太陽戦隊ヒナタレンジャー ―虹色の戦士たち―













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episode-8 『駆けろ鈴花!死のモトクロスレース!』
episode-8_4 【ANOTHER】急襲されて捕らわれた松田好花の末路
「やぁッ!とぉッ!」
 ひなたサーキットのオフロードコースの外れで展開する交戦。 
 輪を作って群がるガーナ兵の一団と、その中心で孤軍奮闘する緑色の戦士、ヒナタグリーン(松田好花)。
 一見、多勢に無勢に見えるも相手は雑兵の集まり…華麗な身のこなしに加え、専用武器の緑色のムチ・グリーンウィップを用いて次々に倒していく。
 やがて、六体で登場したガーナ兵たちが、一人減り、二人減り、三人減り…で、残るは三体。
 当初の半分になり、それまで前衛的に仕掛けてきていたガーナ兵たちも劣勢を感じてか、だんだん攻撃も消極的になっていく。
 そんな残り三体のガーナ兵たちに指を差し、
「よくも鈴花の晴れ舞台に水を差したわね!裏で糸を引いて何を企んでいるのか言いなさいッ!」
「イ、イーッ…!」
 ビシッとセリフをキメたグリーンに対し、揃って後ずさりのガーナ兵。…だが、ふと、そこに、

 ヒュ〜…!

(…!)
 チラッと視界の隅に違和感を覚えて目をやると、小さな赤い球が宙を漂いながら近づいてくるのが見えた。
(あ、あれは…!イグチ魔女の火球ッ…!)
 と気付くや、慌てて身をかわしたグリーン。
 避けた後ろで、

 ドゴォォン…!

 と爆発が起き、顔を上げると、思った通りだ。
「オーッホッホッ…♪よく避けたわね、ヒナタグリーン!」
 バンクの丘の上から響き渡る耳障りな高笑い。
「くっ…!」
 ガーナ兵たちが束になってかかってこようと臆することはないが、そこに敵方の大幹部の登場となると少し話は変わる。
「あ、現れたわね…!イグチ魔女ッ…!」



 身構え、手にグリーンウィップを構えるグリーンだが、イグチ魔女は余裕で、
「あら、なに?もしかして私とやるつもり?リーダーのレッドならともかく、脇役のアンタじゃ役不足と分からないのかしら?」
「そんなの、やってみなきゃ分からないわッ!とぉッ!」
 と威勢よく先制攻撃でグリーンウィップを振るったグリーンだが、ヒットしたと思ったムチは、一笑に付したイグチ魔女の瞬間テレポートによって虚しく空を切った。
 そして今度は背後に感じた気配とともに、
「なんという稚拙なムチ捌き…呆れるわね」
「くっ…!」
 振り返り、慌てて距離を取るグリーン。
 そして、いつの間にかイグチ魔女もムチを手にしていて、
「私がお手本を見せてあげるわ。ムチってのはね…こうやって使うのよッ!そぉれッ!」
 余裕な説明口調から一変、鬼の形相で振り下ろされたイグチ魔女のムチは、目にも止まらぬ速さで宙を走り、

 ピシィィィっ!

「きゃぁぁッ…!」
 避けきれずに胸元にヒットした瞬間、散る火花。
 それと同時に、
(痛ったッ…!な、何か刺さった…?)
 強化スーツ越しでも感じたムチのヒットとはまた別の痛み…。
 さらにイグチ魔女は、ぶんぶんムチを振るって、
「さぁ…どんどん行くわよ…♪」
 不敵な予告とともに飛んでくるムチの連打に、
「くっ…!うッ…きゃぁッ…!」
 三回に一回、避けるのがやっと…そして、次にヒットした瞬間、クリーンはそのたびに感じた刺すような痛みの原因が分かった。
(あ、あのムチ…!小さなトゲがびっしりと…!)
 そう…イグチ魔女が愛用するムチは、ただ相手を打つだけのものではなく、まるで薔薇の茎みたく無数のトゲが生えた有刺鉄線状のムチなのだ。
 それにグリーンが気付いたことにイグチ魔女も気付いたと見え、
「フフフ…これで分かったでしょ?このムチは、アンタの振り回すオモチャとは別物ってことが…♪」
「くっ…」
「ついでに、なぜこんなトゲトゲがあるか教えてあげようか?それはね…こういう使い方も出来るからよッ!」
 と叫んで再びムチを振り下ろしたイグチ魔女。
 それに対し、既に何発か喰らって、ある程度、ムチの軌道が読めてきたグリーン。
 よく目を凝らし、
(…こっち!)
 咄嗟に身を翻し、しなったムチを見事に回避したグリーン。…だったが、次の瞬間、
「なッ…!」
 安心するのは早かった…避けた筈のムチの先が、まるで追撃ミサイルみたく、グリーンの身体めがけてありえない軌道になって迫ってきた。
(しまったッ!ただのムチじゃない!使い手の念に従って動いてる!)
 と思った時にはもう、グリーンの身体はそのムチにぐるぐると絡め取られていた。
 そしてイグチ魔女が、
「ふんッ!」
 と鼻息を荒くしてムチを締め上げると、
「あうぅぅッ…!」
 トゲに刺された痛みが全身に走り、呻き声とともによたつくグリーン。
 そのムチはイグチ魔女の送る念によって、まるで捕縛するロープみたく固く締まって振りほどけず、ジャンプも出来ない。
 そして、さらに、
「さぁ、とどめよ!エレキショックを喰らいなさい!」
 イグチ魔女の掛け声とともに、そのムチに電流が流され、

