太陽戦隊ヒナタレンジャー ―虹色の戦士たち―

















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episode-14 『死闘!女王蜂クイーンビー!』
episode-14-1 【ANOTHER】敗れて生け捕りにされた菜緒と美穂の末路
「…ぐっ…」
 ひと時の眠りから覚め、しかめっ面で目を開けた菜緒。
 起き抜けと同時に、両腕に過度な比重を感じて見上げてみると、頭上で両手首を束ねて吊るされていた。
 さらには両足首も妙な拘束具で固められ、実質、ボクシングジムのサンドバッグのような状態…。
 そして何より、いつの間にか変身に必要なヒナタブレスを取り外されて没収されている。
(く、くそっ…)
 突進攻撃、ニードルミサイル、火球の雨…結局、クイーンビーの猛攻に手の足も出なかった。
 まだこうして、かろうじて生きているということは、とどめはさされなかったらしい。…とはいえ、こうしてヒナタブレスを奪われて吊るされているのを考えると、どうやら気絶したまま、ヒラガーナに生け捕りにされてしまった模様。
「くっ…!」
 周囲を見渡す菜緒。
 目の前に立ちはだかる鉄格子…部屋自体は薄暗く、飾り気もなくて無機質…。
 さしずめ、ヒラガーナの侵略戦艦の中の監獄部屋といったところか。
 そして、自身のすぐ隣に、
「み、美穂ッ…!」
 自身と同じように両手を吊り上げられたまま眠る渡邉美穂の姿を発見し、声を上げる菜緒。
 一方、同じく敗北した他の三人…金村美玖、松田好花、宮田愛萌は、なぜか、この部屋の中には見当たらなかった。
(どこか、こことは別の場所に連れて行かれたか、もしくは、もう既に…)
 嫌な想像をしてしまい、慌ててかき消す菜緒。
 やがて、美穂も、
「…うぅ…」
 菜緒と同様、クイーンビーに痛めつけられた身体の痛みがまだ残っているのが分かる、しかめっ面での目覚め。
 そして、
「な、何これッ…!くっ…ヒ、ヒナタブレスが無い…!」
 今、置かれている状況に気付いた美穂とともに、懸命に身体を動かそうとする菜緒だが、両手は吊られ、脚も束ねられているため、せいぜい前後左右に揺れ動くことしか出来ず。
 それでも奮闘していると、やがて、

 ザッ…ザッ…

(…!)
 ふいに鉄格子の向こうから聞こえた複数人の足音で、暴れるのを静かにやめた二人。
「誰か来た…!」
「この足音が久美さん達だったらいいんだけど…」
 と一縷の望みを口にする美穂だが、あいにく、世の中はそんなに甘くはない。
 どんどん近づいてくる足音の群れ。
 そして、鉄格子の向こうにぞろぞろと影が伸びたところで、
「あらあら、もう二人とも起きてるじゃない…♪」
 クスッと笑みを交えた口にした一団の先頭の女、ヒラガーナを率いる女船長ネルネルの登場に、思わず、ごくっ…と息を呑んで緊張が高まる菜緒と美穂。



 さらに、そのネルネルの両脇には親衛隊という立場の金色のガーナ兵も一緒。
 しかも、そのうちの片方は、何やら大袈裟に布を被せたトレイのようなものを持っている。
 そして、その後ろには一般のガーナ兵も二人、見張りのように帯同。
 その一団が二人が自由に身動きをとれないのをいいことを、鉄格子を開け、ぞろぞろと監獄の中まで入ってきた。
 吊られた二人を見比べ、
「アンタが小坂菜緒。で、アンタが渡邉美穂ね?目覚めはいかが?」
「さ、最悪だよ。くそっ…!は、早く外せよ。これッ…!」
 と威勢の良い美穂とは対照的に、
「私たちをこんな風にして、いったいどうするつもり?」
 と冷静に装って聞いた菜緒。
 その問いに対し、ネルネルは、またクスッと笑って、
「どうするつもりって、そりゃ、もちろん、死刑にするに決まっとろ?我らヒラガーナに楯突いた罪は重かとよ…♪」
 笑みの中に見え隠れする悪の本性。
「だったらさっさと殺ればいいんじゃないかしら。わざわざ並べて吊り上げて、何のつもり…?」
 と問いただす菜緒に対し、ネルネルは、悪の親玉にしては童顔なその顔の菜緒の眼前にグッと顔を近づけ、

