太陽戦隊ヒナタレンジャー ―虹色の戦士たち―













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episode-10 『絶対絶命!ヒナタレンジャー変身不可能!』
episode-10_2【ANOTHER】残された藤嶌果歩の末路
 ヒラガーナの侵略艦隊「アンビバレント」。
 その船内に設けられた豪華な貴賓室に、今宵、とある惑星から要人が一人、招かれていた。
 武器弾薬、化学兵器を大量に有し、銀河随一の軍事力を誇るキタチョー星の官房長官で、彼を招待して会談の席を持ったネルネルの思惑は、ズバリ、新兵器の提供依頼。
 噂によると、最近、新たな軍事兵器の開発に成功したという。
 その兵器さえあれば、目障りなヒナタレンジャーを一掃し、念願のこの日向星の制圧を実現することが出来るだろう。
 その思惑から、提供の合意を得るため、キタチョー星人が愛飲していると噂の生き血のワインをはじめ、おもてなしの策を次々に投じるネルネル。
 その甲斐あって会談は和やかムードに進んでいくが、いざ肝心の合意形成の部分になると、やはり相手も慎重。
 自分たちが国を上げて作り上げた兵器を提供する以上、少しでも多くの見返りを得ようとしているのは明らかだが、もちろんネルネルも相手がそういう態度で来ることはハナから予想済みで、キタチョー星人の民族性についてのリサーチを元に、最後に極めつけのおもてなしを用意してある。
 なおも会談を進め、
(よし、もうひと押しね)
 と悟ったタイミングで、ふいに、パン、パン…と手を打ち鳴らしたネルネル。
 すると、その拍手を合図に、貴賓室の重厚な二枚扉が観音開きになり、そこから現れたのは一人の女…。
 そして、現れた女の立ち姿を見て、
「ほぅ…これはこれは…♪」
 と思わず表情が緩む官房長官だが、その気持ちは分からなくもない。
 なぜなら、その女は、見る方も恥じらってしまうような極小ビキニを着用し、登場から既に大部分の肌を晒していたからだ。
 両胸は500円玉程度の生地しかなく、股ぐらも超のつくハイレグ仕様。
 そんなほぼ全裸の彼女は手に洗面器を持ち、その洗面器の中にはローションのボトルも確認できる。
 それを見た官房長官の反応を見てニヤリと微笑むネルネル。
 やはり事前のリサーチ通り、女には目がない模様…周囲の他の星から別名「スケベ星人」と陰と揶揄されている現実も納得だ。
 そしてネルネルは、
「少し疲れましたね。暫時休憩としましょう」
 と白々しいことを言い、席を立ち、一旦、部屋から退場。
 その際、すれ違いざまに、その呼び込んだ女に向かって小さく一言、 

「うまくやるのよ?もし失敗したら…分かってるよね?」

 それだけ言って、返答も聞かずに部屋から出ていったネルネル。 
 観音開きになっていた扉が閉ざされ、室内には官房長官とその女、藤嶌果歩の二人きり。



 そして果歩は、ネルネルのヒールの音が完全に聞こえなくなったところで、一旦は止めた足を再び進め、官房長官の前に立ち、ペコリとお辞儀をして、

「ネ、ネルネル様がお戻りになるまでの間、お相手をさせていただきます藤嶌果歩です…では、浴室へどうぞ…」

 と、教え込まれたセリフを言い切った果歩。
 それに対し、
「うむ…では、お言葉に甘えて…♪」
 と、ソファーから腰を上げ、果歩の後に続いて、この貴賓室に備え付けの浴室へと足を進める官房長官。
 少し舌っ足らずで愛らしいその声色も然ることながら、小柄なわりに妙にムチムチした肉付きを誇る果歩の肉体…背面がほぼTバックの極小ビキニによって丸出し状態のぷりぷりした尻肉を前に、彼の鼻の下は伸びっぱなしだ。

