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「街行く素人さん!童貞くんのセンズリ見てください!」シリーズ
IMSZ-001 福岡・博多編 Vol.01 (Disc2)
(scene3)

 三人目。
 乗り込んできた女の子の名前は結衣さん。



 夕暮れの中洲にて、行き交う人々がみんな立ち止まって振り返るほどの美貌を纏った超絶美女を粘りに粘った難交渉で口説き落とし、苦労に見合う今日一番の大捕物。
 その美しさに拍車をかけるハーフっぽい顔立ちが魅力的だが、聞くと正確にはハーフではなく8分の1、ワンエイスだという。
「では、こちらに座っていただいて…」
 と、なぜか俺も、つい、かしこまってしまうが、それももはや必然。
 ソファーに腰かける姿だけでも雰囲気があり、カメラを向けてもモニター越しの見映えが素晴らしい。
「私は見てるだけでいいんですよね?」
 と確認する結衣に、
「はい、そうです」
 と背筋を伸ばして答える俺は、まるで大物女優を丁重に扱っているかのよう。
 そして撮影がスタート。
「それでは、男優さん、お願いします!」
 と呼び込み、現れたパンツ一丁の童貞を見て、
「ふふっ、可愛い…♪そんな感じで出てくるんだ?」
 と、クスッと笑みを見せて余裕の結衣。
 早速、センズリ鑑賞スタート。
 まずはパンツの上から手を添え、マッサージをするように擦りあげる男優。
 意外だったのは、結衣が、その美貌とは裏腹に、思いのほか企画に前のめりなこと。
 亀のように首を伸ばして、まじまじと観察しては、
「へぇ〜…そうやって触るんだぁ…♪そうしてるうちに大きくなってくるってこと?」
「は、はい…」
 結衣の美しさを前にして、俺以上に緊張している様子の童貞。
 それをいいことに、
「今は、どんなことを想像して触ってるの?」
 とか、
「人に見られながらするのって、どんな気分?」
 と、次々に問いかける結衣。
 カメラの画角の外から見守る俺も、思わず、
(けっこうSだな…)
 と感心するほど、興味津々な笑みを崩さない結衣。
 徐々に童貞のイチモツも膨張し、パンツにテントを、そして、その支柱の先端にシミを作る。
 それを見て、
「ふふっ…♪大きくなってきたね…♪」
 と、楽しげな結衣。
「よければ、結衣さんが脱がせてあげても…」
 と打診しても、
「え、私が脱がせていいの?」
 と前のめり。
 躊躇なく童貞の腰に手を伸ばし、
「はい、オープン♪」
 と、摘まんだパンツのゴムを左右に揺するようにしてずり下ろす結衣。
 飛び出したイチモツを見ても慌てる様子はなく、むしろ、
「わぁっ…♪おっきい〜…♪」
 と目を輝かせる始末。
 徐々に室内の空気が変わり、本来の「センズリを見せつける」ことから「センズリをさせられている」状態へ。
 なおも結衣は、
「ほら、もっと大きくできるんじゃないの?頑張って♪」
 と目の前でセンズリをする童貞にエールまで送り続け、これには童貞も嬉し恥ずかしで赤面しっぱなし。
 その光景を見て、
(こりゃ、ひと味違う展開になりそうだな…)
 と、考える俺。
 もちろん、事前にいかなる場合も想定してあるので、こういうイレギュラー…ひっかけた女が恥じらうどころかノリノリのS女だった場合のことも想定済み。
 そこで、
「結衣さん…もしよければ、こういったものもありますので、その童貞クンを少しいじめたりしてもいいですよ」
 と機嫌を窺うように、いくつか小道具を並べたトレイを差し出し、手渡す俺。
 受け取った結衣は、
「へぇ〜…♪おもしろそう…♪」
 と、ご満悦の様子で、その中から絵筆を選んで手に取り、
「こういうこと…?」
 と俺に聞きながら、その筆の先で童貞の乳輪をなぞる。
「うぉぉっ…♪」
 反射的に童貞の身体がピクッと震え、身を固くする姿を見て漏れる結衣の笑み。
「ねぇ、手は止めないで…?」
 と見上げて微笑するあたり、どうやら本格的にSのスイッチが入ったらしい。
 なおも乳輪や脇腹に筆責めを施し、
「ほらっ…ほらっ…どう?くすぐったい?」
 と、もはやこちらの指示無しで童貞を嬲り始める結衣。
「んっ、くっ…うぅっ…」
「んー?またさらに大きくなったんじゃない?くすぐられて興奮したの?」
「はぁ…はぁ…」
「ほら、一人でシコシコするところ、もっと見せなさい♪」
 と増長が止まらない結衣に、
「結衣さん。もしよかったら、潤滑油の代わりに唾液とか垂らしてあげても…」
 と提案すると、
「唾液…?いいよ…♪」
 と、これもノリノリで腰を上げ、モノを扱く童貞の手元に唾液を垂らす結衣。