 バチバチバチ…!

「きゃぁぁぁぁッ…!」
 身体に巻きついたムチが黄色く発光したと同時に、捕縛から脱しようと必死にもがいていたグリーンが荒野に悲鳴を轟かせ、そのままズルズルと崩れ落ちた。
 感電とともに気絶…それと同時に変身も解け、元の松田好花の姿に戻ってしまったグリーン。
 それを見て、
「フフフ…一丁あがり。楽勝ね…♪」
 と笑みを浮かべるイグチ魔女。
 なおもムチに身体を絡め取られたまま、余韻の微弱電流でビクビク痙攣し続ける好花。
 そしてイグチ魔女は、その光景を傍らで見ていたガーナ兵たちに、
「さぁ、お前たち!コイツを抱えて連れてきなさい!」
 と命じた。
 その指示を受け、横たわった好花を抱き起こし、連行するように歩きだすガーナ兵たち。
 そして…。

 ……

「おらッ!早く吐け!」
「貴様らヒナタレンジャーと、佐々木久美の隠れ家はどこだ!」
「早く言わないと…」

 ドゴォッ…!

「んぐッ…ぐぅぅッ…!」
 荒々しい尋問口調に続く鈍い音…そして呻き声…。
 敗北してイグチ魔女のアジトに連行された好花。
 目が覚めた時には手を吊り上げて立たされていて、その周囲をガーナ兵たちに取り囲まれていた。
 正面には不敵に笑うイグチ魔女…そして彼女の合図で、自分たちの本拠であるヒナタベースの場所を聞き出す拷問が開始された。 
 質問に対して黙秘するたびに浴びせられる容赦ない腹パン…。
 手を吊られているせいでサンドバック状態だ。
 尋問にあたるガーナ兵たちも、すぐ背後にイグチ魔女という後ろ盾がいることで態度が大きく、
「フフフ…痛いだろう?」
「さっきと形勢逆転だなぁ?」
「因果応報だ」
 と嘲笑い、そしてなおも、
「さぁ、言え!どこだ!」
「言わないと、また殴るぞ!」
 それに対し、
「くっ…い、言うもんか…す、好きなだけ殴ればいいでしょ…!」
「ほぅ…そうか。だったら仕方ない。おらぁッ!」
「ぐぅッ…!」
 いくら雑兵でも、人間体のまま、ノーガードで喰らうのは手痛いダメージ…。
 たちまち、
「う、うぅッ…」
 苦しみ、表情を歪ませては額に汗を滲ませる好花。
 連中には、女に暴力を振るうことに対する後ろめたさなど微塵もない。
 そして、みるみる弱っていく好花に、
「チッ…脇役のくせに、しぶといわねぇ…さっさと吐いて楽になりなさいよ」
 と肩をすくめるイグチ魔女。
 この尋問の目的は、もちろん、目障りなヒナタレンジャーを殲滅し、それを率いる佐々木久美を処刑するため。…だが、そんなのは遅かれ早かれ、自分が本腰を入れて動けば、遠からず達成できるものだと楽観視している。
 では、なぜ、こうして好花を残酷な拷問にかけるのか…?
 しかも、わざわざ自らの足で好花を拉致してきてまで…。
 その答えは一つ。