 ……

 全ての発端はあの日…罠に嵌められた菜緒たちを助け出すため、同期の仲間たちで廃病院に潜入した日だ。
 中盤までは上手く事が運び、どうにか菜緒たちの救援に駆けつけたまでは良かった。…が、そこで、果歩や陽子がいくらあがいても、菜緒たちの自由を奪う石膏を打ち砕くことは出来なかった。
 やがて、モンスターの注意を引いていた理央と瑶季がまず凝固液を浴びせられてマネキン化。
 そして隣にいた陽子も同じく凝固液を浴びせられ、さらには菜緒、陽菜、ひよりの三人も次々にマネキンにされてしまった。
 残ったのは果歩一人…。
 軟体モンスターに対して何のダメージも与えられない警棒を握りしめ、じりじりと壁際に追い詰められた果歩。
 死を覚悟した…自分も陽子たちと同じように凝固液を浴びせられると思った。…が、そこで、そのモンスター、スラッグは、凝固液を発射する右手をスッと下ろし、

「グフフ…安心しろ。ここにいる六人とも、まだかろうじて生かしてある。見ろ」

 そう言われて、周囲に転がる六体のマネキンにおそるおそる目をやると、
(…!)
 よく見ると、全員、鼻の周囲に小さく通気口のような穴が残されている。
 そしてスラッグは、
「分かるか?あの穴を塞げば、たちまちコイツらは中で窒息死する…つまり、俺様がこの六人の生殺与奪の権利を握っていることになる」
 それを言われただけで、一見、ほんわかした天然キャラっぽい雰囲気ながら意外に察しが良かった果歩。
「くっ…わ、私にどうしろっていうの…?」
 なおも警棒を構えたまま問うと、スラッグは不敵に笑って、

「グフフ…ついてこい。お前の頑張り次第でコイツらを元の姿に戻してやってもいい…♪」

 あの通気口を塞がれてしまえば、マネキンにされた六人は死んでしまう…同期の仲間や先輩たちの命がかかっている手前、その不穏な誘いを断れなかった果歩。
 そしてヒラガーナの侵略艦隊「アンビバレント」へと連行された彼女、そこで、本来なら先輩たちが対峙すべき、女船長ネルネルと面会をさせられた。
 ヒナタベースの一般隊員である果歩にとっても憎むべき相手…本来なら勇気を振り絞って玉砕覚悟で特攻すべき場面だが、ここでも相手の出方を見ざるをえなかった。
 そして、そんな果歩に対し、ネルネルはこう言った。

「少しばかり、私たちのために働いてもらおう。そこで一定の功績を挙げれば何も危害を加えずに帰してやるし、仲間たちも返してやる」

 ……

 そんな条件提示の末、駆り出されたこの場。
 着替えるように命じられた極小ビキニは破廉恥そのもの。
 一歩前を歩いていながら、背中に…いや、お尻にひしひしと感じる背後からの下卑た視線と、さらに、ジュルっ…♪と舌なめずりの音がして、たまらず、
(うぅ…気持ち悪い…)
 と思いつつ、それを表情や態度に出すのは絶対に御法度。
 兵器の提供に合意を取り付けるというミッションを課せられている以上、どうにか彼のご機嫌を取らないといけない。
「こ、こちらへどうぞ…」
 と、ぎこちなくも官房長官を浴室に案内した果歩。
 そこには既に、大判サイズのエアマットが敷かれていて、
「こちらに、まずはうつ伏せで寝てくださいませ…」
「うむ…♪」
 心得たとばかりに横並びで寝転がる官房長官。
 そして果歩は、まず長い髪を手首につけていたヘアゴムでポニーテールに結び、持ち込んだ洗面器の中にローションをなみなみと注ぐと、両手を浸けてぐるぐると掻き回す。
 アライグマのようなその手つきで、たちまちとろみが出てくるローション。
 そして、それを掛け湯のように自らの身体に浴びせ、そのわがままボディーをテカテカ、ヌルヌルにした果歩は、覚悟を決めたように、
「…失礼します」
 と言って、寝そべる官房長官の背中に覆い被さるようにダイブ。
 肌が触れた瞬間から、