 垂れ落ちた神聖な唾液はあっという間に肉棒の周囲にコーティングされ、ぐじゅっ、ぐじゅっ…と濁音を立て始める。
「アハハ♪ぐじゅぐじゅ、って音してるよ♪」
 と楽しげな結衣を、さらに、
「もっと“挑発”とかしてあげたら童貞クンさんも喜んで捗ると思うんで」
 と誘導。
「なるほど。挑発かぁ…じゃあ…♪」
 ふいに童貞に迫り、着ている服の胸元を引っ張って谷間を見せつける結衣。
「ほら、おっぱい…♪どう?見えた?」
「うぉぉっ…!す、すげぇッ…♪」
 色白の透き通るような素肌とブラに包まれた乳肉を見せられ、声を上げて興奮する童貞。
 興奮すれば、当然、竿を扱く速度も速まる。
 極めつけは、肩を抱くように真横に張りつき、谷間を見せつけながら乳首を筆責め。
「ほら、もっと手を動かして♪私のおっぱい見ながらシコシコしなよ♪」
「ひ、ひぃぃっ…♪」
 絶世の美貌といっても過言ではない博多美人のセクシー痴女にまとわりつかれ、情けない声を上げながらセンズリを続ける童貞。
 終始、楽しげな結衣だが、ユーザー目線としては、そろそろここらで結衣の素肌が拝みたい頃だろう。
 童貞は既に腑抜けていて、カンペを出しても指示を汲み取れそうにない。
 仕方なく画面脇からの直談判で、
「どうですかね…?おっぱいを見せて頂くなんてのは…」
 と、お伺いを立てると、結衣は、
「えー、私も脱ぐの?そこまでは聞いてないんだけど…」
「そこを何とか…」
「うーん…どうしよっかなぁ…♪」
 結衣は、隣の童貞に目をやり、
「ねぇ。私のおっぱい、生で見たい?」
 と耳元で小悪魔な囁き。
「み、見たい…!見たいですっ!」
 と勢い込む童貞に対し、
「じゃあ、ちゃんとお願いして?私に♪」
 と、女王様モード突入。
 しかも、
「ゆ、結衣さんのおっぱいを…」
 と童貞がセリフを言いかけたところで、
「ストップ!手を止めちゃダメ。ちゃんとシコシコしながら言って?」
 と、やり直しを命じる始末。
 酔っているならまだしも、シラフでこれは、かなりの真性Sだ。
 その後も、
「ゆ、結衣さんの…」
「遅いよ。もっと早く動かして」
「お、おっぱいを…」
「何で前屈みになんの?ちゃんと立って言ってよ」
「ぼ、僕に…み、見せてくださいっ…!」
「へぇ〜…そんなに見たいんだぁ?おっぱい見せてください、なんて路上で言ったら通報案件だよ?恥ずかしくないの?」
 とノリノリの結衣だが、言わせた手前、
「仕方ないなぁ…♪」
 と服を脱ぎ去り、ブラ姿に。
 生傷ひとつない真っ白な肌に、俺も思わず見とれてしまう。
 背中に手を回し、ブラのホックを摘まんで、
「ほら、見たかったんでしょ?見せてあげるからよく見て…♪」
 と視線を集める結衣。
 股間だけでなく目までギンギンになる童貞。
 そして待望の、パチッ…という音とともに、ふわっと浮いてずり落ちるブラ。
 現れたのは餅のような美乳と色素の薄い桃色乳首。
「うおぉぉっ…♪」
「アハハ♪すごい!手が速くなった!」
 と笑顔の結衣は、
「ほら、お手伝いしてあげる♪」
 と、筆を置いて次は指で童貞の乳首をなぞって掩護射撃。
 その指示いらずの好判断に、俺も思わず、
「いやぁ、いいですねぇ♪よく分かってらっしゃる!」
 と絶賛。
「その指先にも唾液とかつけていただけるともっといい!」
 と言えば、心得たとばかりにセクシーに指先を舐めて、再度、唾液付きの指で乳首責め。
「がぁぁっ…!」
「ほら、こっちも♪」
 と左右同時に乳首をコリコリ転がしていじめる結衣。
 たまらず、
「ヤ、ヤバいッス…!出そうですっ…」
「えー?もう出ちゃうのぉ?まだ早いよぉ、我慢して♪」
 と追い込むだけ追い込んで射精管理。
 そのくせ、
「でも手は止めちゃダメ…♪」
 と命じる鬼畜モード。
 極めつけは、乳首を手放したのも束の間、スラリと長い美脚を持ち上げ、つま先で童貞の睾丸、竿をつぅ〜っとなぞる。
「あっ、あっ、ダ、ダメですっ!うぉぉっ…!」
「ダメダメ。我慢、我慢♪」
 と言いつつ続ける脚責め。
「む、無理ですっ!出ますっ!出ちゃいますぅっ!」
 と絶叫する童貞に、
「出すってどこに出すつもり?まさか私にかけるつもり?かけたら怒るよ?」
 と意地悪に微笑む結衣は、おもむろに、先ほどまで使っていた絵筆を足元に置き、
「…はい、ノルマを作ってあげたよ♪出すならちゃんとここまで飛ばしてね♪」
 と指示。
 作られたラインは童貞の足元1メートル。
「越えなかったら、もう一回やってもらうからね♪」
 と忠告をして、なおも乳首いじりと脚責めでフィニッシュに追い込む結衣。
 たまらず、
「うぉぉっ…で、出るっ!出るぅっ!」
 と絶叫する童貞。
 それとともに、