「死刑にするのはアンタらだけやなかと。アンタらを率いとる佐々木久美も同罪やけんね。その佐々木久美の潜伏先を聞き出さんことには殺すに殺せんけん、まだ生かしちゃってるだけのこと…♪」

 そして、さらに一歩前…危うくキスされそうな距離で、
「ほら、さっさと教えんね?佐々木久美が潜伏しとう隠れ家は何処ね?」
「そ、そんなの…教えるワケないでしょ…!」
 超至近距離の見つめ合いから逃げるように、プイッとそっぽを向く菜緒。
「ふーん…まぁ、よか…♪」
 と菜緒を諦め、隣の美穂の前に移動し、同じように詰問するネルネル。
 当然、美穂も、
「お前らに教えてやる情報なんて何ひとつ無ぇんだよッ!」
 と強硬な態度。
「…まぁ、最初は二人ともそう言うやろね。予想通りばい…♪」
 と、すんなり聞き出せなかったのもかかわらず、なぜか、しめしめという顔をしているネルネル。
 一旦、至近距離からは退き、吊り上げた二人を同じ視野で見れる位置に移動すると、

「ちなみにアンタら、どれぐらい眠っとったか分かっとー?五時間は眠っとったわ。そん間に、こっちもいろいろ聞き出す手筈は整えてあるけん…♪」

「き、聞き出す手筈…?」
 童顔の奥で垣間見える不敵な笑みで、ふと嫌な予感に襲われる菜緒と美穂。
 二人が気にしたのは、ネルネルの背後にいる親衛隊の片方…現れた時からずっと、布に覆われたトレイのようなものを持っているのが気になってはいたが、さては、これがその「聞き出す手筈」とやらの種明かしなのか?
 そして案の定、その親衛隊が前に出て、手にした布掛けのトレイをネルネルに差し出す。
「よく見とかんね。アンタら」
 と二人の視線を呼んでから、そのトレイに掛かる布を取り去ったネルネル。
 すると、そこにあったのは、一本のボトルと、かたや真っ赤、かたや真っ青の妙な道具が二個…。
(な、何これ…?)
 その目にしたモノが本当に何か分からず、首を傾げる菜緒。
 一方、不自然に押し黙った美穂を見て、ネルネルは、
「へぇ…♪渡邉美穂。どうやらアンタはこれが何か、何となく知っとーみたいやねぇ…♪威勢が良いわりに、実は根はスケベなん?」
「───」
 だんまりの美穂の挙動にニヤニヤが止まらないネルネル。
 そして、二人に、というよりは、分かっていない菜緒に聞かせるように、

「これは“オナホール”といって、世の男どもが一人でヌク時にコソコソ使っとぉ道具ばい…♪」



(オ、オナ…ホール?)
 そのイントネーションが、何となく“例のアレ”を連想するワードな気がして、声に出して復唱するのが憚れた菜緒。
 小学生でもあるまいし、「オナホール」という道具自体は初耳でも「オナニー」という単語や行為については知っている…。
 そしてネルネルが、
「まぁ、要するに作り物の女性器、疑似マンコってことやね♪」
 と平然と口にした時には、顔を赤くして、 
「な、何を言ってるのッ…!」
 と思わず叱りつけるような声を上げる菜緒。
 しかし、そんな菜緒を無視して話は続き、

「しかも、これ、ただのオナホやなかと…♪アンタらが眠っとぉ間に、このオナホにアンタらの神経を完全リンクさせてある…♪これ、どういう意味か分かる?」

(…?)
 イマイチ言ってる意味が分からず、キョトンとしてしまう菜緒に、
「じゃあ、手っ取り早う教えちゃる…♪」
 と、まずトレイに置かれたボトルを手を取り、キャップを外すネルネル。
「見ときや…♪」
 と、そのボトルの中身…とろっとろのローションを、トレイに並ぶ赤と青、二色のオナホールに、まるでお好み焼きにマヨネーズをかけるようにたっぷりと振りかけた後、まずは青色の方を手に取るネルネル。
 そして、その表面…いわゆる男性器の挿入する穴がある女性器を模した形状になっているところにもローションを馴染ませるように軽く指先でなぞれば、それと同時に、