 ぬるんっ…♪

 と滑り落ちそうになるのを官房長官の肩を掴んで踏ん張り、そのまま親子バッタのように密着しながら身体を前後させる果歩。
 まるで緩衝材のごとく、官房長官の背中に押しつけられる乳房。
 やがて、
(…あッ…!)
 密着して前後運動を続けているうちに、あっけなく極小ビキニが捲れ上がり、果歩の乳肉が左右とも、放り出されるように飛び出した。
 それでもなお、自身が肌に纏うヌルヌルを分け与えるように前後運動を続ける果歩。
 ビキニが捲れ上がったのを境に、時折、
「んっ…んっ…♪」
 と可愛い声が漏れ出したのは、ズバリ、乳房の先端の突起に摩擦の刺激が走るから。
 そして、官房長官の背中をローションでコーティングし終えると、
「では、次は仰向けで…」
 と身体の反転を促す。
 言う通りに身体を翻す官房長官。
 その隙に捲れ上がったビキニを素早く整え、曝していた乳首を隠すも、
(きゃっ…!)
 乳房を隠したのも束の間、官房長官が仰向けになった瞬間、股間から天を突くようにそびえ勃った巨根が嫌でも目に入った。
 キタチョー星人特有の逞しい反りを誇るイチモツ…。
 思わず頬を赤らめつつ、まだ平然を装い、
「…失礼します」
 と、今度は胸部と胸部を突き合わせる形で再び覆い被さり、上下運動。
 ここでもまた、あっけなくビキニが捲れ上がり、せっかく隠したのに再び乳房が露出。
 すると、今度は、
「んッ…♪んんッ…♪」
 さっき以上に出てしまう悩ましい声…ローションを纏った乳首が、キタチョー星人ならではの小石のような硬度のコリコリ乳首に擦れて感じてしまう果歩。
 たちまち共鳴するように果歩の乳首も硬くなり、何とも言えない表情になっていると、ふいに、
「…んぷッ…!?」
 ちょうど真下にあった官房長官の顔がムクッと上がってきて、果歩の唇に下からむしゃぶりついた。
「んっ…んっ…」
 決して拒んではいけない…そのルールに従い、口元をジュルジュルとしゃぶられるのを仕方なく受け入れる。
 そして、果歩の口周りと下顎を唾液まみれにしたところで、これもまたキタチョー星人特有の、ゆうに30センチは伸びるカメレオンのような長い舌をチロチロと出し、それで唇を突き破って口内に侵入させてきた官房長官。
 さらに同じタイミングで、

 スリスリ…スリスリ…♪

「んッ、んんッ…」
 ほぼ丸出しのヌルテカのプリケツに手を添え、まさぐるように触りだした官房長官。
 その、やけにねっとりとした陰湿な触り方に、
(な、何なの?その手つき…キ、キモい…!)
 蔑称で「スケベ星人」と名付けられるのも納得の触り方…。
 思わず眉をひそめてしまいそうになるも、その都度、陽子をはじめ、自身のこの場での立ち振る舞いによって命が左右される面々の顔を思い浮かべ、じっと堪える果歩。…だが、そこに、続けて、

 むにゅっ、むにゅっ…♪

「んッ…♪んんッ…♪」
 尻肉に続いて果歩の乳房にも手を伸ばし、次はそれを揉み始めた官房長官。
 愛も優しさも感じない無遠慮な手つき…やがて、捲れ上がったビキニは邪魔とばかりに取り去られ、果歩の上半身が完全公開。
 小柄なわりに、しっかりたわわに実って瑞々しさ全開の果歩パイ…さらに、その先端に鎮座する桃色の突起をこねくり回す手つきが加わると、さすがに、 
「んんッ…♪ああッ…♪」
 舌を絡め取られながら、上ずった声を上げた果歩。
 それまでは堪えるような吐息だったのが、次第にハッキリと声が漏れ始めると、それを機にキスを切り上げ、覆い被さる果歩の身体をひょいと起こした官房長官。
 真下から、これまでよりさらに強く、果歩パイを揉みしだき、さらに先端の突起を摘まんでやると、
「はうぅッ…♪」
 馬乗りで跨ったまま仰け反り、それに合わせて、ぶるんっ…♪と弾んだ果歩パイ。
 負けじと、眼下にある官房長官の乳首を人差し指でクリクリと弄る果歩。
「おぉ…♪」
 と心地よさそうな声を出し、そこから少しの間、相互愛撫。
 何とかして間を持たせようと、
「ど、どうですか…?」
 と遠慮がちに声をかけると、
「素晴らしい…♪もっと続けてくれ…♪」
 そして、言われるがまま続けていると、まるでアリクイのごとく、その長い舌を巧みに操り、仰向け状態のまま、今度は果歩の乳首を舌責め。
 まずは触手のような動作で嬲り、そして肥大完了目前となったところでシュルシュルと巻きつき、ぎゅっと締め上げたかと思いきや、粘っこい唾液を潤滑油にねっとりと摩擦。
 こうなると、もう声も抑えきれず、
「んはぁッ…♪あぁッ…あぁッ…♪」
 たちまち、乳首を刺激していた手つきも疎かになり、仰向けの官房長官のお腹の上でされるがままの果歩。
 そして、とうとう官房長官が、果歩の最後の防具…卑猥ビキニの両サイドの紐をほどき、没収するようにスルスルと抜き取って、エアベッドの傍らに放り捨てた。
 こうして全裸にされた果歩。
 なおも人外の長い舌で乳首を左右均等に嬲りつつ、
「ほぅ…童顔のくせに、この生え方は、なかなか…♪」
「うぅ…」
 顔に似合わず毛量多めで、なおかつモジャモジャとカールする果歩の陰毛。
 今はローションを吸って海苔のようにべったりとしているが、乾いた時にはふんわりと天然パーマのように感じになるのだろう。
 そして、いよいよ果歩の性器も指でくちゅくちゅ弄りだすと、
「あっ、んんッ…♪やぁッ…♪」
 股下にある官房長官の身体を太ももでぎゅっと挟み込む果歩。