 ビュッ…!ビュッ…!

 と飛び散るように噴出した白濁汁。
 弾道ミサイルのような勢いのある射精で、結衣の言いつけ通り、しっかりラインも越えた。
 その様を、
「アハハ!出た出た♪すごいねぇ、めっちゃ出た!しかも、一発クリアじゃん♪」
 と好奇の眼をしながら満喫する結衣。
 そのまま最後の一滴まで搾り出すのを見届けたところでアルバイト終了。
 カメラを止め、約束の謝礼金を渡して帰るのを見送る際に、つい、
「いやぁ、たまんなかったなぁ。すごいSじゃん」
 と声をかけた俺。
「ベッドの上でもこんな感じ?」
 と聞くと、結衣は首を振り、
「ううん。ベッドの上ではMなの、私…♪」
 と答えて、そのまま手を振り、車を降りていった。
 その去り際の一言で、また興奮を誘われたのは言うまでもない。
 

 ……

(scene4)

 四人目。
 乗り込んできた女の子の名前は阿紀ちゃん。

 

 福岡を本拠地とするサッカーチーム「アビスパ福岡」の試合が行われていたスタジアム、ベスト電器スタジアムにて、試合後、続々と吐き出されてくる人波の中で目をつけて声をかけたアビスパの熱狂的ファンの女の子。
 どこが熱狂的かというと、それはもう応援ユニフォームを着ているのだから間違いないだろう。
 笑顔が明るい天真爛漫な娘で、しかも贔屓のアビスパが快勝した試合の直後ということもあって、ナンパした時からテンション高め。
 車に乗り込むなり、
「わぁっ、すごい!これ!」
 と、一面ミラー張りの室内を見渡し、
「え、これって外から見えてないんですか?見えてたら超恥ずかしいんですけど!」
 と、マジックミラー号が登場するビデオに必ず一人はいるド定番のリアクションを取ってくれるのも様式美としてはありがたい。
 さらに、導入のインタビューシーンで、
「男の人が一人でしてるところは見たことある?」
 と聞いても、
「ないない!ないですよ、そんなの。逆に見る機会なんてあります?」
 と流暢に切り返すほど喋りも達者なので話が早い。
 雑談もほどほどに、童貞が登場。
 パンツ一丁で颯爽と現れたその姿に、思わず、
「ぶっ…!」
 と吹き出す阿紀ちゃん。
「どうですか、彼。年齢イコール彼女いない歴の童貞なんですよ」
 と紹介すると、
「へぇ〜…とりあえず、もう少しゴハンは食べた方がいいかな…」
 と、童貞のガリガリの体型をイジって笑いを誘う一幕も。
 俗にいう陽キャ女子で友達にいたらきっと楽しいタイプだろうが、俺の目当ては彼女の社交性ではなく、こんな娘が発情した時に見せるオンナの一面…。
 これだけ騒がしい反面、きっと良い意味でギャップが生まれると期待する。
「では、始めてもらうね」
 と言って、童貞に合図。
 阿紀ちゃんの目の前で仁王立ちになり、まずはパンツの上から股間を揉みほぐす童貞。
 それを、
「ふふっ…ヤバっ、笑っちゃう…」
 と、口に手を当て、クスクス笑いながら眺める阿紀ちゃんだったが、徐々にパンツの膨らみが浮き彫りになってくるにつれ、笑顔が消え、だんだん真剣な眼差しの観察モードに。
