪んんッ…♪はぁ…はぁ…♪」
 可愛らしい声を上げて絶頂に達するところまで、しっかり見せられたところで映像は終了。
「フフフ…指だけでは飽き足らず、道具まで使用するとはな。…どうだね?このように実際に没頭していた様子を遡って見ることも出来るのだよ。何なら、そのさらに前にした時の映像も出せるが、どうする?見たいかね?」
「───」
 確かにした覚えのある三日前の電マオナニーの完全再現映像を公開され、言葉を失う好花に対し、ニタニタしっぱなしのアモン。
 年寄りもスケベな笑みほど気味の悪いものはない。
 気まずそうに赤面し、黙ってしまう好花。
 もっとも、その好花よりもさらに気まずかったのは、終始、その痴態をどういう顔をして見てればいいか分からなかった美玖だろう。…とはいえ、この状況で醜態を曝されるのは好花だけに留まる筈もなく。
「さて…では、次は金村美玖。お前が直近でした自慰行為も見せてもらうとしよう」
 そんなアモンの言葉に、
「や、やめろッ…!流すなッ!」
 血相を変えて声を張り上げる美玖だが、無論、それも却下。

「ヘイ、オヒサマ。次は金村美玖が『一番、直近でした自慰行為』の映像を頼む」

 好花の時と同様、採取した脳波から、その時に当人が見ていた景色などを踏まえて俯瞰映像を生成。
 そして、
「…処理完了。では、遡ること、三日前のワンシーンを投影します…」
 そんなオヒサマの発言に、
「フフフ…奇しくも最後にしたのは同じ三日前か。仲が良いんだな、君たちは」
 冷やかすようなアモンの微笑とともに恥辱の投影がスタート。
「い、嫌ッ…!映さないでッ!」
 映像の再現力が確かなのは、先ほどの好花の生々しい痴態と、それを見せられた好花のリアクションで実証済み。
 自身としても心当たりがあるだけに慌てて目を背ける美玖をよそに、その投影された映像に映る、
 好花と同様、場所は自室。…かと思いきや、そうではなかった。
 投影された映像に映し出されたのは、

<個室ビデオ(女性おひとり様、入店可!)>

 そんな、きらびやかなネオンの看板が光る店の前に、スタスタと伏し目がちで現れたサングラスにコートの女…。
 そのまま迷いなく足早に入店。
 そしてシーンが変わり、続いて店内、ある個室内のモニターからの視点。
 入室してきた先ほどのコートの女性が、カゴにDVD数枚とリモコンを入れ、モニターの前のゲーミングチェアにドカッと腰掛けた。
 密室になったところで、ようやくスッと取り去ったサングラス。
 その下から現れた御尊顔はもちろん美玖で、手早くカゴの中のDVD数枚を取り出し、好奇な目をしながら吟味…。
 とてもまっすぐな眼差し…だが、なんてことない、その目で見ているのはアダルトDVDのパッケージ。
 そして、「君に決めた」と言わんばかりに、その中を一枚のケースを開け、モニターの下のデッキに挿入すると同時に備え付けのヘッドホンを頭に装着して、いざ、リモコンで「再生」を選択。
 最初は映画でも見ているように画面を直視。…だが、ほどなくして、徐々にとろんとしてくる美玖の目つき…。
 それと同時に、ニットセーターで少しは強調された控えめな膨らみをゆっくりと揉み始める美玖の手。
 その手つきに合わせて、
「んッ、んッ…♪」
 と声も出始め、みるみる力が込められていく握力。
 その間もずっとモニターを…すなわち、投影される映像に目線が釘付けの美玖。
 共感性羞恥で、とても直視していられないようなその表情をしている…。
 やがて、ニットセーター越しに、明らかに突出してきた二対の突起を見て、
「おやおや…さてはノーブラか?あらかじめ、ブラジャーを外す手間を省いた上で来店したいるところが、いかにも常連っぽいねぇ」
 冷やかすアモンを尻目に、ニットセッターの上からその突起をクリクリと摘まんで転がす映像内の美玖。
 当然、
「あんッ…♪あんッ…♪」 
 と可愛らしい声が漏れ、表情のうっとり具合も倍増。
 そして、密室というのが大胆にさせるのか、ふいに、ドカッと両脚をモニターが置かれているテーブルの上に上げた美玖。
 当然、この時は、のちに、こうして再現映像を生成されるなどと思っていなかっただろう。
 見せつけるように、はしたないM字開脚を投影映像にドアップで披露。
 そして、捲れたミニスカートの奥の、少しシミが出来ているような気がするパンティの上にも指を這わす美玖。
 その細い指先を上へ下へと行き交わせては、
「あッ、あッ…♪」
 その卑猥な手つきをあえて見せつけるいるかのような超絶羞恥映像…。
 さらには、うわ言で、