「んッ…!」

 ふいに美穂が小さく声を上げた。
 そして、その声は、ネルネルの指が動くのに合わせて、
「んッ…な、何これッ…!く、くぅッ…ネルネルっ…!いったい何を…!んんッ…!」
 なぜか急に吊られた身体をモゾモゾ揺すり始めた美穂に、
「何って、さっき言うた通りばい。このオナホには既にアンタらの神経がリンクしているんよ。変身後の色と合わせて、赤い方は小坂菜緒、青い方はアンタ…♪どう?ヌルヌルして感じてしまうやろぉ?」
 そう言いながら、ローションを纏った指でオナホールを愛撫するネルネル。
‎ それに連動して、下着の中…美穂自身の女性器にも同様の刺激が走る…!
 そしてネルネルは、一旦、青色のオナホをトレイに戻すと、次は赤色のオナホを手に取り、それと同時に次は菜緒に視線を移して、
「アンタにも分かるように説明しちゃるわ…♪まず、こうやってローションを指につけるやろ?で、このヌルヌルした指でここを弄くり回すと…♪」

 スリスリ…スリスリ…♪

「んんッ…♪」
 ネルネルが赤色のオナホの挿入口をローションを纏った指でなぞったのに合わせて、不意に股ぐらに走った淫靡な刺激で思わず可愛らしい声が出てしまった菜緒。
 なおもネルネルはオナホへの愛撫を続けて、
「どう?神経がリンクしとぉことの仕組みは理解できた?」
 そして、
「じゃあ、こっからが本題…♪佐々木久美が潜伏しとぅ隠れ家は何処にある?ほら、早く教えんね。ほらほら…♪」
「んッ…♪だ、誰が言うもんか…んんッ…や、やめッ…!嫌ッ…あッ、あッ…♪」
 吊られた身体をクネクネ揺すりながら突っぱねる菜緒。
 ネルネルは、再度、美穂にも視線を移し、
「アンタも終わっとらんばい。ほら…ほらほら…♪」
 トレイに戻した青色のオナホを、再度、手に取り、再び愛撫。
「くッ…!んんッ…ふ、ふざけたマネを…!あぁッ…♪」
 同じ両手吊りで身体を揺する姿も、菜緒に比べて肉感的な美穂の方が映える。
 そしてネルネルは、赤と青、対のオナホをそれぞれ親衛隊に持たせ、両手を駆使して次は同時に触りながら、
「ほらほら、どっちが先に教える?教えてくれた方は特別に命だけは助けちゃってもよかばってん…♪」 
「あッ、あッ…♪」
「や、やめろぉッ…くぁぁッ…♪」
 まだ着衣のまま、遠隔的に性器を愛撫される菜緒と美穂。
 さらに、
「ちなみに…♪さっき潤滑油として使うたあのローション、別の星で採れる性欲促進の果実のエキスをたっぷり配合してあると…♪馴染んだらしばらくマンコの疼きが収まらんけん、隠しとっても後々、自分が辛くなるだけ…♪」
「な、何ですって…!」
 遠隔的とはいえ、二人とも、既に表面にたっぷり塗り込まれた後からのネタバラシ。
 そして実際、詰問を突っぱね続けて数分が経過したところで、
(くっ…あ、熱い…!アソコが…!)
(さ、触られたところが…変に疼く…!)
 ローションに混ぜられていた性欲促進の果実のエキス…いわゆる媚薬成分が徐々に効いてきた様子。
 それを待っていたかのように、
「ほら、ご覧なさい」
 二人の視線を呼んだネルネルの左右の中指が、それぞれ親衛隊が持つオナホの挿入口にあてがわれ、
「どう?喋る気になった?今、洗いざらい話せば、中をほじくるのは勘弁しちゃるけど…?」
 もちろん、そのネルネルの指にもローションはたっぷりついている。
(ごくっ…)
 息を呑み、表情が強張る菜緒と美穂。…だが、だからといって久美や他の仲間たちを売るワケにはいかない。
 よって、
「い、言わないって言ってるでしょ…!」
「じ、自分の足で探せよ、バカヤロー…!」
 そんな二人の態度に、
「ふーん…なるほどぉ…♪ちなみに…テクニックにはそこそこ自信あるけん、覚悟はよか?」
 そして左右のオナホを見比べ、まずは赤…菜緒の方から、ひと思いに、