 その表情からは興味と好奇心が窺える。
 さらに没頭してもらうため、
「じゃあ、そろそろパンツを脱いでもらおうかな」
「━━━」
 指示を受けてパンツを下ろす童貞。
 露わになった想像以上のサイズのイチモツにすっかり目を奪われる阿紀ちゃん。
 それを握り締め、自らシコシコと扱く様を見て、思わず、
「…すごい…」
 と漏らすほど興味津々。
 童貞も、阿紀ちゃんにすり寄るように近寄ったり、立つ向きを変えたりして執拗に見せつけ、やがて男根の先端に先走り汁がとろとろと溢れてくる頃には、阿紀ちゃんの息遣いもすっかり荒くなってきた。
 いつの間にか内股…膝の上にあった手も、太ももの上を行ったり来たりで落ち着かない。
 それが見えていながら、わざとらしく、
「阿紀ちゃん、どうかした?何だか息が荒いけど?」
 と聞く俺。
 明るかった笑顔は鳴りを潜め、恥ずかしそうにしながら、
「え…何か…ずっと見てたら…ねぇ?」
「いや、ねぇ?って言われても…どういうこと?」
 と、あえて突き放すと、阿紀ちゃんは頬を赤らめて、
「何か、ちょっと…興奮するというか、何というか…」
 と、先ほどまでの流暢な喋りが、モゴモゴした口調に一変。
 やがて、太ももの上を右往左往していた手が行き着いた定住の地…股ぐら。
 ホットパンツを這って脚と脚の間に滑り落ちていく指先。
 その指の関節がクネクネ動いたのと同時に、
「んっ…んんっ…」
 と、阿紀ちゃんの口から甘い吐息が漏れる。
 それを、あえて何も言わず、黙ってカメラに収める俺。
 触発されて始めた自慰行為は止まるところを知らない。
 次第に気も大きくなって、ソファーの上に脚を上げ、頼みもしていないM字開脚を披露。
 その状態で股ぐらをカリカリ掻きむしるようにいじり、
「あっ♪あっ♪」
 と、可愛らしい声を上げる阿紀ちゃん。
 そのまま、やめろと言ってもやめなくなるぐらいまで泳がせた後で、ようやく、
「阿紀ちゃん…生のオチンチン見てたら興奮しちゃった?」
「う、うん…んんっ、あぁっ…♪」
「いいよ、続けて」
 その一言でさらに指遣いが加速し、それだけでは飽き足らずにシャツの上から胸までまさぐり始める阿紀ちゃん。
 その光景をオカズに、負けじと童貞も竿を扱きあげ、お互い熱を帯びるオナニー合戦。
 その中で徐々に阿紀ちゃんの顔が物欲しげな表情に変わっていくのを見逃さない。
 その悩ましい表情から真意を汲み取り、それを単刀直入、佐々木朗希ばりの直球で、
「阿紀ちゃん…もしかしてエッチしたくなってきたんじゃない?」
「…う、うん…」
 正解というように、白い頬を真っ赤にして小さく頷く阿紀ちゃん。
 やはり思った通り、じわじわと曝け出されたオンナの顔にはキュンとくるものがあって可愛らしい。
(よし、よし…)
 と望み通りの展開に内心ガッツポーズをしながら、その阿紀ちゃんの眼前でなおも一心不乱にモノを扱く童貞に、
「阿紀ちゃんがエッチしたくなってきたんだってよ」
「え…で、でも…僕、経験ないんで…」
「あ、そっかぁ…そうだよな、童貞だもんな…」