「ちょっと…エロすぎるよ、この作品…マジ、神作品なんだけどっ…♪」
「えっ…す、すごい…そんな太いの…は、入る…?」
「はぁ…はぁ…♪モザイク越しでも手つきが丸見え…♪そのクリの触り方、絶対、気持ちいいやつじゃん…私も同じように触っちゃお…♪下着の上からだけど…あッ、あッ…♪ヤ、ヤバぁい…♪」

 と、止まる様子のない一人きりの淫語祭り。
 実物の美玖が音声をかき消そうと何やら喚いているが、そんなのはガン無視。
 そして、先ほどの好花と同様、衣服越しでは我慢できなくなり、美白の裸体を惜しげなく曝し始める美玖。
 まずは上…美しくも小ぶりな乳房と、そのかわりと言ってはなんだが、ビンっビンに突起した卑猥な乳首。
 下は、意外に毛量が少なめで荒れ地のような生え方をしているアンダーヘアだが、それもまた生々しい。
 そして、そのエロティックな毛並みの下部に鎮座する、赤々とした蕩けかけの二枚貝。
 それを容赦なく、ズリズリこねくり回しては、
「あッ…あッ…ヤ、ヤバいッ…手が止まんない…♪」
 そうかと思えば、
「こ、こないだみたいに勢い余って潮吹かないように気をつけなきゃ…モ、モニターが壊れちゃう…」
 そうは言っても、接写状態で投影されている女性器は、もう今には大量スプラッシュしてきそう。



 そして、ここでおそらく、鑑賞している映像内で本番シーンへと移行したのだろう。
 それと合わせるように、

 ぐじゅっ…♪

「はうぅッ♪」
 男性器に見立てた中指の薬指のペアを躊躇なく膣穴に押し込み、見ている映像とリンクさせながら、

 ぐじゅっ、ぐじゅっ、ぐじゅっ…♪

 濁音を立てながら激しい抜き挿し。
 それとともに、もう一方の手は、もはや自傷行為に近いような強めの乳首つねり。
 そのつねった手を右へ左へ捻っては、
「んひゃぁッ♪あぁッ♪あぁッ♪」
 そして、とうとう、
「あッ、あッ…♪イ、イクっ!イクっ!あぁッ、イクっ!んはぁぁッ♪」
 ゲーミングチェアの座面から尻を浮かせ、全身で痙攣する様を余すことなく見せつけてくる映像内の美玖。 
 そして、舌が飛び出したアへ顔で、
「はぁ…はぁ…♪」
 と、深い余韻に浸っていたかと思えば、一旦、膣から抜き取った愛液まみれの手で、
「つ、次は…どっちにしよ…こっちかな。『女捜査官、集団陵辱ハード調教』…♪」
 間髪いれず、次に鑑賞するDVDを選び、デッキのディスクを入れ替えているところでようやく、投影が終了…。
「フフフ…これでよく、この星を守る戦士などと名乗れるな。感心するよ」
「く、くぅッ…!」
 悔しさ一割、恥ずかしさ九割で赤面する美玖。
 こうして、凛とした戦士の顔とは裏腹に、性欲の強さを暴かれた好花と美玖。
「この通り、君たちには娼婦としての適性しか感じない。同盟に向けた交渉日は明日に迫っているんだ。そろそろ準備を始めようか…♪」
「じゅ、準備…?」
「どういう意味…?」
 まだ紅潮が引かない顔色で気色ばむ二人に、
「なぁに…今の映像でも分かる通り、二人とも、元々が充分スケベだからな。性行為というものに依存してくれれば、あとは挑発的なマイクロビキニでも着せて連中に差し出すだけ…♪」
 そう言って、不敵に笑ったアモン。
 そして、

「ヘイ、オヒサマ。今日一晩かけて、この二人を性行為依存症のセックスマシーンにしてくれ」

 その命令に、すんなり目を光らせたオヒサマ…。
 そして、次の瞬間、オヒサマの背中から無数の触手が生えだし、磔の二人めがけて襲い掛かった。
 先端の形状が明らかに男性器を模しているもの…電マを再現して振動を纏うもの…乳首が敏感な者には驚異でしかない歯ブラシのような形状のもの…強力な媚薬成分を含むヌメりにまみれたもの…。
 それらに、隊員服の中に一斉に飛び込まれ、

「い、嫌ぁぁぁッ!」
「やめてぇぇぇッ!」

 と研究室内に反響する声量で絶叫した好花と美玖。
‎ 普段の自慰行為とは比べ物にならない快楽の連続…オヒサマによる娼婦化調教は、アモンの命令通り、今夜一晩にわたって明け方まで休み無し続いた…。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2026/03/13(金) 22:33 )