 ぐじゅっ…♪

「はうぅッ♪」
 続いて、間髪いれず、反対側の青…美穂の方には指を捻りながら、

 ずぶずぶっ…♪

「くぁぁぁッ!?」
 そして、そのオナホに突っ込んだ左右の中指を、揃って「く」の字に曲げ、掻き出すようにほじくれば、
「あぁぁッ♪ダ、ダメぇッ…!」
「ひ、ひぃいッ♪」
「ほらほらぁ…♪正義の戦士ともあろう者が、倒すべき相手に遠隔手マンされてヒィヒィ言わされるの、どんな気分?佐々木久美の居場所の前に、それをまず聞こうかしらぁッ♪」
 加速していく指遣い。
 自分で自慢げに話していただけあって、かなり上手い…それもあって、
「あんッ、あんッ♪」
「くぁぁッ…♪や、やめろぉぉッ…うぁぁッ♪」
 懸命に制止を訴える美穂に対し、菜緒は完全に防戦一方…だが、そうかと思えば、
「くッ…や、やめろッ!抜けッ!指、抜けってばぁッ!ダ、ダメっ…あぁッ、ダメぇッ…!」
 突然、鬼気迫るような顔でひたすら声を上げだした美穂。
 すると、次の瞬間、

 …チョロロロ…

 かすかな水音とともに、吊られた美穂の隊員服の股ぐらに広がるシミ…。
 当然、ネルネルがそれを見逃す筈がなく、
「あらあら…なに?アンタ。威勢の良いこと言いよるわりに、もしかして、私の手マンで潮吹いてしもうたん?」
「…く、くっそ…」
 たまらず頬が赤らむ美穂。
 なんと、神経をリンクされたオナホへの刺激によって、本体である美穂自身が潮吹き…そして、
「へぇ…♪潮吹き体質やったんやぁ?じゃあ、どうせなら、もっと吹かんねッ!ほらほらほらほらぁッ♪」
 青色のオナホに突っ込んだ指の動きをさらに激化させるネルネル。
 それに伴い、
「あぁぁぁッ♪や、やめッ…やめろぉぉッ…!ひぃぃッ♪」

 ぴゅっ、ぴゅっ…♪

 隊員服の中で、さらに漏れ出す潮。
 着衣のままだからこそ余計に恥ずかしい股のシミ…その面積がさらに広がっていく。
 一方、ネルネルは赤のオナホも引き続き責めていて、
「ほらほらぁ♪潮吹き体質じゃないアンタには今から潮吹き癖をつけちゃるわ♪ここをずっと刺激しとりゃ、そのうちアンタもこっちの娘みたいになるけん…♪」
 そう言って中で「く」の字に曲げた指先で、オナホの中を天井付近を抉るネルネル。
 それによって、神経がリンクする菜緒本体の同じ箇所…Gスポットにも抉るような刺激が送られ、
「んはぁぁッ!?あッ、あッ…そ、そこダメぇぇッ!んひぃぃッ♪」
 吊られたまま、仰け反るように天を仰いで絶叫する菜緒。
 そして、そのネルネルの指がローションまみれということは、当然、そのGスポットにも果実のエキスがたっぷり塗り込まれたということ…。
「はぁ…はぁ…!」
 身体が内から火照って息が乱れるとともに、みるみる疼いてくる菜緒の未開発Gスポット。
 そこに、ネルネルの指が絶えず遠隔的に刺激を送り続ければ、やがて、
「ひ、ひぃぃッ♪ダ、タメっ…ダメぇぇッ♪あぁぁッ♪」
 ひときわ声を上げたかと思うと、とうとう菜緒も、