 と、歯の浮くような白々しい建前だけのやり取りを交わし、
「どうしよう、阿紀ちゃん。彼、童貞だから、やり方が分からないってさ」
 と言うと、なんと阿紀ちゃんが、突然、童貞の手を掴み、ソファーに引き寄せた。
「わっ…!」
 よろけて阿紀ちゃんに覆い被さる童貞。
 その細い身体をカニ挟みで捕獲し、下から強引にキスを仕掛ける阿紀ちゃん。
「んぷっ…!」
 これが童貞の人生初のキス。
 勝手が分からないのをフォローするようにネチョネチョと積極的に舌を絡める阿紀ちゃん。
 天真爛漫が一変、意外に積極的な性格が垣間見える。
 その証拠に、キスを終えると、しがみつくように童貞に抱きつき、耳元で、
「ねぇ。おっぱい触って…」
 と、おねだり。
 言われるがまま、センズリしていた手を止め、密着する阿紀ちゃんの胸の膨らみをシャツの上から揉みしだく童貞。
「んんっ、あぁっ…あぁっ…♪」
 悶える阿紀ちゃんの表情をズームでしっかりカメラに収めながら、
「おい。どうだ?初めて女性の胸を触った感触は?」
 と野次馬のように聞いてやると、
「や、柔らかいッス…!ずっと触ってたいです…!」
 と興奮気味に感想を漏らす。
 すっかりスイッチが入ってしまった阿紀ちゃんは、さらに、
「服の上からじゃ物足りないよ…直接っ♪」
 と、再び童貞の手を掴み、その手をそのままアビスパのユニフォーム、その下のTシャツの裾から中へイン。
 自らブラも捲り上げ、飛び出した胸の上で童貞の手を放す阿紀ちゃん。
 自由になった途端、手の平に収まった膨らみはぷにぷにしていて弾力がある。
 決して大きくはないが、それでも童貞の興奮材料には充分。
 むにゅっ、むにゅっ…と掴んで揉むたびに、
「あんっ…♪あんっ…♪」
 と声を上げ、
「そう、上手…気持ちいいっ…もっとぉ…♪」
 と童貞をさらに促す阿紀ちゃん。
 主導権は完全に阿紀ちゃんにあるが、そんな彼女の振る舞いは肉欲に飢えた痴女というより、モテない幼馴染をリードする同級生という感じで、これはこれでいい光景。
 すっかり火がついた阿紀ちゃんは、自らアビスパのユニフォームとTシャツを脱ぎ去り、ズレたブラもホックを外して足元に脱ぎ捨てた。
 色白の少しムチッとした上半身が妙にそそる。
「つ、次はどうすれば…」
 と困惑する童貞に、
「おっぱい揉みながら乳首ペロペロして…♪」
 とリクエストし、その通りにしてもらうと、
「んあぁぁっ♪き、気持ちいいぃっ♪」
 と絶叫する阿紀ちゃん。
 お返しとばかりに、先ほどから太ももに当たっていた童貞のイチモツを掴み、シコシコと代わりに扱き始める。
「おふっ…♪はうぅッ…♪」
 と、阿紀ちゃんの固くなった突起を口に含みながら吐息を漏らす童貞。
 いい感じに肉のついた腕で繰り出す一定のリズムでの手コキ、そして窮屈に身を屈めてのフェラ。
 ペロペロと亀頭を舐めあげ、口に含んで頬をすぼめて吸う。
「んっ、くっ…あぁっ、うぅっ…」
 肉厚の唇の締まりと、力強い握り拳の上下運動に悶絶する童貞。
 思わず仰け反って顔を上げたところに監督の俺が掲げるカンペ。