 ぬちゃっ…ぬちゃっ…♪

 と、ローション特有の粘っこい濁音が止まらなくなり、やがて官房長官の仰向けの身体をクリンチするように前屈みでしがみついてしまう果歩。
 このヌルヌルになったわがままボディーによるしがみつきは、さぞかし心地よいだろう。
 なおも止まらない官房長官の指愛撫。
 みるみる悩ましい表情になる一方、
(な、何か…身体が変…ふ、普段より感じやすくなってる気が…)
 元々、少し敏感なタイプなのは自分でも分かっていた果歩だが、自身が把握してる以上に明らかに増している感度。
(さ、さては…このビキニ…)
 勝手に用意され、着替えることを強要されたので仕方なく身につけたこの極小ビキニだが、もしかすると股間部分の裏地に何か怪しいクスリでも塗られていたのではないか…?
 しかし、仮にその疑念が当たっていたとしても、もう後の祭り…。
 明らかに火照りだした果歩の身体と、それに乗じてどんどん加速するキタチョー星人たちのローションマンズリ。
 そして、とうとう、

 …くちゅっ…♪

「ひゃぁんッ…♪」
 充分すぎる潤滑油によって、違和感なくスムーズに挿入された官房長官の指。
 さらにキタチョー星人の指は少し特殊で、念を込めることでボコボコと無数のイボが隆起する。
 早速、その特性を利用し、くちゅくちゅと果歩の中で指を動かしながら念を込めると、膣内で、

 …ボコボコボコ…♪



「ひぃぃぃッ♪」
 締まる膣圧を押し返し、逆にゴリゴリと研磨する官房長官のイボ指。
 ただでさえ極小ビキニのトラップで欲情が止まらない中、こんなことをされては、いくら不本意なソーププレイとはいえ、
(あっ、あっ…♪ヤ、ヤバいッ…♪この指、気持ちよすぎるぅッ…♪)
 と、官房長官にしがみつく力をさらに強くする果歩。
 そして、さらに、乳首に巻きついていた舌がスルスルとほどかれ、その舌もウネウネと股ぐらへ一直線。
 密林を駆け抜けるようにアンダーヘアの毛並みをすり抜け、次はその先にある真珠のようなクリトリスにシュルシュルと巻きつけば、
「ふひぃぃッ♪」
 しがみついていた身体が一転して反り返るほどの好反応。
 こうして、触手のような長い舌でのクリ責め&イボ指による手マンの二点責めを喰らい、あっけなく、
「ひ、ひぃぃッ♪ダメっ…ダメっ…イッちゃう、イッちゃうッ…!あぁッ、イクぅぅッ…♪」
 可愛らしい声色で声を張り上げ、そのわがままボディーをぷるぷる震わせた果歩。
 一気に目がとろんとして、
「はぁ…はぁ…♪」
 と一足先に恍惚の余韻タイム…。
 その珠玉の表情を真下からしっかりと鑑賞しつつ、
「おやおや…これでは私が奉仕をしている側じゃないか…そういうことなのか?」
 と果歩を腹の上に乗せたまま、肩をすくめる官房長官。
 その声で現実に戻された果歩は、まだ今も不本意とは心で思いつつ、流れに従う形でスッと後ろ手で官房長官のイチモツを捕獲。
 握った瞬間、思わず、
(す、すごっ…)
 キタチョー星人特有の反りはもちろん、硬さと太さも生唾もの…。
 少なくとも、果歩がこれまでの人生で知りえた数本のモノとは比べものにならないレベルで、それを、手の平についていたローションを活用する形で、