 ぴゅっ、ぴゅっ…♪

 初めては潮吹きは、あいにく美穂ほどではなく、尿漏れ程度の少量…だが、それでも下着からは沁み出て隊員服に十円玉ほどのシミを作り、それを見たネルネルも、
「アハハ♪よくできましたぁ…♪これでもうアンタも、すぐ潮吹いちゃう身体になったけんね…♪」
 と、ご満悦。
 そして、そこまでしたところで、
「…で、どう?吐く気になった?」
 改めて二人を問いただすネルネル。
「くっ…」
 さすがは当初の威勢はなくなった二人…だが、それでもまだ、
「い、言わないって言った筈よ…」
「あ、諦めろ…くそ…」
「ふーん…あ、そう。意外にしぶとかねぇ?」
 肩をすくめ、左右のオナホに突っ込んだ指を抜き取ったネルネル。
 抜いた瞬間も、二人して、
「あんッ…♪」
「んんッ…♪」
 と声を上げてしまったが、同時に、
(お、終わった…?)
 と少し安堵する気持ちもあった。…が、そんな二人をよそに、ネルネルの目にはまだ余裕がある。
 余裕があるということは、すなわち、まだ次の一手があるということ…。
 それを知らしめるように、
「まだ終わっとらんばい。本当のお楽しみはこれからやけん…♪」
 と声をかけたネルネル。
 スッと振り向いて目で合図を送ると、それまでただ突っ立っているだけだった一般のガーナ兵たちがようやく、出番とばかりに前に出る。
 それぞれ、親衛隊から赤のオナホと青のオナホを手渡された二体のガーナ兵。
 それを見ながら、
(つ、次は何を…?)
 怪訝そうな顔をする二人をよそに、
「とにかく手当たり次第よ?分かった?」
 釘を刺すようにガーナ兵に何かを忠告したネルネル。
 そして、パチッ…と指を鳴らすと、その二体のガーナ兵がゆっくりと消滅した。
(…?)
 何が起きたのか分からず、困惑している二人に、
「大丈夫。ちょっとおつかいに行かせただけや…♪」
 と、そんな言い方をしたネルネル。
 そしてまた、二人の前に立ち、
「さぁ。そろそろ吐いた方が身のためよ?二人とも、マンコが疼いて色気づいてしもうとるんは分かってとーけん…♪」
「くっ…!」
 そんなことを言われては、仮に吐く気になっていたとしても気が引ける。
 揃って、キッとした視線を返すと、
「…まぁ、よか。アンタたちの気が変わるのを待つとしましょ」
 これまでと一転、ここにきて急に静観するスタンスをとりだしたネルネル。
 無論、理由もなく態度が軟化したとは思えない。
(な、何を企んでいるの…?)
 怪訝そうな表情とともに、不安に襲われる二人。
 そして、それから少しの間…3分ほど膠着状態が続いた時だった。
 なおも、果実エキスによる疼きに悩まされていたところ、突然、
「んはぁぁぁッ!?」
 いきなり絶叫し、吊られたまま仰け反った美穂。
 さらに数秒のラグを挟んで、次は菜緒も、
「ひッ!?な、何ッ!んあぁぁッ♪」
 美穂に続いて絶叫。
 そして、二人で、
「あぁッ…!な、何これぇッ!?」
「な、何でッ…!あッ、あッ…♪」
 混乱しながらも嬌声が漏れ出す二人。
 すると、ネルネルはニヤリと笑って、

「どう?二人とも…急にオチンチンが入ってきたやろう?実は、さっき、おつかいに出したガーナ兵には、下界に降り立ったら、手当たり次第、男を襲って、預けたオナホで犯せって命じてあると…♪どうやら、ほぼ同じタイミングで最初の獲物を見つけたようね…♪」