「あー、もうッ!さっさと吐いてくれないと、その間にどんどんあの女の評価が上がっちゃうでしょ!早く吐きなさいッ!」

 …そう。
 これは、ここ最近の失敗続きでネルネルからの評価が下げ、さらに自分と同格で、なおかつ犬猿の仲の小悪魔メミーまで現れたことで焦燥に駆られるイグチ魔女の名誉挽回の場。
 ヒナタレンジャーの一人を捕らえ、尋問して他の連中や佐々木久美の居所を聞き出した…信頼回復にはもってこいの手柄だろう。
 それが目的のため、この際、尋問の内容や過程などどうでもいいイグチ魔女。
 とにかく「口を割らせた」という事実が欲しいだけだ。
 そのため、ガーナ兵たちに、
「ほら、もっとどんどん殴って吐かせなさい!死なない程度にね」
 と血も涙もない檄を飛ばし、それを受けてガーナ兵たちも、
「イーッ!」
 と威勢よく返事をし、なおも好花に暴行を加える。
「く、くぅぅっ…!」
 依然、その華奢な身体に襲いかかる容赦ない腹パン…。
 それでも頑なに口をつぐみ、仲間たちを売るようなマネは絶対にしないと心に誓う好花。
 次第に、イグチ魔女の方が、
「くっ…この小娘ッ…!いいかげんに…!」
 難なく捕らえてきたまでは良かったが、そこからが思うようにいかなくて募る苛立ち…。
 しまいには、
「もうッ!いつまで手こずってんのよ!この役立たずッ!」
 とガーナ兵に八つ当たりの平手打ちを見舞うと、その怪力のあまり、吹っ飛んだガーナ兵は壁に頭を打ちつけ、動かなくなってしまった。
 そんなイグチ魔女に、
「はぁ…はぁ…諦めなさい、イグチ魔女…!いくら暴力を振るわれても、こんなのじゃ私の口からは何も聞き出せないわよ…!」
「チッ…!」
 決意の固い好花に唇を噛んだイグチ魔女。…だが、その鬼のような顔が次第に不敵な笑みへと変わり、

「フフフ…なるほど。さすがはヒナタレンジャーの一員…暴力には屈しないか。では、ここからは松田好花という『戦士』に対してではなく、松田好花という『女』に対して尋問するとしよう…♪少しだけ休ませてやるから、せいぜい体力を回復させておきなさい…♪」

 そう言って、ツカツカを部屋を出ていったイグチ魔女。
 その背中を目で負いながら、
(お、女の私…?い、今の…どういう意味…?)
 と、いまいち意味が分からなかった好花。
 のちに分かることだが、少なくともその時点ではすぐには分からなかった。

 ……

 そして数分後。 
 再びツカツカと、イグチ魔女のヒールの音が聞こえ、束の間の休息の終焉を悟った好花。
 それと同時に、
(一人じゃない…!)
 ヒールの他にも足音が複数あることで警戒を強める。
「はーい。お待たせぇ…♪」 
 と上機嫌で戻ってきたイグチ魔女は光線銃を手に持ち、その背後に数体のガーナ兵を引き連れていた。
 その一団に対し、キッとした目線を送ることしか出来ない好花。
 最初は、先頭に立つイグチ魔女の身体で背後のガーナ兵たちは頭部しか見えず、何も不審に思わなかった。…が、そのイグチ魔女が横にズレると同時に、
(…!)
 何かに気付いた好花が、驚きと戸惑い、そして軽蔑が入り混じったような表情をすると、それを見て、
「ふふっ…さすが目ざとい。すぐに気付いたようね…♪」
 不敵な笑みで得意満面のイグチ魔女。
 なんと、そのガーナ兵たち…股間に男性器と思わしき物がついているではないか。
 本来、ガーナ兵には性別という概念がなく、性器も退化している筈…しかし、ここに並んだ彼らはイグチ魔女専属の、性欲処理に対応できるタイプに遺伝子操作された特殊ガーナ兵…。
 それがまるで一斉射撃のように手を吊られた好花に向かってズラリと並び、見渡す好花も赤面を余儀なくされる。
 しかも、よくよく見れば、一人ひとり、長さや反り具合が微妙に違う…普段、イグチ魔女がその夜の気分で選んで使い分けているのが、ここに一挙に勢揃い。
(な、何よ。これ…こんなの見せつけて、いったい何するつもり…?)
 と戸惑う好花だが、それをイグチ魔女に、
「あらあら…そんなまじまじと見比べちゃって…♪お気に入りのがないか選んでるのかしら?」
「バ、バカなこと言わないでッ…!」
 思わぬ解釈をされたのを慌てて否定する好花だが、すぐにその表情は強張った。
 イグチ魔女が手にした光線銃を好花に向けたからだ。
 銃口と目が合い、思わず、ごくっ…と息を呑んだ好花だが、
「フフフ…安心しなさい。無造作に殺したりはしない…これはDr.アモンの研究室から拝借してきたモノ。今に驚くわよ…♪」
 そんな不穏な笑みととも引き金を引き、光線を発射するイグチ魔女。
 すると、次の瞬間、好花の着ていた服がみるみる分解され、消滅し始めた。
 殺傷能力を持ちないかわりに標的の衣服を消滅させるストリップ光線。
 その効果に、思わず、
「なッ…!」
 と絶句している間に、たちまち下着姿にされてしまった好花。
 色白の身体に映える黒の下着の上下に、
「あらあら…ヒナタグリーンだからって下着も緑色ってワケじゃないのね。よりによって黒なんて…なに色気づいてるのかしら?」
「う、うるさいッ…!」
 と言い返すも、怨敵の前で下着姿を晒された好花はみるみる赤面。
 そしてさらに、ストリップ光線がブラに当てられると、
「あら…アンタ、なかなかキレイなおっぱいしてるじゃないの…♪」
 イグチ魔女の高笑いとともに露わになった好花の美乳。