 しゅこ…しゅこ…♪

「うむ…いいぞ。ちょうどいい握力だ…♪」
 と、ご満悦の官房長官。
 なおも滑りを利用して一定のリズムで扱いていると、やがて、
(うぅ…こんな直に触ってたら…どんどんエッチな気分になっちゃう…)
 欲情に歯止めが利かなくなってきたのか、それとも単にオンナの性か、どんどん息が荒くなる果歩。
 そして、とうとうタガが外れ、意を決したように身体を起こすと、その火照った身体を翻し、シックスナインの体位となって再び身を伏せる。
(ヤ、ヤバい…さっきよりさらに大きくなって…)
 そう思いながら、握り直して扱くイチモツを目の前にし、そして拳の先から飛び出す逞しい亀頭にそっと舌を這わせる。

 ぺろぺろ…ぺろぺろ…♪

 ローションでヌルヌル、テカテカのイチモツに舌奉仕。
 すると、お返しとばかりに、官房長官の頭部を跨いだ股の間にも、

 ペロペロ…ぺろぺろ…♪

「はうぅッ♪」
 長い舌でなぞるように性器を舐められ、震える果歩。
 そのまま、しばし、
「あっ、あっ…♪す、すごっ…♪んんッ…♪その舌の動き、ヤバいぃっ…♪ひ、ひぃぃッ…♪」
 と感じまくった果歩だが、ふと、浴室内に自分の嬌声だけが反響していることに気付き、頬を赤くしながら、

 …ちゅぽ…♪んぽっ…んぽっ…♪

 と、その巨根を頬張り、そして懸命に首を動かして口奉仕。
 ハムスターのように膨れる頬が愛らしい。
 なおも続くシックスナイン。
 さらに、官房長官から、
「その自慢の胸も使ってくれよ」
 とリクエストされ、ゆっくり口から吐き出したイチモツを、今度は胸の谷間でサンドイッチ。
 なおも、
「んっ、んっ…♪」
 と秘貝を嬲る長い舌に翻弄されつつ、負けじと、

 ずりゅっ、ずりゅっ…♪

 舌、口に続いて、次は乳肉を使って奉仕。
 挟みながら、谷間から突き出てくる亀頭に舌を伸ばし、これまでの性体験で培った現時点での精一杯を披露する果歩。
 その甲斐あって、次第に官房長官のイチモツの先から不気味な色の粘液…人間でいうところのカウパー液が溢れ出し、それをキッカケに、
「さぁ、私はもう準備万端だ。いつでもいいぞ…♪」
「━━━」
 促され、ゆっくりと乳肉のホールドを解いた果歩。
 身体を起こし、座る位置を少し前にズラし、いざ、準備万端のイチモツの上に身体をセット。
 まずはアイドリングがてら、性器と性器で摩擦。

 にゅるっ…にゅるっ…♪

「んっ、んっ…♪あぁッ…♪」
 果歩の昂りに比例して増えていくローションの泡立ち。
 そして、いざ、イチモツを握って固定し、そこに照準を合わせるようにゆっくり腰を下ろしていけば、