<まんこもせめろ!>

 急いで書き殴ったので全て平仮名だが、指示としては伝わった様子で、モゾモゾと動かした左手をフェラに励む阿紀ちゃんの股ぐらに移す童貞。
 普段のエロ動画の見様見真似でホットパンツの上からズリズリ擦ると、
「んほぉっ♪はふぅっ♪んんっ、あぁっ…♪」
 と、フェラを中断、肉棒を吐き出して感じる阿紀ちゃん。
 相互オナニーから相互愛撫に移行し、高め合う二人。
 阿紀ちゃんのフェラが激しくなれば童貞も負けじとホットパンツとパンティの中に指を突っ込み、直にマンズリ。
 初めて触れる茂みの密度、女性器の湿り。
 最も熱い部分を指先で抉れば、そこには穴があり、そのまま指を難なく呑み込む。
「あぁっ、そ、そこぉっ…んんっ♪」
 と阿紀ちゃんの声が上ずったことで、その穴こそが世に言う「マンコ」だと理解した。
 終始ドキドキした表情で指を動かしているところに、
「おい。阿紀ちゃんが何か言いたそうにしてるぞ。耳を傾けてやれ」
 と、俺からの指示。
 言われるがまま、手の動きを止め、阿紀ちゃんに耳を向ける童貞。
 その耳元で阿紀ちゃんが囁いた一言は、もちろん、
「ねぇ…もう挿れよ…?阿紀、もう我慢できない…お願い、オチンチン挿れて…?」
 という結合の誘いだ。
 とはいえ彼は童貞、まだ肝心の挿入の仕方が分からない。
 困り顔をしていると、察した阿紀ちゃんが身体を起こし、
「最初は阿紀が上に乗って動くから…横になって?」
 と、優しくフォロー。
 言われた通り、ソファーに横になる童貞。
 唾液とカウパーまみれのイチモツが天井を向く。
 そこに、一度、立ち上がり、ホットパンツとパンティを下ろして全裸を晒した阿紀ちゃんが跨がる。
 当初のクスクス笑っていた面影はなく、うっとりとした妖艶な顔つき。
 そのまま、ゆっくり腰を下げてきて、ネチョネチョした割れ目に亀頭が当たると二人して、
「あぁんっ♪」
「おぉっ…♪」
 と声を上げる。
 阿紀ちゃんは息を整えると、童貞の顔を見つめ、
「初めてエッチする相手…阿紀でいい…?」
「は、はい…お願いします…」
「じゃあ、行くね…?んっ…んんっ、あぁっ…♪」
 意を決して腰を下ろし、触れていた肉棒をゆっくり体内に呑み込んで声を上げる阿紀ちゃん。
 同時に童貞も、
「うぁぁっ…♪」
 と、肉棒にまとわりつく生温かい膣肉の締めつけに感嘆とした声を上げる。
 そして、今、この瞬間…彼は“童貞”から“経験人数1人のAV男優”へと変わったのだ。
 初体験が発情した天真爛漫な娘からの騎乗位…しかもゴム無しの生ハメと、それだけでも羨ましいかぎりなのに、さらに、
「動くよ…?」
 と言って、自ら腰をバウンドさせる阿紀ちゃん。
 その腰が打ち下ろされるたび、
「あんっ♪あんっ♪」
 と可愛らしい嬌声が車内に響き、同時に彼の口からも、
「うっ…うっ…!」
 と、お腹に力を込めるような声が漏れる。
 こうしてしばらく阿紀ちゃんリードの騎乗位を楽しんだ後、
「ねぇ、だいたい分かった?自分で動ける?」
「は、はい…やってみます…」
 ゴソゴソと体位を変え、バックへ移行。
 阿紀ちゃんの意外に大きなお尻を鷲掴みにして、竿が抜けないギリギリを意識して腰を前後に振る。
「んっ、んっ…あぁっ!そう、上手…あっ、あっ…♪」
 一面ミラーの窓に気持ちよくてしわくちゃの顔を向け、甲高い声で鳴く阿紀ちゃん。
 再度カンペで、