 隠したくても吊られた手を下ろせず、
「くっ…あ、悪趣味なマネを…!」
 と唇を噛むことしかできない好花。
 そして、とうとうストリップ光線が、最後の防具…パンティにも照射された。
 股間全体を占めていた逆三角形の黒い生地に代わって、土手のみに生い茂るアンダーヘアの逆三角形が浮かび上がると、さすがの好花も、
「やぁッ…!」
 と脚を締め、隠そうとする素振り。
 こうして、ストリップ光線によって身につけていた衣服は全て消滅…生まれたままの姿にされてしまった好花。
 そして、それを合図に、好花を中心にしてズラッと円になった男根つきガーナ兵たち。
 銃を下ろしたイグチ魔女が、
「さて…私の質問に答える気になった?」
「な、なるワケないでしょ…!私は何も喋らないと何度言ったら…!」
 何度言ったら分かるの!…と言い切るのを待たず、
「あ、そう。じゃあ仕方ない」
 と一蹴し、そして輪を作るガーナ兵たち…というより、彼らの股間を見比べ、
「じゃあ、まず最初は1号。お前から」
「イーッ!」
 1号と呼ばれたそのガーナ兵は、前に出ると、スッと好花の背後に周り、そして…。
「…くっ…!な、何をッ!」
 狼狽する好花…。
 なんと、背後に回った1号は、棒立ちの好花に密着し、その股間に携えるイチモツで尻の割れ目に擦りつけてきた。
 さらに、左右から回した手で太ももに掴まれ、少し開かれる。
 そこでようやく、
(コ、コイツ…!まさか…!)
 と、あることが頭をよぎって青ざめる好花だが、その次のアクションはまさに好花の予想通り。

 ズリっ…ズリっ…♪

 性器の割れ目を摩擦してノックしてくる男根。
 そして、

 ズブっ…!

「ぐッ…!あうぅッ…!」
 何の準備も出来ていない好花の割れ目に潤滑油もつけずに立ちバックからの即ハメ…。



 当然、そこには快感などは一切なく、感じたのは痛みのみで、顔をしかめ、小さく呻いた好花だが、構わずにゆっくりと腰を振り始める1号。
「ぐっ…ぐぅっ…や、やめろっ…うぅッ…!」
 と制する好花を無視して、
「さぁ、尋問を続けるわよ。あなたたちの隠れ家はどこ?佐々木久美はどこにいる?」
 と問うイグチ魔女。
「んっ、くっ…い、言わないッ…ぐっ…はぅぅッ…」
 呻く好花に対し、
「言わないとどんどん突かれるわよ?戦闘員に犯されて悔しくないの?」
 と嘲笑うイグチ魔女は、さらに、
「痛みがあるうちはまだいいけど、濡れてきたら辛いわよ?意に反してだんだん気持ちよくなっちゃうからね…♪」
「くっ…だ、誰が…!」
 と言い返す好花だが、イグチ魔女の言ったことも、あながち、ただの脅しではなかった…。
 1号の即ハメピストンに対し、たちまち防衛本能でとろとろと愛液を分泌しだす好花の膣。
 その証拠に、たちまち、