 …にゅるんっ♪



「ふぁぁぁッ…♪」
 体格差もさほど気にならず、思いのほかスムーズに果歩の膣に収まった巨根。
 入った瞬間、思わず官房長官の口から、
「おぉッ…これはすごいっ…締まりが尋常じゃないぞ…♪」
 みるみる収縮し、侵入を許したイチモツに即フィットする果歩のマンコ。
 そして、その状態から、ゆっくりグラインドを始めると、
「あッ…あッ…♪す、すごいッ…こんなに大きいの始めてッ…!んんッ♪あ、当たるッ…奥の一番深いところに当たってるぅッ…♪」
 この流れで深いところをノックされては理性ともどもKO必至…。
 そんな状態で、
「さぁ、しっかり動いてくれよ。ほれっ、ほれっ♪」
 と、軽く二回、下から突き上げを喰らえば、あとはもうなし崩し…。
 誘発されたように果歩からの腰振りが始まり、
「あんっ、あんっ…♪き、気持ちいいぃッ…♪んんっ、あぁッ…♪」
 ポニーテールに束ねた髪を左右に揺らし、パンパンに張った乳房を弾ませながら跳ねる果歩。
 下から伸びてきた手が乳房を鷲掴みにすれば、イボが隆起したままの指が良い具合に食い込み、
「あぁぁッ♪も、もっと…!その指でもっとモミモミしてくださぁいッ♪」
 と、奉仕する側にもかかわらず、おねだりをする始末。
「フッ…まったく、しょうがない娘だ」
 と口では言いつつ、まんざらでもない官房長官。
 イボ指でガシガシと胸を揉まれながら、そして突起した乳首をグリグリ押し潰されながら、華麗なロデオ騎乗を披露する果歩。
 その見かけによらない卑猥な腰遣い…絶えず一番いいところへ当てにいくような腰のくねりは必見だ。
 そして、その助平グラインドの甲斐あって、
「んっ、んんっ…♪イ、イクっ…♪またイクっ…イクっ…!んんーッ!」
 今さら、そのムチッとした腕で口に覆い、恥じらいながらもしっかり痙攣して果てる果歩。
 そのくせ、震えが収まるや、すぐさまグラインドを再開し、
「あっ、あっ…♪と、止まんないッ…腰が止まんないよぉッ…♪ひぃぃッ♪」
 グラインドから次はベリーダンスのような腰つき。
 それでもう一回イッた後、ムクッと身体を起こしてきた官房長官に押し倒される形で、次はバック。
「んひゃぁぁッ♪す、すごッ…この体位もヤバいぃッ…♪」
 激しい衝突に合わせて、

 パンっ、パンっ…!

 と音を立て、波打つ尻肉。
 四つん這いになった身体の下では、重力に負けて垂れ下がった乳肉が遠心力を纏って激しく揺れる。
 そして、また、
「あぁッ♪んんッ…イ、イクっ…イクぅぅッ♪」
 と、ここでも、あっけなくイカされた果歩。
 そして最後は正常位。
 ひっくり返ったカエルのように広げられたムチムチの脚を持たれ、ズコバコと激しく打ち込まれる杭に、もはや意識も飛びかけ…。
 そのまま官房長官もラストスパートに入り、最後は、
「ぐっ…!だ、出すぞ…出すぞぉぉッ…!うぉぉッ…!」

 どぴゅっ、どぴゅっ…♪ 

 咆哮を上げながら、ガクガク震えだした女体の中にたっぷりと発射。
「はぁ…はぁ…!」
 と、しばらくそのまま余韻を噛み締めた後、うっとりとした目になって天井を見つめている果歩を見下ろしながら、ゆっくり腰を引けば、

 …じゅぽっ…♪

 と音を立てて、泡立った愛液がたっぷり付着したイチモツの帰還。
 さらに、それを追うようにコンデンスミルクのような乳白色かつ、とろみたっぷりのザーメンが大量流出…。
 その様子を眺めながら、
「…ふぅ…♪」
 と満足げに息をついたところで、

 コンコン…♪

 浴室のドアがノックされ、その向こうから、

「お楽しみのところ、失礼します。そろそろ、お話の続きをよろしいでしょうか?」

 と、いつの間にか戻ってきたネルネルの声。
 それに応じて、応接セットに戻る官房長官の回答は既に決まっている。
 兵器の提供は了承…ただし、その対価としてこの藤嶌果歩という女の譲渡を要求する。
 今しがたの性接待をえらく気に入ったため、連れ帰って娼婦に据えることを決めたからだ。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2024/12/28(土) 00:43 )