<後ろから手を回して胸を揉め>

 と指示を出せば、その指示通りに阿紀ちゃんの胸を掴み、
「んひゃぁっ♪」
 と、驚きと快楽が合わさった一段と可愛い声を引き出す。
 次第に少しコツを掴んできたバックでのピストン。
 やがて、
「あっ、あっ、イ、イキそう…イクかも…!あぁっ、ダ、ダメっ、イ、イッちゃうっ!んあぁっ…♪」
 起き上がってくるように背中を仰け反らせ、恍惚の表情とともに繋がったままピクピク痙攣する阿紀ちゃん。
 グッと握る足の指、打ち震えるムチムチの太ももと二の腕、汗だくの腋の下…。
 ゆで卵のようなキレイなおでこも汗にまみれ、照明を反射する。
「んっ…!んっ…!」
 止まらない痙攣…久々のセックスなのか、絶頂の余韻が長い阿紀ちゃん。
 そんな状態にもかかわらず、そのまま後ろ手に彼の胸板を叩き、
「ねぇ…まだイッてないでしょ…? まだできるよね…♪」
 とピストンの再稼働を促し、
「じゃあ、次、正常位ね…♪」
 と、また体位を変える。
 絨毯張りの床に寝転がり、裏返ったカエルのように大胆に脚を広げる阿紀ちゃん。
 天井からまともに照明を浴びることで、改めて阿紀ちゃんの色白で肉付きの良い肉体…地味に相当エロい裸が際立つ。



 そこに、パンっ、パンっ…!と音を立てて打ちつける腰。
 それに合わせて上がる阿紀ちゃんの嬌声。
「あぁっ、は、激しいっ!そんなに激しくしたら、ま、またイッちゃうぅっ…!」
 きゅぅぅっ…と締まる膣肉が、精液を搾り取ろうと竿に絡みつく。
 その感触…コソコソ使っていた安物オナホールとは比べ物にならない。
 たまらず、
「うぅっ…ヤ、ヤバいッス…!」
 と射精寸前のような声を上げるものだから、俺も慌ててカンペに、

<中はやめろ>

 と書き殴って掲げる。
 今作のテーマはあくまでもセンズリ鑑賞、なし崩しといえども無許可中出しの責任までは取れない。
 それが見えたか見えないかのところで二人して、
「あぁぁっ、で、出るっ!出るぅっ!」
「んひゃぁっ、イ、イクぅぅっ…♪」
 と声を上げて、ほぼ同時に絶頂。
 間一髪、引っこ抜いたイチモツから放たれた童貞喪失一発目の精液は、ものすごい量と勢いで阿紀ちゃんの真っ白いお腹に次々に命中。
 見事に射抜かれた阿紀ちゃんも、そのお腹をペコペコと波打たせて息を乱し、二度目のオーガズムに恍惚の表情を浮かべて横たわる。
 気付けばムッとした熱気と発情したオス、メスのニオイが立ち込める車内。
 最後は、ぐったりする阿紀ちゃんの顔をアップで捉え、
「最後までヤッちゃったね…」
「はぁ…はぁ…ヤッちゃった…やだ、待って…超ハズい、超ハズいっ…!」
 だんだん興奮が冷め、我に返るにつれて顔を赤らめる阿紀ちゃん。
 そんな恥じらいの表情になおもカメラを向け続け、
「じゃあ、最後、どうやって締めようか…カメラ目線で『アビスパ最高!』でいい?」
「やだ、何それー!無理!ホント無理!」
 手で顔を覆ってカメラから逃げ回る阿紀ちゃんだが、構わずに脱ぎ捨てられたユニフォームを返してやって、
「アビスパっ…」
 と言うと、なんだかんだ顔を隠したままでも、
「最高ぉー…!」
 とユニフォームとともに小さく拳も突き上げてくれた。
 このノリの良さに改めて感謝しながら、今作の撮影は、計4シーン、全て終了。
 最後に予想外の筆下ろしセックスまで撮れたのだから大成功といっていいだろう。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2022/05/05(木) 00:03 )