 くちゅっ…くちゅっ…♪

 と濁音混じりの音が聞こえだし、それとともに好花も、
「んっ…んっ…あっ、んんっ…」
 と声を漏らし始める。
 なおも、
「ほら、言いなさい。質問に答えるのよ」
 と促すイグチ魔女に対し、
「い、言わないって言ってるでしょ…!んんっ…あっ、あっ…あぁっ…!」
「フフフ…その強情、いつまでもつかしらねぇ?さぁ、1号!普段、私とする時ぐらい、もっと激しく突いておやりッ!」
「イーッ!」
 好花の腰を掴んで固定し、立ちバックで串刺しピストンを見舞う1号。
 さらに背後から回した手で美乳の鷲掴みを追加されると、とうとう好花の呻き声も、
「あっ、あっ…♪あぁっ…♪」
 と甘い声に変わっていった。
 そして、その変調の瞬間をしっかり見ていたイグチ魔女が、
「1号!もっともみくちゃにしてやりなさい!どうやら、この娘、少し乱暴なぐらいの手つきが好きみたいだから…♪」
「イーッ!」
 指が食い込むぐらいのガシ揉みとともになおも続く尋問ピストン。
「んっ…♪あぁっ…あぁっ…♪」
「ほら、私が言った通り、だんだん感じてきてるじゃないの。これ以上、恥をかきたくなかったら早く言いなさいよ」
「くっ…んんっ…♪な、何度言えば分かるのッ…あっ、あっ…♪わ、私は絶対に…こんな拷問になんて…んんっ♪く、屈しないッ…!はぁぁッ…♪」
「ふんっ…確かに聞こえは良いセリフだけど、それを、そんな感じながら言われてもねぇ…♪」
 クスクス笑ってくるイグチ魔女に対し、次第に言い返す余裕もなくなってきた好花。
 やがて、気付けば、
「あんっ、あんっ、あんっ…♪」
 と、1号の腰振りに合わせて声を漏らし、されるがまま…。
 そして1号のピストンがさらに速まり、美乳を握る握力が増したかと思うと、おもむろに膣から抜き取られ、それと同時に、お尻に熱い液体をかけられた好花。
 その液体の正体はなんとなく察する中、
「くっ…うぅっ…」
 と呻く好花の横で、
「ちょっと、アンタ…私とする時と同じぐらい出てるじゃないの。まさか、こんな小娘相手に本気になってたんじゃないでしょうね?」
 と、なかなかの大量射精だった1号にお説教をするイグチ魔女。
 そして、すかさず、
「じゃあ、次は…7号。アンタの出番よ」
「イーッ!」
 フィニッシュを決めた1号と交代で、次は7号と呼ばれたガーナ兵が好花の背後へ。
 同じように尻肉の割れ目にイチモツを這わせ、潤い始めた割れ目を摩擦ノック。
 その触感だけで、
(くっ…さ、さっきのより大きいッ…!)
 と身構えた好花の腰を掴み、あっさりと挿入した7号。
 さっきよりもずいぶん滑らかに、2/3ほどが一気に好花の膣に埋まり、それと同時に、
「はうぅッ…♪」
 そして間髪いれず、今度は7号からの尋問ピストン開始。
 1号と同様、背後から回した手で美乳を鷲掴みにし、さらに7号は揉みしだきながら先端の突起を指で弾くのを追加。
 たまらず、
「あぁんっ♪あぁんっ♪」
「さぁ、早く答えなさい。ご覧の通り、これだけの人数がいる。口を割らない限り、次々に犯されるだけよ」
 先ほどよりひと回り大きなイチモツで、先ほどよりさらに激しい突き上げ…。
 当初の毅然とした態度は鳴りを潜め、防戦一方に陥った末、
(くっ…ア、アカン…激しすぎる…!我慢できひんっ…イ、イクっ…あぁっ、イクっ…!)
 口にはせずとも、頭の中でハッキリとそれを叫び、そして、

 ビクンっ…!ビク…ビク…!