 …なるほど。
 それで、突然、二人の体内に男性器が侵入してきたような刺激が襲いかかったということか。
 つまり、今頃、外界に放たれたガーナ兵は、男を襲い、追い剥ぎのようにズボンとパンツを下ろし、持たされたオナホを、その男のイチモツに無理やりハメているのだ。
 それによって、
「あんッ、あんッ、あんッ…♪や、やめてぇッ…!嫌ぁッ…!」
「くッ…こ、こんな事って…!んあぁッ♪ああぁッ♪」
 嬌声を上げて吊られた身体を揺する二人。
 俯瞰で見れば、何もされていない二人が不自然に悶えているだけの妙な光景…だが、実際は、まさに今、二人の股ぐらには誰のモノか分からない肉棒が出入りしている真っ最中。
「く、くぁぁッ♪」
「あッ、あッ…♪」
「アハハ♪さぁ、どうする?吐く気になった方から、出ていったガーナ兵を呼び戻しちゃるけど?」
 ニタニタ笑って問いかけるネルネル。
 そして、そのうち、 
「あぁッ!?あ、熱ッ…!な、何ッ…!」
 ふいに美穂が、体内に熱さを感じた。
 まるで“熱く滾る汁”…たとえば男の精液を中に出されたような感覚…。
 それをネルネルは瞬時に感じ取り、
「あらあら…あっちゅう間のフィニッシュねぇ。獲物にした男が超絶早漏やったんか、それともアンタのマンコが締まり抜群の極上名器やったのか…どちらにしろ、遠隔性交ならいくら中に出されても孕む心配は無いけん、安心せんね♪」
 そして、それをもって、美穂の体内から一旦は消えていく異物感。
「はぁ…はぁ…!」
 実際に男とする時と同様、気付けば全身が汗だく…それに加えて、いまだ収まらない疼きだけが残り、内心、
(くっ…も、物足りない…!先にイカれちゃったから、なおさら…!)
 当然、そんなことを口に出来る筈もなく、あくまで心で思うだけ…。
 そして、美穂の嬌声が止めば、ここからは菜緒のソロステージ。
「あんッ♪あんッ♪あんッ♪」
 頼れるリーダー…普段の凛々しい声色とは別人の、乙女チックな甘い喘ぎ声。
 イケメンか、醜男か、さらには年上か年下かも分からない遠隔性交の相手。
 その肉棒が、ひたすらに菜緒の膣を突いてくる。
 それも、相当、激しく…おそらくガーナ兵が手にしたオナホをやや乱暴に扱っているからであろう、鋭く杭を打つような鬼ピストン。
 ネルネルに、そして隣でインターバルを与えられている美穂にも見られる中で、
「あぁッ…!ダ、ダメっ…そんな激しくしたらッ…!い、嫌ッ…見ないでッ…見ないでぇぇッ!あぁぁぁッ♪」
 どんどん声が上ずっていった絶叫とともに、吊られたまま、ビクンビクン全身が震えた菜緒。
 その変調に、すかさず、
「あーら、どうやら誰のかも分からないチンポでイカされちゃったみたいねぇ♪リーダーのくせに、あっけないこと…♪」
 嘲笑うネルネルをよそに、
「はぅッ♪はぅッ♪んはぁぁッ…♪」
 イッても止まらない遠隔ピストン…不本意ながら押し寄せた絶頂の余韻から無理やり覚醒させるようなピストンがなおも続き、やがて菜緒も、
「ひぃぃッ♪あ、熱いぃッ♪」
 先ほど美穂が感じたのと同様の、体内に熱々のザーメンを注がれる感覚を味わう菜緒。
 生真面目な菜緒は、これまで人生で経験してきた数人の異性との性行為も一貫してゴムを欠かさなかった。
 それゆえに、人生で初めて味わう生中出し…。
(な、何これ…このお腹の奥を灼かれるような…か、身体の中から溶かされていく感じ…)
 それに対し、嫌悪感を覚えた様子はない…どちらかというと、いいことを知ったという表情に見えてしまうのは気のせいか…?
 そして、そんな菜緒の…我らがリーダーの醜態を気まずく横目で見ていたのも束の間、
「くッ…あぁぁッ!?」
 再び美穂が声を上げ、吊られたまま仰け反ったのを見て、
「ふふっ…♪どうやらアンタのオナホは二人目の獲物を見つけたようね。さぁ、さっきのチンポとどう違うかしらねぇ?」
 菜緒から美穂に視線を移したネルネルの前で、
「ひ、ひぃッ♪ちょ、ちょっと待って…!デ、デカすぎッ…!あぁぁッ♪いきなり激しくしないでッ…!ダメっ!ダメぇッ♪」
 普段、威勢が良いタイプの美穂が「ダメぇッ♪」などと言ってるのは、ある種のギャップ。
 さらにネルネルが、
「そういえば、こっちの娘と違って、アンタはさっきイケずじまいやったよねぇ?可哀想やけん、私も少しお手伝いしちゃろうかな…♪」
 そう言ってスタスタと美穂の背後に回ると、スッと左右から腕を回し、バンザイ状態で完全ノーガードの美穂の胸の膨らみを、