 かかとが浮いたように背筋を伸ばした後、小刻みな痙攣を起こした好花…。
 当然、イグチ魔女にも気付かれ、
「あらあら…もしかしてイッちゃったのかしら?強がってたわりにはあっけないわね。もしかしてイキやすい体質なのかしら?」
「くっ…」
「さぁ、休ませないと言った筈よ。7号、続けなさい!」
「イーッ!」
 威勢の良い奇声の返事とともに、

 ぐじゅっ、ぐじゅっ…♪

「…んあぁぁっ!?ま、待ってッ…あぁッ♪あぁっ♪」
 余韻を打ち切るようなカットインからの腰振り再開。
 ひと突きが重いピストンで奥へ奥へと打ち込まれ、もはや喘ぐだけの好花。
 やがて7号も、みるみるピストンが激しくなった末、勢い良く抜き取っては好花の尻肉めがけてフィニッシュ。
 さっきの1号のと混ざってドロドロにされてしまった美尻だが、また間髪いれず、
「単に大きくなっていくだけじゃないわよ?さぁ、3号!出番よ!」
「イーッ!」
 またも入れ替わり、まずはアイドリング素股から。
「あっ、あっ…♪」
「フフフ…気付いた?すごく反ってるでしょ?それが中で気持ちいいところに抉るようにして当たるのよ?楽しみねぇ…♪」
 というイグチ魔女の予告を挟んで、いざ挿入。
 入った瞬間から、
「ふぁぁぁッ♪」
 と絶叫し、手を吊られたまま、思わず仰け反った好花。
 その仰け反った身体を引き寄せるように3号の反りチンピストンが開始され、
(あっ、あっ…こ、これヤバいっ…これヤバすぎるぅッ…!)
 まるでGスポットを抉るためにあるような反り…絶対に声を抑えられないほどの快感が押し寄せ、パニック状態の好花。
 その証拠に、
「あ…あうっ…あうっ…♪」
 と、あっさりと二度目の痙攣。
 それを見て、
「ふふっ…またイッてる…♪さすがのヒナタレンジャーも、こういう責めには為す術なしね。さぁ、どんどん気をやりなさい!その堅く閉ざした口が緩むまでねッ!絶倫チンポの大群が相手よ!」
 と得意げなイグチ魔女。
 絶頂の産物として、ぎゅっと締まった膣肉を弾き飛ばすように続く無情ピストンで、次第に頭が朦朧としてくる好花。
 この後、さらにもう一回イカされたところでようやく3号が射精。
 しかし、その後も、太さが自慢の5号…カリが巨大な8号…竿が鉄のように硬い11号と、次々に好花の身体をオナホールにするガーナ兵たち。
 さらには、イチモツの形状だけにとどまらず、ウネウネとした腰遣いが自慢の6号…バイブ機能が内蔵された9号…無数のイボを兼ね備えた11号も登場。
 その頃には、もう、脳内だけにとどめておけず、
「あぁッ♪ダメぇっ…イ、イクぅッ…またイッちゃうぅぅぅッ…♪」
 と手を吊られたまま内股で絶叫する好花。
 何体ものブレンドザーメンによって、ますます汚されていく美尻…。
 そして、何回イカされたかも覚えていない中で、やっとこさ集まったガーナ兵が一周するも、その頃にはトップバッターでヤッた1号が既に精力を回復させており、何食わぬ顔で二周目に突入。
 その頃にはもう、イグチ魔女も尋問という本題を忘れ、
「さぁ、お前たちッ!二周目は中出しフィニッシュよ!コイツの身体の中を精子まみれにしてやりなさいッ!」
 と、ヒナタベースの所在なんかより、好花がボロボロにされていく様 子が見たいだけになっていた。
 やがて、両手首を吊り上げた拘束具に預ける全体重…当初の凛とした表情がすっかり消え失せ、情けないアヘ顔へと変わり果てた好花。
 そんな好花に、

「フフフ…最後にどのチンポが一番気持ちよかったかを聞くから、犯されながらちゃんと考えておきなさい…♪」

 と声をかけたイグチ魔女。
 のちに好花が何と答えたかはご想像にお任せする…。


(おわり)

■筆者メッセージ
【追記】
「通常ガーナ兵は性別という概念を失って生殖器も退化している」という設定だったのをすっかり忘れて山口陽世編で普通にガーナ兵で輪姦してしまってました。
すいません。
鰹のたたき(塩) ( 2024/03/31(日) 01:42 )