 むぎゅっ、むぎゅっ…♪

「んはぁぁッ♪」
 隊員服越しでも効果てきめんだった両乳房のガシ揉み。
「く、くぁぁッ♪は、離せッ!離れろぉッ…!」
 と口では抵抗していても、身体は正直。
 暴れるように揺れる恵体を組みつくようにして鎮め、さらに耳元で、
「揉まれただけでこんなに感じちゃうおっぱいなら、当然、乳首も敏感そうねぇ…?乳首の場所、当てちゃろうかなぁ…♪」
 そう囁いて、ガシ揉みから乳首当てゲームに移行するネルネルの指。
 立てた人差し指を焦らすように漂わせ、
「うーん…ここかな?」

 ツンツン…♪

「ひゃんッ♪」
 正解ゆえの可愛らしい泣き声。
 そしてネルネルが、
「破ッ!」
 と声を上げると、鎌鼬(かまいたち)のようなものが発生し、美穂の隊員服、さらにはその下のブラジャーもろとも切り裂き、胸元を露わに。
「なッ…!」
 と驚く美穂を尻目に、
「ふふっ…どうやら正解やったみたいやねぇ。乳首の場所…♪」
 そして今度は直に、指先でつつくネルネル。
「あッ、あッ…♪」
 巨根ピストンと、弱点の乳首弄りを同時に展開され、徐々に翻弄されていく美穂。
 そして、そんなことをしている傍らで、菜緒も再び、
「んはぁぁッ♪」
 どうやら菜緒のオナホも二回戦目に突入した模様。
 それに気付いたネルネルは、再び、
「破ッ!」
 と声を上げ、発生させた鎌鼬で今度は菜緒の胸元を開放。
 そして、手持ち無沙汰で突っ立っている自身の親衛隊たちに目を向け、
「アンタたち。そっちの娘も、この娘みたいに手伝うてあげんね」
「……」
 返事はせずとも、承知したというように歩みを進め、吊られた菜緒の左右に陣取った親衛隊。
「あッ、あッ…ま、待ってッ…!デ、デカすぎッ…!そんなん入らんって…んあぁぁッ!?」
 と、どうやらこちらも次の相手はデカチンだった様子。
 そんな絶叫する菜緒をアシストするように、露わになった美乳を手分けして揉みほぐし、さらに先端の突起を指で弾いて愛撫する親衛隊。
 美穂と同様、
「ひゃんッ♪ダ、ダメっ…♪んんッ…♪」
 と乳首を責められて意外にも好反応の菜緒。
 その美穂も、乳首をつねりあげられて、
「ほらほらッ!どっちが先に白状するとぉ?さっさと教えんね、佐々木久美の隠れ家!」 
 本題に戻すように声を上げるネルネルだが、当の二人はもはやそれどころではない。
「あんッ、あんッ♪」
「ひ、ひぃッ♪あッ、あッ…♪」
 と拷問の真っ最中ということも忘れて遠隔ピストンと乳首愛撫で感じまくり。
 そのうち、菜緒の群がる親衛隊は二人いるのをいいことに、それぞれ身を屈めると、人外の舌…まるでカメレオンのような長い舌をチョロっと出して、その舌で菜緒の乳首を、

 ペロペロ…ペロペロ…♪

「ふひぃぃッ♪」
 絶妙にヌルヌルした生温かい舌がいやらしく触れ、そうかと思えばその長さを利用して絶賛肥大中の突起にシュルシュルと巻きついたりもして会心のアシスト。
 それによって、
「あぁッ♪ダ、ダメっ…イ、イクっ!またイッちゃうぅぅッ♪んはぁぁッ♪」
 理性の歯止めも利かず、自ら宣言をしながら二度目の絶頂。
 再び、吊られたまま、ビクンビクン痙攣する菜緒。
 そして、同じく感じながらも、隣の菜緒が果てるその姿をチラッと横目で確認した美穂。
 その視線に目ざとく気付き、
「あら、なに?ああやってピストンされながら乳首ペロペロされてたんが羨ましかったとぉ?」
「そ、そんなワケないでしょッ…!」
 正直、図星なだけに慌てて否定する様が滑稽すぎる美穂。
 そんな美穂に、
「分かった、分かった。アンタも今から同じようにしちゃるけん…♪」
 まるで駄々をこねる子供をたしなめるような口調でそう告げたネルネル。
 先ほどの鎌鼬の時とはまた違う声域で、
「破ァッ!」
 と声を上げ、そして左右の手の平を美穂の顔の前にかざすと、
「ほら、ご覧なさい…♪」
「なッ…!」
 驚愕する美穂。
 かざされたネルネルの手の平に、なんと、あかんべーをするように舌を出した口がついているではないか…!



「さぁ、これで同じことが出来るばい。楽しみやねぇ…♪」
 そして、その手の平を再び乳房へと下ろしていくネルネル。
「い、嫌ッ…!や、やめてッ…!ダメっ!そんなのダメぇぇッ…!」
 と、当初の威勢の良さが影を潜め、語調もすっかり弱くなった美穂。
 当然、制止の願いなど却下され、まずは、

 むぎゅっ、むぎゅっ…!

 と、その手の平で再度ガシ揉み。
 そして、それと同時に、手の平に浮き出た口が、鷲掴みの中にある美穂の敏感な突起を、

 チュパ、チュパ…♪
 ペロペロ…ペロペロ…♪

「んひゃぁぁッ♪」
 右は吸い、左は舐める…二通りの刺激が同時に押し寄せ、さらに巨根ピストン。
 これによって、
「あッ、あッ…ダ、ダメっ!イクっ!イクっ!あぁぁッ、イっクぅぅッ♪」
 先ほどイケずじまいで消化不良だった美穂も、ここでやっと絶頂。
 吊られた恵体を菜緒以上にビクンビクン震わせる姿に、
「アハハ♪いいイキっぷりねぇ。でも、あいにく、私が欲しいのはアンタたちの醜態じゃなくて情報…この際どっちでもいいけん、さっさと吐かんね!ほらほらぁッ♪」
 なおもガシガシと美穂の乳房を揉みしだくネルネル…。


 こうして、本体には絶えず乳首責めアシストを受けつつ、膣にはひたすら遠隔ピストン責めを受け続けた二人。
 菜緒が13人目の巨根に遠隔中出しを決められ、かたや美穂が14人目の反りチンをぶっ挿されたところで、とうとう、 

「あッ、あッ…♪わ、分かった!い、言うッ!言うからぁッ!」
「ヒナタベースの場所を教えるから、もうやめてぇぇッ!」

 交わった人数分だけ中出しをされ、イッた回数でいうと、菜緒はもちろん、最終的には美穂も追いついて、ともに20回超え…。
 終わる様子のない執拗な遠隔性交地獄によって半泣きで降伏…ネルネルの陰湿な拷問によって陥落した二人…。
 そして、その翌日には、二人から聞き出した通り、ヒナタベースを襲撃されて捕獲された久美と、さらに一緒に生け捕りにされた高橋未来虹、清水理央、宮地すみれ、佐藤優羽、松尾桜も、揃って見せしめの拷問にかけられた。
 内容はもちろん、菜緒や美穂と同じ。
 街に放たれたガーナ兵たちが、彼女らの神経をリンクさせたオナホを持って、一日中、男を求めて駆け回ったという…。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2026/03/12(木) 21:31 )